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kimi kou
作家さんの新作発表
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パラレルなんちゃって平安タイムスリップ物語♪
生殺し状態だったのですが、思ったより早く続編出て嬉しいです☆
前の巻のレビューにも書きましたが、女装・帝がなんとなくアラブ、苦手要素だったにも関わらず受け入れられた作品です。
祖母の家の蔵にある螺鈿細工の長持ちに吸い込まれてパラレル平安時代(?)にタイムスリップしてしまった千里が、皇后を亡くしその座をめぐる家臣たち・女たちの権力争いに疲れた帝に、皇后にすることでそれを回避しようという策の対象にされてしまって、、、ということで3日間の妻問いが完了してしまったために、皇后になることが決まってしまったその後の話です。
今回はラブの進展というより、千里が来たばかりの頃よりは落ち着いて、帝を取り巻く周囲の人々と出会い、多少なりとも状態を知るというか、ちょっと馴染んでくるというお話でしょうか。
現代と、色々のしがらみの多い宮廷では人々のあり方も価値観も全く違います。
率直すぎる千里であり、帝の寵愛を受けているだけに、皆が興味津々の対象なわけです。
ですから、あることないこと噂がとびかったり、推測したり、
でも実際に千里に出会った人々は、それに驚いたりも、いぶかしんだりもしながらも、結局のところ人柄は悪くないと、思ってくれる人が出てきた・・・出るかな?という感じ?
帝の幼馴染の中司は、帝を敬わない千里に憤慨したりするものの、幼馴染だけに帝は中司には理解して欲しいと思い、
帝の東宮(皇子)は、周りから聞かされていた噂からどんな女かとおもいきや、まるで子供のようなあけすけな性格に、もっと千里の事が知りたいと思い、
東宮の后として入内予定でやってきた桜子は、千里から優しくされて、周囲からいっそ帝の皇后を狙えばと言われるが、帝の千里への執着を見たのもあり・・・しかし二人の関係に少し石を投げ入れる存在にはなったようです。
帝は女性にはとても厳しいですね。
女性の醜い権力争いにうんざりしているという設定がモロに出ている対応でした。
だけど、千里はそんなことよくわからないので、帝が辛くあたって酷い!って思ってしまう。
今回も帝を嫉妬させたり、怒らせたりしてのお仕置きエッチであり、無理やりな関係ではあります。
傲慢な帝ですが、彼はとても千里を気遣っているのが見えます。
何かあればすぐ駆けつける、千里を助ける。
千里はまだ自分で精一杯でそこまで気がつかないのです。
それに気がついたときが、千里が大人になるときでしょうね。
こんな大変な千里と帝を取り持っているのが侍女の松風です。
おまけに、松風視点のお話が載っていますが、よくできたお方でございます!
彼女も大変だけど、千里の素直さはきっと嬉しくて勤め甲斐があるというお話でよかったです。
影で悪口書いてないかと思わず心配しちゃいましたwww
10日後になった皇后お披露目の儀。
一体どうなっちゃうんでしょうね?この巻では全く予想がつきません!
前作の「君恋ふ ~朔の出会い~」の続編ですが、前作は鬼ごっこで、今回は捕まって
終わるかと思われた受け様がまだまだ諦めていない、往生際悪くまだまだジタバタしてる
そんな初めから終わりまでの内容でしたね。
この作品ってシリーズになっていくんでしょうかね?全然先に進んでる気がしない。
執着が激しい帝が今回も受け様を追い詰めてはいるのですが、受け様に本気になってる分
帝の方が受け様に振り回されているような感じですね。
やっぱり先に惚れた方の負けなんでしょう。
なんだかんだと皇后にされてしまった受け様ですがもちろん納得なんてしてる訳も無くて
事実婚状態だけれど、別次元で生活していた受け様にとっては別世界の話。
相手が殿上人の帝相手でもぎゃんぎゃん言いたいことを言っているのですが、帝本人は
それを許しても周りが許さなかったりして、案外ヘタレな部分もある受け様は可愛い態度
今回は義息子との対面があったり、その嫁になる予定の姫との交流があったりして
前作とはちょっと違って現世に帰る以前の内輪的なストーリーです。
そして受け様の意思とはかけ離れたところで皇后としてのお披露目が刻々と近づく内容で
1作目での不思議パラレルの解決の糸口すら見えない内容だったので単なるお転婆受け様
平安もどきで大わらわなんて雰囲気のお話になっているようでした。
二人の関係でも、受け様にそろそろベッタリくっ付いても良いのでは?なんて思う所も
無きにしも非ずなのですが、15歳の少年の受け様には恋愛が何と言うのがわからない
でも、攻め様の子供や、過去に夜伽した相手が現れた事で、ちょっぴりモヤモヤも感じる
これから気持ちの方は育って行くのではと思うけど、謎の解明が見えなくてひょっとして
謎解き無しで終わってしまうのではと・・・そんなことにならないように続編待ちです。
あらすじを読んで購入したんですが…
内容は平安時代もどきにタイムスリップ(…こちらも厳密にはもどきです。実際の過去とは違うみたいなんで)をした千里が、帝に見初められて男にも関わらず皇后にされてしまうお話です。
BLの王道で、私的には特に深い内容も期待してなかったんです。王道を駆け抜けてくれれば満足と言いますか、それを求めて購入したんです。
…ですが、千里の言動に矛盾を感じてイライラさせられる事が多くて…
元の世界には戻りたいと言ってはいるんですが、元に戻る方法を検討するわけでもなく、ただそう言ってるだけでです。しかも、元の世界ではいじめを受けていて友達はおらず、人との関係に煩わしさを感じているんですよ。…その設定なんですが、それでも。そんなに帰りたいものですか??
…帝に我が儘言って、いやいや言いながらもエッチは気持ち良くて、すぐ快楽に負けてしまうんです。
だけど、皇后という立場は、元の世界に帰りたいから受け入れられない。ではせめて、帝にいろいろお世話になってるから、最低限男だとばれないようにするのかと思えば、一向になおらない言葉使い…
身分にとらわれない純粋さ…とは違うと思うんです。なんだか、イライラしてしまいました。
そのほかにも、小さな事なんですが、一冊目も含めて二回捻挫するんです。でも、その後ほぼスルーなんです。(帝以外の殿方のお姫様抱っことかされるのですが、回収されてないです)そこは萌えどころだと思うんですが…
全体的に見て、イライラしてしまって、萌えがなかったためこの評価とさせて頂きました。
次巻ではいろいろ回収されるのでしょうか…