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大人のスイート・ロマンス。
iyayo iyayo mo suki no uchi
月村作品にハマり中で今3作目を読んでます。
「ボナペティ」「ロマンス不全〜」そしてこの作品です。
この3作品を読んで受けくんは家族が居ないという共通点がありますね。月村作品は天涯孤独な受けくんが多いのかな?
今回の受けくんは天涯孤独だけど、毎日ハッピーに暮らしてる。とにかく仕事が好きっていうのは最高に幸せですよね。料理も裁縫も好きって羨ましすぎるよ。どれも私は苦手です。
「ロマンス不全〜」に引き続き俺様攻め様でした。裕貴は大介を好きになれるのか心配だったけど、ちゃんと自分の気持ちに気づけて良かった。勘違いして、コンビニバイトしたり、そのせいで大好きなクラフトの仕事が楽しくなかったりして、読んでる私も辛かった。仕事が楽しくないのなんて普通の事なんだけど、裕貴には好きな仕事をして癒しオーラを出し続けて欲しい。
大介は小学校の時から裕貴が好きだったなんて、意外に可愛いところあるなぁと思いました。もう大人なんだから、好きな子を虐めるのは卒業して欲しい。
月村先生の俺様攻め様は一途な所があるから憎めないんですよね。
これからは甘い言葉も囁いてケンカップルじゃなくて、甘々カップルになりますように。
何度も何度も読み返してます。今日はあまりにも切ないお話を読んだので、甘々なこちらで回復しようと読みました。
読み返すと大介が、そうだったの!?ならこの時もあの時も?なんですがね。
いくら好きでも横暴で乱暴で俺様で、好きな子ほどからかうレベルではないですよね。
裕貴は手仕事好きなクラフト作家で、誰にでも優しくて穏やかでほんわりしてて。
だけど天敵大介だけは珍しく苦手なのに、親友なんでしょって誤解されてて。
でも裕貴がわりと打たれ強くて、大介に嫌なことばかり言われても言い返したり、二人暮らしが心地よくて、猫まで家族になって
大介の気持ちがわかり、これまでの意地悪の数々の理由がわかると、そうだったのね!と感動もするのですが。
天使な裕貴にいきなり、20年間我慢してきたんだやらせろって強引すぎ!
しかもお友達の旦那さんを好きだと誤解して、俺のいない時に家に呼ぶなとか。
大介の重くて大きな愛に包まれて、裕貴は好きなクラフトに専念できて、かわいい猫もいて良かったですね。
毎回読み返すたびに萌えたのですが、久しぶりに読むと大介の傲慢ぶりに、お前はいつまでも小学生か!と言いたくなりました。
自分的に月村作品はムラがあり、いつも博打なところがあるのですが、今回はムク絵に釣られ迷いなく購入したクチであります。
=冒頭結論=
非常に楽しくて、主役のキャラクターはもちろん、取り巻く人々との関係もずべてが魅力的でよかった!!
特に主人公の天然リア充が迷いを覚えて迷走する姿、そして思わぬ誤解、相手の見事なジャイアンぶりが素敵~☆☆☆
母親を亡くしおんぼろな借家に独り住まいの祐貴だが、何よりも好きな手作りの雑貨の仕事でつつましながらも生計を建てられているので、とても今の生活に満足している。
ある日、高校からの友人が訪れたとき、小学校からの幼馴染で大学進学時から少し疎遠になっている弁護士になった大介が地元に帰ってくることを知る。
大介は何かと祐貴に構い、苦手なことを強要して自分のペースに引き込むので大変に苦手にしていた相手なのです。(なのに友人達は、親友だったろ?と言ってくるw)
折しも、住まいの借家が取り壊し建て替えすることになり、立ち退きをしなくてはならなくなったために、大介の部屋に同居させてもらうことになる。
苦手に思う相手だけに、最初は遠慮があったものの、祐貴の存在を受け入れてくれて、しかも猫が好きという祐貴のために、拾ったという猫を部屋で飼うことになったりと、大変にいごこちはよく、大介を見直すようになるのだが、
家に訪問してきた友人夫婦に赤ちゃんができたという話を聞いたときに、自分の存在と居場所を改めて考え直してしまい、無理をするようになる祐貴。
こんな展開の中で、天然であるがために(?)独りでも好きな事ができていれば大丈夫だった主人公が、人と暮らす楽しさを知ったために、
周囲の変化に自分が取り残されると感じたときに感じた焦燥と不安が、それが恋の始まりだったというとても不器用な主人公が愛しい。
また大介も不遜で傲慢で俺様なんだが、大体うっとうしいとか嫌だと思うやつと一緒に住もうなんて言わないわけで、そしてその見せる優しさがツンデレに包まれてるからまるきりジャイアンなのです♪そう、映画版のジャイアンw
子供みたいな組み合わせなんだけど、これが思わずキュンしてしまうんだな♪
この祐貴の天然が炸裂して思わぬ誤解を生むのがその後の【恋は思案の外?】
偶然、買い出しに出かけたホームセンターで再会した過去祐貴をいじめた苛めっ子が、祐貴が贔屓にしている材料の会社の社員だったことから、過去は忘れて懐く祐貴の態度に、そいつが誤解して・・・
再会しただけの相手に、自分のセックス事情を話すか(爆)
それが、天然所以でもあるんだけど・・・
本編が挿入までなかったための、主人公性格を生かしたオマケの合体まで行くためのエピソード。
大介のキングオブバカ発言は的を得た発言だw
余興のような短編でした♪
最初、手芸男子ということで思わず外見も含め「椿ひより」のたろちゃんを想像しました。
ほんわか男子には天然は鉄板イメージですねw
今回、この祐貴の天然にイラっとさえしなければ、かなり楽しめる、そしてキュン萌えも共感できるおはなしじゃないかな?なんて思ったのであります。
月村さんの作品は、秋霖シリーズですっかりファンになり、新作が出たらとりあえず手に取る。
悲観的な受けのグルグルぶりは正直あまり趣味ではないのだが、
でも繊細で切ない独自の世界を、安定して描く作家さんだと思っている。
ところが、ここ数作なんだかちょっと感じが違うかも。
前々作の「恋愛☆コンプレックス」なんて、タイトルに星なんてついちゃってるよ?
彼女の作品は個人的にはコミカルな方が好きなので、☆がついていてもいいし、
エロ増量も歓迎なんですけれど、微妙にピッタリこないなぁという気分だった。
そして、この作品。これは、そうそうこんな感じ、という月村節だった。
貧しくとも好きなことを生業にして楽しく暮していた、クラフト作家の裕貴。
ところが母の存命中から長く住んでいた家を出なくてはならなくなり、
幼なじみの大介の家に居候することになる。
大介は土地の名士の息子でイケメン弁護士だが、尊大ジャイアンで、そしてツンデレ(笑)
20年の長きに亘る腐れ縁だが、裕貴は大介が苦手。
側にいるとドキドキしてしまうのは、
すぐに馬鹿だのと言われて叩かれるせいだと思っていたのだが
同居の日々を過ごすにつれて…
裕貴がミシンをかけたり刺繍をしたり、作品を作っているところがなかなかいい。
ほわーんと天然で乙女趣味だが、プライドをもって楽しげに仕事をしている感じは微笑ましい。
さりげない日常的なコネタもいいなー。煮豆を作るアラサー男子(笑)
ネコも可愛いなぁ。
(どうでもいいのだが、「青の軌跡」記憶退行→「Punch↑」ネコ→本作と
なんだか連想ゲームしているみたいな、最近の私の読書。)
と、憎めない俺様攻めも悪くなかったし、笑いながらキュンとしながら読了。
ただしHは触りっこまで(笑)
それだとBLのお約束に反するのか、後半書き下ろし「恋は思案の外?」がついている。
こちらは、受けが馬鹿に見えてイライラして個人的にはNG、蛇足だった。
月村さんは、朝チュンでもスマタだけでも構わないのになぁw
ということで、評価は表題作のみで。
アラサーって30歳以上のことかと思ってましたよ(゚Д゚)
27歳以上33歳未満の方たちのことなんですね。
いや、こちらの作品で、受様が攻様に「アラサーらしからぬアホ可愛らしさで~」って言われてて、受様って27歳では?
と、1人引っ掛かってしまいましてね…すみません。
勉強になります。
改めまして。この作品、皆さんの評価通りとっても良かったです(*^^*)
凄く可愛いお話しで、同級生の幼なじみものというベタな設定ですが、お話し自体が丁寧でキャラクター設定にも愛情がこもってて、物語に引き込まれました。
ジャイアン的な攻様ですが受様に対する執着が半端ないのが良かったです!
攻様視点のお話しも読んでみたいです。
天然の受様を7歳の頃から好きって、さぞかし色々ため込んだ想いがありそうです。
一目惚れなんですかね?続編とかあったらその辺
も読んでみたいです。
新婚生活の様子も知りたい。
こういうちょっと傲慢な攻様の溺愛ぷりってホントツボです。
小椋先生のイラストがまた、ハマってましたっ
神評価に近いですがやはりもうちょっとイチャイチャが欲しいっ
これで攻様視点でシヨートとかで蜜月話があったら間違いなく神評価でした。
後は、7歳から執着してるなら攻様も童貞でいてくれてもよかったかな。
かわいい、ぜんぶが。
その一言に尽きる。
男性が苦手でかわいいものが好き、女の子といるほうが好き、どこか浮世離れしてる。
そういったキャラの受けはわりと多い気がしますが、だいたいが女々しすぎてイラっとくることがある。そうなると当然、好感の持てないキャラクター視点の物語に入り込めない。
と、いうようなことを数度繰り返しておりまして、こういった受けの出てくる小説は避けていたのですが…
小椋ムクさんのほんわかイラストに惹かれてあっさり購入。
そしてそんな自分がグッジョブ。
ここまでアホかわいい受けは見たことがないです。
「あー、こいつアッタマ悪いなぁ」と、ついつい思ってしまうのだけれど
なぜか憎めない。
馬鹿だなぁ、と小突きながらも手を貸したくなる。
そんな攻めの心情に共感してしまいました。うん、あんなに俺様的思考にはなれないけれど。
会話が軽快で読んでいて楽しい。
早口で言いあう二人の姿が想像でき、それを脳内で再現するようにやたらと駆け足で読んでしまいました。
あまりにも世間とずれているキャラなので「こーんなヤツいるわけないだろ」などと冷めた考えが浮かんでしまいそうでもありますが、
そんな常識を凌駕するほどかわいかったので、自分は最後まで入り込んで楽しむことが出来ました。
うん。おもしろかったです。
幼なじみの再会ものなのですが、仲良し子良しで何でも分かり合える関係で無く、
会えば嫌味の応酬だったりじゃれ合いのようなケンカだったりする二人が、
攻め様の大学進学と共に若干疎遠になりながらも攻め様の帰郷で、年に数回ながらも
交流のあった二人が攻め様が地元に戻って来たことにより、関係が深まる。
受け様はクラフト作家、それも細々となんとか一人食べていけるくらいの仕事で、
そんな受け様に弁護士の攻め様はいつも何かと嫌味を言っては受け様を怒らせる。
攻め様が進学でいなくなった時にはこれで苛められないとホッとしながらもちょっぴり
寂しさも感じていた受け様が、再び頻繁に現れるようになった攻め様との関係に
日々怒りまくりながらも、微妙に餌付けされていたりする。
タイトル通りの関係で、受け様の気持ちが物凄く現れていると思います。
攻め様は弁護士ゆえにかなり口も達者で、いつも受け様を凹ましているのですが、
全ては可愛い受け様にちょっかいをかける愛すればこそのツンデレ、クーデレ態度。
そして攻め様に散々嫌味や貶されている受け様ですが、一歩間違えればアホの子と
言っても差し支えない程天然でそのおかげもあって腐れ縁のような間柄なんです。
受け様には攻め様の気持ちなんて全然伝わるはずも無く、たまに攻め様が不憫に思える。
受け様を手元に置きたい為に姑息な手段も使ってるのが微笑ましいと思えるのです。
受け様の長年住んでた家が耐震性の問題で住めなくなり、攻め様の家にシェアする事に。
受け様は今までたった一人で暮らして来たので、誰かと会話しながらの生活に
相手が攻め様だと思いながらも天然で嬉しいと感じてる。
次第にその気持ちが好きなのかもに変化していく様子も微笑ましいのです。
頭にいいはずの攻め様が、受け様の事になると嫉妬深くで、狭量になる様は
思いの深さを感じさせるのですが、相手は天然受け様、素直じゃない攻め様の態度では
なかなか伝わらない感じで話は進むのです。
切なさなんて感じない、明るくコミカルでほのぼのしてる作品で二人の日々の生活
なのですが、その日々が物凄く楽しめるのです。
読み終わっても楽しさが残る素敵な作品でした。
この作品、結構ヒットです。
小椋さんのイラストも、ステキ。攻の傲慢な感じ?が
にじみ出ていて、ニヤケテしまいましたよ。
クラフト作家の裕貴は、幼馴染の大介と再会する。
大介は、裕貴のことを馬鹿にするため、
裕貴は、大介のことが苦手なのですが、
何と、同居しなければならない状況に。
私はあほっ子受は苦手で、読む前は不安でした。
裕貴が結構ポヤんちゃんなのですが、
嫌いじゃないヌケっぷりでした。
大介の可愛い子ほどいじめちゃう心理ってのも
楽しく読めてしまいました。
2012年作。昔読んでいたのにレビューしていなかったので読み返したら、いじめっこ攻めとぽわわん受けの掛け合いがめっちゃ面白かったです。神にしたら月村先生の全作神になるので、萌2にしました。月村先生の作品の中で個人的ベスト5には間違いなく入ります。いじめっ子がお好きな方でしたら絶対おススメな本編140Pほど+その続き90Pほど。
衣食住全てにおいて手作りの才があった母の血を受け継ぎ、家でクラフト作家として生計をたてている裕貴(ゆうき)。東京で働いていたはずの天敵大介がUターンしてきて、ほぼ一日おきにあれやこれやと苛められるようになっていましたが、ある日住んでいた古家を建て替えると大家が言い出し、金も行く当てもない裕貴は大介のマンションに転がり込むことになり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
原田+明日香(歯科医+妻、高校時代からの友人)、メイ(仔猫、しゃべらない)、宮原(小・中時代のいじめっ子)、攻めの姉ぐらいかな。
++ 攻め受けについて
攻めがとにかく「腹黒」で「底意地が悪く」「態度が悪い」!ぱっと見、良いところがない!なんだけど可愛い・・「アホ」だの「バカ」だの受けに悪態つき放題なのに、小学生の時から受けに執着していたってどんだけ・・・。最初っから最後まで甘い顔、笑顔なんてミリも無く、ぶすくれた表情のみの攻めって少ないのでは。
ぽわわん鳥頭の受け。クラフト大好き、なんか手を動かして作っていられるだけで貧乏とか関係なく超幸せ!という、ある種の人生勝ち組。素晴らしい。自分では忍耐力が無くなって最早できなくなった「荷造りロープを編んでカバンを作る」等という行為を楽しんでスイスイするというところを超尊敬。めちゃくちゃ天然で、ちょっと会話が成立しないかもしれないという懸念はありますが、真の癒しキャラ・・・攻めが絶対GETすると意気込むのもとっても良く分かるレアキャラだと思います。
そんな二人をそっと見守る原田夫婦と、巻き込まれた気の毒な宮原とサブキャラも面白く、休日にキャハキャハ読むのに最高の1冊でした。あー楽しかった。
楽しいケンカップルです。
ケンカップルって言っても一方的に裕貴が怒ってるって感じでしたが。
2人のやり取りが漫才のようで楽しい!
まさにボケとツッコミでした(笑)
全編、受の裕貴視点で書かれていますが、裕貴はアホっ子です。
アホっ子が苦手な方は注意していただきたいですが
話がおもしろいのでそんなには気にならないかもしれません。
攻の大介の方は地に足の着いた弁護士で、受の裕貴は極貧で自分が楽しい事ばかりしているクラフト作家。なんとなくアリとキリギリスを思わせる2人です。
裕貴は経済観念がかなーり欠落しているので、
しっかりした大介がいてくれて本当に良かったですね。
その辺がイマイチよく分かってない辺りもオモシロイんですが。
何度も笑いながら読みました。
オススメです。