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前作がドストライクの出来だったから、
続編も期待しまくりで読んだのですが...
短編2作はとっても良かったんです!
でも、肝心の本編がいただけない...
何がダメかって、主人公カップルの影薄すぎるんだよ~!!
脇のノーマル三角関係がメインのお話になってるじゃないですか~!!
読めども読めども、炯と元一のラブラブが出てこない!
元彼の潤哉さんの方が出番あったぐらい。
前作で焦らされまくったけど、とうとう炯と元一の初エッチ!?と
期待に胸膨らませてただけに、このカウンターはききましたよ...
『ぱぱ、どんとぷりーち。』
炯のパパ目線のお話です。
まだ炯と潤哉が付き合ってる頃で、2人が付き合うことになったという
衝撃告白を受けた父は、2人っきりの部屋から漏れ聞こえる
あやしいセリフにもしや!?と焦って乱入するのですが...
お約束の展開ですが、パパさんかわいいです♪
『ゆうじくんとかつみくん』
この話がですねぇ、と~っても良かったんです♪
これだけなら萌をあげてるところなんだけどなぁ~
顔も頭も性格もすこぶる優秀な生徒会長の砂原克己は
同じ学校の一学年下の恋人がいる。
その彼がなんともそっけないものの、
年上のプライドから素直になれない克己。
(実は、その彼とは元一の友達の城戸なんですよね)
ある日、城戸の部屋で久しぶりに2人でゆっくりしようと
思ってた矢先、元一が炯のことで相談に押しかけてくる。
それ以降、炯の話ばかりする城戸にイライラが爆発する克己ですが...
ドSか天然かビミョーな城戸に、本当は甘えたいのに甘えられない
Mっ気たっぷりなツンデレ克己。
この2人いいカップルですww
もっとたっぷり読みたかったなぁ~
本編にからんできてくれてもいいぐらいww
『ロマンスの震源地2』
炯が中学時代にかわいがってくれた岡野萌子先輩と
その恋人の三田先輩(2人とも炯とは別の高校)に、
炯の学校のバスケ部員の桜田が加わった三角関係をメインに
話が進んでいきます。
たまに潤哉と元一がからんで日常会話をかわしては、
またトライアングルに話は戻るの繰り返し...
ホワイトハートだからレーベル的にノーマル展開はあって
当然なんだけど、一応前作の流れから言っても
ここは炯と元一の関係を進展させるのが最優先課題じゃない!?
状況的にちょっと後退すらしてる気がするよ...
元一の切ない告白にも何も気付かない炯。
2人っきりで夜まで過ごしながらもチューすらなし...
焦らしプレイもここまでくるとイライラしてきたぜ!
この上巻ではまだ三角関係の件も中途半端なままだし、
下巻のメインもこの続きになるんだろうなぁ~
さっさと片付けて、炯と元一にイチャイチャして欲しいものです。
いや、初エチなんて贅沢はもう言いませんからww