あらすじ
その血は、淫靡でとろけるように甘い…。
「ご馳走が転がり込んできましたね」
「…喰ってみなければわからない」
そんな獣たちの視線に晒される美しい新任教師・朝倉薫。彼は、学校である現場を目撃してしまう。信望厚い2人の生徒が下級生から血をすする場面を―。
その日から薫の日常は、彼ら吸血鬼によって否応なく変えられていく。囚われの身となり、彼らの食物として扱われる薫だったが、彼らと接するうちに惹かれ始めている自分に気づく。
赤い月の夜に繰り広げられる妖艶な儀式。永遠の果てに待っているものはーー?
(裏表紙より)
表題作RED MOON
- 攻吸血鬼(高2),宮直人・吸血鬼(高2)
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- 受新任教師(24)
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