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vip joudou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
メイン的な事件としては和孝の弟が登場ですが、流血や乱闘に
なるわけでもなく心情的な事件として解決。
和孝のトラウマのひとつが解決された今回の本の中に、今後の
重要キャラになるであろう人物が2人(1人は名前だけ)登場して
くるんですが全体的に次巻への伏線メインの1冊という印象の
ゆるい雰囲気でした。
薬の後遺症治療のため冴島医師の診療所に居候することに
なった和孝が、味噌汁作りと掃除をがんばっても厳しく
ダメ出しする冴島はまるで姑のようだし、初めてのお泊り(笑)の
許可をもらうという羞恥プレイもどきもあり、VIPシリーズの
番外編だったのではと思ってしまうくらい平和です。
Hシーンこそ一回だけですが和孝の心の中でのつぶやきや
久遠の間接的な言い回しがとにかく甘くて満腹になりましたw
小冊子のほうは姑(冴島)と小姑ふたり(宮原・谷崎)にいじられる
嫁(和孝)。
この四人で温泉旅行に行くから恋人(久遠)に費用を出してもらえと
言われて隣室から電話…ここでも羞恥プレイです。
いますぐ来るなら費用を出すという久遠の答えを予測したうえで
姑・小姑は電話させたのでは、とにやにやしてしまいました。
灰色の空が好きです。
もちろん美しい青空は好きですが、「降ってきそう」な雲行きの空がなにかドラマチックで・・・
田丸と白朗に与えられたダメージが大きく、和孝は冴島医院に身を寄せている。
好きだからこそ久遠の負担にはなるまいと意地を張り続けてきた和孝ですが、口は悪いが懐の大きな冴島医師、いつも穏やかな宮原、自分の足で歩きだそうとがんばる聡、なにより久遠のゆるぎない情愛につつまれ、すこしずつ内面に変化が・・・。
嫌悪していた父と義母、彼らも時と共にかわってゆく。詫びる二人に和孝はわだかまりを抱きつつも許しの言葉を与える。もちろん許したつもりはないけれど・・
いちずでいじっぱりな和孝がめずらしく久遠に甘えてます。久遠もこれまで無口で内面が分かりづらかったけど、この人は行動で和孝に対する愛情がわかるんですよね。
阿片で苦しむときも拉致されたときも、聡が去ったときも・・・
今回、全巻通しで読み直してみたのですが、久遠さん、あ・ま・い・です!
御馳走さまです。
でもでも、893モノですから、甘い!で終わるわけにはまいりません!
嫁騒動のつぎは、不動清和会内部のパワーゲームです。
暗雲が和孝をも呑みこもうとしています。わくわくします!(わたしって酷い?)
次巻が待ち遠しいです!
もうこの言葉しか思いつかないというほど花嫁修業な和孝の回でした。
アヘンの後遺症に悩む和孝は、久遠の知人である医師の冴島のところに預けられることに。規則正しい生活、礼儀、料理と徹底的な自己管理をたたきこまれます。
久遠の方は、若いながらも三番手として跡目争いに関わることに。1番手三島あたりが色々と絡んできます。
また、断絶状態の和孝の家族関係も改善のきざしか。後妻の子、弟が連絡してきます。(ちょっとあり得ない設定)子供を前にして態度が軟化する和孝です。
これまで、同居できる精神状態でないと言ってきた和孝ですが、人間として成長し、この回を経て次第に寄り添えるようになっていく気がします。