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bara no yoake
いつもの気の強いキャンキャン吠える彬が好きなので、この巻は寂しいです。
魔封じのピアスを壊したことで、自我を失い、始終無反応で、反応を見せるのは瀬名としている時だけ。
それも、いつもの強気受け要素がないので、ただの淫乱受けととなった姿を見るのが辛かったです。
第三の存在について調べる為に、大英博物館に行くことになり、瀬名、彬、菜津央、紗
倉の4人で旅立つことに。
なんでも自分の言いなりになる彬を見て、複雑な胸中になる瀬名。
いつも彬視点だけに、瀬名視点で彬のことを思っている瀬名を見るのが新鮮です。
どれだけ瀬名が彬のことを理解して、思っているのかわかるので、彼のわかりにくい愛に疑問を感じた時には、是非この巻を読んで欲しいです。
兄さん一途な菜津央と彬に関する独占欲は人一倍な瀬名とで、しょっちゅう対立していたのには、和まされました。
貴重な世界遺産さえ、彬さえ無事ならどうでもいいという彬第一主義には、呆れるを通り越して、感心してしまいます。
いつ敵がくるかわからないというのに、瀬名は彬とロウソクプレーにロウソクの台座を使っての道具攻めをする余裕があったりも。
あまりにもマイペース過ぎて、安心出来ます。
驚きの人物の再登場に徐々に明らかになっていく謎といい、先が気になるシリーズです。
エロ:★3 道具、ロウソク責め等。このシリーズにしては、大人しめです。
総合:★4 瀬名の彬への愛がわかるのがよかったです。