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mitsuryouku
2人のヤンデレが受けを計画的に手に入れる物語です。
攻めたちは受けに自分たちを好きだと思うように、暗示をかけていきます。やり方は、監禁したりしていてまさにヤンデレという感じなのですが、受けへの態度が甘い感じなので、状況と攻めたちの態度にギャップがあり、その二つのギャップがから受けのことが大好きなんだなということが伝わってきて良かったです。
また、最初は嫌がっていた受けがだんだんと暗示にかかっていく様子も受けには申し訳ないですが、この作品の面白いところかなと思いました。
完全に暗示にかかった受けですが、あえて攻めたちはその暗示を解きます。そこからの展開もどきどきして面白かったです!
受けを捕食する腹黒攻め×2の話だけど、暴力的ではなく基本的に溺愛です。
割とひどいことをしているはずなのに、空気は甘い。
なので、あまあまいちゃいちゃ系のレーベルよりは刺激はありますが、痛い展開を求めていると肩すかしを食らうと思います。私は萌えました。
あと、同級生の雰囲気を求めている人にも合わないと思います。
私は年下の可愛い受けも好きなので楽しめました。
ただ、この作戦だと(錯覚して)好きになるよりも先に鬱になりそうだよなあ…と思ってしまったところに若干に引っかかりを覚えたので「萌え」評価です。
亜門と玖音はキスはするけどどちらかが受けに回ることはないんだとか。
挿入はなくても攻め×攻めの絡みがもっとあったら萌えたかも。
広海の取り合いでお互いに殺し合おうとする二人ですけどね。
そこら辺、もっと猟奇的だったらなと思いました。
薬で眠らせて拉致監禁、暗示までかけたんだからやるなら徹底的に。
広海が選べないどっちも好きだと言ってハッピーエンド。
みんな19歳で未成年なんだよね。
亜門と玖音は性格からして老けてます。
同い年だってわかってても、再会したあとからは二人が広海より歳上だと思っていた感がある。
またやっちまった…orz
ネットでポチポチ大量購入していて、来たものが2冊…。
同じものを2冊。
そういうのに限って、「2冊買ってよかった」じゃないから困る。
思い出の兄弟二人(しかも中途半端なセレブ)に会って
3Pという王道路線ですか。。。まぁ、それはいい。
それにしても、花丸もやるなぁw
オレのように、3P/複数なら問答無用で買う層がいる!
と見越してのことなのか、
それとも、フツーの人には見抜けないポテンシャルがあったのか?
ネット発表レベルでも、ここまで読みづらさ全開なのもないかもしれない。
てっきり新人作家なのかと思ったら、2009年デビューだから
もはや新人ともいえないレベル。それでこの筆力のなさってなんなんだろう。
ここ数年で3P・複数ジャンルの技術的レベルアップがかなり進んだとは思いますが、
その中にあって、新鮮さすら覚える。
うーん…もともとのコンセプトもよくわからないんだが、
とにかく時間軸がどこに飛ぶのかわからない。
余計なアイテムが多すぎて、ストーリーの流れを遮っている。
そうですねぇ、視点をとりあえず固定した上で
3分の1ぐらいに削ればいけるかも。
内容的にはヤンレデな従兄弟同士が天然やんちゃな受けになる広海に執着し
広海の全てを手に入れる為に綿密な計画の元に広海を生きたまま標本にし、
最後まで本人は標本にされた事など気がつかない囚われの蝶になっている話かと。
15の頃に生まれ育った田舎の近くにある高級別荘地に滞在していた二人を見かけ
その美貌や存在感、相反する昏さを眼に宿しているような二人に引きつけられる広海。
まるで初めて興味深い生き物に出会ったみたいに広海は二人といる事に
楽しさを覚えていくのですが、二人にとっても広海は稀有な存在になります。
この従兄弟同士の二人は、どこか感情が初めから欠如しているくらい歪んで見えます。
生まれた生い立ちや環境がそうさせたのか、はたまた持って生まれた性格なのか
他人に興味も感情も抱かないような二人が初めて心動かされ欲したのが広海。
しかし、蝶は自然の中で生き生きとしていた方が良いからと一旦は二人で広海を
解き放つことを決めるが、解き放たれた広海は突然消えた二人の事を忘れる事が出来ず
高校を卒業後上京し、二人を探し出してしまう。
自分から危険な籠に入り込む天然な広海です。
偶然の再開に一旦は手放した相手が現れた事で二人は完全な形で広海を
手に入れる計画を実行するのですが、それが拉致監禁しながら快楽で縛り付ける事。
流れ的にはヤンデレでまともでない二人に凌辱されるような痛い展開なのですが、
痛みも病んでる感じも左程感じさせない不思議感、広海のやんちゃ天然ぶりなのか
はたまた、3人とも19才と言う年齢の為なのか、シリアスな内容なのに
シリアスになりきれていないと言うか、甘いと言うか、ヤンデレ二人組の狂気が
もっと感じられる内容なら深みが増したのではと思う所です。
従兄弟同士の攻め2人と、彼等に執着された受けの3Pモノ。
3人の絡みである3Pがみどころではなく、この話は”サイコパシック・ロマンス”と書かれているように、受けが落とされるという攻め達の心理作戦にありそうだ。
そして、訪れる結末も当人の意思であるとはいえ最後の最後まで二人に嵌められて、その選択を無意識にしてしまったのでは?とも・・・
ただ、その心理作戦と心の変遷がほの暗く興味は引かれはするのですが、この攻めになる従兄弟の設定がどうにも腑に落ちない。
受けにこだわる理由が語られてはいるのだが、そこには本当の真実も入ってはいるのだろうが、そこまで受けに執着を覚えるのは何故?
そこのところを考えちゃうと、ミステリアスに進む進行に浸りきれなくて、うさん臭く感じてしまう。
それでこの評価です。
ひょっとすると、攻め達の浮世離れした歪んだ性格設定キャラと受けの子供っぽいキャラクターが何となく好きでないからかもしれないです。
歪んだキャラは嫌いではないのですが、15歳でコレって・・・
田舎に暮らす広海は中学3年の夏休み、別荘に訪れている美形の玖音と亜門という従兄弟同士の二人(同じ歳)に出会うが、広海に消えない思い出を残し二人は突然いなくなる。
4年後、彼等が西新宿にいるという言葉を頼りに上京した広海は先輩のツテでライブハウスのバイトしながら掛け持ちでピザ屋の配達をしているのだが、注文先で玖音と亜門に再会するのです。
それから彼等は親交を再会させるのですが、ある日突然広海は彼等に拉致され、亜門の家の別荘に監禁される。
そこで、二人に体を開かれ散々愛されるのだが、いつの間にか広海は二人を好きと思い、二人がいないと不安を覚えるように・・・
15歳の出会い、それで彼等は広海をすでに欲しいと思ったと、ほんとうは10年経ったらということだったが、広海が先に彼等を見つけて飛び込んで来たのだと。
その広海に執着した理由が、あれこれ語られますが、
玖音も亜門も自分たちは壊れているとか冷酷だとか、自分でヒトの心を持たないケダモノだとか、ワケアリの出生の理由などを、広海に語る事で彼等が歪んでいるという理由を見せているようですが、そういう理由を付けてしまったのがいらなかったよな~とか思います。
何か過去の彼等の衝撃的なエピソードでも付けておいてくれたら、それで納得できたような気がします。
ストックホルム症候群を発症するような環境をつくる。
暗示をかける環境をつくる。
最後は、広海を巡って玖音と亜門がケンカをしたりしますが、それすらも、ひょっとして?と思えなくもないです。
最後の最後まで見事な刷り込みであったとは思いますが~
シリアスに展開しているだけに、なんだろうな~年齢が19歳とかっていうのが、、変に甘いのが、、中途半端な設定の見せ方が、このシリアスさを少し間抜けにしてしまっているような・・・
ごめんなさい!