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好きなんです

ノベルスから文庫へとのリニューアルです。

郁(受様)は両親を亡くし、孤児院に引き取られました。原因不明の病気もあり、周囲の人からは厄介者扱いされ……とっても可哀想です。

そこへ、ある理由により郁を探していたアーサー(攻様で侯爵家跡取り様)が登場。郁を引き取り、屋敷に連れて帰ります。
病気は治療され、少しずつ郁は元気になっていきます。
……アーサーは激甘です。

…しかし、そんな時に事件が!!

アーサーの伯父であるイアンが、郁にキスしている場面を、アーサーは見てしまうのです。

イアンは嫌な奴です。働かずに、侯爵家にお金の無心ばかり。しかも、高慢で嫌味な奴なんです。

アーサーは激怒して、郁に酷い言葉を投げつけて、屋敷をでてしまいます。

残された郁は可哀想です。ネガティブで卑屈な感がある郁なので、そういうタイプが嫌いな人にはダメかもしれませんが、アーサーに嫌われたくないと泣く郁には、胸が痛くなります。今までの背景もあるから、ようやく愛してくれる人と巡り会ったのに、一人おいてかれてしまうのは可哀想です。

すぐに、誤解が解かれるのかと思えば…その後、なんと、2年も別居……

アーサーは、いろいろ大人気なくて、もっと郁の話を聞いてあげなさい!!って、叱り飛ばしたくなりました。…恋は盲目なので、しょうがないのかもとも思いつつ。

郁とアーサーの隠されていた過去も暴かれ、大きな事件も起きましたが、結果は激甘なハッピーエンドでした。

不幸な可哀想な子が、溺愛されて幸せになるお話は、王道ですが大好きです。次に発売される「運命の花嫁」…ノベルス持ってるんですが、書き下ろしがあったら購入してしまうかも~…楽しみです。

脇のCPをもっと…

シリーズ4作目となりました。
極道ものですが、かなりアマアマなお話となっております。

今回は、尚弥(受様)が、伊織(攻様)の甥っ子の誕生日を祝う為に会うためにニューヨークへ行きたい…というころから話が始まります。

しかし、伊織はニューヨークの会社とM&Aを控えており、時期的に危険が伴うという事で大反対です。跳ねっ返りの尚弥は、素直に言う事を聞くはずもなく、こっそりとニューヨークへ…

もちろん、伊織には見つかって、しっかりお仕置きされてしまいます。
伊織の甥っ子&異母兄の織吾には無事に会えますが、事態はいろいろ危険な方向に動いていきます。

織吾&イーサン(マフィアのボスで、織吾と同居中。詳しくは、前作参照)も、巻き込みながら、話は進み…結果オーライで、めでたしめでたしでした。

今回は、脇役カップルの織吾&イーサンの仲が進展しまして、こちらがなかなか良かったです。

ドSの織吾とドMのイーサン……
マフィアのボスなのに、織吾にチクチク苛められているイーサンは、かなり可愛いです。
やる時はやるし。織吾以外にはきっと、クールで恐いマフィアのボスなのに、キスひとつで、織吾にめっちゃ振り回されてます。

織吾が大変な目にあって、ようやく二人の仲が進展した時は、イーサンに思わず、良かったね!!と言ってあげたい気持ちで一杯になりました。

脇役カップルで一冊しっかり読みたいです。

純粋な恋のお話

初読みの作家さんですが、ピュアな世界がうまく表現されていて、良かったです。

32歳の医学部受験と、なかなか大変な選択をした日下部(攻様)と、そんな日下部の塾の担当になってしまった和音(受様)のお話です。

和音は、今まで両親の離婚やピアノ、それに、恋人を作ることだとか…いろいろな事を諦めて生きてきました。
そんな和音ですが、日下部の塾の講師になり、始めは厄介だと感じていますが、彼と接する内に、少しずつ惹かれていきます。
でも元来の性格もあって始めから両思いになる事を諦め、必死に期待しないよう自分に言い聞かせています。同性愛者であるとカミングアウトしてもなお、受け入れてくれる日下部に、どうしようもなく惹かれながらも、嫌われないよう自分の気持ちを隠し続けるのです。

でも、日下部にはそんな和音の気持ちはバレバレで…しかも、日下部も純粋な和音にしっかり惹かれいるため、ちょっとずつアプローチをしています。

恋愛に不慣れな和音は臆病で、日下部から一旦逃げてしまうのですが、思いなおして日下部に告白……
との展開になっています。

日下部は穏やかでいい人なだけかと思いきや、本音と建前?みたいなのもしっかりあって…それなりの年月を生きてきた大人だなぁとしみじみ感じます。
対して和音は、恋愛に関しては、世間一般の同年代より純粋で、お子様です。

そんな二人の恋愛話なので、ピュアなだけじゃなくて、心に響くものがあります。30歳を過ぎた、酸いも甘いも体験してきた大人が、ピュアなお子様に触れて、恋愛に真剣に向き合う……そんな姿は、やっぱりいいものです。

プラス、大人な日下部は、ちょぴりエッチで、そんなところは、ちょっと萌えて、なかなか満足な一冊となっていました。

安心感&安定感

とうとう、このシリーズ10冊目になりました!!
…と言いましても、番外編もでてますので実質は13冊になりますが…

超セレブなエンツォと一般人(?)の湊は、家族公認の仲で、婚約しています。
そして、毎回、豪華客船を舞台に世界中を飛び回り、いたるところで事件に巻き込まれる……そんなシリーズです。(残念ながら、プリンセス・オブ・ヴェネツィアは、今回は修理中でしたが…)


今回は、前作のちょぴり不完全燃焼だった部分が補われて、最後はすっきりと読み終える事ができます。
いつも通り、事件に巻き込まれた湊が、エンツォに助けだされる…そんなあらすじとなっています。

もちろん、合間にはラブラブで甘々なシーン満載!!
…お決まりな展開満載と言った感じです。

湊は、毒薬を注射されたり、殺されかけたりと大変な目に合うのですが…
このシリーズ、決して重くならないのです。
お決まりのセリフと展開&ラブラブで甘々シチュエーション、誰もが憧れるセレブな世界とイケメン…この安心感は、凄く大切です。それが、このシリーズの最高の持ち味なんです。

脇役たちも、いろいろ気になりますし、それぞれの話も、もちろんなかなか楽しませてくれます。

長いシリーズとなってますが、複雑な設定はないので、途中からでも十分楽しませてくれる作品ですよ。

攻め様が良かった

王道の幼なじみものですが、かなり良かったです。

芦原(受様)視点で話は進んで行くのですが、始めの方では高槻(攻様)がひどいです。なんて奴~って、思うほど芦原には俺様な態度。

こっそり恋心を抱えている芦原が、かわいそう。そこまで、言わなくても…って思います。

喧嘩ばっかりしている二人ですが…、

四方堂(芦原に思いを寄せるイケメンさん。性格もグットで、芦原の事を良く理解してくれます)

…が現れてからは、少しずつ二人の関係が変わっていきます。今まで見えてなかった事が少しずつ見え始めるのです。

そうすると、実は高槻が芦原の為に、いろいろ心配している事なんかも見えてきたりして。

……逆に、芦原が結構天然と言いますか、鈍くて、周りが見えていない事も多いタイプなのだとも見えてきて…

高槻は四方堂が現れるまで、芦原への気持ちには気づかなかったみたいですが、嫉妬したり独占欲によって自分の気持ちが何なのかを知るのです。

言葉が悪くて、俺様な性格に見せておいて、…実は面倒見が良くて、可愛い一面もある。
…そんな高槻は、かなり好きなタイプの攻め様です。実は、芦原に結構振り回されたなんてところも、かなりツボでした。

高槻の可愛い面については、是非ともお話を読んで、キュンキュンして欲しいです。
かなり満足な一冊でした。

ヘタレ部分もある攻様は好きですが…

小さくて可愛い草太(受様)が、一見すると、軽~いチャラチャラした男の梅枝(攻様)に惚れられてしまって、猛アプローチをされるお話です。

草太は、とーっても可愛い顔をした男子です。小さい頃は、女の子と間違われる程で、その為、散々嫌な思いをしてきました。恋愛に対しても大きなコンプレックスを抱えております。
もちろん、可愛いと言われる事も、大嫌いです。

…でも、そんな草太に梅枝は、会うたびに可愛いを連発。しかも、呼び名は、子猫ちゃん……

草太じゃなくても、チャラ過ぎて引きますよね。

当然、草太もそんな梅枝が大嫌いだったのですが…
新プロジェクトに一緒に参加している内に、彼の真面目な一面や、いろいろ草太の為に手助けしてくれる面を見て…グラグラしてしまいます。

デートなんかもしちゃって、キスもして、かなり良い雰囲気です。そのまま、相思相愛へ……と思いきや、お約束通り事件が起こるわけです。なんと。梅枝が、草太に嘘までついて、他のイケメン男子とデートをしていたと言う…
結果的には、デートであってデートではなかったのですが、その理由は、残念ながら、あまりしっくり来なかったです。

結果としましては、ハッピーエンドです。

一見チャラ男風の梅枝は、かなりのヘタレでもあって、私は、結構好きです。仕事は出来て、顔も良いのにヘタレな部分があるって…ツボなんです。

一方、小さくて可愛い草太、外見に似合わず結構男前な性格なんです。これまた、嫌いじゃないタイプの受様なんです。

…ですが、そのわりに萌えが少なかったと言うか…。
物語が、仕事に関する内容の比率が多すぎたのか、ラブラブになる前のキュンキュンするエピソードが物足りない感じです。浮気事件の、真相もしっくりこなくて、盛り上がり切れないと言いますか…

相思相愛後のラブラブも、ちょぴり少なくて…全体的に、さらりと流れてしまった感が大きいです。

可もなく不可もなくと言った、ちょぴり残念な内容でした。

可愛いだけじゃない

もともと好きな作家さんなんですけど、まさかのモフモフでびっくりです。

表題作は、猫世界が擬人化されてお話が進みます。合間に猫姿での描写もあってほっこりしていいんです。

野良の黒猫ハルに、飼い猫のぽっちゃりのアンリが一目惚れします。擬人化した姿も、もちろんぽっちゃりなんですが、可愛い……

飼い猫のためアンリはいろいろ世間知らずで、他の猫に絡まれますが、何かと兄貴肌なハルが助けてくれます。
…でも、そんなハルをアンリが助ける場面もあって。ただ守られてるワガママ坊っちゃんじゃないんです。
二人(二匹)は、両思いなんですが、野良と飼い猫で住む世界が違います。アンリの飼い主によって引き離されてしまって…
そっと去っていくハルの姿がまた……

結果的にハッピーエンドなんですが、アンリが、人混みの中にハルの姿を見つけるシーンは、思わずジーンとしてしまいます。

短いメルヘンなお話の中に、可愛いだけじゃないスパイスが効いていて、期待以上でした。たった1カットで、そのシーンに深みを出していて、やっぱり好きな作家さんだなと再確認しました。

表題作以外も良くて、特に恋の病が良かったです。

しかも、最後の書き下ろしにはそれぞれのカップルが出演していて、余韻も楽しめました。

甘~い

このシリーズ三冊目と言う事で、かなり甘い展開になっております。

今までは、眠傘が真矢に脅される形で始まった関係であったため、真矢ばっかりが好き~って感じだったんです。それに対して、眠傘は勉強が一番……(真矢が不憫でした)

しかし、前作で相思相愛となりまして…
正真正銘の恋人となってからの、なかなかの甘いお話が、今回のメインとなってます。

眠傘が、受験勉強の合間に真矢に会いたくてジタバタしている様子は、とっても可愛いし、真矢がそんな眠傘を見てデレデレしてるのもグッドです。

しかも、勉強なんか…と言っていた真矢が受験を決めて、一生懸命勉強する姿がキュンとします。

恋愛一筋だった真矢が勉強を、勉強一筋だった眠傘が恋愛に…お互いに良い影響を与えて、少しずつ成長している姿には、ちょっとジーンとします。

また、書き下ろしが良いんです!!ホント甘~いんです。まさか、あの眠傘がそんな事を??…しかも、うまくいかなくてベソかいてる姿が…ホント可愛いです。
かなり満足な一冊でした。

エロ可愛い

女顔の為に、いろいろつらい体験をしてきたオタク&腐男子な夏瑠が、リアルに格好いい彼氏を捕まえて幸せになっていくお話です。

出会ってから付き合うまでは、トントン拍子で話がすすんでいきます。付き合ってから、いろいろすれ違いながらも、本当の意味でお互いの事を理解し合うまでの経過に重点が置かれています。

いろいろなトラウマが夏瑠にはあって、基本ネガティブなんですが、それでも、好きな人と幸せになりたい、と意を決して柿本(リアルイケメン社長)と付き合い初めます。

柿本はお金持ちの御曹司+自分で会社を起こしているイケメンです。なかなかやり手で厳しい面を持ちつつも、真っ直ぐな性格の好青年です。

夏瑠は、初めはそんな柿本の手を借りながらも少しずつ前へ進み、彼と対等になれるように頑張っちゃいます。

基本ネガティブ&自己評価が低い夏瑠なので、柿本とぶつかったり、きつい事を言われてへこんでしまうことがありますが、それでも、健気に頑張る姿には、胸がキュンキュンしました。しかも、ドジっ子で、そんなところも可愛いです。

エッチシーンも多くて、夏瑠は基本可愛いのに、エッチのときはかなり積極的でエロエロでした。

まさに、エロ可愛い作品となっていますので、そんなお話が好きな方にはおすすめだと思います。

順番が逆になってしまいましたが、前作も読んで見たいなと思ってます。

健気で可愛い

好きそうな内容だった為に思わず手にとりました。

秋山先生の作品は、ストーリー的には私のツボなのですが、いつも少し物足りない感じがしていて…いつも残念に思っていました。

しかし、この作品は比較的満足出来るもので、次回作も出るとの事でちょっと期待しています。

なんと言っても瑛鈴が可愛いです。健気で延揮の事を一途に思っていて…花嫁にと言われて凄く嬉しいのに、望まれたのは秘められている力の方だと勘違いして落ち込んでみたり…

延揮がピンチの時は命すらかえりみないで助けようとする姿には胸をうたれます。

延揮の方は、初めては瑛鈴への気持ちがわかりにくいのですが、結局は可愛いくて仕方がないのです。瑛鈴が命をかけようとするが為に、わざと突き放したりして…愛情の深さを感じました。

深く突っ込まれなかった部分があって、?と思う事もありましたが、トータルでみて満足でした。

本編の後のお話もあって、ラブラブぶりが読めたのも良かったです。