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なんちゅーか、お互いに惚れあってるのにひねくれてる二人のお話。
ひとでなしの攻めに、ろくでなしの受けと書いてありますが。
受けはろくでなしではなかったです。
だって、ホントのろくでなしなら売られそうになった時に逃げ出した後、自堕落に生きるはずです。
体を売って…って書いてあるけど、一緒に暮らしてた人に援助されてなかったんだもん。
しっかり自分を持って生きていましたがな。
どっちも思い入れ強すぎて、「お前は俺のもの」状態でしたね。
桜城センセのイラストは、線が細かったです。
あごがラインがとがってます。
スーツを着てるのに悪の雰囲気が出まくりの攻め。
チャラ男っぽいのに上品さが出てる受け。
このお話の中に、政治家さんが出てきますが…。
攻めと同族の魂をもっていて(つまり、ひとでなし?)、やはり愛でている実弟がいます。
こちらのお話も読んでみたい。もちろん、桜城センセのイラストで。
ドロドロの愛憎劇っぽいのを期待してたんですがなんかイマイチ。
親の借金で売られた真砂[受]を士郎[攻]が調教するんだけど、途中から真砂に優しい言葉をかけてちょっと甘やかして心を少し開きかけた所を残酷に裏切ってみせるっていう冒頭シーンは結構面白かったんで期待したんですが、読み続ける程にあれれ~?って感じで。
口では殺してやるって言ってるんですが、その割には互いの空気が張りつめてないというか緊張感が無いというか。
こうもっとスリリングな関係な2人を読みたかったんだけどなあ。
最後はなんかラブラブしてました。