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mizu ni nemuru koi
途中まで頑張って読みましたが、どうしても飽きてしまったので低評価でごめんなさい。
作者の『恋を知る日』とか好きですし、私のコンディション的問題も大きかったと思われます。
学生時代。いい関係になり大切な約束を交わした攻めと受けですが、諸々の事情があり受けが約束を破る形で姿を消します。
そして社会人になってからの偶然再会もの。
償いという形で攻めは受けを求めそれに答える不健全な生活…でも二人の本心は一緒で……ってよく見るやつなんですよね。
学生時代の二人の接点は決してありきたりではないのですが、こういう展開は苦悩だったりの感情面が似たり寄ったりに思えてしまいます。
ただ丁寧に書かれているんだとは思います。
見捨てられた傷跡を抱えつつも受けに手を伸ばす攻めと、素直な気持ちを交わす資格などないと自分に言い聞かせる受け…。
この悶々さがいいんじゃないか、って方にはぴったりな作品だと思います。
胸を熱くさせながらも、そこにもう恋愛感情はないとお互い決め付け不毛な逢瀬を重ねてしまう…。
何年経っても同じ気持ちを抱えているって、奇跡といってもいいんでしょうね。
でもこうして再会しなければ変化は訪れなかったというのもまた…。
攻めは医者で広くて高そうなお家に住んでいて料理もできて不器用なところもあるけど優しくていい男で…
受けは苦労人で健気で美人で…
ってキャラクターにも目新しさが感じなかったのも、個人的にハマれなかった理由の一つな気がします。
ただ円陣先生の美麗イラストは本当に癒されました。
ドラマCD化もされているんですね。
攻めがこにたんには納得しました。超絶ぴったりですね。