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はて、これって本当に山藍先生の小説?と首をかしげたくなるんですが。
拓也は大手企業レイブン・グループ会長・佐々川俊之の隠し子だった。
17歳で施設から佐々川に引き取られるがそこにはすでに瑞貴という養子がいた。
佐々川は二人を競わせてどちらか一人に後継させようとたくらんでいる。
瑞貴の美貌に心惹かれる拓也だが、瑞貴はかつて養父の佐々川に性的虐待を
受けていたという引け目もあって拓也と距離を置こうとする。
そして瑞貴はグループのため、佐々川の懇意にしている政治家に身体を蹂躙される。
やがてそれは拓也の知るところとなった。
拓也は瑞貴を守ることを誓うが、瑞貴は失踪し、
拓也がレイブン・グループの後継者となる。
佐々川の死去とともに拓也は先代から佐々川家につかえる藤原と一緒に瑞貴を探すが、
やっと見つけた瑞貴はヒモのような男に貢ぎながら美容師をしていた――。
ありがちな話ですが、山藍先生の得意とする凌辱は健在です。
本作でも異物混入きました!
ただ、凌辱っぷりも甘さもちょーっと弱いかなと。
2000年前後の作品はレーベルにもよりますがどうもヌルい。
ただ、初恋の相手を追いかけ、不器用ながらもまっすぐな愛を向ける攻めというのは
山藍先生にしては珍しいパターンかなぁと思います。
意外な読みどころとしては序盤に出てくる痴漢プレイ。
ベタですが、まさか山藍作品でこんな庶民的(笑)なプレイがあるとは…
見知らぬ男に痴漢され、拒否しながらも落ちていくさまはエロス感たっぷり。