標準語チャラ男攻×関西弁ツンデレ受のキャンパスラブ!

恋の押し出し

koi no oshidashi

恋の押し出し
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×220
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
11
得点
173
評価数
46
平均
3.8 / 5
神率
28.3%
著者
久我有加 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カキネ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784403523311

あらすじ

合コンの席で同じ男の泉田に一目惚れした達弘。
その日のうちに告白するものの瞬殺で玉砕。
けれど簡単には諦められず、彼の通う他学部の校舎まで訪ねていったところ、
なんと泉田のまわし姿を目撃する。
彼は相撲部に所属していた。
もちろんその程度で気持ちが冷めるわけもなく、変な奴だと呆れられながらも
相撲部に通ううち、徐々に仲良くなるけれど……!?

表題作恋の押し出し

法学部の学生、大学1年
相撲部所属の生物学部生、大学1年

その他の収録作品

  • 恋の上手投げ
  • あとがき
  • 恋の送り出し

レビュー投稿数11

ギュンとしてボタボタ~!?

最近、掴みはOKな話によく出会い、思わず声を出して笑ってしまうとかいうことも度々あるのですが、この本も冒頭から持ってかれました☆
ザ・一目ぼれ!
久我作品ならではの舞台が関西で、主人公以外は関西弁です。

合コンに参加した真木が一目惚れしたのは大学の「緑の孤島」と呼ばれる理系の学部から来た泉田という男子学生!
この一目ぼれのシーンから入るのですがそれがまた、面白くて♪
こんなに好みの顔をこの世に生みだしてくれた見知らぬお母さんありがとう!とか(爆)
真木は別にゲイってわけじゃないのに、合コンの女性そっちのけで友人の幹事に泉田の事を根掘り葉掘り聞いて、思わず告白までしちゃう!で、速攻振られる。(当然w)
でもここからがまたビックリで♪
泉田を追い掛けて緑の孤島まで会いに出かけて、そこで見た泉田は何と!相撲部!!
(でもいかにも、な体型じゃなくて細マッチョですから)
まわし姿に鼻血ボタボタ~しかも倒れて気を失っちゃうから、もう爆笑v

お話としては、真木が一途に諦めないで2回も振られながらも、
一見チャラそうな外見に反して、とても誠実で人の懐に入るのが上手くて、素直で真面目で気遣いができてと、そんな人柄にいつの間にか泉田は彼を見直して仲良くなっていた、そして特別な気持ちになっていた、という展開ではあります。

面白いだけでなくて、ほんとうに真木の人柄がこれまたいいんですよ♪
泉田狙いだから相撲部に来て、印象を良くするために部員のご機嫌をとっているわけじゃない。
ちゃんと知らない相撲の事を勉強したりしてそれは泉田がやってるから興味がわくというまっとうな動機だし、
あまり頻繁に行くと迷惑だろうから、バイトや勉強を休まず、時間がある時に行くとかケジメがきちんとつけられるところが、それをさらっと自然にやってのけて、ただ好き好き好きー!で押してるだけじゃない部分が好青年なんですね。
だから、泉田が真木を見直して、コイツ悪い奴じゃないって思えるその姿がとても自然で。
最後、気持ちを自覚するのは無自覚の嫉妬から(お約束?)
キスからエッチのなだれ込みも、普通だと早急感や詰め込みと思いそうな怒涛な流れとは感じずに、真木の辛抱たまらん&善は急げ(?)な、切羽つまってるのに気持ちいいことで流していくから、自然に感じました。
相撲部で受けって身体の負担ってキツくないかな?と思うけど、また割とかするし柔軟性はあるし向いてるのかな?とか思ったりw
爽やかで気持ちよい学生モノのお話は、カキネさんのイラストもパッチリで萌え萌えしちゃいましたv

【恋の上手投げ】
視点変わって、泉田です。
結構性には淡白だったはずなのに、エッチがしたくてたまらない泉田というのがツボなお話です!
ここで、初めて真木が泉田の家に行くのですが、祖父母や両親、妹にも気に入られて、ほんとうに人の懐に入るのが上手い人だなと人柄の良さを実感します。
が、その後真木を好きだというバイト先の女の子が登場するのですが、これが超超嫌なタイプですよ!自分勝手でわがままで、裏表のある子。
でも真木が男前でバッサリ!
この話では、本編ではやっと気持ちを自覚手前までな感じでエッチしちゃったくらいだったのが、泉田が本当に真木が大好きになっている部分が見られて、相撲部員なのにかわいいというギャップを感じましたw

そして、何とあとがきの後にさらにオマケのショートまで♪
社会人になった二人の様子が描かれていました。

いつもの久我作品よりはライト目な感じがするのですが、それでも真木さまさまでしょうか?すごく気持ちのよい話でキュンさせてもらいました。

8

濃すぎない漫才テイストが楽しい☆

久我さんの小説は、何を書いていても大体ボケとツッコミの役割分担があり、テンポ良い会話が小気味よいです。
といってもバラエティ等からイメージしがちなコッテコテな関西の雰囲気はなく、京の雅も江戸の粋もどちらも感じさせる間口の広さが、読みやすい要因かなと思います。


今回は一般大学生のカップルなので、芸人シリーズのような飄々とした味は薄く、若さ溢れる青春ラブコメに仕上がってます。
でも漫才テイストは健在で、どつかれて発する声が「おぐふ」だったり、
手が出ても不快でないコミカルな表現がやっぱ良いな~と思います☆

関西の大学に通う東京の田舎出身の真木が、
好みどストライクの同級生・泉田に合コンで一目惚れ。
後日、相撲部で廻し姿の泉田を見て鼻血→失神w
告白して即フラれるが、相撲部見学は許されたことから
健気に気長にアタックし続け…という話です。


クールな泉田(受)。
相撲部といってもあんこ型ではなく長身の細マッチョで、卒業までは学業や鍛錬優先で恋愛はしないと決めている硬派男子です。
この泉田が、一見チャラい真木(攻)に惚れていく様子が説得力あってよかった。
バイトや学業を優先した上で相撲部を見学したり、
好意を示すのも泉田の迷惑にならないよう気を配っている真木。
真木視点の話だけど、彼のただのワンコじゃない思慮深さや優しさに泉田が惹かれてるな~ってことが十分伝わってくる展開でした。

初Hシーンは、二人が会話してるんだけどそれぞれ勝手に暴走していてw
二人とも同じくらい興奮していることが伝わってきて良かったです。
でも、「淫水」とか淫靡な言い回しは
確かにこの二人の爽やかな雰囲気からすると浮いてるかもですね。


相撲BLって珍しいので、読む前はもっとガチで力士みたいな体格の良い受や、相撲を始めた深い理由を期待していたのですが、これはこれでサラッと読めて楽しかった。
後半の泉田視点の【恋の上手投げ】、
巻末の【恋の送り出し】(社会人編)など
くっついた後のラブラブも存分に見られて大満足な作品でした♪

8

夏だし、暑いし、このくらい爽やかじゃないと

東京(でも田舎)出身で関西の大学に通っている一見チャラ男の真木君が、合コンで一目惚れした理系で相撲部(でも細マッチョ)の男の子泉田に、恋のがぶり寄りで寄り切っちゃうお話。
主人公どちらの子も、久我作品らしい真っ当さで、作品内季節は秋から冬のお話なのに、読んでいる気分はとっても爽やか。
真木は真っ正面から「好きだーっ」ってぶつかっていって、でもそれがけして自己中じゃなくて、引き際や常識をちゃんとわきまえた上でのところとか、
泉田も、男に告白されるなんて青天の霹靂だから、当然のように拒否はするけど、真木の人となりの良さは良さとしてちゃんと認められる素直なところとか、
捻くれたところのない、こんな二人なので、ちゃんと想いが通じ合っていきなりエチになだれ込んでも、素直な盛り上がりで微笑ましい。
後書きの後の社会人編も、このまま添い遂げて欲しいって、気持ちよく祝福したくなる。

ただ、やっぱり私も、淫水や劣情はちょっといただけないに1票かな。


5

関西弁受け最高!

久我さんの大学生カップル物です。安定の爽やかさで受けも攻めも可愛いです。攻めが標準語、受けが関西弁ってのが関西弁の可愛さが引き立ちますね。(とくにHの時。「あかん・・・」とか萌えすぎです)

「恋の押し出し」では同性に告白されて戸惑う受けの泉田くんでしたが、攻めの真木くんの熱意にほだされてめでたくカップルとなった「恋の上手投げ」では、それまで恋愛経験の少なかった泉田くんが性的なことばかり妄想して「これでいいんだろうか」と心中で悩む様子がコミカルに描かれていて可愛かったです。久我さんの書かれるカップルはおめでたいくらいにお互い幸せそうなところが大好きです。

BLというジャンルで相撲って・・・大丈夫なのかな?と最初はちょっと心配しましたが、全然OKで萌えられました。挿し絵もエロ可愛くてよかったです。

5

成る程のタイトル

なんでこのタイトルなんだろうと読み始めたら、受けの泉田だが相撲部での
このタイトルなんだと妙に納得してしまいました。
そして相撲部なのに、どうやら押し出されたのは泉田で数合わせで参加した合コンで
出会った同じ大学の学部違いの同窓生に一目惚れされて絆されいつの間にか
気持ちまで持っていかれてしまっているほのぼので爽やかな作品でした。

主役の一人が相撲部って言うのもBL的にはあまりお目にかからない気がします。
それも受けの泉田がマワシ姿も眩しい半裸なんですから、一目ぼれした相手の
そんな姿を見せられたら確かに鼻血ものかも知れない。

合コンで泉田を見た真木はドストライクの泉田の顔にくぎ付け、
初めはそれでも男同士だからと頭で解っていても気持ちは既に泉田の元へ飛んでる。
そして学部も違う離れた別棟の学部だと知り、ここで逃したら会えなくなると
一目ぼれして好きですと告白して合えなく玉砕。

それでも諦めきれなくて、こっそり姿を見るだけでもと離れた学部に行った先で
見た光景が泉田のマワシ姿、思いがけない姿に前日の寝不足も祟り、
鼻血を出して気絶して、なんと泉田に介抱されてしまう。
無理強いする訳でも無い真木に、相撲部の見学に来ることを渋々認める泉田。
ここから真木の健気な距離を縮めようとする努力が始まりますが、
真木は2度目の告白でもあっさりフラれてしまう。

そんな二人がどうして付き合うようになるのか、自分でも解らない気持ちって
確かにあるなと、気がつかないうちに様々な思いが育っていたりする。
そして真木にとっては幸運が舞い込むハッピー展開。
勝利を手にしたのは、相撲とは無縁だった真木って言う内容ですね。
とてもさわやかでほのぼのした印象の作品で読み味爽快です。

5

相撲より方言に重きを置いた印象です。

新刊チェックで、まずタイトルを初めて見た瞬間、
「もしかして、お相撲さんのBL?」と思って、
粗筋を読んだ時に、受けと攻めのどちらかが相撲部で力士の卵?!
と、特殊な設定にとても興味が湧き、これはぜひ読んでみたいと思いました。
今回は特典ペーパーが付くということで、発売されてから入手困難になるのは
避けたかったので、いつもの書店で予約して購入しました。


受けが攻めに対して感じていたのと同じように、受けに自分の想いの真剣さを
伝えるために、攻めが学業やアルバイトを疎かにせず、空いた時間に相撲部に通い、
受けにだけ良い顔をするのではなく、他の相撲部員の人たちに対しても受けと同じ
態度で接している姿勢に好感を持ちました。
また、受けに対して悪い嘘は決して言わず、本当は下心もある、など正直に本心を
受けに言ったり、常に受けのことを考えているところに好感を持ちました。

攻めから突然に告白された時も、攻めを非難したり罵倒することは決してなく、
自分の意思表示をはっきりと示したり、攻めの良さをきちんと認めている受けに
好感を持ちました。
攻めに対して想いを自覚してから、また、受け視点での話では、想いとは反対に
行動や言動が思うように上手く行かず、もどかしい思いをしている受けの気持ちが
とても伝わってきました。
そんな不器用な受けが可愛らしいと思いました。

関東出身で標準語を話す人は、物静かでクールな印象があり、
関西出身で関西弁を話す人は、賑やかで明るい印象があり、
このタイプで受けと攻めのバランスを取っている作品が多いように感じます。
それに対して、この作品では、
関東出身で標準語を話す攻めは、賑やかで明るい印象で、
関西出身で関西弁を話す受けは、物静かでクールな印象で、
上手い具合に綺麗に交差してキャラクターのバランスが取れていると思いました。

この作品を読む前までは、相撲をしているのが受けなのか攻めなのかは
あまり気にしていませんでしたが、もっと力士らしく太っている体型を
想像していました。
読んだり挿絵を見たりした印象では、スラッとした良い体型で、
相撲をしない攻めと同じような体型だったので、「お相撲さんBL」ではなく、
ごく普通の大学生同士のBLを読んでいるような感覚でした。

攻め以外はみんな関西弁でしたが、関西弁の表現に違和感を覚える箇所が所々あって、
その表現に遭遇する度に引っかかってしまいました。
関西弁を話さない環境で過ごしてきたのなら、違和感を覚えることは
無かったと思いますが、同じ関西でも地域によっての影響があったのか、
普段、私が使っている関西弁とは違うようなので、かえって余計に
ニュアンスや言い回し、表現方法を考えてしまって、読むのに躓いてしまいました。
この作品やBL作品、書籍やインターネットなどの媒体に限らず、
また、関西弁に限らず、文章や書き言葉で方言を表現するのは
非常に難しいと日頃から思っていましたが、今回も改めて難しさを痛感しました。


今回の評価は、「萌×2」と「萌」で非常に迷いました。

物語の内容や展開、人物設定は、迷うことなく「萌×2」です。
本編が終わった後に、二人が社会人になってからのお話が収録されているのも、
とても良かったです。

帯には相撲や力士の単語が無く、標準語と関西弁の単語を書いているので、
相撲ではなく方言に重きを置いているのかな?と、読み終えて思いました。
そう考えると、関西弁の表現は、迷うことなく「萌」評価です。

舞台設定が相撲部だということは読んでいて感じ取りましたが、
こう、如何にも「お相撲さん」っていう、他の作品にはない
個性的で独創的な特徴が活かしきれていないように感じたので、
舞台設定の評価は、迷うことなく「萌」評価です。

「萌×2」にすると、評価が甘すぎるような気がするし、
「萌」にすると、「萌×2」の評価まで下がってしまうのも避けたいので、
最後にもう一度あとがきを読み返しました。

あとがきには先生の相撲好きがとても伝わってきて、
先生自身としては相撲に重きを置いていたのだと感じました。

先生の相撲に対する熱意が伝わってきて、その熱意を伝えるためにも、
また、今後、多くの作家さんがたくさんのお相撲さんBLの作品を
書いてもらえるくらい、BLの中でのお相撲さんジャンルが
発展していけば良いなという願いと応援したい気持ちを込めて、
最終的に評価を「萌×2」にしました。

4

ふたりとも好男子

『いつかお姫様が』を読み、二冊目の久我さん作品。
ネタバレなし(あらすじにある辺りは書きます)で投稿します。
ちなみに攻め以外は関西弁展開です。

攻めの真木(標準語)は、派手でお洒落な今時の大学生。合コンもカラオケもお手の物。
当たり前だが、受けに出会うまでは他学部がある陸の孤島のような別キャンパスへわざわざ出かけることなど皆無なチャラ男くん。

受けの泉田(関西弁)は、BL史上例を見ない(わたしが知らないだけかもしれませんが)ドスコイ命。
そう、弱小・部員数ギリギリの相撲部にプライドと情熱を持って在籍中。
おデブじゃありません、筋肉固い系。まわし上等!です。

とにかくスタートは、真木が合コンであろうことか男に一目惚れ。
もちろんふたりともノンケさんだし、泉田は生真面目な体育会系。
モテ男である真木ですが、好きになったら男だろうが相撲やってようがまわし姿に鼻血吹こうが、とにかくまっすぐ気質で猛アタック。
泉田のキャンパスへわざわざ通っては相撲部を見学し、そこへ集う『チャラ系』とは過去も未来もまったく無縁であろう他の部員とも溶け込んでしまいます。
でも、泉田に迷惑はかけたくないのできちんと一線は引いてお友達になってもらおうと必死。

真木のキャラは憎めません。
チャラくても中身はきちんと上下関係、人間関係を築ける少年というのが泉田にとってもかなりギャップだったことでしょう。
人間てギャップに弱いよね…

この作品は、攻め視点と受け視点の両方あるので気持ちの変化がわかりやすく良かったです。
攻受ともに男前といえる性格で、読んでいて清々しく読後気持ち良いです。

4

男らしい受け、良い!!

相撲!?相撲でBLと言ったら『満員御礼』以来だなぁと
妙に懐かしい気がしてしまったのですが
構えた程相撲相撲してなくて
(いえ、勿論登場人物は稽古とかちゃんと頑張ってましたが)
難しい専門用語が飛び交うわけでもなく
するするーーと気軽に読めました☆
なんといってもカキネさんのイラストに惹かれたというのもありましてw
見た目や性格からして、攻め受け逆なのか?ってのが
また美味しいわけですが
この度受けの泉田くんは関西弁……。
関西弁であれやこれや言われたらもうメロメロっすよ!!!
これは是非CD化していただいて
思う存分萌えまくれたらいいなー!と思ってしまうほどに。

お互いノンケなのに!?っていうのが特に引っかからず
個々のキャラに好意を持てました。
真木の押しが強いかと思いきや
嫌われたくないが為にしっかり講義も受けるとか
泉田くんを思いやるとか。
相撲部員の皆にも慕われるような男だったりして、
そんな真木を「ええヤツやん」と見直して
友達ならいいと思っていたらいつのまにか…という展開。
嫉妬だと気が付いたときには強引にキスされて
でもそれが気持ちいいとか…えへへ(←?)
キスも初めてっていうくらい硬派だったのに!!
それが、なかなかハイスピードでベッドインww
いくら真木にされて、されるだけじゃ悔しいからといっても
フ○ラは頑張り過ぎじゃ…と思ってしまいましたが
口から外れて顔射されてしまったのは萌えたのでいいですww
数日たってもHの事ばかり考える泉田くんが可愛くて…。

後半イヤーな感じの当て馬的女子が出てきますが
さらっとしたもので良かった☆
あんまりじっとりされると好ましくないので…;;

その後は自ら「入れて…」と初めておねだりしたり
後ろからだと気持ち良かったけどキスが出来ないって言ったり
だいぶ燃えちゃったみたいで御馳走様でした!!

社会人になった二人のSSもとても微笑ましくて
相変わらずラブくて楽しかったです。
萌×2寄りの萌♪
重めのを読む気分じゃない…という時におすすめです☆

5

ライトで後味の良いハッピーBL

相撲BL〜?と興味を持ち、読んでみました。
読んでみると、確かに受けの泉田君が大学の相撲部員ですが、いわゆるアンコ型ではなく細マッチョで挿絵もまわし姿は一枚だけ、相撲を取っているようなシーンもほとんどないので、相撲というイメージやおデブは萎える、という方にも全く問題なく楽しめると思います。
攻めの真木はノンケですが、ある合コンで出会った泉田君に一目惚れ。好き好きの勢いで相撲部の稽古場に押し掛けて、まわし姿に鼻血。
こんなコミカルテイストではじまりますが、真木は意外と?節度も常識もある子で、泉田君も男からの告白に驚きながらも、真剣な真木に引きずられちゃったのかな、『そういう風には見れん』とフったけれど女の子といる真木に腹を立てる。
嫌いじゃないと好きの合間にいた泉田君に、半ば強引にHしてしまう真木。初めての泉田君はホントに痛そうでしたねぇ…

「恋の上手投げ」
この表紙?のイラスト、とてもいい感じ。仲の良さが伝わってきます。
泉田視点。真木と恋人になって3ヶ月後のお話。
女性とも付き合ったことのなかった泉田君は、真木とのHが良くて、頭の中はその事ばっかり。
もうすっかり両想いの二人です。Hもますますイイ感じで、相性が良かったんだね。

「恋の送り出し」
出会いから早6年?社会人2年目の二人はまだまだラブラブ!いよいよ一緒に住む事を決めますよ!

5

軽い読み物。ほのぼの。

見た目がチャラい、というか普通におしゃれな大学生が、細マッチョな硬派男子(受け)に一目惚れして、これといってなにかあるわけでもなく細かいエピソードがかさなってうまくいって、という話。(チャラいっていうのは受けから見ての話。髪染めてる等)
標準語攻め、大阪弁受け。

とりたてて読み応えもないけれど、
しんどいなー、というときにはこのくらいの話でいい気もする。
 わたしは再読しないかなーと思います。好みでないわけでもないけど、さほど面白くも無かった。
受けが相撲部って設定で、スペシャルななにかを期待したが、フツウというか?ちゃんこ鍋を食べるくらいだった。
えっちシーンの「淫水」って単語にひっかかりをおぼえた。ソコはこう…もっと一般的な言い方(?)でよくないか?と。健康的にエッチしているのだし。

4

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