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hanadama ningyo
本当に萌え要素満載でした。
昔から人魚姫が一番好きな童謡だったので、まさかBLで人魚ものが読めるとは……
異種姦あるかなぁ、BLだし絵面的にちょっと難しいかなぁ…などと思いながら読んでまあびっくり。バッチリありました。
そして、弟の八尋くんの生殖器は人間の姿の時から人の物と形状が違う…!なんとなく説明のあの感じからイルカやシャチとかの生殖器にちかいのかな?と思いました。
異種姦やそういった人と違うものを持つというあからさまな描写がが苦手な方は注意が必要かもです。
お話は先の方々がとても魅力的なあらすじを描いて下さっているので省略。
物語の世界観や、兄弟でありながら恋を自覚して行く過程や、心を通じ合わせてから、そして人魚である八尋が捕まってしまってから、どの場面もとっても魅力的で、読んでいて物語にグイグイ引き込まれました。
何度も読み返したくなるお話でした。
先日ちるちるさんのBLニュースでお見掛けして、面白そうだなと思って購入してみました。沙野作品で、登場人物が人魚という人外モノ。そして花丸文庫Black。という事で、ある程度予想はしていましたが、やはり重く、シリアスな雰囲気満載の作品でした。
早くに両親を亡くし、二人だけで生きてきた正梧と八尋の兄弟。
正梧は何をおいても弟を大切にする、誠実な人物。
弟の八尋もそんな何が大好きで負担になりたくないと奮闘する健気ちゃん。
もう、この設定だけでツボにはまりまくる作品でした。
兄弟ものってよくありますが、この作品はどちらもはじめから兄弟に対して恋愛感情は抱いていない。というか、自覚していない。
なので「兄弟」という点での葛藤が大きいのもとてもよかった。
人外ものもよくあれど、セックスの時の描写がこんなにはっきり書かれている作品も珍しいと思う。さすが沙野さんというべきか、文章を読むだけで情景が目に浮かぶよう。ゆえに何かいけないものを見てしまったような背徳感を感じたりしました。
終盤、人魚たちに対する非道な行為も描かれています。ゆえに好みがはっきり分かれる作品なんじゃないかなと思うのですが、これだけ踏み込んだ描写を描かれる沙野さんのチャレンジ精神に感服しました。基本的に全体を通して正梧と八尋の、お互いに対する愛情に満ち溢れているのでシリアスなシーンも読み切れました。
最後のイチの元に現れるシーンが印象的。二人の「現在」を上手に表現されていると思いました。
二人の間に流れる愛情、二人の両親の切ない過去の恋、人魚を取り巻く残酷な現在。
「甘い」と「痛い」のバランスが非常に良い、ツボに入る作品でした。
少し古い時代、伝説を絡めた島での出来事、兄弟の禁忌に人外と、それらのバランスがとてもよく、ぐいぐいと物語に引き込まれます。
なんといっても、ラストの終わり方!心憎いではありませんか。
唯一の家族であり兄弟である身体の弱い弟・八尋と、彼の為に教師を諦め宝石商で奉公している兄・正梧。
天然真珠の産地であり、彼等兄弟の母親の地元である常月島で花珠の真珠が採れなくなってきている。
それを調べる為に常月島へ渡る兄を、不調の身体を押して追いかけてくる弟。
亡くなった母親から言われていた、八尋を海に近づけてはいけないという言葉の為に八尋が付いてきた事に兄は困惑するが、海辺で八尋が走れるほどに体調がよくなっていることを知り、二人して常月島へ行くのです。
そこに待ったいたのは、真珠の元締めであり兄弟の親類に当たる芳朗。
彼等の母親に昔執着していたらしい芳朗が八尋に向ける怪しげな目が気になりながらも、島で過ごすうちに、八尋は兄への欲情を覚え、そして島の秘密を、自分の秘密を知ることとなる。
常月島が天然真珠の産地である理由。
それが八尋の出生の秘密と深い関係があるのです!
人魚の泪は真珠、人魚の肉を食らうと不老不死
そういった言い伝えが上手く使用されて、切なさもありながらファンタジーの源になっているのです!
それが、素敵なラストシーンの演出にも繋がっていて素敵だな~と思えたゆえん。
兄弟の絆と結び付きについては、すでにその互いを思いやり情を寄せ合っている部分が最初からちらほらしており、物語の進行と共にそれははっきりと形づけられていくので安心な部分なのです。
注目なのは、交わり方です♪
ペニスの形・・・自分的には猫とか爬虫類のチ○コを連想してしまいました・・・タケノコ?
人魚が登場するのですが、さて、人魚の生殖器は一体どこに?という部分。
文章で想像できるのです☆
ちょっとドキドキしちゃいますv
ともするとおどろおどろしい展開になってしまいそうになるところに、明るさを演出するのが八尋と友達になった子供たちです。
とてもほほえましいのですよ♪
病弱でもう長くはないのではないかと思われるほど弱っていた八尋が、海のある土地に来てぐんぐんと元気になって、
兄への健気で一途な想いは変わることがないものの、
彼が自力で行動し、自分で何とかしようと動く、伏せっていて家事をするだけさえもやっとだった彼が強い青年になっていく様子も見ることができました。
様々な要素が、それぞれに楽しめる。
とてもよいお話でした。
これは前情報一切なしで読んだほうが絶対面白いですね!
詳しいあらすじは他の皆様方が書いて下さっているので、
私は感想のみ端的に述べたいと思います☆
人魚の、人間と異なる生態の描写がとても巧みで想像力を掻き立てられました。
安部公房「人魚伝」や高橋留美子「人魚の森」を彷彿とさせるような
異種生物特有の不気味さ、野性味を感じます。哀しくて美しいけどややグロイ。
そして、人魚の生殖器や排泄のための穴はどうなっているのか?という点。
人魚が出てくる作品を読むたびに気になっていたのですが(私だけ?)
まあ下半身は魚だから人間と交わるのは無理だと思っていたのですが
人間×人魚をまともに書いた作品を読むのはこれが初めてです!
小さな割れ目からタケノコが覗き、さらにその下に排泄のための穴が…
とても狭くて奥まったところにあり、ちょっと怖いけど入れずにはいられない。
そんな蠱惑的な魅力があるんだろうなぁ。
これはぜひぜひ本書を読んで体感して頂きたいです!w
ストーリーとしては、
ガチ兄弟モノだけど兄弟愛がベースにあるせいか、
やることやっててもどこかプラトニックな空気。
設定も特殊なためか、濡れ場もなんだか神秘的です。
身体の弱い弟が、暗い寝床で「おにぃ」を想う下りは
純粋であるがゆえの凄みがありゾクゾクします。
弟が肺・脚の痛みとともに性に目覚めていき、兄が弟に欲情していく過程には時代特有のねっとりした情感があり、とても惹きつけられました。
後半の搾取される人魚の痛ましい描写は沙野風先生の本領発揮?
ハッピーエンドだけど、一緒に生きるため世の理から外れた二人の今後も気になるラストに余韻が残ります。和風幻想ホラーのような素敵な作品でした。
なんとも暗く怪しく、Blackにふさわしい内容です。
時は大正時代で和風ファンタジー&ホラーなお話でした。
グロい描写もあるので苦手な人はご注意を。
※以下、ネタバレを含むので閲覧注意でお願いします。
人魚好きなもんでまたもや人魚に釣られて手にとってしまいましたが…
この作品は「異種姦+兄弟もの」とゲテモノちっくですが、ちゃんと読ませる内容としての手順を踏んでいて好きでした。
作者さんの「人魚ものが書きたい!」と、「兄×弟が書きたい!」の両方が詰め込まれた内容です。しかし、それらがとても上手く組み合わさっているなと感じました。弟・八尋の体が弱い理由、常月島の真珠の謎などが読者を引き込ませます。展開自体はありきたりに思えましたが、ストーリーの肉付けを丁寧に描こうとする作者さんの姿勢が見えるところが大変良いです。
時々作者さんの「書きたい設定」のみに集中しすぎて、話が暴走していたり、読者に読ませる(納得させる)という部分を忘れている作品がありますが、本作はそういう暴走はないです。設定有りきというよりはストーリーの流れを意識した設定になっていると思いました。人魚ものですからファンタジーという取って付けた虚構が存在しますが、そのこと自体に突っ込んだら話が成立しないのでそこは突っ込んではいけないところです。
また私欲に目のくらんだ悪役が出てきますが、悪役に徹しているので残虐な行為も必然性があるため、悪役の行動自体に破綻はありません。とてもじゃないですが好きになれるキャラクターではありませんが、これぐらい悪役に徹してくれているほうが複雑さがないので良いです。
そして常月島の子供が出てきますが、けっこう重要な役割をしてくれています。
子供が探検する系のホラーが好きなので、イチ・タケ・ヤスの登場は好きでした。常月島探検隊奇譚で読みたいぐらいです。最後にその子供達のその後も入っていて嬉しかったです。BL的にはこの子たちの話は要らないかもしれないですが、一小説として見たときにはむしろここまでフォローが入っているのが素晴らしいと思います!
肝心の兄弟萌えについては今ひとつだったかなぁ…。いや、悪くもないんですが。
兄ちゃんのほうが流され系で、弟が無知ゆえの積極的なともすればビッチ系でまぁ美味しいと言えば美味しいのです。そこまで萌えたわけでもないですが、悪くもなかったです。兄(攻)のことが好き好きな弟(受)が単純に可愛いと思えました。ただ罪悪感に苛まれて~の背徳感は薄かったです。兄弟愛のほうが強い印象でした。でもそれはそれで好きな要素です。
むしろ兄弟であることに納得すらします。人魚の秘密を守り尚且つ需要と供給が成り立たせる存在同士なので。
なんだか色々言っちゃってますが、元々沙野先生の作風は好きですし、求めているものがけっこう詰まっていたので楽しめた作品でした。
人間×人魚で兄×弟で、さらに童貞×無垢です!!
私は異種姦にとてつもなく萌えるわけでもないですし、兄×弟よりも弟×兄の方が好きなんです。
でもこの作品が大好きで、中でもアテクシ的最大の萌えポイント
弟•八尋が純真無垢で無知の17歳にして射精を知らなかったピュア中のピュアっ子で、兄•正梧が弟の自慰を手助けしてあげるんですが、無垢で無知故に無意識に兄を煽るもんだから、童貞の兄はモンモンとしながら弟に欲情していく
という設定!これに激しく萌えたのです!
例えば、
兄の手によって初めて射精し困惑する弟が、
「おにぃの白い液、見せて」
と言って兄が固まる場面とか。
それ以来、初射精が兄の手によるものだったので、自分でしてもイけなくて、毎晩おねだりするのとか。
触ってくれなくなった兄に焦れて、自分から兄に触ろうとする弟。でも弟は人魚でtnkが異形(タケノコみたいな形)なのですね。で、自分のものとは違う兄の立派な男根に顔を近づけて弄りまわしながら
「こんな段、俺のにはないよ?」
「それに、こんなふうに真ん中が太くない」
「なんでおにぃのは、こんなに大きいの?」
「ーぁ、くねってる」
無自覚言葉責めされた兄が、ちょっとの刺激で弟に顔射してしまい、呆然としていた弟が笑顔で
「本当におにぃのも白い液がでるんだ、一緒だ」
と無邪気に言うとか。
め ちゃ く ちゃ滾ります!!
Unit Vanilla『SASRA3』のおそらく木原音瀬先生作であろう江戸編も、無知で無垢な受が、攻と似たようなやり取りをしてました。あれも大好きです。
八尋と正梧の場合、そこに童貞兄の、弟に欲情するなんて…という気持ちとは裏腹にいきり立つ下半身。
この兄の葛藤というエッセンスが、萌えとコミカルさに背徳感をプラスしてくれます。
他にも、互いに初口淫のときの
「おにぃの白い液をたくさん飲みたい」
「おにぃの、舐めたい」
とか、
初挿入のときの
「根っこまで、欲しい」
とか計算ずくではない本心から言ってるもんだから余計にいやらしく感じますよね。
童貞兄×無垢弟なだけに、葛藤と純真な気持ちをふまえつつ、しっかり段階をふんだエロだったので、非常〜〜に萌えました。
家族愛が恋人への愛情に変わっていくのをうま〜く時にいやらしく書かれています。
その後のエロも、人間の精を体内に入れたら人魚の体が元に戻るという設定からの異種姦もあり、グロ描写もあり、ハラハラドキドキする場面もありで、最後まで楽しめる作品です。
ラストもいい締め方だったなぁと思います。
ほんとにストーリーについては触れませんでしたが、エロも話の内容もオススメです。
沙野先生が書かれる、何十年か前の日本の孤島を舞台にした、少し横溝正史を思わせる雰囲気の小説が好きです。
この本も、猟奇的な背景に、純粋に想い合う恋人たちの姿がとても映えて、惹きこまれました。
また今回は、人魚の生殖器(「ちんこ」と言うと違和感があります)が、鱗に覆われた体から顔を見せる様子や、食べられるある植物に例えられた描写が、大変可愛くて淫靡です。
普段はあまり、それ自体に萌えることはありませんが、これはちょっと舐めてみたいと思いました。
沙野先生は、あとがきに「子へび親分」「前のめりなチビ狼」「イチゴは最後にとっておく」など、かわいい事を書かれるので、今回も楽しみでしたが、期待に違わず、「ニンギョーニンギョー」と編集さんに訴えたという先生に、本編と同じくらい萌えさせていただきました。
正直、重い話だなと思いながら読んでいました。
人間の欲のために、弱い立場である人魚を利用して家畜以下の扱い。
このあたりで、手が止まってしまいましたが、大丈夫。
主人公、弟かつ人魚の八尋がこの状況を打開するべく、命と体を懸けて頑張るのです。
兄の正梧の葛藤など、こちらの心が救われる場面もありますので、
ずっと重いはわけではないです。
たぶん、好き嫌い分かれると思います。
凌辱というのでしょうか、そんなシーンもありますが今まで読んできたものと
何か違う感じがしました。(いい感じではなかったです。)
個人的にはラストのページで、いろいろ思うところもありましたがすべて解決しました。
すごい可愛い内容だ~と余裕をぶっこいて読んでいたら思わぬところで地雷ぶっこまれました。
後半なのですが、柵に閉じ込めているメス人魚の十何匹全員と、受がセックスします。ある男(キモい最低なやつ)に強制的にさせられます。子作り目的で。メス人魚たちを妊娠させて繁殖させるために、受とメス人魚たちが生でセックスさせます。
私の地雷が、NL・ヘテロ・異性愛・BL作中の女の存在なので、たいへん気持ち悪かったです。
この作家はこういうこと放り込んでくる作家なのか~と思うと同時に、本探しする時はこの人を避けようと思います。
兄弟もの禁忌に人魚ファンタジーをプラスして獣姦ならぬ、魚姦ありの作品。
主人公が人魚と人間のハーフだったと後に解る内容で八百比丘尼伝説を彷彿とさせます。
両親亡き後身体の弱い弟を守るために生きていた兄の正梧。
そんな弟は年々身体が弱くなり、このままでは危ないと医者に言われ帝都の医者に
見てもらうしかないと思っていた所に正梧に勤め先の宝石店の主から
娘婿にと言う話を貰い、弟を助けたい一心で受ける事に。
しかし、弟の八尋は病弱で兄のお荷物になることに幼いころから申し訳ないと思いつつも
兄が結婚し自分だけの兄では無くなると気落ちするようになります。
そんな時に宝石店で仕入れ先に真珠の質が悪い原因を調べて欲しいと頼まれ、
亡くなった母の故郷である島へ一人でいくことになるが、置いてきた弟が
密かについてきてしまう事態になり、八尋は亡き母親から絶対に海へ行ってはダメだと
言われて育ったのですが、海に近ずくにつれ、何故か八尋の調子が良くなる。
そして、母の生まれ故郷である島である秘密を知ることになり、八尋自身も知らなかった
自分の秘密を島の実権を握る男に知らされ、更に欲情を見せられ、
兄を人質に取られる形で人魚の繁殖をさせられる事態になるのです。
その人魚たちも実は八尋の兄弟だったなんて言う考えればかなりの禁忌。
人魚を家畜にして仕事もせずに堕落している島民たち、でも子供たちには未来がある。
後半ではその八尋と仲の良かった子供たちのおかげで二人は助かるのですが、
ラストでのその子供たちとの再開も心に染み入る感じで素敵でした。
世の理から外れてしまった兄弟二人の未来がどんなものになるのか、
想像が尽きない作品でもありました。