僕たちのセキララダイアリー?

好き、好き、大好き!

suki suki daisuki

好き、好き、大好き!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×211
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
64
評価数
20
平均
3.4 / 5
神率
5%
著者
chi-co 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
三尾じゅん太 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048868341

あらすじ

好きで好きでたまらない吾妻君とお付き合いがスタートした永江君。「男同士のセックス」について猛勉強した永江君は、自分が攻めか受けかで悩むことに。アレが小さいほうが挿入される側も負担がないだろうと思った永江君は、自分が吾妻君を抱こうと決意!! 吾妻君に気持ち良くなってもらうため、毎日自分の体であれこれ試していた永江君は、あちこち敏感になっちゃって?
両想いのその先にあるエッチの結末とは!?

(出版社より)

表題作好き、好き、大好き!

イケメンもてもての大学1年生、18歳
猪突猛進型の大学1年生、18歳

レビュー投稿数9

ノンケ同士の両想いの先に待ち受ける難関とは(爆笑)

待ってました!!chiーcoさんの新刊♪
いつも楽しくて、笑わせてくれる、ただ笑うだけじゃなくて何かイイものがそこにある作品、、、
今回も中盤以降、おおいに盛り上がりを見せて抱腹絶倒、身をよじりましたとも!!
大学一年生の、初めての男同士エッチに、一体どうやって彼らが挑むのか。
一番問題はそこんとこなんです。
ミイラ取りがミイラでもあるような~本末転倒であるような~
だけど、そこにはちゃんと互いが好きだから!という一途な愛情がいっぱい。
終わり方にもひと工夫。
一体・・というこのエンドに、多分はっきり結末の欲しい人は地団駄踏むかもしれませんが、その後を思うとまた楽しいという余韻を楽しむのもまた一興。
この面白さ、あんまりネタバレしたくないから、是非読んでもらいたいデス☆☆☆

ひとつのことが気になって好きになると猪突猛進タイプの永江がある日突然その容姿に釘づけになり「好きだ」とアプローチし始めたのがイケメンでモテメンの他学科の学生・吾妻。
自分の顔だけしか見ずにいいよってくる女子は数知れず、誰とも本気の恋愛をしたことのない、性欲をみたすだけの付き合いしかしない、ちょっと冷めたハンサム。
そんな吾妻は、子犬のように執拗につきまとう永江を鬱陶しく思って邪険にするのだが、押したらダメなら引いてみな作戦で、あっさり引き下がり出す永江がこれまた、気になる。
かくして、なんと!二人は付き合うことに!!
永江の本気を知って、本当にだんだんと好きになっていく吾妻。
自分が好きになったのだからと、吾妻をリードしようと一生懸命頑張る永江だけど、中々うまくいかない。
やっとキスまでこぎつけて、その先はエッチ!
永江の気持ちを尊重して我慢強くまつ吾妻ですが、永江の野望(そんな大それたものでもないが)は自分が上になること!
果たして、頑張る永江はできるのか?

視点が交互にあります。
若干時間軸をかぶりながら、それぞれの視点があるのは、これは良い効果を生み出していると思います。
どちらかというと、永江はものすごくわかりやすい。
吾妻が無口で、そして今までのお付き合いの経験は全て相手がリードで自分が受身だったから、実は言葉も経験も足りないという、結構不器用さんで、しかもそれがクーデレ?ツンデレ?だったりしたからです。
その彼らのスレ違い度合いを見るには、相互視点があるのは、とても重要でした。

とにかくひたすら好き、大好き、でもその先の事は全く考えてなかったんです。
相手が好きなあまり、一生懸命一人で相手を喜ばせるためにしようとする姿に吾妻がどんどん惹かれていってしまう姿っていうのが、なんかすごくよかったのですが、
なんといっても永江の、一人で頑張る、それがもう愉快でしかたない!
男の矜持の思い込み?
自分から好きになったんだから、自分が攻めという思考は漠然だったのですが、吾妻のイチモツを見たときに、自分と比較して、大きいのが入ると痛い、自分のほうが小さいから吾妻は痛くない、ということで、徹底的に攻めにこだわるのは、そうだよな~
ですが、相手のことを思って自分で学習しちゃったからさあ、これが爆笑を呼ぶのです♪
練習してたら自分が敏感になっていってしまうという・・・
ちんこの乾布摩擦とか、道具とか、パンツも愉快でしたね♪
もう、そんな永江が可愛くて仕方ありません!

すみません、ネタバレなし、って言いながら、ちょっと内容に言及してしまいました。
でも、細かいことにはふれてませんからね!
他にもたくさん、たくさん、色々ありますので、是非笑っちゃいましょう♪

三尾さんのイラストもとってもよかったです!
からーの表紙、吾妻がちょっと線が細くてあまり好きな感じに描かれてないんですが、中の白黒絵ではもう少し男っぽくていい感じです。
永江もかわいいな~♪

相手が好きだから、相手のことを思って、そんな様子ががスレ違いや勘違いを混ぜ込みながらひしひしとつたわってくる、実に真面目(?)に愉快だけど可愛くて、な話でしたよーwww

4

ズバリ!タイトル通り!

スットコドッコイ初エッチ指南書。

最初から最後までテンポよく楽しく読めました!
章ごとに交互の視点で語られるので交換日記みたいで読みやすかったです。

クールビューティな吾妻祥に一目惚れをした永江基紀は断られても断られてもアタックし続けます。
その努力が報われ、ついにお付き合いすることになったものの永江はエッチのことまでは考えてなくて!?という流れでした。

大好き~!って伝わってくるだけに最初の方で吾妻にツレない態度をとられる永江が不憫で切なくなったり、それでもめげないポジティブな姿に笑ったり、まさに一喜一憂。

永江は空回りしちゃうこともあるけれど素直で一生懸命ないい子です。
でも可愛いだけじゃなく男気にもあふれていて小動物っぽいのに気持ちは大型犬!

2度の土下座とか痴漢とか個々のエピソードが面白いんですが紹介するのは勿体ない気がします。
知らないまま読んだ方が絶対、楽しい!

生き生きとした永江がグイグイ話を引っ張っているように感じますが、つきあいだしてから吾妻のそれまでの『人でなしキャラ』が剥がれ落ちて出てきた素顔もまた、この話を支えるキモのひとつです。

吾妻はそれまで体を合わせても心は通わせたことがないんです。
美しい容姿ゆえに内面を見てもらえない人間関係に少しやさぐれ気味。

そんな吾妻が「顔が好き!」と臆面もなく言いつつ、わかりづらい自分をちゃんとわかってくれる永江を心にとめ、好きになり独占欲を抱く姿とそれまでのギャップが微笑ましい。

『好き、好き、大好き!』を前面に掲げて行動する永江の傍らで、クールだった吾妻の永江に対して芽生えた感情に熱が灯る過程が鮮やかです。

そんなふたりの初エッチに向けて繰り広げられる素っ頓狂な努力がおバカさんで可愛すぎ!

綿棒とか乾布摩擦とかw
人の真剣な姿(こと色事に関して)は時として端から見ると滑稽なものかもしれません。

それは永江の友だちの志水にしても同様だったのでは?
脇役スキーとしては、この志水、すごく買いです!
彼の発言が何気に話の流れを握っていた(笑)
御曹司も気になるw

そしてトリッキーな挿し絵(笑)を通過点として迎える彼らの結末。

『ジタバタしながら仲良くやってるんだろうな~』と頬が緩む結び方で私は大好きです。
「受けて立つ!」って意味深なセリフ…!

chi-coさんは初読みでしたが他の作品も読んでみたくなりました。

3

猪突猛進可愛い顔した男前受け様に萌え

若干人嫌いの気がある美形で、色々な女の事浮名を流してる性格的には悪い部類に
位置するような攻め様と、そんな攻め様に一目ぼれした、綺麗な物や人が大好きで
猪突猛進で、悩むくらいなら積極的にガンガン行ってしまえ!みたいな可愛い顔した
受け様との初めての恋に戸惑いながらも二人で手探りで進んでいくようなお話でした。

自分の外見だけを見て近づいてくるような相手ばかりに囲まれて、内面で好きになって
くれる事が無いみたいな状況の中で、次第に人間的に歪んだ感じで、女性は性欲の単なる
はけ口で、男は暇つぶしの相手でなんて日々の中で、突然現れた受け様に
断っても無視しても、懲りることなく毎日子犬のように懐いてくる受け様に
いつしか、攻め様も気になり始めるが、受け様も自分の顔が大好きだと言われても
何故か他の相手に感じるような悪感情が生まれない。
攻め様は、肉体的なことだけで言えば百戦錬磨状態なのに、恋愛的な意味では意外なくらい
奥手で、初めての恋に戸惑う感じはツンデレ具合も含めて未熟な感じが萌えでしたね。
受け様の一途で、相手に思いをぶつけながらも、ホントに嫌われるのが怖いから
毎回ここまで、ってところで引くような態度に攻め様は罠にかかった感じです。
でも、それを狙ってやっている訳ではないから、純粋に好きな気持ちだけの受け様は
かなりやんちゃで純粋で、意外に男前なんですよ。
お互いが初めての恋の相手だから、二人のやり取りも新鮮でありながらもどかしい感じも
して、テンポよく飽きることなく読み進められる作品でした。
それに受け様の友人のキャラも、一筋縄ではいなかい感じで、この友人で1本読んで
見たいなと思わせる魅力キャラ、別の友人で美人な御曹司も捨てがたいキャラでした。

二人が恋人になり、少しずつ距離を縮めて、初めてキスするまでももどかしいかったけど
それ以上の関係になるまでの互いの葛藤、リバ系要素もあったりと真剣に悩んで
相手の為に出来る事を手探りで、時には暴走しながら奮闘してる様子は、
なんだか笑えてくるんです。
最後まで楽しませてくれる作品でした。

2

大好きな気持ち☆

まさにタイトル通り!!

テンポもよく2人のやりとりもとても面白くてあっという間に読めました☆
吾妻の事が大好きなワンコ系の基紀とクーデレの吾妻のお話。

前半は基紀が告白して吾妻を追いかけるお話。そして後半は2人がノンケであるためにセックスをするためにはどうしたらいいかと、基紀はバイブを店に買いにいって自分でためしてみたり、吾妻は綿棒を使ってみたりと2人の可愛いおバカ加減に思わず萌えになりました(笑)

2人の視点が交互にあるのですごく読みやすくハードではないし、2人のやりとりも面白いのでBL初心者の方にはいいんじゃないかなと思った作品でした♪

2

好き好き大好き!

攻ってばもっとクールな設定なのかとおもってましたww

さて、にぎやかい受が麗しの攻にひとめぼれ
アタック!アタック!アタック!!から始まるお話。
綺麗なものが好き。きれいな人が好き。
そんな受がひとめぼれした相手は
まぁ、美しくはあるのだが故にな攻なのであります。
しかしこれが、受が一途に本当に自分を好きだと気づいてからの
変わりっぷりがまた面白い。
自分たちの関係をコソっと周囲にわからないように話すだけでアウト。
下の名前で呼んでほしいといった後
下の名前で呼んでくれなければ反応しない。
父親には公然と「恋人」と紹介する。
やきもちも公然と。
これが可愛いと思うかどうかがミソではあるのだが
受が「自分が攻を抱くんだ!リードするんだ!」と
張り切っているのを知ってから、ちゃんと自分が受け入れられる
ように準備を始めるあたり。
これは可愛いと思いました((ノェ`*)っ))タシタシ
大きな自分を抱く気なのか。よしっ
そんなあなたが可愛いよww

結果的に合体まではいたらないピュアーなお話ではありましたが
これはこれで面白かったかなと思います。
攻守はいわずもがなわかってしまうだけに
その後のエロエローが読めなかったのは
やっぱりどーしても残念でした。ぐぬぅう

2

chi-coさん初読です

B-PRINCEフェアの機会に読みました。
とっても面白かったです。

私は攻め視点が好きで、この作品は受け視点と攻め視点が交互に書かれているので両者の考えや気持ちが分かりやすく、読み進めやすくて良かったです。
あらすじを読んだ時点では、よくいるキャラクターによくあるストーリーなのかと思いましたが、今まで読んだ中にはなかったキャラクターとストーリーでした。
吾妻はツンケンしているかと思えばちゃんと素直になるし、永江がかなり最後の方まで攻めのメンタリティというか、「自分がしっかりリードして攻める!」という姿勢だったのが新鮮で、面白かったです。
「逆じゃない?」とツッコミながら読みました(笑)
セックスに関しても、お互いがその気があっても最後まではうまくいかなかったり、交わらないのがリアルで、そこが好きです。
そうは言っても、最後まで読みたかったですが(笑)

chi-coさんの他の作品も読んでみたくなりました。

1

単純に楽しかった

三尾さんのイラストにひかれ購入。

コミカルすぎるのは小説では
読むのが疲れるため好きではありませんが

この作品は、テンポがよく
嫌味を感じずに読めました。

難しい言葉やまわりくどい文がではなかったからだと思います

タイトルのまま
とにかく、好き好き大好きな感じです

うっとうしくはありますが
ウザいとまで感じなかったのは
吾妻のキャラがあってこそだと。

文の区切りが◯◯の場合とか
わかりやすかったので
長文が苦手な方でも楽に読めると
思いました

男同士のセックスについて考えるあたりは
めちゃかわいらしくもあり
男らしいです

2

天然に勝るものはない…。

「猪突猛進」まさにそれを地で行く憎めないキャラ! 綺麗なものが大好きで、大学で見つけた綺麗な吾妻に猛アタック! 毎日、毎日、告白するもいつもお断り…。相手も最初は苛立ってるけど、毎日来てるのに来なくなると…なお約束パターン。 だけど相手のことを凄く大事に考えて行動する基紀は可愛い。結構ボケツ掘ってるけど…。付き合い始めてエッチでいろいろと悩んで妄想してるのも見てて笑える。 あっ、でも結局2人は最後までしてないよね?!

0

も、もどかしい…

私が大人だからなのか、せっかちだからなのか…一歩ずつ階段を登る二人がもうもどかしくて仕方なかったです。

吾妻と永江はタイプは違えど18歳らしい可愛い男の子だと思いましたが、エッチに向けてあれやこれやするのがなんだかふざけているようで、いや…本人達が真剣なのは勿論わかるのですが、読んでいて途中で飽きてしまいました。

コメディーは結構好きだと思うのですが、これはなんかハマらなかったなー。三尾じゅん太さんの可愛いイラストが作品の雰囲気にぴったりでした。

1

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