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juuisan no himitsu no koibito
ちょっとだけ、ん?な要素はありましたが、とっても面白くてハラハラして良いお話でした。
獣医の睦月の病院へしょっちゅう差し入れを持って会いに来てくれる年下営業マンの小鳥遊。
彼に好意はあるもののどうこうする気はなかった睦月。
しかしある晩ケモ耳尻尾が生えて困り果てた小鳥遊が頼ってきて…。
本当に色々良く出来たお話なんですよ!(何様?)
獣の本能か睦月への愛情からか小鳥遊が暴走していくんですが、だんだん小鳥遊は開き直って当たり前みたいになって。
おねだりやお仕置きとか、何当たり前に?しかも独占欲山のごとしで。
でも鈍い睦月は小鳥遊は獣の本能と自分にしかぶつけられない発情期の性欲なんだと受け止め、でも好きだから辛い…って。
もう早く気持ちを伝えれば数十ページで終わっちゃうんですが、こんな異常事態で言えなかったんですね。
小鳥遊は不安になるとどんどん獣化が進み。
睦月はどんな姿になっても小鳥遊を離さない、ずっと面倒をみると決めて。
この姿ならずっと一緒にいられる、誰にも小鳥遊を取られないって。
睦月の独占欲もかなりのものでしたね。
睦月の過去のトラウマから小鳥遊のアプローチは好意を持てるもので、だけど鈍いので肝心なところに気が付かない睦月で。
そして小鳥遊がこんな姿になった理由とそれを解決する方法。まさか!で。童話みたいですね。
人間に戻ってからが短かったですが、満足です。小鳥遊にも伝わってるよね?人間姿に戻れたってことは…なんだから。
つけ上がる攻め?体を許されたら勝手に嫉妬してお仕置きする攻めって苦手なんですが、これは鈍い睦月も仕方ないかな。
最後の睦月の願望はう〜ん、でした。
大好きな、こうじま奈月先生の表紙イラストに萌え心を擽られそれだけで購買意欲を
掻き立てられてしまうようなキラキラプリズム文庫、このキラキラも好き(笑)
作者さま、第2弾の商業誌はもふもふケモノ耳&しっぽのワンコさんが攻め様です。
前作は3Pもので二人のケダモノ兄弟に愛されちゃうお話でしたが、今回は獣医の
受け様に一目ぼれして、2年も好意を持ちながら下心を隠しながらも仲良くなりたくて
自腹で毎回貢物片手に通う一途な年下ワンコさんが登場しております。
それも、性格ワンコなんて生易しいものではなくて、ラスト近くはホントの獣ワンコ、
それもちょっと苦手な人にはおススメできない獣姦シーンもあったりする。
個人的にはもふもふは好きでも獣姦は嫌かもなんて思っていたのですが、
意外とイケるからあら不思議。
もっとも、それは受け様の相手を思う熱い気持ちがあればこそって内容だからです。
内容は、開院前から偶然知り合い、今では友人と言っても差し支えないくらいの相手の
攻め様が、夜中に突然やって来て、受け様に助けを求める事から始まります。
攻め様は、友人の結婚式の帰りに突然ケモノ耳としっぽが生えてしまいやって来た。
始めは酔った幻覚と思った攻め様、それを見せられた受け様も寝ぼけているのかもと
翌日までその事を考えないようにするが、目覚めてもやはり現実。
その日から攻め様のその原因を解明する為に泊まり込む攻め様。
実は受け様はゲイで密かに攻め様に好意を抱いていたんですが、過去の出来事が
受け様を同性相手への恋を臆病̪させているんです。
端から相愛の二人なのですが、攻め様は自分の思いをニブイ受け様に伝えようとしても
いつも玉砕気味、受け様はこれ以上攻め様への好意が大きくならないようにしてる、
攻め様の受け様に対する焦りと焦燥が今回のケモ耳シッポの発端になっているんです。
読み終えた時に思ったのが、カエルの王子様とか美女と野獣みたいだと・・・
愛する人に嫌われるような呪いをかけられた攻め様が、受け様の真実の愛で
呪いが解けると言う展開は、まさに童話的でしたね。
ただ、前半から中盤までは、コミカルでもふもふ感があるほんわかムードもあるが
後半に入ると、攻め様の獣化が悪化してシリアス気味になり、受け様がヤンデレ思考に
若干感じる雰囲気になるのですが、最後はハッピーラブです。
いきなり『耳と尻尾が生えた』と動物病院に駆け込んできた顔見知りの営業マン・小鳥遊を匿う事になった獣医の睦月。
いかにも女性にモテそうなのに純情な年下の小鳥遊と一緒に暮らす中で、睦月は元から彼に抱いていた好意を膨らませていく。
途中、小鳥遊を襲う動物特有の発情期を睦月がモロに受け止めるエロシーンは、全身を舐め尽くす描写に身体の相性抜群ってことで結構ページ数を割いていて、作中のエロ度は結構高めに感じた。
睦月の真の想いが小鳥遊を救うかってクライマックスでは、まさかの○姦まで読めるとは思わなかったな~。
(*○姦が苦手って人はご注意を。)
でも、単なるエッチシーンとしてだけでなく、小鳥遊がどんな姿であろうと、って睦月の想いがちゃんと伝わるシーンでもあるんだな~。
そもそも、小鳥遊になぜケモ耳と尻尾がはえたのかって謎は終盤で判明するのだが、クライマックスから終盤にかけてが慌ただしかったのは少し残念かも。
この話はケモ耳、尻尾でモフモフを愛でるというよりも、変身ものとしての趣が強いと感じた。
釘宮さんの小説は初読みだったが、文章の癖に慣れて読み進めてみるとラブ面もエッチシーンも程よくまとまっている一冊だと思う。
あー、楽しかったー!
予想以上におもしろかったです。
もふもふ感いっぱいだし、匂いフェチだし。
匂いフェチって今まで特に萌ツボだと思っていなかったのですが、全身をクンクン、ベロベロするもふもふ小鳥遊に萌ツボをめちゃめちゃ刺激されましたw
H度標準となっていますが、エロエロに近い標準だと思います。
ちょっとマニアックで濃かったですw 堪能させて頂きましたww
でもこの本はエロばかりじゃなく、シリアスな面もあるし、中身も充実してます。
リアルではありえないお話ですが、もうそういうのすっ飛ばして続きが気になって気になって。話のテンポもいいので、あっという間に終わってしまいました。
そして睦月が精神的に男前なところが良かったです。
なんて頼りになる受なんでしょう!こんな非科学的な非常時でも、どんな時も攻を守り、添い遂げる睦月に小鳥遊が惚れない訳がありません。可愛いのにカッコいいって、もう反則です!
最近読んだ本の内容がちょっと重めだったのですが、この作品を読んでHPがチャージされた感じがしましたw この本は釘宮つかさ先生の二作品目と言う事ですが今後も注目したい作家さんの一人になりました。次回作も期待してます!