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ookami no tsumagomi
「読者を本気で萌え殺そうとしている」小説が、本当にあるのだとわかりました。
読んでいる途中から、萌えで体がぞくぞくしっぱなしでした。
怖いものなしの俺様な攻が、受にだけは弱い、というところが、まず最高です。
名実ともに一族の長で、誰にも屈することのない、全てにおいて完璧な真神が、唯一心を奪われた瀬津には、いくら拒まれてもひたすら許しを請い、我慢強く求愛するのです。
これが萌えずにいられましょうか。
瀬津のちょっとした言動に、反省して耳をたれたり、喜んでしっぽをぶんぶんさせたりする姿も、可愛すぎます。
ここは、普段は余裕の真神が振り回されていることで、瀬津にどれだけ夢中なのかも伝わってきて、二度おいしいところです。
瀬津が適度に拒むところも、読み手に真神の愛の強さを、より楽しませるために描かれているとしか思えません。
「BLを読む女の子の多くは、強く愛されていると実感したいのです」とは、某先生のインタビューで見かけた言葉です。
女の子ではありませんが、私も先生のおっしゃる大多数の読者のうちの一人だったなあ、としみじみ思います。
『鬼』シリーズで高尾さんにハマり、『天狗』シリーズで激萌えし、作家買いでこちらも読んでみました。イヤ、すごく良かった。この方の描かれる受けのことが好きすぎるわんこ攻めが非常にツボなのです。
人狼であるだけでなく、身体に秘密を抱える受けの瀬津。それらの秘密のために、両親を亡くし、一人ぽっちで生きていこうとする彼が健気で可愛かった。
対して攻めの真神。彼は瀬津の身体の秘密の関して何ら思うところはない。けれどそれは決して瀬津の気持ちをないがしろにしているというわけではなくて、瀬津のことを丸ごと受け止め愛してるからなんですよね。器が大きいと言えば聞こえはいいけれど、ちょっとピントがずれてるような…www
人狼の世界でトップの立場に立つ真神が、瀬津の前では可愛いわんこになってしまうのがとてもツボでした。瀬津に怒られ拒絶され、萎れてしまうしまうシッポや耳が可愛いです。個人的にモフモフ萌えってあまりしないのですが、真神のシッポにはモフモフしたい…!
『狼の妻迎え』はスピンオフなんですねえ。同人誌で続きがあるようですが手に入れづらいので、是非ともそちらを収録した続編を出していただきたいと絶賛切望中です。
高尾先生なので絶対面白いハズ、と思いつつも長らく敬遠してました。
その理由は三つあって、①群れのトップをアルファと呼称するのがオメガバースを思わせて心惹かれなかったこと、②ケモノ×人間は好きだけど、ケモノ×ケモノはあまり興味なかったこと、そして③ネタバレで読んでしまった特殊設定が地雷だったから。
しかし結論から言えば、すごく面白かった!萌えました!!
①に関しては全くオメガバース感はなかったし、②は意外とよかった。そして最大の懸念であった③の地雷も、意外に平気だった。
「特殊な事情を抱えた受け」として普通に楽しんで読めました。
攻めは、俺様キャラだけれども姿形だけでなく、内面的にもとてもイケメン。
俺様キャラなのに優しくて包容力がある、完璧な雄なのに受けに毛虫のように嫌われている。
それが読んでいるうちに可哀想で楽しくなってきてしまう。そんなキャラ。
一方の受けは、色々事情があって一人で生きていこうと決意している人物。
攻めとの最悪な出会い方も原因となって、攻めのことを完璧に拒絶しているのですが、それでもへこたれない攻めを前にして、元々抱いていた孤独感が現れてくる……そのくだりの描写が実に見事でした。
BL作品の受けって、妙に女々しかったり乙女だったりするキャラもいると思うんですが、本作の受けは全くそんなことはなかった。
きちんと自分を持っていて、理性的にすべてを処理している。
けれど身内の死などに対しては、淋しさ、悲しさが隠しきれず、溢れてしまう瞬間がある。
そんな人間味あふれるキャラで、とても魅力的だなと感じました。
そんな攻めと受けがお互いを認め合えて、幸せにたどり着けて本当に良かったと思う。
そんな作品でした。
根っこにはシリアスが流れているのに、何故か面白い今作品。
最初読み始めて、人狼族というファンタジーだから仕方ないかな~と思いながらも、
攻めが受けに自分たちの世界を説明するシーンが多いのと、
受けが特殊な環境にあることもあり、
やけに解説が多くて、こんなに解説が必要なのか?とも思ったんですが、
それよりケモ耳モフモフの魅力が優ってしまったという、貴重なおはなしです(w)
沖銀ジョウさんのイラストが、最初のほうにある、スーツ姿なのに耳と尻尾がついてるイラストにノックアウトされました♪
もう~身悶え!!
こういうファンタジーは設定ありき、設定が上手いと勝ち、って感じがします。
今回は、人狼族のアルファである真神が、実にいいキャラクターでしたよ!
はぐれ狼である、両親を亡くし、身体に秘密を抱えているために一人ぼっちで、慎重に生きてきた瀬津にストーカーがついたことから、
彼が人狼の血を引くものだったことから出会った真神。
彼が瀬津の匂いに惹かれて無体な事をしてしまったり、それを弁明するシーンがあるのですが、
褒めるのはそこかよーーー!?
瀬津怒ってもしかたないですwww
ほかにも、色々と、何かアルファなんだけど、恋する一人のワンコって感じで、スーパー攻め様じゃないのが好感度高いデス。
イケメンですかしてるわけじゃないのに、これが人狼族の習慣だからと耳と尻尾を出して、それで感情がわかるっていうのが、何だかギャップ萌えなんですよ!
あと、満月が来てとうとう我慢できなくなった瀬津が狼に変身して、瀬津を探しに来た真神と一緒に山を走り回るシーンがとても印象的☆
そのあとのまぐわいが、、、長いんですね。犬科ですもんね。
あの~獣化してないからコブはないんですねwww
紗野さんの「獣の妻乞い」で獣姦ありましたが、ああいうのが可能なカプなんですね♪思わず期待してしまいましたw
そこは健全にまいりましたね。
最近多発している人狼族の失踪と、サイクルの変化の問題が、真神の瀬津への愛情への嫉妬という、それが上手く絡んでハッピーエンドへの展開となっております。
シリアスに考えると、若干その後半設定が、えっ!?こんなじいさんが!?な部分もなきにしもあらずなのですが、
ひょっとして同じ作者さんの天狗ものみたいに、将来ひょっとして瀬津の出産ということも考えられるんじゃないかな?
なんだかドキワクします。
しかし!このおはなし、多分苦手な人には超苦手なヤマが一箇所あります。
それは主人公がふたなりであることと、ラスト近辺に女性器を使った交接があるということです。
モフモフ好きだけど、それは~という方、注意してくださいね。
でも、瀬津は強がりの意地っ張りだけど、ちゃんと男子ですから♪
レ・レビュー先に読んでなくてよかった~作品。購入を迷うようなものしかレビューを先に
見ることはないのでこれは助かりました。
高尾先生の新刊は天狗様のシリーズ第3弾を楽しみしていたのですが出ないのかな・・・
スッゴイ好きなんですが。その高尾先生のこちらも人外、しかももふもふときたら即購入です。
私個人としては好きな設定です。受様も2つのうちの獣化できるというのと、もう1つの方は
ネタバレになるので書くのはどうかと思いますが、そちらも好きな設定です。
あまり多くはないですよね~好き・嫌いが分かれそうですもんね。
この作品でよかったのは女の子の方にも攻様が挿入したということですよ!
なんかそこはスルーとかいうのも結構あって・・・だったら普通な設定にしておけば?
と思うこともあり。続編があったら絶対子供生まれてますよね!
天狗様も子供編も読みたかったな~まだ希望は捨てませんが。
あと、攻様、受様ともに獣化できるというのが良かったです。2人で獣化して山を走ってる
シーンは凄く想像できて印象的でした。
変身シーンとかも凄く想像しやすかった。高尾先生の文章はとてもわかりやすくて、甘くて
大好きです。攻様が受様を大好きなのも本当にイイ!
続編が商業誌ででなくても同人誌で出たら買いますっ
イラストの沖銀先生がどうとかじゃないんですけど、陸裕先生とか蓮川先生とかならもっと
美しい狼を描いてくださったのではないかと。
折角の受様の白狼姿、続編があればカラーでみたいです。
最近モフモフものが増えてきている傾向があるように思い、
作品としても、モフモフなだけでは、萌萌になるわけではないな~と
痛感しているところですが、
この作品は、とてもとても楽しめました。
狼なのですが、犬っぽい様が最高です。
人狼の血を引いている瀬津は、
家族と、人狼の群れに属さないはぐれ狼として生活していたのですが、
その家族である両親を亡くし、孤独に生きています。
そこに、現れたのは、人狼のボス(アルファ)である真神。
真神は、瀬津に群れに入るように言う一方、
瀬津を好きなってしまったアタックしてきます。
そのアタックしてくる様子が、かわいい。
狼姿で、接してきたりするのですが、それが良いです。
続編出てほしいです!
私としては理一先生は馬よー と勝手に思い込んでいたため
スルーしていた当作。しかも日本舞台だしー。
いざ、読んでみたら、なんだ、狼じゃないじゃん、犬じゃん!!!
(といったら激しく叱られそうですが)
めっちゃ可愛いじゃん!!
今まで読まずにいて損したーと激しく思った作品でした。
神でもいいなあと思いつつ、やっぱり和風なため
きらんきらんクジャク様系統の方がいいなあと思って、それで 萌2.
(萌2.5の気分)
続きはロシアが出てくるんですよね、期待しよー
先生の書かれた動物もの、めちゃくちゃ萌えます。
BLうんぬんではなく、しっぽ わさわさ振られたり、
耳がしょげちゃったり、鼻づらを擦り付けてきたりするところで
もうノックアウト。
狼さんに変化して、喜びを全身にあふれさせて二人で絡み合いながら
走るシーンなんか、もう嬉しくって嬉しくって、
受けさんの寂しさを吹き飛ばしてくれてるって感じられて、感動。
あまあまな部分も、受けさんのつんつん具合もかわいらしく
とっても読後感のよいお話でした!
こんなに上手く動物の動作と感情を書いていただけるのって
先生が№1じゃないかと個人的には思います。
先生、前世は狼か犬だったんじゃないか・・・
え、でも鬼も天狗もあるんだよな。
うーん。もしや憑依させることができるのか?
大きな秘密を抱え一人孤独に生きていこうと決意した瀬津とそんな彼に一嗅ぎ惚れした人狼族のボス真神のお話です。
真神の方は瀬津にベタ惚れで毎夜毎夜瀬津の家に押しかけますが瀬津はとても頑なで・・・
それには瀬津が抱えた大きな秘密が深く関係しているのですがその部分は読んでからのお楽しみですね。
真神のことをとても警戒していた瀬津の心が開いていく過程がよかったです。
孤独に生きることを決めた瀬津を一人でいさせたくないという真神の想いを瀬津が受け入れ二人が本能のままコミュニケーションをとり瀬津が孤独でなくなったあの時が瀬津の秘密を知り共有した2人の絆が強く結ばれた瞬間なのではないかなと思います。
想いが通じ合ったあとにもトラブルがありますが結果的にはより2人の仲が深まったのかなと感じました。
2人のその後の群れでの暮らしなど色々続きが気になります・・・
イラストに関しては綺麗で内容にもあっていたと思います。
でも狼や獣耳がかわいすぎるところが少し気になりました。
気の強い受様や受様にベタ惚れな攻様
秘密に関係していますが一味違った?エロが好きな方におすすめの作品です。
※ネタバレには気をつけて書いているつもりですが
どの程度でネタバレになるのかがわからなかったため
ネタバレ有りにしてあります。
純血人狼族のトップのアルファと混血で先祖返りの瀬津ですが、アルファはじんろうぞくのコミュニティをまとめる立場にいるのに対して、瀬津は半年前に亡くなった両親と共に組織に見つからないよう気配を消して生活をしていました。
そんなときにあるアクシデントからアルファは瀬津に一嗅ぎ惚れ。
はぐれ狼として自由に生きて行きたい瀬津は毎日のようにアルファに猛アタックで口説かれそれを拒絶します。
なぜなら瀬津には知られたくない秘密が二つあるため、頑なにアルファを遠ざけようとします。
1つは満月の日に獣化してしまうことともう一つは…。
正直二つ目に関しては私的に抵抗があって意識的にその手の話を避けてきました。
なので初読みです。
違和感は最後まであったのでそのぶん萌え一つ減らすか悩みましたが、モフモフ度は非常に満足だったので萌2になりました。
狼のアルファを人間の瀬津がいじるのもよし、獣同士のじゃれつきも微笑ましいし非常に満足です。しかも、警戒心バリバリの瀬津がアルファのぬくもりや優しさに触れて孤独感やさみしさを自覚し少しづつ打ち解けて行く様がいいです。
続編は読みたい気がするけど、子孫繁栄のため瀬津が雌化しそうなのでとりあえず読み切りで満足です。
はぐれ人狼の瀬津と人狼族のアルファ、真神のお話です。
内容は他の方々が書かれているので重複するのを避けて書きませんが
真神の俺様なのにワンコだったりするところがツボでした。
真神は瀬津が大大大好きなのに瀬津がちょっとそっけなかったりするところも萌です。
楽しかった~。
一目惚れではなく、一嗅惚れされちゃう瀬津ですが、
人間でも嗅覚は犬や狼の比ではないですが、やっぱり匂いで合う合わないがありますよね。ましてや嗅覚が鋭い狼だったら一嗅惚れも納得だなぁと思いました。
人狼族の街があるんですが、そこがほとんどこのお話には出てこないので
続編をだしてもらって、その街の話を書いていただけると嬉しいです。
折角壮大な設定があるので生かして欲しいです。
あと最後の方でちょっと出てきた従者の人狼クンも可愛かったし。
もっと活躍して欲しい。
高尾先生の天狗も好きですが、私的にはこっちの方が好きかもしれません。
続編希望です。