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yoru wo hitorijime
Kindle unlimitedにて。名倉さんの魅力的な言葉選びと読みやすさで序盤から一気に読みました。「そうだね」「◯◯だよ」大人の男の話しぶりなのに、年下のどタイプ君の可愛さに抱きしめたくて我慢してる可笑しさが透けて見える!不思議な台詞たちでした。
頑張り屋で人の気持ちを上げるのが上手い立花、セリフを読んでいるだけで好感が持てます。一生懸命で純粋でぐいぐいくる立花に、10以上歳上の片岡がペースを崩され可愛い誘いに断れずズルズル我慢を強いられていくのが可笑しくて萌えました。
ノンケだった受けが開発されてメロメロに求めてトロトロになるのもエ口過ぎました…!
立花のお父さん登場は少しギャグに寄りすぎていましたが、その分サクッと読めました。
ヘタレ攻めが読みたくて、詳細検索でヒットしたのがこちら。
無防備に懐いてくる部下に、あいつはノンケだし手を出してはいかん……!!とめちゃ苦悩するイケメンゲイ上司といった構図は面白かったんですが、受けが24歳のくせに幼いというか……。
あと、攻めの元カレも登場するんですね。
で、この元カレ、なかなかいい人なんですよね。
なのになんで攻めと別れたかというと、攻めが浮気を繰り返したから……という。
根っからの肉食浮気性だからではなく、断れなくてついついの末の浮気らしいんですよ……。
なにそれ。
誘ってきた相手を傷つけたくない・断れない>付き合ってる相手の気持ち
なのかよ……と思ったら、幻滅してしまって、なんだかなぁ…となってしまいました。
名倉先生らしいライトで明るいラブコメ作でした。
カバーイラストの雰囲気と作品の雰囲気はやや異なるかな?と思います。もう少しチャカチャカしている印象です。
ううーん、前半と後半で評価に迷う1冊でした。
38歳ゲイ。会社で部下たちに慕われてやまない課長職の片岡が馴染みのゲイバーで遭遇したのは、密かにかわいいと思っていた入社2年目の新人・立花だった。
立花という青年は、ノンケで課のみんなのアイドル…もといかわいがられているマスコットのような存在なんです。
バーで会ってからというもの、立花がそれはもう人懐っこく片岡に懐く・懐く・懐くで、密かに想いを寄せていた片岡はさあ大変!というお話。
38歳よりも少し上の年齢に感じたものの、課長!と無防備に懐いてくる年下の子犬系部下のことがかわいくてかわいくて仕方がなくて、でも手は出せない…とおろおろしたり、何気ない一言にグラついて1人悶々とする攻めの図は楽しかったです。
そんなことはつゆ知らず、ど天然に片岡を翻弄する立花は子犬なのか、はたまた小悪魔なのか。
受けが好きすぎておかしなことになっている度は大人しめの攻めでしたね。
と、前半が攻め視点で楽しめたものですから、これは受け視点も読みたいなと思っていたら、なんと後半は受け視点ではないですか。
でもこれが合わなかったんだなあ…
年の差があるからと言うには恋愛体質の立花が幼すぎてちょっと薄目で読んでしまいました。
そのおかげでなのか片岡がかっこ良くも見えたのですが。
子犬でも小悪魔でもなくてイノシシ受けだったのかもしれない。
同棲したいがために大きく暴走をした彼を受け入れる片岡は心が広いのか、それとも恋は盲目なのか…?
私には合わない人物像でしたが、きっと片岡はそこも愛らしくて良いのでしょう。
なんだか受けの父親が1番かわいらしかったような気がします。
大きな困難はないですし、ゲイ×ノンケの組み合わせを甘めのテイストでさらりと楽しめる作品かなと思います。
受けのキャラクターが合うかどうかで評価が分かれそう。
ずいぶん昔の作品なのでやはり古い感じはしますが・・・
おじさん攻めが好きな方には楽しめる作品だと思います。
アラフォーのはずが、読んでみるとアラフィフにさえ感じてしまうオジサン度の高い攻めです。
受けのキャラは類型的なぶりっこですが、可愛いと感じるところもあり、特に嫌なキャラクターも出て来ないので安心して読めます。(ただ受けの父親がちょっといけなかった。。。)
名倉先生らしさのある作品だと思います。
先生が好きな方にはオススメします。
受け視点も読みたいなと思っていたら、後半は受け視点だったのでとても嬉しかったです。
「夜をひとりじめ」
片岡視点です。
38歳の課長片岡は24歳の入社2年目の可愛い部下立花に片想い中です。
目をキラキラさせて一生懸命で慕ってくる立花。
偶然行きつけのバーで遭遇してゲイだとバレてしまいますが、立花は変わらずいや前以上になついてきます。
片岡はもう立花にメロメロで理性を総動員させて自分を押さえているのですが、気を抜くと抱き締めてしまいそうだったりキスしてしまいそうだったり。
裸に剥いてなめ回したいとか!
色々あって両想いになり無事に結ばれる所で前半は終了。
片岡のワタワタ悶々が切なく楽しかったです。まさか立花はわかってての魔性か?と疑いましたが本当にただ片岡になついて慕ってるだけだったんですね。両想いおめでとうございます!
立花のひとりじめ発言が可愛かったです。
「あなたをひとりじめ」
は立花視点です。こちらでは片岡がいかに仕事ができ部下に慕われ上司に信頼されかっこよくて大人で立花をぐずぐずにさせているかをこれでもかと書かれています。
立花がこんなに片岡にはまるとは。
そして立花の独占欲が強いです。可愛いひとりじめですね。
同棲したくてしたくて押せ押せですが片岡は慎重でなかなかいい返事をもらえません。
ついに退路を絶ち片岡に受け入れさせるために立花は家族にカミングアウトしてしまいます。
立花の父親が面白くて気の毒でした。
でもこれで片岡も覚悟を決め、立花家に挨拶にも行っていつでも越しておいでって言ってもらえて良かったね!
お仕置きエッチは意外でした。どうしても前半の片岡の印象が強くて、後半では大人の余裕で立花を焦らせたり。片岡なら立花にむしゃぶりつきそうなのに。
最初から立花を感じさせるのを優先させていましたが、なかなか仕込んでますね。
後半では片岡がかっこよすぎで別人のようでした。
バーのマスターと片岡の元カレもうまくいって良かったですね。
後半では立花が自分から片岡を好きになった、多分最初からと言ってますね。
前半の積極的だったのも無自覚な好意からだったのかな?いくらなんでも入社2年目で課長の家に週に何度も遊びにいけませんよね。
課長に嫌われたと大泣きしたり、自分は特別という言葉に浮かれたり。
片岡が必死で理性を働かせでも立花を呼びたくてゲームを買ったりじたばたが楽しかったです。
可愛いお話でした。
片岡目線の「夜をひとりじめ」、立花目線の「あなたをひとりじめ」の中編二本立てです。38歳と24歳という年の差(温度差?)を見事に表している作品だと思います。
「夜をひとりじめ」
片岡課長(攻め)は、ノンケの部下・立花(受け)に1年半の片思い中。そんなある日、馴染みのバーでマスター宮田相手におしゃべりを楽しんでいたところ、立花が入って仰天。実は立花は宮田の近所に住む幼馴染であった。懐く立花に紳士的にふるまう片岡だが、そろそろ限界で…という話です。
「あなたをひとりじめ」
片岡と同居したい立花だったけれど、慎重な片岡は「うん」と言ってくれない。焦れた立花は、家族にカミングアウトして勘当をされ、同居に持ち込もうとしますが…という話です。
片岡がリアルに格好良かったです。立花に懐かれるのは嬉けれど、欲望を堪えるのは苦しい。でも、暴走しなかった片岡をさすが38歳!と感嘆しました。恋に臆病なのも年と立場を思えば当然ですし、続編で暴走した立花も許容する懐の大きさにも、さすが課長になるだけあると納得したものです。
一方、立花は初めての恋に浮かれています。24歳でそんなことで大丈夫なの?と思いもするのですが、片岡との対比だと思えば可愛く思えました。
サブキャラも良かったです。
三人三様の立花の家族もですが、なにより、宮田マスターと片岡の元彼氏・本所がイイ!なんで本所のイラストがないんだ!と嘆いたものです。片岡に劣らず大人で男前で素敵でした。知らぬ間にできあがっていたというのも大人っぽくて良かったです。くってかかる立花には笑いました。
コミカルテイストで楽しく読めました。
目下、血湧き肉踊る海賊シリーズで頭が16世紀にスリップ中、
そんな最中に読んだのだが敗因?
あんまりぬるくて、途中から飛ばし読んでしまいました。
30代後半、仕事もできるゲイの課長・片岡は、
実は部下の新人・立花が好き。
ある日大学時代からの友人でご同類の営むバーに行くと
そこで立花とバッタリ……
立花は友人のご近所さんで幼なじみだという。
前半は、懐いて来る可愛い立花と親密になるにしたがって
手を出さないように我慢して自制する片岡が描かれ、
その後実は立花も片岡が好きということで、あとはあまあま。
後半の話は、立花目線。
ラブラブになったのだから一緒に住みたい立花は、
片岡に承諾させる為に自分の家族にカミングアウト!
し、しかし、その時の父親の反応たるや……
これは、コメディだったのね?
私を呆れさせていた立花の子どもっぽさは父親譲りだった事が判明!
ということで、私は好みありませんでしたが、
甘くて幸せなお話かなぁと思うので、
波瀾万丈(←個人的にはこっちが好き)が面倒な気分の時にはいいかも。
38歳×24歳という年の差。
くっついてからは受けがますます子供っぽく、攻めはどんどんエロオヤジ化していったような?それも年の差カプの醍醐味かなと思いましたw
攻めと一緒に住むことしか考えていないような受けや、
二人の関係を知った受けの父親の行動はいい年してガキすぎないか?と思いもしましたが、コメディとして楽しみました。厳格な親父なのかと思ったらすごく可愛いギャグキャラな父親を見ても、こういうノリの家計なんだろうと。
前半はゲイの課長(攻め)がノンケの新人(受け)に惚れ、落ち着いたイメージとは裏腹に
すごくヘタレてるところが面白いし可愛いv
その無防備さにウズウズしたり、夜道で危ない目に遭わないかハラハラしたり…
結局、受けも攻めのことが好きになり、後ろもいいですよと切り出してくれるという展開は、ノンケなのにいきなりハードル高すぎないかと思いましたがww
この受けのホワホワ天然な言動を見るに、何事にもあまり迷ったり怖がったりしない性格なのでしょうきっと。
恋人になってからの後半は受け視点の話。
受けの視点で見る攻めは、前半のヘタレっぷりが嘘のように格好良く、
格好良いのに絡みはどんどんねちっこくなっていく所が面白いw
受けもそれにノリノリで応じてしまい、いいバカップルにww
のんびりした可愛いカップルかと思いきや、ハンカチで縛ったりドライに挑戦したりと、エロ面ではアグレッシブな所も意外性があっていい♪
最終的には攻めが受けの家族を訪問し、母親や妹公認の仲に。
最後までごねている父親はわがままな子どものように扱われ、ちょっと気の毒w
波乱や深刻さのない、最後までほわほわ甘~いお話でした。
面白かったです。
表紙から受ける印象と、内容が少しそぐわない気がしてしまった。
もっと落ち着いた話なのかと思いきや、意外とあたふたおろおろ、ばたばたしている。
読後感はうーん、なんとも可愛いお話だなぁと。
結局はお互いとも、相手を独占したいってことだよね?
違うとは言わさないよー!!!
・・・です。
年の差ラブって難しい。
勢いのある若者、勢いはないがまだ枯れてはいない現役の年上。
このお話は、年下受けが年上攻めを持ち前の天然でもって翻弄しまくっているというのがポイントかなと思います。
恋愛の駆け引きや打算計算になれた大人が、翻弄される姿って面白い。
百戦錬磨(言い過ぎか)でも勝てない天然受けのピュアさは、無敵に可愛いです。
攻めが受けをひとり占めしたいのと同じで、受けも攻めをひとり占めしたい!という気持ちが表現されているシーンがあるのですが、その部分が好きでした。
後半に収録されている話では、受けの父親が登場します。
くっついた後の話で、受けが攻めに同棲したいです!とずっとずっとお願いするという話で、受けが考え抜いて攻めに「うん」と言わせるために考えた方法はけっこう強硬手段かな?思い切りが良いというか奥の手を惜しげもなく使ったと言うべき?
受けの思い切りの良さに若さを感じる。
そして、件の受けの父親。
この父親が・・・・・・・・なんとも、こう・・・・・・・(笑)
笑うしかないような存在。
子を思う父親なれど、これは行きすぎです!
面白いとは思うけれど、己の父親ならあきれ果てる(受けも呆れていたが)ことでしょう。
父親登場、その他シーンすべて笑えます。
リーマンものですが、受けが可愛かったのでたまに社会人×学生を読んでいる気分に。
でも面白くて、可愛くて、笑えて楽しい作品でした。
名倉さんのオヤジもの!楽しく読めましたが、
受が、私にとって許容範囲ギリギリでした。
何とか、許容範囲内に収まってくれたことに
心から安堵して読み終えれたことが、嬉しかったです。
(おかしな喜びですが(笑))
というのも、新人サラリーマンの受なのですが、
結構幼いというか、天然なんです。
私は、子供っぽい?少年っぽい?のが苦手なので、
ビクビクしながら読みました。
若くして出世し、能力を高く評価されているサラリーマン、片岡は、
仕事に力を注ぎ、恋愛については、二の次になっている。
ある日、馴染みのバーで、部下の立花と偶然出会い、
自分がゲイであることを知られてしまう。
また、片岡は、心の底では、立花のことに好意を抱いていたので、
慕ってくる立花がかわいくて仕方がない。
でも、好意をもっていることを立花に知られては、
引かれると思い、片岡は、大人な態度で上司としての態度を崩さない。
そんな片岡の苦悩が、面白い!
そして、そんな片岡の苦悩も知らず、天然パワーで
押しかけてくる立花がすごい(笑)
オヤジ好きには、たまりまらない1冊かと思います。