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kusahamu ikimono nikuku kemono
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初めての作者さんです。
工場モノ?製造業現場モノ?好きなんです。
大きな工場の片隅の備品庫で迷路のような棚の間を行き来する色白儚げな主人公牧野。
中学三年生のときに家族を一度に亡くし、東京の叔父に引き取られ辛い生活を送り…。
頑張る牧野を守る同期の関目と千林のニ銃士ですね。とっても頼もしいです。
牧野は毎日頑張ってて、いつも穏やかで笑顔で癒して。会社の皆から可愛がられて。良かったですね。
そんな牧野を狙うセクハラ公務部長大谷。しつこいです〜。ですが関目がこんなやつに牧野を取られてたまるか!って刺激になりましたね。
仕事を覚えるのに時間がかかり難しい話をすぐ理解できないし、人見知りで馴染むのに時間がかかる牧野。そんな彼をちゃんと理解してくれる仲間。優しい世界だ!
関目とのすれ違いは切なくて、牧野が口下手で辛い思いをしましたが、誤解を解こうとちゃんと向き合い丸く収まれば、牧野ったら気遣う関目に対して意外と頑張っちゃって!
良いお話でした。
この表紙ですよ!!
あとがきで先生も書かれてましたが、黒ヒョウの上に乗っかってるウサギがベリーキュートΨ( ̄∇ ̄)Ψ
ケモミミも加わって、表紙だけでもってかれました。
受け様は、中学生で家族を亡くし、卒業と同時に働きだした牧野。
不慣れながら、一生懸命真面目に働く牧野は、周囲からかわいがられて頑張る毎日を過ごす。
攻め様は、牧野の同僚の関目。
入社式で一緒になって以来、牧野を気にかけている兄貴分のような存在。
牧野が部長からセクハラまがいの接触に、どう対処していいのか不安になっていた時。
そんな牧野にすぐ気付いて、強引にも話を聞く関目と頼れる先輩の千林(表紙のケモミミ無しの人)
「話を聞いてくれてありがとう」と感謝する牧野に対し「ありがとうでおしまいか?」と関目。
すると、自分の誠意が足りないのかと正座して深々とお辞儀をして謝意を伝える牧野ですよ!
なにこの素直で純粋でかわいい子(^o^;)
まさに癒し(*´ω`*)
万事がその調子でともかくかわいくて庇護欲をそそりまくりの牧野でした。
それはラストのえっちでも( ☆∀☆)
いじらしく必死に欲しがる牧野は凶悪にかわいく、無自覚に関目を煽りまくり。
黒ヒョウは、ウサギのかわいらしさに必死に自制してたのですけど、結局はノックダウン。
ついでに私も牧野のかわいさに胸きゅんノックダウンでした(///∇///)
イラストは梨とりこ先生。
ホント、表紙が全てを物語ってるかわいらしさ。
素敵なイラストの数々。ありがとうございますです。
頼れるカッコいいケモノ系の攻め x 純情で可愛らし〜い小動物系の受け。
というザ・BL王道設定。もう安心してドップリ浸かれます!
舞台は、粟津工業(株)さいたま工場。ガテン系。
受け牧野は、中学3年の時に家族全員が土砂崩れで亡くなり、中卒後寮のあるこの会社に入りました。今工務部調達課で働いています。攻め関目は、今は頼れる兄貴肌、かつてはヤンチャ系の生産技術課勤務。
そして牧野は部長からネチネチセクハラを受けていて…
牧野はとってもいい子で、真面目・純・健気。仕事にも向上心あり。
そんな牧野をはじめ見守り、段々その可愛らしさにヤられて目が離せなくなっていく関目も仕事に真摯に取り組む好漢で、牧野に対してとっても優しくて、この2人うまくいって!と応援一色。
牧野の貞操の危機、関目と牧野の両片想い状態のちょっとモダモダする展開、牧野の騎士的な立ち位置だったのに激情を抑えきれない関目、ちょっとしたすれ違い、そして遂に通じ合う想い…
Hシーンは、あの可愛い牧野が可愛いままエロっ子に!破壊力あり!
BLの萌え所をあますところなく押さえた一作です。
表紙に3人いると、3Pなのか・真ん中の子を取り合いする三角関係なのか。。。
と思ったのですが、全く違いました。
・天然無垢で一切スレたところがなく無自覚な恋心を持つ白ウサギちゃん
・ウサギが可愛くて可愛くて可愛くてガブーっと食べちゃいたいのを抑えてる黒ヒョウさん
・そんなウサギと黒ヒョウのホワワンとした恋をサポートし見守る飼育員さん
というような3人のお話でした(﹡´◡`﹡ )
草食むイキモノ・ウサギの牧野くん(受け)
不幸な過去があり、ひっそり巣穴で生きてるオットリした男の子。
マイナスイオンオーラ放ってます。毒気が抜かれますw
真面目に生きている姿は周りが放っておけず手助けしたくなる気持ちがわかる!
部長からの理不尽なセクハラは周りのアドバイスで頼るべき部分は助けてもらうのですが、ただ守られるだけの弱い子というわけでなく、仕事の場面では自分の考えを伝え動ける強さがあります。
仕事で立場の上下はあっても、仕事内容に上も下もなく。
重要な部署から見れば地味な仕事かもしれないけど、でも大切な歯車の一つとして働く姿がキチンと描かれていたのが良かったです。
そんで、無自覚から恋の目覚めを経て、性的な事へと移行するわけですが。
ウサギって性欲強いっていうよなぁ…と思いながら読み進めてたら、
この白ウサギちゃんもすごかったーーーーー(∩´///`∩)大・満・足
経験豊富な肉食獣の黒ヒョウさんが即K.Oですよ。
兇悪的な可愛さとエロさで煽る煽るw無自覚でやってるから尚タチが悪いw
中々侮れない草食むイキモノです(﹡´◡`﹡ )
肉喰うケモノ・黒ヒョウの関目さん。
受けのマイナスイオン効果ですっかり毒気が抜かれ牙のない黒ヒョウさんです。
オラオラしたケモノな見た目に反して接し方は優しく紳士的。
頼りがいのある素敵なお兄ちゃんです。
ウサギちゃんの無自覚な言葉に動揺してガーッと動いてしまったり、しょぼんとしてたり。
このケモノさんの可愛さは、受け並みかもしれない。。。
受けも攻めも恋に関しては鈍くて中々進まないのを見守り手助けするのは同僚の千林さん。
さしずめ異種間の恋を見守ってる飼育員さんのようですw
どう見ても両想いなのに受けも攻めも全く動かないので焦れ焦れしてたので、
やっと動きだした瞬間は"キターーー!"でニヤニヤMAXでした。
うまく行くかと思いきや、ちょっとした勘違いですれ違うし、でもすんごく甘いし。
恋が動きだしてからがジェットコースターのような速さで萌えっぱなし(∩´///`∩)
ウサギがまさかの兇悪エロさで思ってた以上にエロかったのは嬉しい誤算でしたw
受けの不幸な過去やセクハラ問題など話の軸は重めなんですが、ラブ面ではドロドロしたものがなく初心なやりとりばかりでキュンキュンさせてくれて。このコントラストがちょうど良く、とっても面白かったです♪
25歳と20歳。初々しくて真っ直ぐな二人のお話にキュンキュンしました。攻は分かりやすくカッコ良く、受は分かりやすく可愛いという、自分の萌えの原点に立ち還った気持ちになりました(笑) 若い二人ですが、それぞれ社会人5年目なのでしっかりしていて、ちゃんと自律心があるところも良かったです。
工場でブルーカラーとして働く牧野は、小動物のような容姿と優しくて素直な性格ゆえに妙な上司に執着されて困っていたところを、同期でもある関目に救われます。若手ながら班長として凛々しく働く男前な関目と、もう一人の同期である理知的な千林をはじめ職場の温かい仲間達に見守られながら、辛い過去や面倒な現実、そして初めての恋心と向き合い、牧野が少しずつ成長していくお話でした。初デートに浮かれる二人の様子に幸せな気持ちになりました。
牧野は表紙イラストのとおりウサギっぽい男の子ですが、媚びた雰囲気は一切なく、素直に「守ってあげたい」と思えるキャラクターで大好きになりました。一方の関目も嫌味なところはなくて、若輩者であることも自覚しつつ年下の牧野を守るために奮闘する手探り感が微笑ましかったです。カップルとしての二人を静かに応援する千林もとても良い奴で好きでした。スピンオフを期待してもいいのかな?
いつか、もうちょっと大人になった二人の様子を見てみたいなと思います。
不幸な家族背景を持ち、中卒で工場に勤めて5年。
牧野は、仕事や同僚にも恵まれ、一生懸命過ごす日々だ。
(これが表紙のウサギちゃん)
そんな牧野にセクハラをしかける典型的なイヤな上司が登場し、
今まで年上の同僚として彼を大事にしてきた関目が(これが表紙の黒豹くん)
彼を守る為にしばらく同居することになり……
互いの気持ちに気がついて、ちょっとすったもんだあったものの
セクハラ上司も退治して、めでたくまとまるまで。
健気で可憐、というのが20歳男子の褒め言葉かどうか、
それは個人的な価値観では首を捻るのだけれど、
彼の純情故の無意識な悩殺ぶりに
悶えて耐えようとしている関目は、なかなか可愛かった。
『許可証シリーズ』ほどの本格的なマニアックさはないものの
リアリティが感じられる工場を舞台に、なかなか面白く読了。
ところで、表紙を見てみて下さい。
3人ですね?
ええ、主人公はそんなうさぎちゃん牧野と黒豹くんの関目ですが、
右端の知的眼鏡氏気になりますよね?
この3人目の千林さん、当て馬なの?と思ったら全然そんなことなく
牧野を守り、関目の恋を面白がりながらも協力するポジション。
うーん?それだけ?
登場人物の中で一番好みというか気になる存在だっただけに
少々物足りなく読了。
スピンオフ要員……なのかな?
梨とりこ さんの挿絵が、☆一つ稼いでおります!
「やおいはファンタジー」が信条なので、あまりリアリティーは求めない方だけど、舞台をリアルに描くからこそ埋め込まれたファンタジーが際立つと思わされた。製造業の工場が舞台といえば、烏城あきらさんの『許可証をください』シリーズがまず思い浮かぶが、あれに比べるともう少しファンタジーな部分が前面に出ている分、甘味が強い。
牧野は家庭の事情から中卒で働いているが、一生懸命で真面目でひとりで頑張ろうとする。人ズレしていなくて、兇悪に純朴。そんな牧野を、千林をはじめ西脇や田辺といった職場の面々が温かく見守っている。
何となく小学校で飼育していたウサギを思い出してしまった。みんなでかわいがってたな~、って…。
まさに「ホワホワ」な牧野にお世話野獣系の関目がヤラれてしまうのは無理もない。腹黒千林は、小動物系を愛でつつ、関目のヤラれっぷりを、時々関目をいじりつつ楽しむのだろう。
良いですね。二人に可愛いがられてる幸弥が可愛い。
セクハラされたする幸弥ですが、強姦未遂まで行って…しかも、叔父さんとのトラウマがあるんです。
こんな可愛い幸弥を良からぬ奴等にどうこうされるのは可哀想過ぎますよね(´;ω;`)
でもあれだ、これからは何かあっても関目さんが助けてくれます!
関目さんめっちゃカッコいいです。
千林さんも優しいお兄さんで素敵です。
乳首責されている幸弥に萌え萌えです!
梨とりこ先生のイラストも好きです。
今城さんの作品は初読みです。
とても読みやすいですし、攻め受けの両視点でお互いの気持ちがわかりやすく面白いです。
梨さんの描かれるイラストも、良い意味で淡々としていて美しいのでオススメです。
梨さんのイラストのわたし個人のイメージは、大人の男という感じなんですが、特に今回受けが受け受けしいタイプなのでどうかな?と思っていましたが、すごーく可愛かったです。
受けは中卒で、工場の工具備品室に勤める牧野。
20歳で小柄、子供っぽい顔立ち。
攻めの関目は、牧野と同じ工場の組立一課で働く男らしい容姿の男。
20歳と15歳という違う年齢で入社していますが、同期です。
ふたりの出会いは入社式。
スーツも買うお金のない牧野が、中学の制服で出席しようとして(この辺もホロリ)入口で止められてしまった際に助けてくれたのが、関目でした。
この作品、受けの牧野がひじょーうに!可愛いんです。
BL界のお約束的な、受けの不幸過去。
牧野の場合は、家族を土砂崩れで一度に亡くしたために叔父の家へ引き取られ、しかもその叔父が博打や酒癖が悪く最悪。
そこから教師の力を借りて、逃げるように寮のついたこの職場に就職したというものです。
叔父にイタズラされそうになっただけでなく、この春からは上司の大谷からも性的な対象にされ、「不幸のミルフィーユやぁぁ!」という感じになっております。
そんな牧野は、そういうことを誰かに相談したりせず、大事な大事な宝物さえあればちゃんとやっていける(ここでもホロリ)と、念仏のように唱えひたすら耐えるんです。
小柄で可愛い系の受けはどうしても女子っぽくなったり、ウジウジが×10くらいになったりとするパターンが多い中、牧野にはそういうイライラさせられる要素は読んでいてもありませんでした。
ただ、攻めの関目は牧野がはっきり相談してこないことにイライラしているようですが(苦笑
関目は良いこと、悪いことの区別をキチンとつけられ、ひじょうに男前です。
とにかく牧野が可愛くて可愛くて仕方ないという様が、こちらまでニヤニヤさせられました。
えっちシーンも雄全開!で「きゃー、恥ずかしー」と久々に乙女になっちゃいましたよ(笑
関目の友人である千林もなかなか良いキャラ。
感じとしてはスピンオフある?と思わされるんですが、そうなると千林は受けなのかしらとか考えちゃいました。
個人的には丁寧語攻めが好きなんで、彼は攻めでいて欲しいですが(笑
レビュータイトルの『マイナスイオン』とは牧野に対しての千林の感想なんですが、あまりにピッタリで印象に残っていたんです。
こういう、ちょっとした言葉選びが『今城さんセンス良いなー』と、他の作品にも興味が出てきました。
書き下ろしのためか、ふたりの心の動きも丁寧に表現されていて良かった。
今城けいさんの作品を読むのは2作目です。
前回『モルグ』を読んだんですが、私的にはイマイチ萌ませんでした。
受が変人すぎたからでしょうか??
で、この2作目はレビューが良いですが『モルグ』もレビューは良いし
違うかもしれないけど、とドキドキしながら読んだんですが、良かったです。(ほっ)
今回の受は、不幸、健気な子です。
私的に不幸健気のコンビネーションは大好物です。おまけにとっても可愛い小動物(ウサギ)系。そしてそのウサギを狙う肉食獣達、という感じのお話ですが、実際には草食系の受が天然パワーが最強だったというお話です。
梨さんのイラストも小説の雰囲気にあっていて良かったです。線が細い感じとか、さわったら壊れてしまいそうな受なんかピッタリでした。
萌々と萌どちらにするか迷いましたが、今回は萌々に近い萌という評価にしました。
余談ですが同僚の千林の話がスピンオフで出るんじゃないかという気がしています。千林が受、攻、どちらになるのかがちょっと気になります。(両方イケそう)
実はこの本「地角の衆生」と同じ日に読みまして、期せずしてピュア受けの日になってしまいました。
「地角~」はファンタジーにファンタジーを重ねた究極のピュアな生き物受けでしたが、
こちら「草食むイキモノ」幸弥くんは、家族を一度に失ったり、伯父に虐待されたり、上司にセクハラされたりと、世俗の不幸を背負わされながらも、それでも魂の清らかさを失わない、実にピュアなイキモノでした。
こうやって、ちゃんと生きている子のことは、みんなもちゃんと見守ってくれているのよねって、ハッピーエンドでうれしい。
そして、無垢な無自覚って、超エロい。
関目も、幸弥も、無茶しすぎないでねって、ちょっと心配。
オマケ
あまり意識してなかったけど、梨とりこさんの挿絵の本って、けっこうアタリ引き当ててる気がする。
『……あー、これやばい なんか美味そう』
この帯の言葉の通りだと思うほど、受けさんの幸弥はとても可愛らしかったです。
あらすじを読むと「セクハラ関係絡んでるのか…」という事が分かり「うっ」と自分の中できたのですが、表紙の絵がとてもツボでツボで…購入させて貰いました。
製造工場の話と言う事で、分からない部分があるんじゃないかなと構えていましたが、とても分かりやすい表現で自分の中にすんなり入ってきたので安心しました。
セクハラ関係が絡んでいる作品は、セクハラをする男性が私の中でとても嫌な人として入ってきて地味に気分悪くなることもあるので、極力避けていました。
今回のお話もセクハラをしてくる上司には「うえっ」となってしまったのですが、その気分を全て取りはらってくれるように、後半、攻めさんの関目がかっこよすぎました。
関目の最初は守ろうとかそういう庇護欲だったのが、捕食欲と変わっていく様も見ていてにやにやとしてしまいました。
(あらすじに書いてある捕食欲というのが一番しっくりきてるかと^^)
全体的なまとめとして、この作品はとても可愛らしい作品でした。
幸弥の過去などは暗いものでしたが、”重いもの”としてこなかったのは幸弥の優しさと関目の包み込むような温かさのおかげなのかな、なんておもったり。
(幸弥を見ていて心にグッときたり、頑張れ、なんて思っちゃったりしました^^;)
前半というか、セクハラ関係のお話は「うええ」っと思って仕方ないのですが、幸弥に関わる人達が優しく、そんな人たちとの関わりがほんわかとしていて嫌な気分が中和されるようです。もちろん関目の効果も大きいのですが、(笑)
ひと段落してもすんなりいかないそんな二人にもだもだする気持ちになり、最後にはとっても幸せな気持ちでいっぱいになりました。行為中の幸弥の大胆さには驚くばかりです…(笑)
方言(ですかね?)が「これってどういう意味だろう」と一回止まって意味を考えたりする所が多かったですが、それもまた楽しかったなと。
この作品は、この内容でもとてもよかったのですが、私としては幸弥と関目のラブラブな所がもっと見たかったなあと思います。
それと、千林に対してもちょっと疑問が残ります。疑問と言うか、彼はどういう人なんだろう…っていう事ですが。(千林の腹黒さはクセになりそうです…。)
幸弥と関目のラブラブな所もありながら千林がメインのお話とか出ないかなあとぼんやり思っちゃいます*
私が思い描くのとは違う話でも、久々に続編が見たくなったお話でした。
関目は幸弥にメロメロで振り回されていくんですかね、とても可愛らしいです…ッ
最後に絵柄に関してですが、この作品にぴったりな絵柄じゃないかと思います。
表紙のデザインも私好みで、この人の絵柄がもっと見たいなと思いました。
作業服から出る色気が…とても素晴らしかった…!
甘い話や、製造工場などで働く、働く男!って人の話が好きな方、大胆な受けさんが好きな方にオススメしたいなあと思います。
野性的でかっこよく、ウサギにメロメロな黒ヒョウと可愛く健気で癒し系な白ウサギのお話はきっとあなたも気にいるのではないかと思います^^*
作者様のブログのweb拍手に、幸弥の宝物に関しての内容があるので、そちらも是非^^
あとあとがきの幸弥と関目のちょっとしたセリフにも心がもってかれました…
軽くBL離れしていた私の心を戻してくれた作品です(笑)
本当に買ってよかったです!可愛すぎる^o^!
書いててあれも!これも!となってしまってまとまりがない文になってしまって申し訳ありません・・・そして購入者特典があったことを知らなかったのでちょっと泣きそうになってます…
表紙をパッと見た時はもふもふ系のコミカル作かと一瞬思ってしまったけれど
内容はもう少し奥深で、過去の出来事に傷つきどこか人に対して一線を引いているようで
でもとても礼儀正しく、控えめで、癒されオーラをふんわり出しているような受け様。
受け様の過去は、かなり可哀想に感じてしまう、家族を全て災害で亡くし一人生き残る。
心の整理もつかないままに叔父に金銭目的で引き取られ、辛い状況になり、
この辺から人を信じて甘える事が出来なくなってしまったような感じですね。
でも唯一定年間近の中学の教師に救われ、中卒で寮のある会社へ就職し独り立ち。
そこから慎ましい生活を送る受け様は、逆に箱入り的な感じで成長してしまった気がする。
会社に勤めも5年で、備品室係で真面目に働く受け様は、耳がかなり良くて、機械の音や
足音で誰かが分かる特技まであり、さらに耳をピクピク動かせる特技まであり小動物。
歳の違う同期入社の攻め様には同じ男として仄かに憧れていて、攻め様にも弟のように
接してもらい、穏やかに生活していた受け様は1年前に移動してきた上司にセクハラを
受ける事態になるのですが、過去のこだわりもあり、かなり可哀想なのです。
誰かに助けを求める事も遠慮して出来ない性格で、攻め様はその殻を破って助けてくれる。
攻め様の他にも受け様と昼食を共にする仲の良いセレブ的な腹黒同僚もいて、
受け様は知らないうちにみんなに守られている。
亡くなった家族を忘れてしまう程攻め様に思いを寄せる事になる受け様ですが、
そんな自分に焦り、罪悪感を抱いてしまう所は何となく切ない。
最後の方でちょっとすれ違ってしまうけれど、思いを通わせた後の受け様の無邪気で
天然で凶悪なまでの可愛さに撃沈される攻め様も面白いです。
もう食べちゃいたいぐらいに可愛いという
攻の気持ちがあふれています(笑)
今城さんの作品はあまり読まなかったのですが、
あらすじの「小動物のようなたたづまい」という記載に
惹かれ、購入に至りました。
小動物のようであり、中学卒業と同時に就職し、真面目に働く幸弥と
同じ会社で働き、幸弥をずっと見守ってきた関目のお話。
幸弥が上司からのセクハラで困っていると知り、
関目は同じ同期の千林と共に、幸弥を助けようとします。
セクハラ上司が幸弥の家に押しかけてくるのを辞めさせるため、
関目が幸弥の家に泊まり込んでくれます。
幸弥もずっと関目にあこがれていたし、
関目庇護欲をかきたてられて・・・といったストーリーです。
幸弥の誠実に生きる様子がとても好感が持てました。
そりゃこんな子がいたら、食べちゃいたくなるよね~と
しみじみ思ってしまうほどに(笑)