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setsuna no koibito
なつかしのハイランド刊。
2000年の本です。うわぁ~古さにびっくり。
購入したのも2年くらい前なので・・・読むのを諦めて売る前に(笑)読めてよかった。
あらすじにもあるとおり、お話の始まりは琳が真島に「身代わり」を持ちかけるところから始まります。
身代わりだったはずなのに、琳の意外な一面を見つけるたびに真島の気持ちに変化が。
その気持ちの変化がとっても丁寧です。
真島の心の中に琳の照れや笑顔、情熱、ちっちゃなカケラを積み重ねていきます。
そして、自分の気持ちを自覚してからの真島は作者さんがあとがきで書いているように「恥かしい男」です。くっさいセリフを真摯に琳にぶつるの。読んでてはづかしい!!きゃ★
一方、関係を持ちかけた琳は一途でナイーブでいじらしい子でした。意地っ張りだけど。
私の大好きなツンデレ属性ですね!
文章は穏やか~な感じだけど、琳の気持ちが昂るところは、文章の密度というか熱も昂るのを感じました。
特に真島に告白されて嬉しいはずなのに泣いてしまうところとか。
応える(答える)ことが出来ない代わりに名前を呼ぶところとか。
切ない!!
恋の痛みや甘さに胸キュン☆です。
恋に生きるのも人生さ。
私はこのお話好きです。