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いわゆるヤクザ話とか裁判モノということはありません。純粋?に佐古の片思い(実際には両片思い)が成就するラブストーリーです。
ヤクザで攻めの佐古、弁護士で受けの征眞(イクマ)、二人はセフレってことになってます。
征眞は女王様気質で、多忙な中突然佐古のところに押しかけてイタシたりするんですが、佐古はそれが嬉しい。
で、嬉しがり方がもう純情なんですね、気持ちが乙女。好きな気持ちを打ち明けたいものの、征眞は単なる都合のいいセフレとしてしか見てないなら、その関係ですら失うのは嫌だと告白も出来ず…
ある日、征眞に結婚話が持ち上がっていることを舎弟から聞きます。佐古はどーせ征眞のことだから「相手を好きになってする結婚じゃないはずだ」とか「結婚しても関係は続くんじゃないか」とか「相手が他の男になびいたら」とか考えるわけですが、征眞を自分ひとりのものにしたい、他の人と共有なんて嫌だと思うわけです。
そんな中、結婚式を明日に控えたリハーサルの場に居合わせた佐古ですが、征眞を狙う男から守り、腹を刺される事件が!
このことで、佐古は征眞に思いを告げてメデタシメデタシなお話。
いやもう、萌部分はヤクザな男が乙女な心で長年の片思いを実らせるとこなのかな?うーん、難しい。
シリーズものの番外編とのことですが、読んでいなくても充分楽しめました。
クールで寡黙な若頭が、17年もセフレ関係止まりである毒舌美人弁護士を恋人にするまでのお話なんですが、もうね、若頭が可愛くて可笑しくて最高でした。
舎弟とのやり取りが終始笑わせてくれるし、エロも濃厚。
純情で口下手な若頭が一生懸命考えた甘い言葉に、やっぱりニヤッと笑っちゃうのでした。
残念ながら電子には挿絵がなく、紙で読んどきゃ良かったと大変後悔しました。
『RDC』(オヤジクラブ)シリーズのスピンオフになります。
シリーズ2作目『~シークレットドア』に脇で出て来た佐古(攻)と征眞(受)CP。
私はもともと『オヤジ』苦手なので(あまりにも苦手だからシリーズ全巻買うだけ買ってずっと積んでました。最大2年も)、本編に当たるシリーズはほとんどが好みじゃなかったんですが、読んでよかった!これはホントに面白かった。
この佐古に『イカツイ顔でも心は乙女』というコピーがついてたんですが、私は乙女というよりヘタレだと思いました(乙女じゃないとは言いませんが)。私の大好きなヘタレ攻ですよ!
あとがきで作家さんが『ヘタレてはいないけど~』と言われていますが、ヘタレてる。ヘタレてるよ!←手放しの褒め言葉です、もちろん。
あ~、それとも私の『ヘタレ』の基準がズレてんのかなあ。
イヤもう、強面の若頭・無骨で不器用な佐古が、征眞にとってかけがえのない存在になるために涙ぐましい努力(時々セコイ策略)を重ねる姿が堪りません。なんて健気なんだ。
と言いつつ、佐古が真面目であればあるほど笑いを誘うのは何故でしょうか。
征眞もかなりキョーレツな毒舌の女王様なんですが、とにかく佐古のインパクトがスゴ過ぎて、征眞が少々霞んでしまったのは否めません。
私は征眞もいいキャラクターだったと思うし、結構好きなんですけどね~。
単なるツンツンキャラクターじゃない、徹底的に『女王様』ですよ。情け容赦ない。
とにかくキャラクター勝ちって感じでした。もう何も言うことはありません。すごく楽しかったです、ええ。
一瞬『神』でもいいんじゃないかと思っちゃったくらいです。
イラストですが。
失礼ながら私は亜樹良さんの絵柄がすごく苦手なんですが、今回佐古のイラストは素晴らしかった。
『スマート・美形』というのとはまさに対極の悪人ヅラなんですが(本文モノクロはカラー以上にスゴイ)、イラストで内面とのギャップがより強調されて『こ、この顔であんなことを・・・』と思うと、このなんともコワイ顔の男が可愛いとさえ感じてしまった。
絵柄はやっぱり苦手に違いないんですけどね。ゴメンナサイ。
とても面白かったです。
シリーズ本編未読でも読む上でたいして困らないので、私のように『オヤジ苦手』でシリーズ自体避けてた方がもしいらしたら、これだけでも読みましょう!
好きなシリーズのスピンオフ
正直、私は弟の組長あたりが次に出るなら主人公かなと思ってました。
いやいやでも読んで面白かったです。
ある程度前作でこの弁護士の性格はわかってたつもりですが
まさか受キャラだとは思ってませんでした。
勝手に顔とか想像してきっとドSの攻キャラに間違いない!!と(^^;)
まぁでも相手がこの佐古ならしょうがないか。
とにかくお互い好き同士なのにすぐにくっつかないもどかしさ。
お互いが相手に遠慮しすぎ。
そして今回のお見合い話。
もう佐古さんの行動が可愛いくて可愛いくてvv
ホストに横やりさせなくても、堂々と奪えばいいのに!!
その横やりを利用して佐古の気持ちを振り回してる弁護士も不安だらけで
本当にお似合いのカップルですよ。
くっついてからも、過去の男に素直に嫉妬できない佐古さんは
本当に健気なワンコです。
死ぬまで振り回されて下さい。
シリーズとは知らず、買ってしまったのですが、
本編を読んでからの方が、色々背景が分かってよいとは思うのですが、
それでも十分ストーリーについていけました。
ヤクザで強面で硬派な男なのに、1人の男のために
心の中で悩んでいる様子のギャップがいいですね。
ただ、
「イカツイ顔して、心は乙女」なんて帯に惹かれて購入に至ったので、
世界観を楽しむというより、
「イカツイ顔して、心は乙女」を楽しみにしすぎてしまいました。
なので、きっとこのシリーズファンの方とは違うものを
求めてしまったために、もう1歩と思ってしまったかと思います。
30歳過ぎて、恋に悩む男2人ってのは、たまらなく
愛おしいですね。
RDCシークレットドア(2作目)の番外編。
「イカツイ顔でも、心は乙女――!?」ってのに心惹かれまくりました。
実際は乙女というより、ヘタレ? 強面で強いんだけどヘタレって感じでしょうか。
佐古(攻)と征眞(受)は長年のセフレ同士で、常に佐古は受身。攻めだけど受身。
誘うのも主導権も常に征眞が持っている状態です。
佐古はそれでもいいと割り切っていたつもりだけど、征眞に結婚話が持ち上がってから焦りまくります。
なんとか征眞の結婚を阻止できないかと手下と相談して策を巡らせてみたりw
このあたりのやりとりは、もはやギャグです。本人は真剣なんですけどね。
征眞は征眞で、組お抱えの弁護士で口先がまわるので、いろんなところで恨みを持たれていて。
結構誰に対しても舌鋒鋭いので、読んでる方は爽快なんだけど、言われたら辛いだろうなぁとw
そんな感じで、征眞に恨みを持つ人がもたらす事件と、征眞の結婚を佐古は阻止できるかというのが前半のお話。
事件と結婚阻止が上手く同時に進行して面白かったです。ちょっと佐古は痛い思いをしてしまいましたが。
後半も相変わらず征眞は恨まれまくっていて、それによる事件が起きてしまいます。
でも!
事件だとか征眞の昔の男だとかそういうのよりもですね……
征眞に甘い言葉を強請られた佐古の言った言葉が一番の見所かと!
挿絵の佐古が本当に強面で、こんなのに睨まれたら怖いわ!ちびる! という感じなのですが
そんな寡黙で強面な佐古があんな言葉をどんな顔で……!! というギャップ&ギャグ。
水壬先生の書かれた佐古と、亜樹良先生の描かれた佐古が絶妙にマッチしていて、本当にコワカワイイのです。
二人のキャラが立ちまくっていて、正直なところRDC本編のどれよりも面白かったです。
RDCシリーズの番外編的な「RDC -シークレットドア-」のスピンオフ作品で、
前作の攻め様の弁護士事務所で片腕の如く働く毒舌家の弁護士の受け様と
お抱え組の名久井組若頭の攻め様との腐れ縁的なセフレ関係から心ごと繋がるまでの
内容なのですが、この受け様の毒舌辛辣クールな女王様ぶりは近年では珍しいくらいかも。
同い年で、お互い家庭環境から家出をして、15才の時から名久井組で世話になっていて、
受け様は弁護士に攻め様は組の若頭として活躍しているのですが、そんな二人が
セフレ関係になったのが8年前で、キッカケも色恋無しの性欲処理。
そんな関係が8年も続き、30過ぎていい大人になった二人だから余計に、
今の関係を壊してしまうかも知れないと言う思いから、心に秘めた思いは隠し、
あくまで腐れ縁の延長のように付き合っている。
しかし、攻め様は受け様が好きでかなり乙女的、と言っても女々しい感じでは無いものの
受け様から連絡が来るのをひたすら寡黙に待っているような可愛い男の純情を感じる。
エロな最中でも指導権は常に受け様にあって、先に惚れた方が負け的な感じかと思えば
実は受け様もかなり前から攻め様が好きだったみたいな感じ。
更に受け様の結婚話が持ち上がり、攻め様の可愛い画策があったり、逆にそれを上回る
受け様の思惑があったり、最強の女王様な受けキャラだと感じます。
書下ろし部分も攻め様の受け様に対する男の純情が前面に出ていて、でも攻め様の知らない
受け様の可愛らしい姿も垣間見える内容でしたね。
どんなに月日が流れてもきっとカカア天下みたいなノリの二人なのだろうと思える作品。
こんな大人の恋もなかなか素敵で楽しませて貰いまし。