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kimi to kurasetara
ちるちるに掲載されているあらすじまんまの内容でした。
それ以上でもなく、それ以下でもなく……。
萌えどころは無愛想で素っ気ないくせに、何かと世話を焼きたがって攻めってところでしょうか。
でも、予想以上にツンがすごいというか、殻が固めなので、私としてはもーーっと露骨な態度を取ってくれてもいいのよと。
せっせと受けの大好物であるシフォンケーキを作って、他の人より多めに切ってくれたりと攻めなりに頑張ってはいるんですよ。
でも私は大好きがダダ漏れてるようなワンコ攻めが大好物ゆえ、この攻めの求愛行動はあまりにもあまりにも控えめというか……。
あれで好きが伝わると思ってたら大間違いだよ〜!と焦ったくなってしまうというか。
最終的な決定権は受けにあって、OKが出るまでじーっっと待ってるワンコなところがありながら、ツンデレというかクーデレといっていいほどのクールさ、プラス執着。
クーデレとワンコって一応両立するんだなという新たな発見がありました。
あと周囲のキャラが濃いめで、正直なところ雑音に感じてしまう箇所がありました。
男ばかりのシェアハウス、萌える要素たくさんあると期待しましたが、要らない要素が多かったように思いました。
個人的な好き嫌いかもしれませんが、しっかり者の少女と女装は萌えないどころか萎えることを再認識しました。
ベッドシーンが後半に一度だけというのは別にいいのですが、清香と花梨と一哉のやりとりは長く感じて退屈で、読み進めるのがしんどかったです。
主人公の2人は美形であってほしいのでいいのですが、陽人と羽瀬まで人目を引く美形というのは、現実感に欠けます。どちらかだけでも普通の容姿の男性の方がもう少し感情移入できたかも?
しかし、女装と少女はストーリーに要らないです…。
代わりに、真帆が画家になるための描写をもっと膨らませるか、一哉に対して陽人又は羽瀬がもう少し近づいて危なくなる描写があった方が個人的には面白かったかもです。
設定は、ベタというならばこの上なくベタ。
しかしベタだけどやっぱ面白いよな、と感じさせてしまうのはさすが杉原先生だなと思いました。
本作の攻めは、攻めの従兄弟が「ほんとムカつく」「かわいくない」と言うだけあって、確かに可愛げがないし変わってるし無愛想で神経質で、よくわからないキャラクター。
……なのに、読み進めるにつれてどんどん可愛く思えてくる。
よくわかんない攻めだけど、でも受けのことが好きなんだなぁというのはよくわかる。
可愛げがないけど、なんか可愛い。
無愛想で神経質だけど、孤高とか硬派とかいうカテゴリーには入らない。
そんなよくわからない攻めを、受けが四苦八苦するのがとても読んでいて楽しかったです。
攻めと受けに関しては、そんなこんなで読んでいてとても楽しかったのですが、その他の周辺の人物に関しては正直、そこまで筆を割かなくても……という気がしてしまった。
周辺人物のことを掘り下げるより、攻めと受けの二人に集中してほしかったかな。そこがちょっと残念です。
キャラ文庫の何が好きか、それは口絵カラーが二枚あるところ!(笑
杉原さんの幼馴染みもの。
視点は受けです。
時折出て来る設定ですね。
子供の頃は可愛かったのに、成長して再会したら大きくカッコ良く育ってた攻めって。
まさにそれです。
ただ、このパターンですと、子供の頃は受けが世話を焼いていたことが多く、その延長線で受けは世話焼きタイプが多いと思うのですよ。
わたし、攻めが受けの世話を焼いて欲しい派なもので、このパターンはイマイチ乗り切れないんです。
ただ、この作品はちょっとその辺りが違うんですよね。
わたし好みの展開で、攻めがひじょうに甲斐甲斐しいです。
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受けの一哉は大学二年生。
実家から大学へ通うことに限界を感じ、一人暮らしをすることに。
背丈は立派でも、いわゆる女顔。
攻めの真帆は美大生。
整った顔立ちながら、無口で無愛想。
一哉とは幼馴染みで、昔は超美少女でした。
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一哉が小六で越して以来疎遠となっていたふたりですが、偶然同じシェアハウスへ住むことになり再会を果たします。
一哉にとっては懐かしいだけの幼馴染み。
しかし、真帆にとっては大好きで大好きで、一哉さえいれば周りなんてどうでも良いというくらいの相手。
この温度差がお気の毒感満載です。
一哉はいたってノーマルかと思いきや、子供の頃の真帆の姿が今までの好きになった子に投影されていたりと、まあ、地ならしはされていた感じです。
とにかく一哉にはいまいち伝わっていない真帆の贔屓具合と、子供の頃の一哉への真帆の可愛い態度をお楽しみください。
やー、本当に可愛いです。
そして、わたしが主人公二人よりも良い!と思ったのは真帆の従兄弟、陽人とシェアハウス宿主の羽瀬。
特に陽人は、いかにも爽やかーな雰囲気なのに、実は腹黒なところとかたまりませんでした!
陽人が攻めの作品が出たら絶対に買っちゃうなあ。
一哉の友達の小西とか相手でどうでしょう(笑
でも、こういう爽やか腹黒攻めって、杉原さんではほとんどないような…読んでみたいわあ。
あ、でも陽人の相手が羽瀬だったら、陽人は受けになるのかしら…それは読みたくないかも…などと勝手な妄想を繰り広げております。
杉原さんではスピンオフ作品は稀ですし、期待は薄かもしれませんが。
杉原作品大好きです!
高久さんの絵がまたとってもよく合う!
話としては幼馴染みものです。
久々に再開した幼馴染みが昔は美少女のようだったのに、背の高い無口なイケメンになっててとまどう話です。
そう、無口すぎて視線と雰囲気で察してあげないといけない(笑)でも目は口ほどに物を言うってことですよね!
プラス、甲斐甲斐しくご飯を作ってくれたり、一人だけシフォンケーキ多めに切ってくれたりと露骨な態度を真面目にとってきたり、他人の目が気にならないくらい心配されたりしちゃうと、ご主人さまとしてはよしよしとしてあげたくなります!
そう、作中にも出てきてましたけど、かわいいと思ったら負けです(笑)
負けました〜きゅんってきました〜!!
確かに、ちょっとまわりの人たちがごちゃごちゃしている感じはあったけど、でもこの2人だけだと話が進まないと思うからありっちゃありです。
可愛くて守ってあげたいお姫様のように思っていた幼馴染が、再会したらめっちゃ男前になっていた…!
という王道ストーリーです^ ^
主人公の一哉は面倒見がよくて普通にいい子って感じ。
そんな一哉に依存しまくってるのが、攻めの真帆です。
名前は女のコっぽいし子供の頃はそれこそ見た目も女のコっぽかったのですが、今は強面な男前に…!
しかも再会した一哉に対して非常に冷たい態度。
かと思えば正反対な行動をとったりと…一哉視点で見ているこっちとしては、何を考えてるのか分からない攻めです。
ところが彼、不器用で分かりにくいだけで中身は一哉にどっぷり依存していた子供の頃とまっったく変わってないという……
良くも悪くも、ですねほんと(⌒-⌒; )
純粋といえば聞こえはいいですがほんと子供っぽいです。
そこが可愛いのですが、私個人としてはわりと包容力のある大人な攻めが好きなので余り魅力は感じなかったかな?
攻めが受けに甘えたり、精神的に支えられたりするのはほんっとに大好物なのですが。
それは攻めが受けに対してのみ弱みを見せてる場合なら大いに結構です。
ただ今回はこの真帆の理解者が主人公の一哉ではなく他にもたくさん存在していることが少し残念。
そのせいで特別感はないし、なんだか真帆が皆に可愛がられすぎてて受けみたいに見えちゃいました。。。
私は攻めが少しでも受けっぽい要素があるのはほんっっとーーーに地雷なので、真帆って相手が相手なら受け属性なのでは…と思わされてそこがちょっと気になりました!
若い見目のいい男性ばかり4人でシェアハウスという設定は楽しいし美味しいのですが、メンバーのくせが強すぎてちょっと勘弁、という感じ。
再会した真帆はわけがわからないし見守っている年上組にもいじられるしで、一哉は踏んだり蹴ったりって感じですよね…
しかも途中から登場した年上組の腐れ縁らしき存在、清香の存在もなかなか厄介。
美人で女装までしたり人のことをからかうのを楽しんでたりと、性格も嫌だし色々と引っ掻き回すしでほんっとにお邪魔虫としか言いようがなかった……!!!
主人公が人を振り回す(無自覚に)のは好きなのですが攻め以外の人に振り回されるのは余り好きではないので、今回あまりにアクの強いメンツに囲まれてる一哉が不憫でならなかったです( ;∀;)
見た目は寡黙で男前、でも中身は繊細な攻め×優しくて見た目は可愛いけどお兄ちゃん気質で男前な受け。幼馴染の誰よりも可愛く・可憐だった親友が、数年ぶりに偶然再会をしたら「ど・・・どちら様・・・?」になっているお話です(笑)
--(以下ネタバレと感想を含みます)--
一哉(受け)視点で話が進むので、序盤は真帆(攻め)の変貌っぷりや、態度に一緒になって困惑していました。ですが、小さい頃に交わした言葉や約束を相手はしっかりと覚えていて、態度はそっけないものの、せっせと一哉のために料理にいそしんだり、家に引越して来ると知って掃除をしておいたり。
すごく分かり辛いですが、自分を必死にアピールしている姿が健気というか、可愛らしいというか・・・!
本人は昔と変わってないつもりなんですけど、周囲から変わったと外見を言われるたびに、一哉も自分に対して昔の様に思ってくれないかも・・・と、ショックを受けたり。かなりのガラスハートです(笑)
一哉が昔一緒に食べたシフォンケーキが好きだったと言えば、毎日の様に出て来るケーキ、その次のアップルパイ地獄・・・正直、真帆が面倒くさいと他のメンバーに言われてますけど(笑)
葛藤はありますが、そんな真帆を受け止めれる寛大で器のでかい男前な受けの一哉(天然もあるのか?)が、輝いて見えました。小さい頃に言われたヒーローそのものです。面倒見が良いお兄ちゃん気質が良かったのかもしれないです。二人共可愛かったです~
ただ、設定もお話の展開も面白く、皆でポンポンと楽しいやり取りで進むので読みやすかったのですが、絵夢さまのレビューでも仰るとおり、メインのふたりにもっと焦点を当てて欲しかったです!!
個性的な大人組み3人について掘り下げて描写されているので、互いに思わせぶりな発言も多く、これが真帆と一哉にどう絡んでくるのかな?と思ったら「???」という感じで(笑)
それとも3人組をメインにした続編でも出されるのかな?と思えて、それぞれの気持ちの矢印がどこへ向かっているのか・・・気になってしまいました。
杉原理生先生の他作品は文章から情景が浮かぶような、その映像が美しくて何故か泣き出したくなる切なさがあり、そういう部分が好きで普段はちょっと意気込んで読むのですが。(笑)
今回はアップテンポなコミカルな雰囲気で、さらりと読める感じでした!ちょっとじれったい感じは他とそんなに変わらないかもしれません。(そこが好きです!)でも攻めが自分の気持ちをはっきりと最初から伝えているので、じれったさは少ないような??どちらも魅力的だなぁと思いました。
次の作品も楽しみにしたいです!
幼馴染みの再会もの・・・なんですが、小さな頃は、小柄で女の子みたいに可愛らしかった方が、背が伸びちゃって無愛想になっていたというお話。
思春期に立場逆転というのはあるある。
というわけで、そのあたりは良かったのですが、シェアハウスで暮らす4人+2人。
登場人物が多く、それぞれに個性はあるけど際だってこない。
思わせぶりなエピソードばかりでいまいちわかりづらい。
せっかく可愛い幼馴染みカップルのふたりなのに残念~。
ふたりに焦点を絞って欲しかった。
もしかして、このあとスピンオフを書くための伏線じゃないよね?(笑)
まさにその通りです…!!!!
なんかあったよね絶対?って感じの思わせぶりな登場人物が多いしそっちの方が多く描かれてる感じで一哉一番存在感薄くない?って思いました。笑
特に清香のキャラクター好きじゃなかったので、別に恋愛としてのライバルじゃないと分かってからもモヤモヤが残りました〜
ほんとに、どうしようもないくらい好き。
特に杉原さんが書くと、なんか、抗えない感じで好き。
お話は、とっても王道な「幼なじみ再会もの」
一応、子どもの頃は美少女と見まごうようなかわいかった子が、自分よりずっと体格のいい無口なイケメンになっていて、戸惑いながらもシェアハウスでの同居生活をするうちに…。
この、片方は、最初から恋愛感情でいたのに、もう一方はそんなことはまるで考えず、まず、自分の気持ちに恋愛があるのかどうかから考え始める系の、ジリジリと進むパターンがとにかく好き。
この作品にも、それは遺憾なく発揮されていて、真帆の思いはなかなか一哉まで届きません。
それでも作者様が後書きにも書いているように、くっつくまでに時間がかかる分、イチャラブ成分が最後にちょっぴりになってしまうのを、少しでも糖分の増量を図って、抱っこで充電シーンが割合早い段階から登場。
これが、なかなかかわいくってイイの。
多分、私と杉原さんの文体はすごく相性がよくて、その中でも杉原さんのこのパターンのお話が萌ツボにドンピシャで、この作品も作者が杉原さんじゃなかったら【萌×2】
自分でも何でか分からないのですが、なんかツボにはまりました。
あらすじだけなら、「萌」ぐらいなのですが、「萌萌」です。
文体が合ったのかもしれません。
大学生の一哉は、ひょんなことから、シェアハウスに住むことになります。
そこで、子どものころの幼馴染、真帆と再会します。
子供のころの真帆は、女の子みたいに可愛く、
今は、高身長のカッコいい男に成長してしまっています。
一哉はも最初は、子どもの頃との見た目の違いがありすぎて、
子供のころ好きだった真帆ということが分からず、
変わり方に驚きを隠せないのですが、
一緒に過ごす内に、内面は変わらないことに気づきます。
対して、真帆は、無口で、全く何を考えているのか分からないような
性格なのですが、
だからころ、読み手としては、真帆がかわいく見えてきます。
昔はかわいかったから、一哉は自分を大切にしてくれたけど、
もうかわいくなくなってしまったから、一哉は自分を嫌がるんじゃないか?
でも、好意を寄せることは止められない!という様子が、
いじらしいです。
登場人物にも、色々癖のある人が出てきますが、
安心して読める1冊です。