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trigger happy
私は同人誌のほうに手を出していないので
今回も新鮮に読ませていただきましたvv
はい、今回もバカップルといいましょうか、ラブラブエロエロな内容でした。
(それが読みたくて買ってるからいんですけどね。)
一番のお気に入りは片桐嫉妬の「恋人が眠ったあとにうたううた」
片桐の大学同時にして警視庁の蓮城に羽田が軽いチュ~をされたことから始まります。
それを見ていた片桐に何か言われるのかと思っていたら、平然としたいつもの態度。
「ちょっとくらい妬いてくれてもいいのに」なんて思ってた羽田の思いは
後になって嫌というほど身体に教え込まれるのでした(笑)
あとはバレンタインでのチョコバナナも、ありきたりだとは思いますが
このバカップルめ!!な気持ちで楽しく読めましたvv
でもだんだんとお話も片桐の過去に向けて繋がってきてる感じがします。
それが次巻のラストに続くのですが
作家さんがあとがきに述べていた「予想外の方向(でもハッピーエンド)」というのを楽しみに
来年まで我慢します。
ギリツネの3作目、ここまでが同人誌でも掲載されていた内容ですよね。
作者があとがきでも言っているように、エロエロ練習篇と言うスタンスが解る感じで、
作者の「甘い融点」なんかも彷彿とさせるエロシーンもあってこの作品での練習の成果が
今に繋がっているのかと感慨深く感じる作品です。
それに3作目ともなると、単に甘くてエロエロだけにはおさまらない展開が始まる。
ギリが何か闇的なものを背負っている気がする内容で、いつもツネちゃんに聞かれても
言葉を濁したり躱されてきた過去が次回は解るような展開でしょうね。
同人誌から始まった作品で、商業誌ファンには少し物足りないと思えるかも知れないけど
短編集みたいな感じになっているけれど、二人の出会いから今の関係になって行く過程が
あってこそ、次回作で完結編を迎える、ツネちゃんの精神的な成長はめざましいです。
やんちゃでケンカばかりしていたヤンキーがギリと出会い、エロ開発されながらも
恋をして、次第に相手を強く思うようになると、色々な事が見えるようになる。
ギリの過去にいつも女性の影を見たり、過去を語りたがらない様子、ギリが見せる冷淡な
一面、恋する臆病さや嫉妬が、ここに来て少し大人になったツネちゃん視点で見れば
怖さや不安も出てくるのです。
3作目のラストでは、ちょっと切なくて次回完結に向けてのシリアス感をにじませる
展開になっているので、最後まで二人から目が離せない気がします。
ギリにとってツネちゃんが全ての救いの主になるような気がして読み終わった作品です。
同人誌の再録本、第3弾です。
内容的には、「挑発無限大」の最後に入っていた「悪戯」から、「野蛮な週末」の「恋人が眠ったあとにうたううた」「チョコレートパニック」(「valentine」に改題)「恋と吐息と」になります。
前回に引き続き、小説の書き下ろしはないです。
ただ、時を経た冬乃さんの書き下ろしイラストがとても美麗です。
ギリツネファンとしては、前回同様新しいビジュアルで二人がみられるだけで嬉しいです。
二人ともエロかっこ良くて、エロかわいいです!
片桐のライバル?蓮城くんのビジュアルも登場します!
しかも、ツネちゃんとのあのシーン!!
同人誌も持っているのですが、改めて読み返すとこのシリーズはエロ要素多いです。
文庫化して持ち歩きやすくなった♪と思っても、内容的にとても電車内なんかで開けるものじゃないです(苦笑)
次回、第4弾はついに書き下ろし完結編だそうで、とても楽しみです。