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shugosha ga mezameru oumagatoki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
2020年1月に別の作家さんのホラー系のお話のレビューを書いたのをきっかけに、親切な先輩レビューアー様からお勧めいただいて先週の木曜日頃から読み始めたんですが……止まんねぇ。本日は本当に久しぶりの『丸1日ゴロゴロしていても良い日』だったのですけれど、丸1日読み続けてとりあえず既刊分は読破。
そしたら、完結していないのね。フラストレーションがたまりまくり!
人気作でレビューも多いので感想のみを書きます。
とことんホラーでLOVEはちょこっと。
で「滅茶滅茶怖い」とのことでしたが、気合を入れて読んだ所為か思ったよりも大丈夫でした。
というのも、主人公の清芽は何の霊能力も持っていないけれど無敵の『守護』がついている設定&幼い頃に彼に『魂を救ってもらい、人を愛する気持ちを持てた』他人の霊能力をコピーして自分のものに出来るという異能を持つ凱斗とスーパー霊能者の弟、明良が清芽にメロメロだから「これはとんでもない事にはならんだろう」と思いまして。
また、除霊のために集まる『霊能力者戦隊(お話に出て来る由緒正しい隠明寺家出身の中学生、煉と尊がこんな風に言うんですよ)』の可愛らしさ・絆の強さが私の好きな小説『ゴー〇トハ〇ト』を彷彿とさせた所為もあるかもしれません。あ、あの作家さんのホラーがお好きな方であれば好みかも知れませんです(あちらの方が容赦ない感じです)。
ただですね、お話の合間に悪霊のモノローグ的なものが挟まれるんですよ。
これはかなり気味が悪い。
夜道を歩いている時には思い出したくない感じです。
あとですね『凱斗の異能』『清芽の加護』『明良の万能』の理由がはっきりしないこと、度を越した明良のブラコンぶりが、嫌な感じ。
ひっかかるんですよ。
いや、このひっかかりで「次巻!次巻を読まねば」となるのですけれども。
まだお読みでない方は、時間を作ってから読み始めることをお勧めします。
ゴーストハントを読んでいたら無性にホラーBLが読みたくなり、手を出しました。ゴーストハントに比べたらホラー要素は薄いですが、BLに添えられたホラーにはなっておらず、ちゃんとBL+ホラーになっていたと思います。夜中に読んでいたのでちょっとだけ怖くなりました。
ずっと受け視点でストーリー展開されますが、受け視点でも攻めの凱斗が受けへ甘々なのが丸わかりです。
登場から後半まで凱斗は清芽への好意を示していましたが、最後になぜ凱斗が清芽を好きになったかの理由がちゃんと語られるので、すっきり読み終えられました。
初読みの作家さまでしたが、こちらでレビューを拝見して面白そうだなと思って手に取ってみました。ホラーものってあまり得意ではないのですが、面白かったです。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。
代々高い霊能力を持った子が生まれてくる「御影神社」の長男でありながら、一切その能力を持っていない清芽。対して清芽の弟の明良はその一族の中でも抜きんでた霊力を持っているため、子どものころから疎外感を覚えつつ生きてきた清芽なのですが。
もうこの前振りがたまらなく良い!視えざる者が見えてしまう大変さは理解しつつも、そして自身がその能力を持ち合わせていないことは仕方がないことと思いつつも、それでも、と思う彼の孤独にぐっと引きつけられました。
そして攻めの二荒さんがこれまたカッコいい。さりげなく清芽を守ったり、霊能力について様々な知識をそれとなく教えてくれたり、大人の男って感じで非常にツボな攻めさんでした。
そして清芽が子どもの時からずっと見守り大切にしてきたなんて…!わんこ攻めの鑑です。
この巻ではBL色は薄く、エチにまでは至りません。が、その分清芽が二荒さんに手でイカされたシーンがすごくエロい。みずかねさんの挿絵がこれまたきれいでエロくて非常に良かった。
清芽の持っている能力についてや清芽と二荒さんの関係については読んでいくうちに何となく予想はできてしまうのですが、それでもホラーものとしてもとても面白く、神奈木さんの霊たちの描写が非常にお上手なこともあって、まざまざとイメージできてしまうのでちょいと怖かった。
また、霊能力者たちがチームを組んで霊たちと戦おう、というストーリーが斬新で面白かったです。
まだまだ続きがあるようなので、そちらも読んでみたいと思います。
守護者シリーズ4巻が発売されると知り、読み返しました!
夏といえばホラーだよね!というノリで、読み返しましたが、アレ?これ、こんなに怖かっだっけ…?とブルブルしてます。
あらすじなどはほかの方が書いてますので、割愛。私個人の感想を書きます。
ほかの方はホラー色薄いとは言ってますが、私としては充分な怖さでした…。(ホラーにあまり耐性がないからかもしれませんね)
そして、1巻はまだまだ薄いBL色!
もっとイチャラブして欲しかった…!ホラーメインだから仕方ないのかなぁと思いつつ、やっぱり足りないですねー笑
ストーリーは面白かったです。神奈木さんの作品は初読みですがテンポよく、スラスラ読めました。設定がやっぱりいいです。絵も綺麗で、何より主人公の弟の明良がお気に入りです。いいですよね、ブラコン。家族愛というものが何より大好きな私にとってはとてもとても良い内容でした。
いつか、明良のスピンオフでないかなーと期待してます!
そんな感じで、1巻を読んでました。そして、思ったことがひとつ。凱斗の名前が、ずっと「がいと」と思ってたら「かいと」だったんですね。読み間違えしてました…。
最後に一言、夏はやっぱりホラーです!
今月4巻が発売されるので、1巻から再読しています。BL+ホラーで、夏にピッタリなシリーズです。1巻ではBL色が薄いけど、それでもホラーとしての設定が面白くて好きです。
由緒ある神社の息子として生まれた清芽。弟の方は、霊能力者としてもの凄い力を持っているのに、兄の清芽には何もなくて昔からコンプレックスを抱いてきました。
そんな清芽の前に現れた、正体不明な男。その男・凱斗に除霊の仕事に同行してほしいと頼まれるのです。自分の運命を変えるとは知らずに、清芽はイヤイヤ同行することになるのですが…。
清芽が、コンプレックスを抱えてるのに、真っ直ぐで前向きなのが好感が持てます。
相手の凱斗も、執着とも言える清芽への一途さと、一貫して変わらない清芽を守る態度がカッコ良くて素敵です。
周りのキャラも、個性豊かでどの人も好きになります。特に、お兄ちゃん大好きな弟が萌えます。弟と凱斗の、清芽の取り合いを見ると、もっとやれ!と思ってしまいます(笑)
そして、そんな凱斗の過去と関係のある心霊事件が起きる2巻に続きます。
ゴーストハントもの。
それをチームで……というところが、面白い。
由緒正しく除霊で有名な神社の神主の長男・清芽は、
家族で自分だけがその能力がないことにコンプレックスを持っている。
とあるきっかけで出会った凱斗に強引に引込まれるようにして
怨霊退治の仕事を手伝うことになるが、
集められた個性豊かなメンバー達や次々起こるオカルト事件に
圧倒されるばかり……
そんな清芽を、励まして支える凱斗……
最初はバラバラだったメンバー達が、段々と力を合わせて
怨霊を退治する成り行きは、BL抜きにしてなかなか面白い。
反面LOVEやエロは少なめ。
実は昔から凱斗は清芽を、というオチは最初から薄々予想されるもの。
怨霊退治戦隊ラノベ+ちょっとイジケ気味だった主人公が、
自分がどういう存在かを知って自信と恋人を手に入れるお話。
感動とか切なさとかを求めると違うけれど、テンポよく面白く読める一冊でした。
美味しそうな脇役が何人もいるので、シリーズ化ありかな?
とりあえず、続編が出ているようなので読んでみます。
神奈木さんの作品は初読みです。
スラスラと読みやすく、この作品はホラーですが怖さはありません。
受けの清芽は御影神社の神主の息子。
直系には高い霊能力が宿るはずが、清芽にはかけらもありません。
今は奨学金をもらう苦学生。
攻めの凱斗は精悍な整った容貌で、黒ずくめの男。
霊能力者ですが、今は大学で非常勤講師として働いています。
清芽の弟の明良には類稀な霊能力があり、時期神主は明良だと彼は幼い頃から自覚していました。
そのため、清芽ははやく家を出て自立したいと考え、大学は東京へ進み一人暮らししています。
ところが不注意で友人に借金を作り、出会って間もない凱斗が申し出た怨霊退治のバイトを引き受けることに。
清芽はずっと自分に能力がないことを心の奥底で疎んでいました。
弟のことは可愛いけれど、反面嫉妬の感情を持ち合わせて。
そんな自分をあるがままに受け入れた凱斗に、徐々に惹かれる清芽。
ただ、この辺りがノンケだったのに性急すぎて頭がついていきませんでした。
凱斗の方は、最初から表情だとかが説明されているのでわかりやすいと言えばわかりやすかったですが、清芽は突然すぎやしない?と。
それに、清芽目線なのにあまりに凱斗の様子を説明されすぎて、ドキドキ感がまるでなかったのが残念です。
凱斗の行動の意図が読者にもわからないようにしてもらった方が、両想いになった時にキュンとしたのではないかなあ。
もう一つ気になったのは、清芽の口調。
凱斗もちょっとぞんざいな口調なので、会話が続くとどちらが喋っているのかわからない箇所がありました。
その辺りは差別化して欲しかったです。
この作品に色を添える他の登場人物たちは皆個性的で、それぞれ気になりますので続編も購入予定です。
ちなみに昨今のBLでは、かなりえっち度低めですよ(笑
読み始めたら止まらないワクワク感を久しぶりに味わいました!
BLのLove要素に関しては、H度は最後までいたしていないというだけで、他のやることはちゃんとしております。っていうかあの状況で最後まではとてもとても無理ですな。
ただ終始、攻めのストーカーか!?っていうくらい(いや実際ストーカーみたいなもんだけど)、受けへの愛がそこかしこに漂いまくりです。
しかもBL設定だけでなく、話自体が面白い!
飽きることなくテンポよく進んでいき、しかも先が読めない展開です。
ぜひ続編を期待したい作品です!
霊能者の話でラブよりストーリーの進行に重点を置いたためかラブ要素は低いです。
何より霊能者の話なのでファンタジー&ミステリー好きにはたまりません。
っていうか軽度の中二病を満足させてくれる作品ですvvv
作中でマンガに出てきたという呪文(?)を唱えてみたり(また、これが霊能者が唱えるので成功してしまうvv)、主人公の弟がかなりのチートだったり、でも主人公のかなりの最強設定だったりと私の中二病大満足なお話です。
ラブの方も続編を意識しているのか初めは想いを確認しましょv的な恋愛の基本に忠実な進み方がまたツボでした。まだヤっていないので続編に期待です。
この階段を上るような恋の進み具合がたまりません。
そしてなによりのツボは主人公の弟!!!!!
ブラコン万歳!!!!!!!!!
美形で優秀、かなりモテる弟が重度のブラコンなんて最高!!!!!
肉体関係はないけれど、恋人ではないけれど、恋人よりも粘着質な重過ぎる家族愛!素敵!!!
恋人の事は今は容認してるけど泣かしたらいつでも報復する気な弟続編の活躍を超期待しています(主にブラコン方面での)
面白かったです!一気に読んじゃいました!!
清牙は「御影神社」の守主の一族の直系で、優れた霊能力者の血筋の長男。
弟の明良は高い霊能力の持ち主で、父親を上回ると評判。
なのに、何故か清牙には霊感と呼ばれるものが全く無く、葉室家の落ちこぼれ。
そしてそれは子供の頃からの清牙の大きなコンプレックスでした。
実家のしがらみから自由になるために、大学入学を機に上京した清牙。
通りすがりに偶然怪我をさせてしまった事で知り合った凱斗と、
古い屋敷の霊を祓うバイトをする事になります。
と、お話のスタートはこんな感じですが、
この小説はBLというよりはホラーミステリー的な要素の方が強いので、
ストーリーはあえて書きません。
絶対何も予備知識なく読んだ方が面白いので!
この本の面白さは、お話だけではなく登場人物が皆本当に魅力的な所です。
主役の凱斗と清牙以外と共にこの仕事の為に集まったメンバーの、
タレント霊能力者の櫛笥、
平安時代からの歴史がある西四辻家の煉と尊。
オマケは依頼人の代理人の、ジン。
後は、清牙の弟の明良。彼は実はすごいブラコンです(笑)
とにかく皆個性的で、それぞれのスピンオフが読みたいと想う程(笑)
「日本呪術師協会」なんて怪しげな団体の名前の出てきて、
「霊能力者戦隊」とますます意味不明な組織も作られそうで、
なんか、まだまだこの世界観でストーリー掘り下げていけそう!
凱斗と清牙のラブもまだまだこれからだし、
今後もちろんシリーズ化していくと期待してます!!
神奈木さんの作品は指輪シリーズを既読ですが、私的にはイマイチ世界観に入れなかったので、こちらの作品はレビューは良いけど「どうかなー?」と半信半疑で手を出してみました。・・・手を出して良かったです。かなりのヒット!でした。
まず世界観が上手に演出されていてホラーなところも怖いし、怨霊の狂った感もとてもよく出ていたと思います。幼い頃のエピソードからしてとてもひきつけられるものがありました。話のテンポも良くて次が気になってどんどんページをめくってしまいました。
そしてキャラクター達がとても良い!受の清芽は可愛いし、攻の凱斗の執着っぷりもステキです。そしてメインのCPはもちろんの事、中学生従兄弟霊能力者コンビもそれぞれ個性的で、清芽の弟もカッコ可愛い。キャラクター描写が秀逸でしたし、魅力的でもっと知りたいと思わせました。
続編が間違いなく出ると思います。新しく出来た霊能力チームとして話がいくらでも出来そうだし、弟も今回はちょっとしか出ていないけど、もっともっと活躍してくれるでしょう。それから実家にある宝剣の存在も気になります。メインCPのエッチも今回は中途半端に終わってしまったし、今からとても期待してます。シリーズ化希望です!
ホラーミステリーなストーリーで、ドキドキハラハラして一気に読めました。
最近ガッツリしたBLに食傷気味だったので、Hは少なめだったけど攻めの凱斗のさりげない行動に愛情が見えたり、清芽が急速に凱斗を意識して行くのがもう十分にキュンときました。
極端に制限された環境で、今まで生きてきてコンプレックスになってた能力的なものを肯定してくれた上で極限状態において自分だけを守ってくれる存在…同性でも好意をもってもしぜんかなぁって思います。
そして登場シーンが少ないのに、始めから存在感が大きかった二歳下の弟のブラコンぶりも大好きです。
本人だけが知らなかった清芽の能力や過去がオープンになってからの、お兄ちゃんは僕が守らなきゃ‼って可愛すぎです。
清芽の前ではイイコっぷりなのに、凱斗に対しての毒舌もかわいー!
芸能活動もしているかっこいい櫛笥や、中学生で従兄弟コンビの煉と尊など個性的な登場人物も良かったです。そんな5人が表には出さない思いや過去が険悪な雰囲気を作っており、その人間関係性の推移は作家先生の文章力を感じました。深読みし過ぎでしょうか。
いや~面白かったです。
「BLとして」では無いのですが、
作品としてとてもよくできていたので、
某出版社のホラー文庫で出版されていても
違和感ないのでは?と思いました。
逆に、その某出版社のホラー文庫がお好きではない方にとっては、
「面白いけど、BLに求めてない世界観の作品」となってしまうと思います。
清芽は、霊能力の強いといえる神社で長男として生まれたものの、
全く霊能力がない。なのに、弟は、とんでもない能力者ということで、
子供のころから、コンプレックスをもち、育ちます。
そして、大学生になり、不審な男、凱斗と出会い、
清芽は霊能力者のフリをして、怨霊退治をすることに。
コンプレックスを持った清芽ですが、ジメジメしていないし、
ちゃんと前を向いている感じが良かったです。
しかも、よくある「バカ前向き」じゃないのがいいです!
これは、続編があってもおかしくないですね。
いや、続編を読みたいです!
紹介文を読んで、「ホームズとワトソン?火村とアリス?」と予想しながら本を手に取りましたが、全然違っていてどちらかといえば「みにくいアヒルの子」パターンかな?
ホント面白かったです。
受け様は有能な霊能力者を輩出してきた神社の長男。
なのに彼自身にはなんの霊感もなく、疎外感や強力な術者である弟に対する劣等感を抱いている。
自身の居場所をみつけるため、郷里を出て東京の大学に進むが・・・攻め様と出会い、幽霊退治に巻き込まれる。
好感のもてる主人公です。自身の劣等感も正直に認め、前に進もうとする公正で前向きな青年です。視えすぎるゆえに霊に怯える幼い弟をかばうやさしい兄でもありました。
ただの一般人の自分では足でまといにしかならないのに、「俺が選んだのはおまえだ」と攻め様は断言する。彼のためにも、実家の名誉にかけてもしっぽを巻いて逃げ出すわけにはいかない、なにより自分自身のために。
おどろおどろしい悪霊も登場しますが、そんなに怖くはなかったです。
正直、ホラーが苦手なわたしがサクサク読めたくらいですから・・・
個性豊かな、霊能者集団がちょっと戦隊ものみたいな感じもして、中学生の従兄弟ペアが魅力的です。彼らでスピンオフなんて面白いだろうな。
攻め様に惹かれてゆくのがちょっと早くない?と思いましたが、二人のあいだにはコントロールできない力に苦しむ攻め様が、受け様に救われたという過去の因縁もあったのです。
ラブは十分ですがエロは少ない。でもそのほうが物語のバランスが取れていいです。
自分は何者か?自分には何ができるのか?それを見つけるために人はベストを尽くさなければならない。そんなお話だと思いました。
《秘められた力》という同様のテーマで『カメレオンの呪文~魔法の国ザンス』(ビアズ・アンソニイ著)を紹介したいと思います。
誰もが魔法の力をおびて生まれる国ザンス。でもビンクには何の魔力もない。このままでは成人すれば国を追われることになる。はたしてビンクは自分の魔法をみつけられるか?またその力の意味は?
(ハヤカワFT文庫の初期の作品なので古書店のほうが見つけやすいかも。)
さて、タイトルで大好き&神評価までしてしまったのですが、冷静に考えれば
BL的にはどうよ?なんて思わずにはいられない内容かも知れません(笑)
設定的にはホラーミステリープラスBL風味でしょうかね。
ちょっぴりホラーの比重が高い感じがしますが、個人的にはこの設定にはこのくらいの
BL風味がちょうどいい感じで、思っている以上に萌えが隠れていたりするのですよ。
内容は知る人ぞ知る「御影神社」がそもそもの舞台、御影神社を守る葉室家は、
代々高い異能力を持つ者を輩出する古くからの家柄で、その次男は今までで最高の
力を持っていると言われている傍らで、本来の跡継ぎで長男である受け様はそんな家系の
長男なのに、見えざるモノを見る力も感じる力も祓う力も何一つ持っていない。
その事が密かに受け様の小さなコンプレックスになっているのです。
異能力の家系の出来損ないの長男だと自覚してる受け様ですが、能力の高い弟に
若干の引け目はあっても仲は良い兄弟なんです。
後に弟のお兄ちゃん大好きブラコンにも萌えを感じました。
そして、ある日受け様は見知らぬ相手に不可抗力で怪我をさせ、自分のアパートで
攻め様の手当てをする事になるが、そこで攻め様も弟同様に霊が見える人だと確信。
更にアルバイトを持ちかけられ、流れで引き受ける事になるのですが、霊能者の
攻め様のアシスタントとして幽霊屋敷の除霊をする事になります。
受け様は何の力もないけれど、家柄は有名で、その除霊する屋敷には攻め様以外にも
3名の霊能力者が集まっていて、何も箔が無い攻め様は受け様の家柄があるだけで
相手になめられずに済むと言う理由で連れて来たと・・・
その幽霊屋敷には想像を絶する悪霊が取り付いていて、先に来ていた3名の能力者は
既にそのあまりにも凄まじい悪霊に怪我をさせられる程に手を焼いていたんです。
受け様は、霊能力の家系にいながらも、霊ひとつ見たことも感じた事もなくて、
目の前で起こっているポルターガイスト現象に唖然とし、恐怖を覚える。
始めは単なる名前だけのアシスタントで来た受け様が次第に攻め様や他の能力者と
行動を共にする事で色々な意味で成長していき、攻め様との恋も織り交ぜながら
今まで知らなかった自分自身の本当の力を知る事になり、更にその屋敷にいる悪霊が
幼い頃から受け様を付け狙っていた悪霊だと知ることになります。
魔を払う能力が無い受け様が、ストーカーのような悪霊に何年も付け狙われて
トラブルに発展するお話、攻め様もある意味受け様のストーカーみたいで、
受け様がキケンな目に遭わないように陰から見守っていて、受け様と行動を共にして
そこに、守ること以外に昔から好きだったと言うラブが盛り込まれていて
ラブホラーって雰囲気に仕上がっていました。