蜜家族

mitsukazoku

蜜家族
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×214
  • 萌17
  • 中立13
  • しゅみじゃない22

--

レビュー数
20
得点
205
評価数
83
平均
2.9 / 5
神率
20.5%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
青山十三 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784829625439

あらすじ

父の暴力に耐え、奨学金で学校に通う暁生。纏わり付く大企業の子息・康将に辟易していたが、倒れた時に助けられて友人となる。彼の父である勝将も優しく、理想の父を持つ康将が羨ましかった。ところが突然、暁生は父の不祥事の代償として勝将の養子となることに。寝室に軟禁されて、勝将から溢れんばかりの“愛情”を注がれる暁生。兄となった康将もまた、そんな姿を目にして……。

〈編集部より〉
義父と義兄の愛情に浸りきる、幸せな家族図がここに!?
WEB連載作ヶ大量の書き下ろしを加えエロスも倍増で、待望の文庫化!

表題作蜜家族

43歳,同級生の父親で大企業会長
父親に虐待されている高校2年生

同時収録作品蜜家族

同級生
父親に虐待されている高校2年生

同時収録作品にがい蜜

養父
養子

同時収録作品にがい蜜

兄となった同級生
義弟

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数20

倫理感なんて狂気で吹っ飛ばせ☆


ヤバい父親+ヤバい息子×いたいけな受け=歪な家族の完成~!

いや~~宮緒葵先生らしい狂った攻め達を前に、これだよ、これ~!と序盤でワクワクしました。

最初に登場する息子が俺様ツンデレで純愛系を思わせるのですが、次に登場した父親が、まぁ~~様子がおかしい。
紳士な顔して腹黒で、息子の友人を我が子にしたくて戦略を立てて強引に養子にしてしまうやばい攻めです。

対する息子は純愛…のはずなのに、この父親によって歪められてしまいます。
健気な受けがド淫乱になってしまったのも、常軌を逸した家族になってしまったのもすべてはこの父親のせいです。

実の父から虐待を受けていたり、その父親から解放されて幸せになれるかと養子になったら勝将にとんでもないことをされたり…。

この受け、とにかく父運が悪い。

受けも中盤では別人かと思うくらい「パパぁ」と猫なで声で話したり、とにかくいい意味で全員狂っているので、好き嫌いも分かれそうです。

あと個人的には康将の純愛ver.が見てみたかった…ッ!!
父に狂わされることのなかった二人のifのお話もすごく良かったんだろうなぁと読了後に妄想しています。

それから父の勝将もどちらかというと受けに全部の愛情が偏っているというよりは、息子二人を愛しています。
あくまで父という立場で最後まで二人を…という描写で、リバになってしまわないかソワソワしながら読みました。

そしてエロがかなり多めで二輪挿しあり。
エロが多すぎてストーリー重視の方はちょっと合わないかもしれません。

とはいえ、ここまでぶっ飛んだ人たちを書ける作者様は貴重です。

0

異常すぎる家族

作品によって印象変わるものだな。
同じ作者の「掌の檻」は楽しめましたがこちらとは相性悪かったみたいです。

庶民とお金持ちカプ…というのは本当に序盤だけです。
友達とその父親に性的な目で見られる可哀想な受け…かと思いきや初セックスで(薬を使われていたとはいえ)パパぁ♡キモチイイよぉ♡♡で萎え萎えでした(笑)
陥落早すぎだよぉ~(即堕ちよりじわじわ派)
心痛める暇なんてなかった。

受けに惹かれたわけはちまちま語られるのですが行動の凄まじさの割にその中身が薄すぎて感情移入できませんでした。
テレビつけたら番組がこれしか放送していなくて目にいれていたかんじ。


新しい父親から淫らな愛情を注がれ幼児化したんかとしか思えない受けの姿は今まで一度も得られなかった父の優しさ、家族の愛の形を知り己を守ることで精一杯だった殻が破れたゆえ…みたいな説明もありましたが別人が生まれてきたとしか思えないキャラ崩壊ぶりです。
家族になった途端のトロトロな甘え方には狂気すら感じました。

そもそも実父からの暴力などのシーンはあるものの受けの抱えた重さの割に心殴って来る書き込みではないので、変化に関しての感動もいまひとつなんですよね。
エッチのシーンは特に新鮮味なく同じ繰り返しでしんどかったです。

とんでもない話の割に文が淡々としていてそれっぽく進むので完全ギャグなノリでも読めないんですよね。


パパぁ♡だろうがおにいちゃん♡だろうがとにかく他はなんでもいいから二輪挿しと3Pが見たいんじゃいという方にはオススメできると思います。

2

何ですかこれは・・・

秀才だと・・・「パパ、お兄ちゃん」って何? 壊れた?
ともかくシュミじゃないですね途中で読むのやめました。

0

エロ満載

帯つきを購入したので、最初は気がつかなかったのですが、エロい表紙ですね…!

表題作と続編の中編2作品が収録されています。
主人公視点というより、3人ぞれぞれの視点で語られるので、それぞれの心情が分かるぶん迫力が増してます。

とにかく勝将(攻め1)がスゴイです。
息子の同級生である暁生(受け)に手を出してある意味壊してしまったのも、息子の勝将(攻め2)を試すのも、彼なりに二人を愛しているからだというのが心底怖いです。

レビューを書かれている皆さまと同様に、私も最初の自力で努力する暁生が好きだったので、壊されてしまったことは切なかったです。

ただ、魅力がある作品と言いますか…陵辱も3Pも苦手なのですが、妙に引き込まれて読み返してしまいました。エロがふんだんにあります。

今は勝将の掌の上で踊らされている康将ですが、執事の予言どおり勝将を追い越し、暁生を現在のいびつな関係から救い出すことができるかもしれないという含みのあるエンドも良かったです。勝将が洗脳したがんじがらめのエッチじゃなく自由奔放な愛あるエロになってほしいものです。
ただ、康将がアメリカの大学に行っている間、暁生もアメリカに行くのか、勝将の元に残されるのかが気になりました。

3P、セレブ親子攻め、鬼畜・強姦・媚薬がお好きな方にお勧めです。暁生が幼児化してしまうので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

2

意地っ張り→庇護される者への変化

愛犬志願が面白かったので、作家買いしました。
冒頭ではツンツン気味で自分の足で踏ん張って生きてる感のあった受が
養父と義兄の尋常じゃない執着により
誰かに愛され守られないと生きて行けないような
愛玩動物になっていく様を見て
人間って弱い生き物というべきか順応性高いというべきか
と考えてしまい後味が悪い。
養父はサスペンスかホラー作品の登場人物でもいいくらいです。
怖いというかキモいというか気色悪さを演出してます。
これ義兄はどこかでこの異常な関係から醒めるんじゃないか・・・と
その時の親子3人を考えるとまたぞっとします。
怖いものが読みたい方にはおすすめです。

0

流れはいいけど・・・

エロエロで、流れも、まぁいいかなぁと思うのですが、
でも、受けの人格・キャラクターが最初の頃と変わりすぎなのがなぁ。なんとも。

おにいちゃんと呼び始めた時に、私の中で何かが崩れました。
奨学金のため学年10位以内の秀才だったんじゃないの?
優等生の頑張り屋さんだったんじゃないの?
「今は応用問題3のほうが怖い」・・あれ、秀逸だと思ったのになぁ。

ま、最後まで前半とは別物として、エロを楽しめて読めたのでよかったです。

0

怖いもの見たさ

初読み作家さんで、ここで一押しされてた方だったので購入したけど積み本となってたもの。
表紙。。。
レジでは気にもとめなかったけど…手が入ってる。
二人の手が受けの股間に。
気がつかずに家族ものに見えるかしらと油断していました。
内容がすごかった。
エロっていうのは中毒性をまして、麻痺させていくんだなぁと感心。
パラパラとめくって買っていたので、覚悟してはいたけど
気持ちとか理由とかどうでもいいところにあるエロって久しぶりだなぁと。
好きな人はものすごく好きだろうなぁ。
私は……文章は好きだし、受けの人格も言葉遣いも気にしなければ気にならないけど好きかと言われたら全くダメ。
多分、狂った家族。そんなものをみたい時には、この本を読み返すんだろうなぁと思いました。
ホラーって他の方も言われてたけど、怖いもの見たさですね。
評価が難しい。。。

1

何故に…

「掌の檻」が良かったので、過去作品の方も読み始めることに。
あらすじを読んで面白そうだったので、まずはこの作品から。

「お、ねがい、パパぁっ!暁生のココ、いい子いい子して…いっぱいミルク、出させてえぇ……」

結構、どんなシチュエーションの作品でも受け入れられると思っていたのに、暁生のこの台詞がきた途端、ガクッと項垂れてしまった。
何故にいきなり幼児言葉??
そして、一気に冷めていく自分がいた。

徐々に暁生の言葉遣いが変わっていくのだったら許せたと思う。
でも、今までそんな片鱗を見せたことがないのに、突然のこの仕打ちは…無理!
この台詞が来るまでは、結構いい感じに読めてたのに…
ごめんなさい。いきなりの幼児言葉は受け入れられなかった。


2

やはりホラー…

やっぱり、宮緒先生の作品はホラーが多いですね…。
この作品も強烈でした。

親子と、養子縁組によって家族になった男の子とのお話なのですが、
少々こじれつつも絶妙なバランスで上手くいっています…今のところは(笑)

何と言っても、養父の勝将が怖すぎました。
「執着攻め」改め、「粘着攻め」という感じです。
精神面を徹底的に追い詰めていくタイプで、早々に養子の暁生の自尊心を崩壊させます´д` ;

唯一救いとなるのが、勝将の息子の康将の存在でしょう。
この3人の中では、割と真っ当なので…

4

みなさんの仰る通り

レヴューを読んだのと答えて姐さんを見て読んだのですが暁生の性格が前半と後半で同一人物とは思えないほど変えられちゃいましたね。
私も皆さんが言うように前半の性格の方がよかったです。なんだか暁生が小学生ぐらいに見えて苦手なショタ系を読んでるみたいでした。
前半の暁生の性格のままがよかったです。
でも、いつもなら途中で読むのやめるんですが、この作品は、どんどんハマっていって、なにか用事をしてても早く続きが読みたいって考えてました。
勝将の暁生の性格を変えていくのは、本当見事でした。でもあともう少しだけ暁生の葛藤が読みたかったです。
康将は、心の隅でこういうのはいけないんじゃないかと思いながらも今の関係のままズルズルしてしまちゃってます。暁生を今の状態を助け出されるのは君しかできないんだよって思って読んでましたが、勝将からは絶対に逃げられないでしょうね。逃げたとしても、勝将は最初から知っていて裏で自分のおもうがままに康将たちを操っていそうな感じです。

4

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