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warito yokuaru koi no hanashi
このお話、すごく好きです。特に大きな事件があるわけでもなく、少しづつ距離を縮めていって、お付き合いを初めて、誤解から別れ話になり、誤解が解けてハッピーエンド。確かにたんたんとしていると言われればそうなのですが、その普通に恋愛してるところがすごく良いんですよね。攻めも受けもゲイなところも、ツボです。あと攻めが、学生時代から受けが好きだったというのも私の萌えポイントだったりします。
特に個性的なキャラでもなく、ごく普通な二人が普通(?)な恋愛をするお話でした。読み終わった後に幸せな気持ちになれました。
そして、脇役の友人二人が気になります!スピンオフに期待してます。
特別奇想天外なことも無い、ドロドロした修羅場も危ないことも無いそんなありふれた
日常と、ゲイの二人がお互いの性癖を知り、次第に仲良くなって恋人同士に
そんな恋人のお話でした。
でも、それがなんだかとっても良いんです。
受け様は弁護士で自分の性癖の為に、ちょっぴりこのまま一人なのかな、
なんて考えるような割と保守的なタイプなんです。
付き合う相手も肩書が高くて高収入で別れる時に絶対もめないような相手としか
付き合う事がない、だからと言って遊びで付き合えるタイプでも無い。
本人の自覚なしで、恋愛なれしていない、本気の恋を知らない受け様でした。
そしてお相手は長年親友だった相手の大学時代の友人で同じ弁護士で同期の攻め様
この攻め様は、受け様とは違って家族にもゲイだとオープンにしていて
学生時代は受け様の親友と二人で2丁目を派手に遊び歩いていた人物。
そんな二人は共通の友人の海外勤務の壮行会で話すようになり
そのご弁護士事務所同士の研修制度で、攻め様が1年と言う期間だけ受け様の事務所で
同僚として働くことになるのです。
攻め様は初めから受け様が好みのタイプで、密かに好意を抱いていたのですが
今まで接点も無く、今回の研修で親しくなりたい、出来れば付き合いたって下心で
顔には出さず態度もクールに対応しながらも親しい同僚として傍にいるように。
受け様もいつしか攻め様の事が気になっているのですが、共通の友人が受け様がゲイだと
知らない事から、親友を失いたくない思いから好意を出すことが出来ない。
お互いの気持ちが読んでてわかるような設定になっているので、二人の心情が
不足なく判って読みやすい作品になっています。
普通の恋人同士みたいに友達から次第に付き合いを密にして告白して恋人
デートを繰り返し、合鍵を持つような関係になって・・・・
そしてお互いに嫉妬しあったり、誤解で別れそうになったりしながらも
ラブラブなハッピー展開と、お互いの友人たちとの付き合いなんかが描かれています。
特に目立った何かがある訳でもないのですが、それがかえって魅力的な作品でした。
初読み作者さんかな?と思いつつ、
弁護士同士ので大人な恋かなということで、
表紙買いをしてしまいました。
今まで、恋をしたわけでもなく、
体だけの軽い付き合い、もしくは、ちゃんと付き合っていても、
保身のためか、恋にのめりこんだこともない2人が、
やっと恋を自覚して、惹かれあっていくというものでした。
弁護士の三郷が、共通の友人を介して知り合ったのは、
会社は違えど、弁護士としてできる同期である久永だった。
久永がゲイと知り、そして、自分の会社に1年の研修で
入ってきたことで、三郷は徐々に意識をしていくのですが、
同じく久永も同じように意識するのです。
共通の友人の存在から、波乱があるのですが、
思いのほか、小さくまとまってしまった感がありますかね。
また、イラストの海老原さん、(表紙買いするほど)好きなのですが、
挿絵が、なんというか、手抜き感?をかんじてしまうのは、
作風なのか・・・な?とは思うのですが、ちょっと残念です。
こんなにページ数がなくても良い作品なのでは・・・
全体的に甘甘なので好きな作品ではありますが、わりとよくある話なら
受様の親友が受様のことを実は好きで攻様ともめるのかと思いきやあれ?
受様の親友は攻様の親友でもあるのですが実は3人ともゲイです。
でも受様は親友にだけは知られまいとしているので、この2人はお互いがゲイだとは
知りません。
それがある出来事をきっかけに受様と攻様はお互いがゲイだと知り、
結局は両思いの末くっつくのですが・・・
それを受様の親友は後から知るのですが。
誰が絡んでくるわけでなく、受様が勝手に勘違いをしてぐるぐるして雨を降らせまくり
色んな心やさしい?知人達のおかげで誤解も解けコンクリート並みに固まったと。
弁護士の設定が丁寧だったのでそこがひっかかるのかな~
職業の描写はもっと軽くてもよかったかも☆
主人公の三郷は若手弁護士。高校時代からの親友・高杉の壮行会で出会った、同じ弁護士の男・久永が「偶然」自分と同じゲイで、その久永と、いつもなら絶対に行かない怪しい会員制クラブで「偶然」再会して、三郷は知らなかったけれど実は高杉もゲイで、そのことを、もう一人の親友・仲野のニューハーフの兄の店で「偶然」知ることになる…。
いや、わりとよくある…ことはないでしょう。こんなに「偶然」に頼り過ぎなシナリオでいいのか。逆に、学生時代に二丁目界隈で有名人だった久永と高杉のことを三郷が知らなかったのが不自然に思えました。てか、ゲイ率高すぎ。いや、BL作品の感想にあるまじきコメントだけども。
高杉が三郷に惚れているように思わせる演出はなんだったんだろう。三角関係に発展するわけでもないのに、あんなに最後まで種明かしを引っ張る必要はあったのでしょうか。
お仕事BLの面白さもあるにはありますが、枝葉を取っ払ってみると結構シンプルに、ほぼ一目惚れ同士の恋愛モノという感じでした。
余談:他のレビュアー様のご意見を拝見して、確かに海老原由里さんのイラストっていつも手抜き感があるなぁと思い…本作を読み返して気づきました。どんなシーンでも背景がまったく描かれていないんですね。元々シャープな画風なので殊更あっさりさっぱり風味で、ちょっと物足りなく感じるのは仕方ないなーと思いました。好きな作家さんなのですけどね。