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katteyaru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ4作目。
ついに辰巳は権藤から跡目を譲り受け、傾正会の会長/組長になります。
その襲名披露が迫ってきて、身辺が慌ただしい辰巳。
そんな時、派手なヤクザの組長交代など許さない、ここを狙って辰巳を逮捕してやる、と考える検事が登場する…
…という冒頭。
今回の敵は、ヤクザに対する「正義」。検事の勝崎です。
しかし。
この検事サン、有能ではあるけれど挫折を知らない秀才タイプ。なんの修羅場も知らない/見ない。
だから初めっから辰巳の敵では無いわけで。
そもそも「犯罪者」と下に見て「心」を見ようとしないから、のっけから安藤の心の傷(父の死や母/姉が被害者になった事件)、辰巳の心の傷(宗教二世)を自白の武器としてぶつけてしまう。
だから辰巳は逆に周到に勝崎の隠された心の傷を思い出させる…
辰巳は勝崎を打ちのめして、ゆくゆくは自分の子飼いにどうだろうと考えているけれど…
巻末のSS「けってやる!」で、勝崎は思いがけない反撃をするんですよね。
初めて「負け」を知り「心」に触れた勝崎はこれから化けるのか否か。
より強硬な「正義の検事」として辰巳の敵になるのか、はたまた切れ者同士裏をかいたりかかれたりの絶妙なラインで味方につくこともアリとしていくのか。
しかしこの続編はもう読むことはできない〜…剛しいら先生〜…R.I.P.
辰巳のかっこいいのはいつもの事、がしかし今回は焼き餅屋さんになってて可愛かった〜。
可愛いけど、辰巳の焼き餅は誰かの命落としかねないのであんどぅーの手腕にかかってくるよね。
焼き餅嬉しさ半分冷や汗半分(笑)
コージもちょこっとでてきて嬉しかった!やっぱりやる!シリーズにはコージカプもでてきてほしい〜。
今回は、辰巳VS検事〜。
ついに、前回で邪魔ものを消した辰巳は襲名することに。
権藤組組長さんになる!と警察、検察が動きだします。
頭いい同士対決で互いにの痛い過去の探り合い身震いします∑(゚Д゚)
辰巳の作戦で辰巳似の若い男を餌に検事に近づく。
検事にとっても弱みになるが辰巳にとっても焼き餅のタネになりあんどぅーが宥めるのが大変でした。
コージみたいに検事と花菱のラブがみれるのか?と期待してしまった!
メインはそこじゃねぇ(笑)
毎回毎回、辰巳の悪知恵に『あ〜辰巳の毒がに〜』と喜んでるのですが、検事なかなかやるな!
ラストの辰巳には笑っちゃった。
あんどぅ〜×辰巳の絡みが本当に少なくて自分的にですが次回はもちっと!!もっとあんどぅにいたぶっていただきたいです!ハイッ!
この本の、メインのストーリーは古式に則った伝統の襲名披露を記録に残そう。
そして、タイトルの「かってやるっ!」は、売られたケンカは「買ってやるっ!」、そして「勝ってやるっ!」。
「やるっ!」シリーズ最新刊ということで、お話の設定は随分と忘れちゃっていた&ドラマCDでのキャスティングを他の作品と取り違えていた(何故か十郎太×賢雄で脳内再生)しちゃったことは置いといて
いよいよ迫った権藤組の襲名披露を前に、辰巳のまわりに伸びてくる地検の手。
地検の検事・勝崎と辰巳との頭脳戦。
派手なドンパチもハラハラドキドキもないけれど、襲名披露という大事な節目をしっかり通して、これからのシリーズに新たな展開があるのか?
あるといいなぁ、と思わせる。
勝崎がこの先地検に見切りをつける、つけざるを得なくなるような、そんなハードな展開希望。
文庫版4冊目。ついに新作登場♪
旧版で既読の過去三作に比べると、緊張感とかエロ度は薄いですが
辰巳は相変わらず男の中の男でカッコイイし
今回は安藤にヤキモチやいたり、
ささやかな悪戯したりと可愛い面も見ることができました。
あらすじを簡単に書くと、
辰巳が襲名披露を目前に警視庁公安部と東京地検に狙われ
そっくりな舞台役者を影武者に仕立て、騙し合いを繰り広げるという話。
お馴染みの安藤や中村に、
エリート検事の勝崎、安藤のことで辰巳を妬かせる影武者の一汰など、
登場人物それぞれが信条や欲望や打算のためにうごめいていて
硬派な群像劇として最高に面白い。
彼ら視点から見た辰巳が、
いかなる時も一分の隙もなくカッコイイのもまたお決まりで良い。
イイ男たちが皆認めるイイ男で、そんなイイ男が
自ら望んで男に抱かれてるって設定が本当に秀逸だといつも思います。
ついに組長襲名した辰巳と
(襲名披露シーンは、堅苦しい男のやり取りもっと見たかったな)
勝崎との「正式な闘い」もいづれ拝めるのか。次回作楽しみです。
<余談?>
あとがきの中村プロフィール。
長生きして辰巳と安藤の菩提を弔いたい…の下りに泣いた。部下の鑑だ。
そうそう、あと「はめてやるっ!」のコージが手伝い人として
少し出てきたのが嬉しかったです☆
本当にこのシリーズは最高に面白い、なんと言ってもそん所そこらの受けキャラとは
一味も二味も違うヤクザの辰己さんさんが最高に男前でシビレます。
今回はいよいよ組長に就任と言うところまで異例のスピード出世してしまう。
これが早いのか遅いのか、辰己の今までの生きざまを見れば当たり前の出世だと
読者は思ってしまう程、男前で色気があってベタボレしてしまう。
そして相手役のワンコ安藤は、今回は余り目立った役どころではなかったですね、
その原因は検察官の勝崎が組長襲名を控えた辰己を検察の名に賭けて刑務所へ
送り込もうと挑んできたからなんです。
それが今回のタイトル『かってやるっ!』なんですよ。
シリーズを重ねる程に辰己の魅力も冴えてくる気がして益々好きになる。
もっともっと読み続けたい作品だと思います。
待望のシリーズ続編です。
この「はめてやる!」シリーズは、BLヤクザものの最高傑作だと思う。
今回のシリーズ文庫化+新作を機会に、
硬派な世界がお好みで未読の方には、是非読んで欲しい!
骨太でブレのない世界観、目の離せないストーリー展開、
頭脳明晰で美貌の素晴らしく男前の受け・辰巳、
彼に真を捧げる忠犬攻め・安藤、そして魅力的な脇役達。
ある意味古風とも言える男の美学のようなものに、痺れる。
その上、イラストは旧版も文庫化に当たっても石原理さん!
カッコいい!
旧版で最初読んだ時に、あまりに面白くて
速攻で同人誌を買い集めてしまった程魅せられたが
三冊で一応一区切りついたところだったので、
まさかその先が商業誌で読めるとは思っていなかった。
今回の四冊目は、いよいよとなった襲名披露を巡っての話。
傾正会権藤組の組長となる辰巳鋭二。
そこまでののし上がる過程や、安藤との軌跡は既刊にてということで
二人の関係は安定しており、新刊はLOVEとしては全然ドキドキもしないが
すっかりメオトとして安定した二人や、
焼きもちを焼いたりなにげに可愛い辰巳を見ることができる。
おしまいに収録された短編「けってやる!」を読むと、
続編ありかな?と思わなくもないが、さてどうなることやら?
あとがきには、人気の(でしょ?)中村氏のプロフィールが。
彼の以前所属していた右翼団体「東雲塾」や、
今回も名前が出て来たチャイニーズマフィアの王は、
「ライオンを抱いて」や「狂犬」といった別の作品にも出て来て
微妙にリンクしている。
世界観は共通なので、そちらも読んでみると面白いかも、です。
この巻だけでの評価は「萌×2」だけれど、シリーズとしての評価は「神」です、
ということを最後に付け加えます!
いよいよ辰巳鋭二が権藤組の跡目継承を迎えるお話が新作で登場しました!
今回の話の中では、どんな時も計算高く冷静な辰巳の反面として嫉妬などの人間くさい部分も見ることが出来ました。
彼は、自分を陥れようとか敵対する同業や非道な輩には容赦ない仕打ちと復讐をあたえますが、駒として使う駒や一般人には、もちろん弱味を握りダシに使いますが、
それに逆らう者には自滅の道が待っていることになるのでしょうが、相手に選択の余裕を与え、それを上手く使いこなせばその先には安寧が待っているチャンスを与えています。
人情など縁がなさそうな辰巳ですが、結果として彼は試練の先の幸せを与えてやっているような部分に人間を感じるのです。
そこが憎くて男前を感じる一部分でもあるのです。
襲名披露を目前に控え、公安が張り付いている。
その日までは穏便に事もなく過ごしたい身の辰巳が、替え玉を用意するのです。
それは辰巳に似ている元大衆演劇役者の花菱一汰。
父親が亡くなり借金を抱えた母親、その借金を返す為にソープで働く姉、家族を助けたい彼の弱味が家族であると、それを餌に一汰を利用します。
しかし、張り付いているのは公安だけかと思いきや、検察も辰巳が襲名する前に何とかしたいと、勝崎という検察官を動かしたのです。
その勝崎をそぐために、彼の過去を洗った辰巳は対勝崎へと一汰の活用を変更します。
1作目と同じように、利用した駒とその対象が辰巳の話と同時進行で進むのがこの話の魅力でもあると思います。
彼等との対比と心の変遷と共に、辰巳という人間も暴かれていくような。
心理描写が絶妙なのですよ。
龍と辰巳は一蓮托生、死ぬ時は一緒、それはもう前の3巻を通して充分に表わされておりますので、それは揺るぎない関係です。
今回、辰巳に似ている一汰が登場して彼を辰巳の代わりとして利用したことで、彼をとおして辰巳が自分を見るというのが新鮮でした。
似ているだけに一汰に龍が惹かれてしまうんではと嫉妬したりします。
龍が検察の勝崎に職権で招集された時、勝崎が辰巳に仕事の対象以外で興味を抱いているのではないかと、憤慨して帰って来るところ。
龍が不在の時、辰巳が自分を待っている龍の気持ちはこんな感じなのかと想像するところ。
何だかハードな世界の彼等なりのかわいらしさ(?)が見えて、また別の甘さを味わいました。
もちろん、その後のセックスは唯一の濃厚な絡みシーン☆
勝崎を籠絡するために必要な手管を竿師に教わり一汰は無事割り切って役目を完了します。
そこには、どうしても情というのが発生してしまうのです。
任務の完了と共に勝崎の前から去らなければならないのですが、勝崎は辰巳の策略にうまくはまったのでしょう。
しかし、それによって彼は自らをふっ切って得るものがあったのです。
はまって負けとは言い切れない部分が、憎いところです。
無事、襲名披露を終えて組長となった辰巳。
このシリーズまだ続くのかな?それともここで終わりなのかな?
ちょっと気になります。
のしあがりの過去作とは違い、どちらかというと守りに入らなければならない時期の話でしたのでハードさは若干ないのですが、
辰巳の計算高さと頭のよさと運のよさ、そして人情な部分も垣間見れて、新鮮でありました。
あとがきが中村のプロフィールなのが・・・♪ありがとうございますw