オジさんパラダイス~愛される理由~

ojisan paradise

オジさんパラダイス~愛される理由~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立5
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
27
評価数
14
平均
2.5 / 5
神率
7.1%
著者
愁堂れな 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784812496633

あらすじ

★出版社さまより★
発売日が9/25→9/27に変更になりました。お待たせして申し訳ございません。なにとぞご了承ください。

35歳以上の男性以外は入店禁止のバーを舞台に、タイプの違うオジさんばかりを集めた1対5の6角関係!?

表題作オジさんパラダイス~愛される理由~

同時収録作品オジさんパラダイス

カリスマ恋愛小説家
部長・元V系ベース、38歳

同時収録作品オジさんパラダイス

イケメン俳優・40歳
部長・元V系ベース、38歳

同時収録作品オジさんパラダイス

カリスマ建築家
部長・元V系ベース、38歳

同時収録作品オジさんパラダイス

凄腕の整体師
部長・元V系ベース、38歳

同時収録作品オジさんパラダイス

オカマ口調のプロデューサー
部長・元V系ベース、38歳

同時収録作品オジさんパラダイス

ロマンスグレーのマスター
部長・元V系ベース、38歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数8

じわじわ来る

オジサン大好きなので、書店でタイトルと表紙の絵に惹かれて衝動買いした作品です(笑)

バーに集った攻めのオジサマ6人が受けのYOSHINO(昔主人公が組んでいたヴィジュアル系バンドでの名前)の大ファンと言うことで、隙あらばYOSHINOに襲いかかります。

エッチシーンも多くて満足だったのですが、攻めのオジサマ達が主人公の事を毎回『YOSHINO』(当時の呼び方)と呼び、行為の最中でも「あぁ……YOSHINO……可愛いよ、YOSHINO……」的な表記をしてくるので読んでいるうちに段々面白くなってきます。

3

38才モテ期到来その相手は…全てオヤジ?

20年前ビジュアルバンドのベース担当で当時もそれ程売れなかったマイナーバンド、
今では冴えない普通のリーマンオヤジの由乃がある日部下と訪れたバーに、
由乃のファンだと言うイケメンオヤジばかりが集まっていて、
過去にも左程人気があったとも思えない由乃はからかわれているのだろうと思ったが
翌日自社の社長に由乃のファンの集いを開くと言われ、更にそこに集まったそれぞれ
地位も名誉もおまけに趣の違うイケメン達に熱くファンとしての思いを告げられ
過去も現在も自信の無い由乃は戸惑うばかり。

そんな由乃を皆が口説き、かなり強引に抱かれてしまう展開で初めから複数プレイで
嫌だと拒絶しながらも次第に流されて、ファンだと言うイケメンオヤジ6人を
たった一人でお相手する作品。
でも、複数プレイと言ってもそれ程エロな感じもしなかったし、どちらかと言えば
コミカルなテンポでポンポン進んでいく話です。

少し内容的にあると言えば、主役である由乃がバンド時代からも本気で自分が
何かしたいと思ったことが無かったけれど、彼らに出会いこれからでも何か
出来るのだと前向きに煌めくオヤジ目指す心持ちになる展開です。
誰かと恋愛と言った内容でもないし、オヤジと言っても本物のオヤジ臭さは皆無
オヤジスキーさんには物足りないかも知れませんが、単にコミカルで明るい
たった一人のオヤジがモテモテになる複数プレイの作品だと思えば意外に楽しめる。

2

で、結局…

愛される理由が最後までよく分らなかったです。 昔、多少なりとも人気があったビジュアル系バンドのベーシストが、大人の事情で解散し就職活動ののちに自分のファンだったという社長の会社に入れたのですが…。 そこでその社長の娘ととあるバーに行く事でこの話が始まってます。 そこには過去、いや今現在も自分のファンだというオジサンたちに告白されまくりで何が何だかわからないなぁ。 あれよあれよと流されて気が付けばみんなまわされてるのでは? 攻めになる6人のオジサンたちは今はそれぞれ地位や名誉を手に入れてるみたいで、そこに至るまでの苦しい時代にYOSHINOの存在が自分たちを救ってくれたというみたいだけど、理由としてはインパクトに欠ける内容でした。 でもお話としては凄くコミカルでそれぞれのキャラが面白かったです。  結局YOSHINOのファンだという社長はこのメンバーに入れないんだね…。

1

もうちょっとおじさんの魅力を・・・!

この作品は、題名でまず惹かれました(笑)
そして作家さん、絵師さんも好きな方ですし、あらすじも冴えないおじさんがイケオジに攻められるという何ともおいしそうな話。これは買わなくちゃと思ったのですが・・・う~ん、ちょっと期待外れだったかな。

彼らがおじさんであるということは意識できたのですが、エッチシーンでももうちょっとオジサンならではの・・・なシーンが見たかったです。
ですが、翌日の腰痛の誤魔化し方はオジサンらしくて良かった。

台詞はリズムが良くて、クスっと笑えるところもあり、桐谷医師の『ゴールドフィンガー』の活躍ぶりには大変楽しませていただきました(笑)
キャラクターでは、個人的に小説家の月下さんがツボでした。

少し「スクエア~四角関係~」と流れが似ているのかなと思いました。
それと期待していたエッチシーンは、最初の頃は萌えていたのですが、回数を重ねるごとに少し飽きてくる気がします。
攻めたちが主人公に感じる魅力について、もっと深い描写がされていれば、さらに攻めたちのキャラクターがもっと深ければ、もう少し萌えられたかもしれません。

5

冴えないおっさんが…

好きです。BLではww
表紙の奈良さんの麗しい殿方と
あらすじだけですでに展開が読めてしまう…というのに
やっぱり読みたくなるじゃないですか!!
オヤジスキーとしては!!(BLでは……ってしつこい!)
タイプ別のオジさんを見ずにいられなくなるのが当然ですよ!!!
奈良さんだともう尚更ね!!

若かりし頃、『GAMBLERS』というビジュアル系の
そんなに才能も無かったバンドのベーシストだった過去を持つ、
今はしがない広告代理店の下請け会社の部長・桜田由乃。
“YOSHINO”としてバンド内で一番地味だったし年少者でした。

【35歳以上の男性(とその連れの女性)以外は入店禁止】だなんてバー、
行ってみたいじゃないですか!!
桜田が務める会社社長の娘のおねだりで訪れたそこには
当時の“YOSHINO”を知り、いまだに愛し続けるコアなファンが集って……。

人気俳優、有名建築家、恋愛小説のカリスマ作家、
プロデューサー、ゴールドフィンガーの整体師。
プラス、バーの渋めのマスターw
全員イケメン、YOSHINO以外は!

あれやこれやでYOSHINOの貞操の危機が訪れ、
その度に逃げるタイミングを失ってしまい、
結局美味しくいただかれちゃうという鉄板ものです。
それぞれの個性が出ていましたし、
強引に抱いたり大事に抱いたり
勿論バリエーションはありました。が。
断れない理由があるにしても(社長もYOSHINOを知っていたし
CM制作を条件に、みたいな真似をされて強く出られないとか)
そんな複数に抱かれちゃ……って思いました…。
わかっていたのですけど、それでも;;

ただ、ゴールドフィンガー・桐谷の技はすごく興味がありました!!w
無理矢理抱かれてツラかった腰を(痛いのはアッチじゃないのねw)
いとも簡単にラクにしてくれ、
更に快感と言えなかった行為を
クセになってしまうほどのテクで味わわせてくれて!!
ここは抗えなくなる気持ちがわかりましたw

しかし、皆が由乃の今をちゃんと愛してくれているのかどうか…っていうか。
由乃の話を全然聞いてくれないし!!
盲目の愛と言われればそれまでですが、大体本当に愛しているんだったら
もっと独占欲丸出しにしておかしくなっちゃっても不思議はないのに…。
ライトなラブコメですから、そうなるとまた別モノになっちゃうのか;
しかも1冊で終わらないかぁ。

愛されすぎもしんどいですね、YOSHINO。
毎回ゴールドフィンガーの施術が必要なのでは?と思ってしまって、
それならいっそ桐谷にしぼっちゃえば?なんて勝手に考えてしまいましたw
(だって一番気持ちよさそうだったし…)

なにはともあれ、
手にとらずにいられないこちらを読めて良かったです☆

4

イケオジパラダイス

作者さんのラヴァース作品『枯れ木~』シリーズに似ている。
30代のおじさんがイケメンにモテまくる設定。
ただ枯れ木は一人の人とのカプリングで乱交はなかったので、この作品はそれのリベンジをしたということろか。
おじさんと言っても38歳。
彼を口説く男性達も主人公より少し年上くらいの設定で、40前後という集まり。
「オジサン」を強調したいがためか、昔懐かしい名前や事象を出させるが
この話が現代設定だとすると、彼等の年齢設定は実は更に10歳上でないと当てはまらない。
38歳がテネシーワルツですぐに江利チエミと出てくるか?
バブルの時代、タクシー待ちをしたエピソードなど彼等はほんの子供か学生では?
まちぶせが石川ひとみなのはアレだがユーミンがすぐ出てくるか?
そんなオヤ?は多々あれど、まあ、そういう点でオジサンをアピールして印象づけている。

主人公桜田は広告代理店の下請け会社の経理部長。
社長の娘が部下で彼女のリクエストで彼女が父親に連れて行ってもらったバーへまた行ったのが事の発端。
桜田が10代の頃、バンドをしており当時のバンドブームでメジャーデビューをした頃のファンだったという男たちが、桜田に群がるのだ。
その面子は、売れっ子俳優の芒野、人気恋愛小説家の月下、売れっ子建築家の田村。
更にプロデデューサーの鶴巻、ゴールドフィンガーを持つ整体師の桐谷。
最後にはバーのマスターまでが参加して、桜田をシェアする男たちは何と6人!?

ドタバタと桜田が襲われ続けて、何とかしようにも彼等は言う事を聞かなくて彼等のペースにのせられてしまいました♪
な、展開は実にウルトラライトです。

サラサラサラ~っといってしまって、
まあ、確かにイケテルおじさんばかりという設定は萌えだが、自分的にやはりオーバーフォーティーにしてくれたら、もうちっと萌えられたかもしれない。

2

オヤジ!!!…オヤジ…?

オヤジ×オヤジで6:1、
挿絵は奈良千春さんとくれば買わずにいられません!

あらすじ。
広告代理店の下請けで経理部長をやっている冴えないオヤジ・桜田(38)。
若い頃は、知る人ぞ知るヴィジュアル系バンドのベース・YOSHINOとして活躍していた!
社長の娘に誘われ訪れた、35歳以上の男性限定のバー。
そこの常連達(小説家、俳優、建築家など、著名でイケメンのオヤジ揃い)は揃いも揃ってYOSHINOの大ファンであり、桜田を見て大興奮。
正味5人(マスターも入れると6人)の男たちに口説かれることとなり…。


うーん…設定は面白いのだけど…。

まず、攻にオヤジが6人もいるのに、それぞれの個性が薄いです。
職業や外見はそれなりに違いますが、言動は似たりよったり。
【YOSHINOの大ファン&隙あらば襲う】以外の特徴がないため、皆同じに見えてしまう…。
そして"オヤジ"を感じさせる要素もあまりないです。
オヤジと言えば、「ヒゲ」「下ネタ」「年相応の落ち着き・枯れ具合」など色々連想されますが、本書に出てくる攻たちは普通のイケメン揃いで、オヤジである必要性をあまり感じない;
唯一オヤジっぽいのが昭和ネタの会話ですが、ただ昔の芸能人やギャグを引用しているに過ぎず、個性に欠けるのが残念。

それから、攻が5-6人もいるのに、絡みはほぼ攻2人×受。
よく出てくるのは、イケメン俳優、小説家、ゴールデンフィンガーの整体師…などで、あまり目新しさがありません。
攻キャラとしては珍しい、お爺様マスターやオネエプロデューサーに期待していたのですが、最後にチラッと参加したことが窺われるのみで、具体的な描写がないのも残念。

複数の攻が登場する場合、
攻のキャラ付けや、プレイ中の攻それぞれの役割などをきちんと書いて面白い作品に仕上げるのは、かなり難しいんだなと実感した作品でした。

2

肩書きは立派

タイトルがすでに出オチ感がありますが…。

表紙が一番の萌え箇所だったかも。
7人のタイプが違うおじさま方のムンムン色気。
一番奥の仮面男性は何者!?のワクワク感。
表紙を眺めてるのが一番楽しかったという、ね(;´Д`A


内容をざっくり言うと、
冴えないサラリーマンおじさん受けには誰も知らない過去が…。
それは、ビジュアルバンドでメジャーデビューを果たしたミュージシャン経験があること。
イケてるおじさばかりが集うというバーへ連れていかれた時に、その店にいたイケてる面々から「ファンです!」と言われてーーーなお話。


冒頭部分は面白かったです。
地位も名誉もあるような蒼々たるメンバーが憧れのベーシストを前に恍惚と愛を述べ、受けがいかに素晴らしいかを語る姿がオタクに通じるモノがありw
憧れの人を前にして少年のように目が輝くおじさま方は中々見ものでした(﹡´◡`﹡ )

ただし。それ以降はいただけない事ばっかりだったなぁ…。
告白の順番じゃんけんまでは可愛かったんだけどな…。

受けが何を言っても誰もまともに取り合わず、
受けの意思を無視して次から次へと自分たちの欲を満たしていくおじさまたち( ̄▽ ̄;)
好きだからってやりたい放題はいただけない…。
イイトシしたおじさまが揃ってるのに紳士的な攻め方をする人もいなかったのが残念。

あと、序盤以外はほぼエロシーンかってぐらいの分量だけど、
攻め人数が多いから1人1人はあっさりした印象。
個人的には濃厚エロを読んだ気分にすらなれませんでした。。。

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