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イカツイ外見に似合わない優柔不断男と、
カワイイ外見に似合わないがさつな男の子。
この二人が、それぞれの妹と姉がルームシェアしていた部屋で同居生活することになって、、、。
ノンケだったはずが、いっしょに暮らすうちに恋に落ちる、甘~~いお話。
うじうじと女々しい攻めに、実はバリネコ体質だった受け。
元々は女同士でルームシェアしていたラブリーなアパートの部屋。
そして二人はまだ学生。
と、この、男要素を排除した百合百合しい設定が好き。
昴星のくどくどしいモノローグも好き。
この本の中で、唯一の男とも言える男・田原が、見事に振られるのもザマミロ(^_^)vだし。
これが楽しいのって、やっぱり私、本当に男が嫌いなんだわwww
(顔文字とか、使うの大変、やっぱり無理して若い子ぶるのやめようっと)
彼の言葉のどれが本当でどれが嘘なんだろう?
でも、根本にあるのは優しさだろうか?
だから彼は好きになったのかな?
とても掴みづらい性格なのにどこか魅力がある、読者である自分も彼に翻弄されたかも?
いや、これはちょっと恋愛までは急ぎすぎだろう~と思いながら、このライトなノリもまたありなのかな~と不思議な気持ちにさせられて、まんまと登場人物にまるめこまれてしまったような気がするのです(笑)
だけど、それが「萌え」につながるか?というとそうではないのですが。
彼女と付き合い同居して3年。
彼女は社会人、昴星は院生。と、この環境の差の壁にぶち当たって破局を迎えた昴星は、近所に親友とルームシェアして住んでいる妹のところへ身を寄せます。
すると出迎えたのは妹の親友の弟・万象。
当の妹たちは彼氏とお試し同棲をすることになりそれぞれの彼氏の元に住んでおり、万が一のための保険に空けておく家に、親友の弟を留守番で置いておいたのです。
リスのようにちょこちょこした万象は、軽いノリで昴星を迎え、その晩酔った昴星は万象の前で大泣きするという醜態を見せてしまったようです。
そんな失恋と別離のダメージも万象が立ち会ってくれたおかげでさほど落ち込まずにすみ、
男二人の同居生活は、万象の軽さもあって順調に経過していくのですが、年末年始帰省する折に、高校の部活の後輩・田原と出会ったことで、ちょっとやっかいな方向へ流れていくのです。
前半が、昴星と万象の日常を通して昴星が万象の軽さに知らない間に救われている部分を見せ、
後半は、田原という後輩(万象には先輩)を出したことで、彼が万象が軽いノリで話をあわせたためにゲイと思い込んでアタックし始めることで、物事が動くという面を見せるという実にわかりやすい展開ではあると思います。
しかし、幾分が昴星が他力本願気味で、いよいよ万象が貞操が危なさそうで昴星へSOSを出さなかったら物事が結末を迎えなかったという、昴星の気持ちのツメの部分は甘い気がします。
また万象も、何かにつけてノリが軽いので本当か嘘か、その発言がわかりにくい。
前半部分で、とても優しいいい子だというのはわかるんですが。
彼の本音部分がもう少しわかるようになっていると、ノリと本音の違いが見えるとわかり易いのにな~と思わなくもないです。
そんなので、ラストにエッチまでいっちゃうのは早急すぎるような気がして、それがじつは残念な部分。
ここでは、気持ちが互いにあったときがついたという部分で終わりだと思うのですが。
【Love-High tension】は万象視点の後日談。
昴星大好き!が発動されて、ちょっぴり軽さが減ったのかな?
【スマイリー】は昴星視点の後日談
就職希望先が海外勤務もあると聞き、希望にもえる昴星だが。そこで万象のことをあまり間がてない感じがするのは気のせい?
その点、万象はぬかりなく「俺が嫁になる」と昴星ラブを主張していて、やはり万象主導型のカプのようである。
【オンリー・ロンリー】万象に振られた田原の話。
教育実習先の卒業式に出かけた先で、田原を好きという生徒がやってきて・・・
ちょっぴりメランコリックな田原だが・・・こんなにモテる(笑)なら学校教師になったほうがいいよ、田原くんwww
なお話。
それぞれに、キャラクターは好きだ。
昴星は、ごくごく普通のどこにでもいる普通思考の男子。
万象が不思議キャラだ。
この組み合わせ簡単そうでいて、難しかったような気がする。
会話も楽しい、出来事も楽しい。
やっぱりラストエッチがきにかかるな~。それが残念かも
ノーマル同士がいつのまにやら互いに好きになるって内容のストーリー。
それも、ホントに些細な一言、ほんの冗談から始まっているのですよ。
攻め様は3年も同棲していた彼女に別れを告げられ、言い争った挙句に身一つで
近場に住んでる妹とその友人がシェアして暮らすアパートに出向くが、そこにいたのは
妹の友人の弟の受け様、妹達がある事情で留守にしている間留守番代わりに暮らしていて、
行く当てのない攻め様は取りあえずその日は泊まらせてもらう事になったが、
攻め様の見た目ガタイが良くて不愛想な表情を誤解した受け様は、いくら友人の弟でも
妹の近くにいる男に不信感でも持っているのかと思い込み、自分はゲイだから
妹さんに変な気は絶対起こさない男だと宣言してしまう。
その冗談を真に受けた為に、次第に受け様の事が気になるって流れの話なのですが、
ほのぼのしているのですが、最後まで個人的な好みの問題でノリきれないままに
読み終わってしまった感じでしょうか。
攻め様の、顔に似合わない繊細さとウジウジ悩む性格が読んでると苦手かもと思えるし、
受け様の落ち着きのない感じや、どこまでが本気か分からない笑顔と言うのも
萌えには遠い感じ、でも思いを通じ合わせて受け様が心から満たされて、
恋を楽しんでいる雰囲気は可愛いかも知れない。