ありC
lovers
久しぶりに大型の地雷を踏んで宇宙の果てまで飛んで行きました。
勝手に社会人×高校生の話だと思っていたのですが、
読んでビックリのレン(受け)が13歳!?
って大丈夫かこれ!と年齢設定に焦りました。
最初はまぁキス止まりだよね、と思っていたら、普通に挿入描写まであって更にびっくり。
ちょっと、本当にこの攻めさんどうなのよ(汗)
いくら何でも1年前まで小学生だった子に手を出す真人(攻め)の神経に首をひねります。
しかも受けの子は親戚から虐待を受けていたという設定。
それなら尚更性描写はやめて欲しかったなと思いました。
もはや私の理解の範疇を超えていました。
ただ、中学生の同級生の子達が焼肉に釣られたり、
学校でのわいわいやっている様子は年相応の雰囲気をよく表していて良かったと思います。
でもそういう描写は小説全体の中ではほんのわずかです。
そして真人は昔女遊びをしまくって浮名を流した甘いフェロモンを垂れながしている男という設定なのですが、現在進行形でやっぱり節操なしでございまして。
知り合いの友達の宮下秋沙にも手を出そうとするし。
結局浮気現場をレンに見られて、最後まではしなかったのですが、
その結果レンにものすごい精神的な傷を負わせるんですよね。
ショタに手を出すわ浮気をするわ何がしたいんだ本当に。
表題作以外にも真人とつながりのある人たちのカップリング作品が入っています。
『キス・キス・キス』という同時収録作品は、先ほど言っていた真人と浮気しようとしていた宮下秋沙と、真人の同級生の高木良一のカップリングです。
こちらもあんまり趣味じゃない話でした。宮下が女と見まごうほどの美人ということなのですが、その見た目設定が男らしい美人受けなら良かったのにな・・・と思うのでした。性格もどっちか言うと乙女なのであまり好きな設定ではなかったです。まぁ真人×レンのカップリングほどの大地雷ではないですが(苦笑)
でも変なんですよね。秋沙(受け)は真人と浮気しちゃおうっていうくらいの性的な軽さを持っているのに、なんでアッチの知識が無いんだろう。良一(攻め)に対しても奥手な行動を取るし。
なんとも不可解でした。性格に一貫性があって欲しかったです。