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shitsuren collector
初読み作家さん!
正直ラスト付近はとんでも展開だな。って思えたんですが、それでも単純に単純にこの二人がくっついて嬉しかった!
設定として石屋とか琥珀があるんじゃなくて、琥珀を通して比喩としてよ感情表現がすごく活きていて、刺さるものが深かった。
心理描写が秀逸というより、心理表現がとても上手い!
設定を活かすってこういう事か!
と、今まで宝石も原石もパワーストーンも興味なかったけど、石ってすごい。すごいロマンチックだ。。って感動しました
うわっ、何て不毛な片思いをし続けているんだ!
このまま主人公は枯れ果ててしまうのか?一体どうやってエンドが迎えられるの?
主人公の片思い相手は、しょっちゅう彼女に振られてはすぐ彼女がデキていて、一体どうやって恋人になれるんだろう?
余りに不毛すぎて先行きが不安になることずっと。
やっと迎えたエンドに、相手の行動にその意味があったにしろ、お前ヘタレすぎるだろ!
互いがヘタレ同士だったが故の、切ないと呼ぶにはそれを通り越して滑稽さえ覚える片思いでした。
キャラクターに萌えはありません。
片思いの切なさは、ものすごく充分に伝わってきます。
主人公の想いも切々と伝わります。
どうやら自分には切ない片思いというのは、彼等のような姿で見せられるとあまり感情移入できはしないようであります。
しかし、物語としてこういうのはアリだと認めます。
ちょっぴり冷めた目で見てしまったような気がします。
棗は大学時代からの腐れ縁で繋がっている朋哉が失恋するたびに慰めに行く役を務めています。
本当は彼が好きだったのですが、初めて出会った大学1年のサークル合宿で想いを告げることなく3日で失恋してから、友人という関係の腐れ縁が出来てしまった為に、未だにずっとずっと片思いをしています。
彼は石に興味があり、琥珀のバイヤーを副業にしてやっていますが、
その琥珀という石を選んだのも、朋哉と出会った時に見た夕日と朋哉の口から出た琥珀という言葉に彼の思い出を持っているからです。
また、朋哉が失恋するたびに不要になった遺物(色々なプレゼント等)を彼に嘘をついて引き取ってコレクションしているのです。
最初は彼が振られた証を見ることで自分の心を慰める為のものだったのに、それがいつの間にか大量になり、それが朋哉を感じるオカズにもなっている。
かなり重症のヤンデレに近い片思いです。
朋哉に呼ばれれば、大事な商談もキャンセルしたり遅れたりして彼を優先してしまう。
そんな関係が崩れたのが、朋哉が一緒に暮らした女性に出て行かれた時。
彼に押し倒され、本来念願だった「好き」という言葉を貰ったはずなのに棗は激しく傷付くのです。
もう、ほんとうにね、
朋哉が自分の本音を白状したとき、ひゅるるるるる~って、気が抜けました。
本当はとっくに好きだったって!?
棗も朋哉も心を打ち明けてもし、ダメだったときに友達を失うのが怖くて正直になれなかったって・・・
それにしても、朋哉も方法が歪んでますって!
自分の側にいてもらう方法が失恋って、、、
互いが「失恋コレクター」だったなんて!
途中で、棗の会社の客でゲイでとても良さそうな男性が登場します。
かれ、もったいなかったなー。
もうちょっといい活躍させてほしかった気もしないでもないんですが。
腐れ縁片思い設定としては、気持ちの設定としてはよくある設定だったとは思いますが、二人の気持ちが螺旋階段で交わらないっていうのが、最後それが「だまし絵」だったという、その意外性はユニークな作品だったと思います。
変なコレクターだなと読み始めて、それでこのタイトルな訳ねなんて納得する。
腐れ縁の朋哉に報われない片思いをする棗。
毎回朋哉が失恋するたびに呼び出され慰め、彼女に送るはずだったプレゼントを
処分する為に預かる棗なのですが、処分されたはずのプレゼントは何故か棗の引き出しに
まるまる入っているのです。
それがタイトルに繋がっている訳なのですが、諦めきれない未練がましい行為だと
自覚しながらも辞める事が出来ない。
朋哉が失恋する、それは棗をそれだけの回数同じように朋哉が新しい彼女と付き合う事に
なるたびに朋哉相手に失恋することでもあるのです。
ゲイの棗、ノーマルの朋哉、そして二人ともヘタレ気味で爽やかな感じがしない。
更に棗は琥珀専門の石屋でもあるのですが、扱う石が琥珀だけなのも朋哉が理由の
本当に片思いのお話なのです。
毎回失恋するたびに朋哉に呼び出され、大事な用があっても朋哉が優先なのは、
作品の中に出てくるオカマーバーのママの弁では無いけれど、一途や健気と言うより
自身を痛めつける苦しむ事を延々繰り返す変態かも知れないと個人的にも納得。
そんな時に棗にアプローチをかけてくる男性が現れ、棗は不毛な片思いを終わらせる、
そんな時期が来たのだと思うようになっていくのです。
その決め手となった出来事が朋哉が失恋して酔った勢いで棗を抱くといった出来事。
酔った勢いで半分襲われるような出来事で、棗自身は今の状態から逃げ出そうとする。
そして後半で急展開になっていくのですが、ホントに朋哉はヘタレで子供みたいだと
思わずうなりたくなりましたね。
片思いの擦れ違い、本当のタイトルの意味が最後の最後で解る展開になっています。
個人的には苦手な部類な作品でした。
最後までどう進むのか気になって、どんどん読んでしまったのですが、
あまりの不毛さに…。心配になってしまいました。
大学時代からの友人、朋哉に片思いしている棗は、
失恋するたびに自分に頼ってくるに世話をやいてやるという
パターンが繰り返されている。
ある種、読んだことのある展開ではあるのですが、
最後まで朋哉がどう思っているのか?とワクワクです。
棗は、朋哉の別れた彼女たちの忘れ物を
コレクションしてしまうという、不毛なコレクターでした。
これが、なかなか理解し難かったです。
そして、タイトルの上手さに唸らされました。
イラストもとても内容の雰囲気に合っていました。
玄人八絹さん初読みです。
金ひかるさんの挿絵と、あらすじに惹かれ読んでみました。
さぞかし切ないだろうと期待が膨らんでしまいましたが…。
攻めの朋哉の魅力が皆無!!!(泣)
なぜこんな男に6年間も片想い出来たんだよー!と
つい叫びたくなってしまいました;
付きあっていた彼女に振られるたびにクダをまき、慰められるって…。
いえ、ここはまぁ両想いになるまでの伏線だと理解出来ますが
強引に受けの棗を抱いておいて
「酔ってて……ごめん……」って…!!!
酷過ぎるだろー!!
それでも朋哉を好きな棗は“一度だけでも”って思う気持ちは当たり前だと思うし
その言葉で傷つけられるのも不憫で…。
片想いにケリをつけようと、棗なりに心を決めて晩御飯一緒に食べて
黄金糖という琥珀に似た飴を一つもらっただけで
どうしたって朋哉を憎めない健気さにたまらなくなったというのに!
宮田という、棗のピンチを救ってくれた当て馬は
そりゃまぁ都合のいいようにしか動かせないだろうけど…と思いながら、
わざわざリカりんのオカマバーまで付け回さなくてもいいんじゃ?って
違和感がありました。
でも、朋哉よりは好感持てましたけどねw
宮田がプロポーズと寸分違わず差し出した琥珀が綺麗で、
本物みたいだけど本物じゃないと気づいた時
宮田に心を委ねるのも違うと判断した棗に拍手を送りたくなりました。
自分の気持ちを騙そうとしても、好きなのは朋哉だけなんだ、と。
朋哉を好きだと思った時一緒に見た夕日に似た琥珀を
手に入れようとして諦め、
そんな琥珀を手に入れても朋哉が自分のものになるわけじゃないとか、
後日両想いがわかって、次の朝すぐやっぱりその琥珀を買いたいと電話したり。
宮田にご飯をおごってもらった分、きちんとお金を返したり
朋哉の元カノの品々を売ったりせずに社務所で炊き上げてもらう等
琥珀に魅せられた理由までもが愛しくなりました。
しかし……!
やっぱり朋哉が個人的に許せなかったので中立とさせていただきます;;
お金に汚い男よりはマシかもとは考えましたが
棗を好きだったならばもっと違うアプローチがあった筈では?というのが
頭から離れませんでした;
でも、琥珀ってそんななんだーとか、油で揚げたりしちゃうんだーとか
意外な事がわかって楽しめた面もありました☆
筆者の顔が垣間見えないものを書かれる玄上さんは、好きな作家さんです。
淡々とした文章が物語に没頭させてくれます。
これはタイトルの通り、攻めが女性に失恋した折に返されたり無駄になったりした物を、こっそり受けがとっておくお話。
**********************
受けの棗は、不動産屋に勤めながら副業で琥珀の売買をする27歳のゲイの青年。
大学時代からの腐れ縁である朋哉へ片想いを続けています。
攻めは長身でガタイも良い営業マンの朋哉。
女性にかなりモテるために彼女は引っ切りなしなものの、その度に振られ棗に世話になっています。
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「琥珀は、地球のタイムカプセルって、言われてるんだよ」という棗の台詞が好きです。
これは大学時代に2人が初めて出会った日の台詞。
その夢を見ると涙で泣き濡れる棗は健気だなと思いつつ、琥珀のように朋哉の精液を身体の中に抱えて生きたいなどという願望も持っている辺り、若干変態チック(苦笑
個人的には朋哉よりも当て馬として登場した宮田の方が数万倍好みでした(笑
甘ったるいイケメン。
反面、攻めの朋哉は終始勝手な男だなという印象がつきまといました。
27歳にしてまだ子供なのか?と、攻め贔屓のわたしにしては珍しくそそられない攻めキャラ。
嫌な奴というわけではないのですが、悪気のない天然というか…
この作品は、攻めキャラを可愛いと感じられるかどうかでかなり読後が違うのだろうなぁと思います。
個人的に、玄上さんの日常ものは何読んでも合いません(『特殊世界もの』に限れば大好きな作家さんなんですけどね)。その中でもこれは最低クラスでした。イヤもう鬱陶しい!←余談ながら、このあとで出たB-PRINCE文庫の『アンハッピーウエディング!』が、日常ものではいちばんよかった。というより初めて面白いと思った。
今度こそもう玄上さんの日常ものは止めようと思いながらも、イラストに惹かれて散々迷ったものの、ついつい買ってしまったんですよね。
いったいイラスト買いで何回ハズせば気が済むのか。いい加減懲りろ、自分!
まず、キャラクターの思考や言動に辟易しました。
社会人同士なんだよね?『失恋した』って泣きついて・泣きつかれて、他の何もかも放って駆け付ける。これが学生同士なら、かえって微笑ましく見守れたと思います(私は)。
でも、恋愛か友情かは別問題としても、平気ではないにしろ結果的には仕事の約束を二の次にする・(意図していないとしても)させるってどうなの?しかも一度ならず。
あまりにも幼稚な朋哉(攻)も結局身勝手を助長させてる棗(受)も、読んでて気分悪くなるくらい鬱陶しくて堪りませんでした。
ずっと片想いしてる相手である朋哉の親友としてそばにいて、朋哉が失恋するたびに愚痴聞いて、まるで自分を痛め付けるかのような棗に多少なりとも共感できれば(可哀想だと思えれば?)、とても切ないラブストーリーだと思えるのかもしれません。少なくとも途中までは。
でも、私には棗が自分の不幸な境遇に酔ってる・自己陶酔してるとしか思えませんでした。
棗がすごく苦手だとかキライなタイプという訳ではないんですけどね。
たぶん、朋哉にまったく魅力を感じなかったからじゃないかな。なんでこんな男のために・・・と呆れてしまったので。
しかし何よりも、この初Hの唐突さに呆然としました。 いったいこれは何なの?!そしていろんな意味でフォローがない。
この訳のわからん強引なHのあと朋哉はいきなり出て来なくなって、入れ替わりのようにまるで絵に描いたような都合のいい当て馬・宮田が突然(存在はその前からありましたが)棗の前に現れて・・・
なんかもう宮田にしとけばいいんじゃないの~と投げやりな気分になりました。宮田はまったく好みじゃないしイイ男だとも思わないんだけど、朋哉よりはよっぽどマシだろ。
そして・・・頑張って終盤まで読んで、オチ(朋哉の想い)がわかって余計にイヤになってしまいました。どこまで傍迷惑で幼稚なんだ。
1冊我慢して読んで来た結果がこれですか。なんかもうあまりのアホらしさに脱力して泣けて来ます。ただひたすらにくだらなかった。
もう2人勝手に仲良くでもなんでもすれば?
冒頭に書いた通りほとんどイラスト買いですので、イラストがよかっただけでもういいです。そう思って必死で自分を宥めています。
でもイラストで評価上積みはできない、絶対に。