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幼なじみからの告白で日常崩壊!?
konomamadewa irarenai
幼馴染みものは結構好みです。すれ違って友情から恋愛へ、というのも王道過ぎと言えばその通りですが別に構わない。好みに合えば、王道はむしろ安心できて好きなくらいです。
でもこれは、とにかくキャラクターがダメでした。周以(攻)が、樹(受)のどこがそんなにいいのか、好きなのか。『執着』してるのだけはわかりますが、なぜそこまでというのがまったく伝わって来ません。
それに、樹のような調子がいいというか考えなしなお子さまはどうにも好きになれませんね。酒弱いのわかってるのに飲み過ぎだろ!結局、酔いつぶれても誰か(現実にはまあ周以)が助けてくれるから~ってか。なんか樹のこういう学習能力のカケラもない『甘え・依存体質』にもうんざりでした。最初から最後までおんなじこと何回繰り返してんの?←樹にというよりそれしか書かない作家さんにかも。
これは故意なのか『今、この時の2人』だけををピンポイントに描いているので、過去の幼馴染みとしての2人の様子や心情がもっと欲しかったです。キャラクター(とりわけ周以)の描写が浅くて、ストーリーに入り込めないうちにあっさり終わってしまったような。
これは、樹より周以の想いを掘り下げて見せてもらった方が、少なくとも私は受け入れられたんじゃないかとい気がします。本来私は受の側に立って読むことが多いんですが、とにかく樹がまったく好きになれないタイプだったので、まだしも周以のほうが共感できる可能性は高い(かもしれない)んじゃないかと。
とにかく、メインの2人のどちらにもまったく好意を感じないし、そもそも肝心の『友情が恋に』の過程がよくわかりません。これはホントにラブなのか!?とさえ思いました。
続編『いつまでもこのままでいたい』では、樹も周以を引き留めるために関係を続けているだけではなく・・・と言うのが出ては来るんですが、それもまあ短編なのでさら~っというか一応入れました、という感じさえしました。
申し訳ないですが、ひとことで言ってダルイんです。読みながら目が滑って困りましたよ。
あとは、おのにしさん初読みなんですが、文章がちょっとくどいというか・・・正直読みにくかったです。ただ、すごい下手とかどうしようもないとかではなくて(ホントにそうではない)、これは内容が面白い・好みに合うものなら別に気にもならなかったとは思います。もともと文体に対するこだわりはない方なので。
しかし何一ついいところが見つけられませんでした。ひたすらに残念な作品です。『しゅみじゃない』でもいいくらい。
厳密に言うと萌と中立の間ぐらいの評価です。
話的には大きな事件があるわけではなく、日常に恋愛要素が入って主人公がグルグルしちゃう、という結構好きなパターンなのですが、切なさが足りなかったです。
攻の周以が樹を思う切なさがもっと出てれば、もっとキュンキュンできたのになぁ・・・。
攻が受けへの気持ちを隠しきれないことで話がはじめるのが似てるのでどうしても前作と比べてしまいます。前作は攻の切なさが胸にきたし、受けの戸惑いや気持ちに共感できたのでめちゃくちゃ好きだったのですが、今作は幼馴染ゆえか受けの甘えにイラッツときたし、攻の切なさもそこまで伝わってこなかったし、前作ほど萌えない感じです。
同時収録の「いつまでもこのままでいたい」は、受け樹の気持ちが本当の好きなのか、幼馴染が離れないための手段なのか、という話です。
これははっきりさせないといけない事だし、付き合ってるけど気持ちの再確認の話がとってもすきなので、こっちの方が共感できて好きでした。
くっついた後のいちゃラブ好きとしては、応援書店のペーパーよかったです。
手に入れられる環境ならペーパー付をオススメします!(アニメメイトさんの方は読んでないのでわかりません、ごめんなさい)
おのにしこぐさ先生、次の作品も楽しみにしています!
出版社の方々!六年は長すぎます、せめてもう少し短い期間で先生の話が書籍として読みたいです!
ネザドワ様、こんにちは♪
同感です!
期待値が高かっただけに、残念でなりません。
正直、最後まで読むの辛かった…。おのにし作品でなければ、趣味じゃない付けてたかも(汗)
全作と似たような設定ですから、どうしても比べてしまいますよね~、お気持ち凄く分かりす。
お仕事お辞めになられて作家業に専念なさるそうですから、又次に期待しましょう!!!!!
では、失礼致します\(^o^)/
幼なじみで親友、誰よりもお互いを理解しあっていると思っていた相手から
好きだと言われ、友情が壊れていってしまう。
それでも、思いには応えられないけれど、失いたくない友人。
友情が恋になるのか、悩みながら二人のこれからを考えるような切ないお話です。
まぁ、切ないと言うよりは・・・めんどくさいかなぁ~、個人的には好みじゃないかも。
自慢の幼なじみで、いつも何かと甘えてる受け様、サークルの飲み会で酔えば
いつも攻め様が迎えに来てくれる。
そして、気になる女の子がいれば攻め様にのろけをかます。
でも攻め様はずっと受け様に片思いしていたから、ガマンの限界に来て、受け様に
自分の思いを告げてしまう。
そして、言われた受け様は、自分たちの関係を壊した攻め様に怒りまくる。
そのまま疎遠になるのかと思ったら攻め様は何食わぬ顔で攻め様の元へやってくる。
受け様も攻め様が完全に自分の前からいなくなる事なんて考えられない、でも攻め様の
気持ちに応える事は出来ないと悩みまくる。
かなり、じれったいと言うか、イライラする内容と言うか、読んでると疲れました。
リアルに幼なじみに言われたらこのくらいは悩むのかもと思うけれど、
個人的な好みとしては、エロさのカケラも感じられない焦らしプレイは頂けない。
切なさと幼なじみ同士のなかなか切れない関係に萌えを感じる人にはウケるのかも。
6年ぶりのおのにし作品、相変わらず短いセンテンスを繋げて話を進めてゆく書き方は変わってないなぁと懐かしく思いました。
でも申し訳御座いません。作家様贔屓で萌評価をつけたい気持ちはあるのですが、この作品自体の評価は辛口です。
作者様があとがきで「批判されるとやる気を出すタイプ、ご感想・ご意見・ご叱責もOK」だと書かれておられますので、遠慮なく書かせて頂きます。
まず、あらすじを書こうにも、「一生付き合ってゆくものだと信じていた、掛け替えのない友人を失う不安に苛まされる受け様」
これだけで説明終わってしまいます……。
何というか極一部分にスポットを当てたお話でして、全体通してソレばかりに悩んでる受け様しか出てこない。
こんな風になる前の二人の日常風景や、苦悩する攻め様の姿をもっと書き込んでいただけたら、又違った感想になっていたのにと残念に思いました。
――以下少しだけネタバレ有り
周以(攻)…誰もが怯む無愛想なイケメン、正義感が強く非常識な人間を見るとつい注意してしまい、頻繁にトラブルに巻き込まる。
樹(受)…賑やかな事が好きな明るい人気者
いつまでも穏やかで楽しい毎日が続くと思っていた、このままずっと側にいてくれると信じて疑わなかった。
なのに「抱きたい」と周以は言った。
物心つく頃から側にいて、何もかもさらけ出せた相手からの想いもよらない告白。
なぜそんな事を言う?なぜ俺なんだ?なぜこんなにも胸が痛む?
もうこれ以上、側にいて耐え続ける事は出来ない。想いに応えられないのであれば、離れるしかない。
情熱的なキスを残して、周以は去っていった。
そんな時、樹の父親が脳腫瘍で入院し、不安に苛まされ心細くて倒れそうな樹の前に、再び周以が……。
同時収録「いつまでもこのままでいたい」は就職の事で悩む二人の後日談です。
余談ですが、出版社限定ペーパーでは、就職した二人のアツアツぶりが読めます。
―おのにしこぐさ先生、又先生の作品を手にする事ができ、感動のあまり舞い上がっております。
これからも応援し続けますので、楽しい作品を沢山書いて下さい!!
ではこれにて失礼致します_(._.)_
はじめはじめ様、こんにちは。
遅ればせながらレビューしました。皆さんの速さにちょっとびっくりしております。
待っていて期待値が高すぎたのか、ちょっと残念評価ですね。
私はどうしても前作のインパクトが強すぎて、もっとキュンキュンするなにかを求めていたみたいです。
前作、三上の切なさにそうとうやられてしまったせいかも。小嶋の無自覚罪作りなかんじもとってもよかったし。どうしても前作を読み返してしまう・・・。
まったく違うタイプの話ならまた感想が違ったのかもしれません。
これからも先生のブログを眺めつつ、先生の本を心待ちにしたいですね!