包容力男前攻×ツンデレ美人受、商店街で始まる大人のロマンス!

恋の花ひらくとき

koi hana no hiraku toki

恋の花ひらくとき
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌19
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
13
得点
127
評価数
40
平均
3.3 / 5
神率
10%
著者
鳥谷しず 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
ISBN
9784403523007

あらすじ

女のような容姿に大きな劣等感を抱く司法書士の恵(けい)は、成就しない恋に疲れはて、上京する。
東京の親類から事務所を譲られたのだ。
しかし、周囲になじめず、苛立ちがつのる毎日が続く。
自分の存在意義を見出せず、孤独感を深めていたとき、恵は思いがけず、隣の花屋・海棠(かいどう)に告白される。
今まで聞いたこともない甘い愛の言葉に戸惑いつつも……?

(出版社より)

表題作恋の花ひらくとき

姉の花屋を繁盛させ商店街の相談役でもある店主
親戚の司法書士事務所を引継いだ司法書士

その他の収録作品

  • ラ・ヴイ・アン・ローズ
  • あとがき

レビュー投稿数13

最初のお話だけなら神評価

超ロマンチストな攻め×自分に自信のないクールな美人受けって感じの二人が主役の今作。
最初のお話はすごく個人的にヒットしたのですが、次のお話が個人的にうーんって感じでした。
ページ数の割にストーリーにあまり起伏がなく、日常の描写としてもちと物足りない印象。
受けの元恋人関連や攻めの前の仕事に関することなど、最初の話で気になることが沢山あっただけに、そこに触れてくれないかな〜と期待した2編目に少しがっかりしてしまいました。

とは言いつつも、先生の情事の描写は相変わらずエッチで読み応えがあり、攻めに出会ってからの頑なだった受けの変化は読んでて面白く、良い部分も沢山ありましたのでこの評価に。

1

笑っちゃうほど甘いセリフを吐く攻め

超絶美人なのに「キショいオカマ」と子供の頃に言われたことがきっかけで、自分のことを醜いと思い込んでる受け。
そしてミソジニーの果てに、ゲイになってしまったという拗れっぷり。
女性嫌悪もさることながら、人類皆敵か?!ってくらい周囲にケンケンしまくりなんですね。
商店街の相談役をしている攻めの親切心からのアドバイスにも
「相談役だか何だか知りませんが、たかが花屋のくせに、素人が知ったふうな顔で法律家の領分に首を突っ込まないでください」
と言っちゃう。

「たかが花屋」と言えちゃう神経、おそろしや……。
だけど選民意識バリバリというわけでもなく、弁護士や裁判官に対してはコンプレックスを抱いていて超〜めんどくさい。

対する攻めは、
「早く俺の燃える愛で包んで、溶かしてやりたいよ」
「花の精みたいに綺麗な人だ」
「俺の花になってくれ」
とイタリア人顔負けの甘〜いセリフを惜しみなく言うタイプです。
ときには「俺の暴れん棒が」とかオヤジくさいことを言い出す。
そして受けのために陰毛専用のトリートメントオイルをフランスからお取り寄せ(笑)

なんだけどさー。
花屋の客にまで「小百合さんの美しさには、どんな花も敵いませんけど」みたいなことをペラペラ言ってるので、ちょっとなぁ……と思いました。
ありがたみ減るわ。

性格難ありなツンツン受けが、アモーレ男に愛を注ぎ込まれて少しずつ変わっていく姿はなかなか良かったです。

ーーー

「オカマ」という言葉が結構登場するんですね。

受けが幼少時に言われた「キショいオカマ」は、まぁいかにも昭和なので仕方ない。
そして受けの元セフレも、受けを「カマ男」「淫乱オカマ」「カマホモ」と罵るんだけど、所詮ドクズ男の言語レベルなので、仕方ないかもとは思いました。
だけど惜しいなと思ったのは、金銭トラブルの交渉の際に、相手の女から「オカマ野郎!」と罵られるシーン。
あんなに「オカマ」という言葉に敏感だったのに、まったく気にならなかったという受けの変化が象徴的に描かれてる良いシーンなのに、いまどき「オカマ野郎」なんて言葉使う人はいないだろう…と思ってしまったー。

そして、こんなに「オカマ」が頻出すると、なんか時代を感じてしまうというか……。
10年ひと昔というように、この10年で結構意識とか変わってきてる気がするので、オカマはないよなーと思う自分がいました。

0

若い

あれ?
鳥谷さんって『すっとぼけコメディの女王』なんじゃなかったっけ?
……間違って買っちゃったかなと表紙絵を確認した今作。
読み始めの部分、コンプレックスに雁字搦めになっている所為で非常に主人公が厭世的なんですよ。
で、お話のトーンまで暗い。非常に痛い事件もありまして、ちょっと吃驚。

海棠が南雲につきあって欲しいと話すあたりから『私の知ってる鳥谷節』が始まります。
セフレに酷い扱いを受けようとしていたのを助けられた直後の告白だったので、南雲は「同情はいらない」と言うのですが、それに対して海棠が言った科白が結構ツボったんですよ。
「何つぅか、右に投げた球が、尻の下から西瓜になって返ってきた気分だ」
いや、普通はこんな例えはしないよね。

色々と事件は起きますが、やはり私が楽しんだのは海棠が南雲、特に彼の身体を褒め称える言葉ですよ。
詳細にして大げさ。
この辺がね、後のあれらの作品らを髣髴とさせて非常に楽しめました。

始まりはちょっと陰惨な感じもしないわけではないですが、南雲が周りに心を開けば周りもそれに応えてくれるハートフルな終わり方です。
7年前ですものねぇ。全体的に「あら、若い」という感じがしました。

1

灰色の世界から


ネタバレ混ぜた感想だけ。

*

最初から75pほどまでは結構しんどい気持ちでした。
次から次へと嫌な人たちが出てくるので、息する暇もないって感じ。

事務所の従業員である糸崎は「先生、俺の話聞いて聞いて聞いて」ってなにこれ子供?みたいな人ですし、雨貝は家庭の事情で早退しまくるので完全に職場舐めてるなって思いました。事務所を引き継ぐ条件が「従業員をそのまま雇う」だったので「こいつら、それを知って好き勝手放題なのか」って苦笑いが止まらないです。後で従業員たちとの関係は改善されたものの、初印象があまりにも最悪だったのでむしろあっさり仲が良くなったなって思いました。

そして南雲さんの元カレ…いや、セフレ野郎はいきなりバイブ持ってきて南雲さんを貶しながらセックスしようとしてる。厳密に言えばレイプじゃないですが、状況的にほぼレイプだと感じちゃうのでイライラが止まらなかったです。

受けの南雲さんは気が強くてクールな人ですが、自分に自身がなくて劣等感まみれなので見てるこっちが息苦しい。だから頼れる人は攻めの海棠さんしかいなかったんです。実際、海棠さんのおかげで最後まで読めたと言っても過言ではないくらい。
でも、セフレ野郎に嫉妬して頭おかしくなりそうと言ってるわりには、セフレ野郎が使ったバイブを大事にとって、バイブ咥えてる南雲さんを想像して毎晩オナるって…私が海棠さんだったらバイブとか絶対ぶっ壊す。セフレ野郎から南雲さんを救ってくれた張本人が、その状況を想像しながら毎晩楽しんでるって…私には理解できなかったんです。だから海棠さんにもなかなか心が開かなかった。

*

南雲さんの世界が灰色から薔薇色に染まっても私はなかなかついて行けなかった気がします。

この小説、私的にはBLより「南雲さんの成長小説」に近いです。恋愛のところは海棠さん一人で引っ張っていくし、南雲さんは海棠さんの甘い言葉に「軽蔑したくなる」とか「エロオヤジ」とかツンツンしてるだけで、最後の最後まで素直に「ありがとう」って言ってる場面が全くないです。

評価に迷ったんですが、海棠さんの色んな甘い言葉と、私がBLで攻めさんが言ってほしい台詞No.1の「あんたが男でよかった。子供要らない。いつまでも二人きりでいちゃいちゃしたい。」みたいなことを言ってくれたので「萌」にしました。

0

運命の花

オカマと呼ばれる虐めの呪縛が恵を何十年も苦しめ、そのせいでひねくれ思考もねじれてしまったり、自分を醜い笑われる存在だと思ってきた恵が不憫でたまりませんでした。

しかもそのせいか最悪なセフレと付き合い体と気持ちをズタズタにされ。どうしてあんな男に!と思いますが恵には海棠も言うとおりの人しか寄ってこなかったからなんですね。

海棠のアプローチもどこまで本気なんだろうと思ってました。好きになるのに理屈じゃないとは言いますが。でも恵が幸せになっていくのは嬉しかったです。

海棠のロマンチックな表現や絶倫エロ変態オヤジな所も良かったです。陰毛オイル!
こんなに大切にされて愛されて生きてて良かったね!

俺の運命の花とか一生一緒死んで生まれ変わっても一緒にいたいって。なんて熱烈なんでしょう!
今までの分まで恵には海棠と幸せになってほしいです。

0

最初は衝撃でした・・・

鳥谷先生の作品は出版順には読んでいなかった為、二作目の本作を今になって読んだという私・・・

でも、最初衝撃過ぎて一旦読むのをやめてしまったんです。

鳥谷先生作品は必ず受け様が処女・・・思い込んで安心していたので(すみません、私個人的に初心な受け様が萌えツボなのです・・・)、今作の受け様が処女ではない・・・という、しかも結構ハードで切ない恋愛を経験していた・・・という点に動揺してしまいまして・・・

でも、心を落ち着けて再度読み始めたら、ちゃんと楽しむ事が出来ました。

今作の受け様、過去のトラウマやコンプレックスから、本当に生き辛いだろうな・・・という性格になってしまっています。
逆にかわいそう・・・と同情してしまうぐらい、登場時はやっかいな性格です。

鳥谷先生の作品は大体が、受け様か攻め様が高スペック(家柄が良いとか、すごくお金持ち等・・・)な事が多いのですが、今回は攻め様、受け様共に高スペックタイプではありません。(攻め様は元裁判官の一応エリートではあるのですが・・・)

今回は、傷つきすごくひねくれてしまっている受け様の心の再生と、成長・・・の物語と言う印象でした。
ちょっと目線を変えただけで、嫌な毎日や不平不満が消えて、世の中の物全てが突然輝きだす・・・というような自己啓発本っぽい部分があって、個人的には読みながら色々と参考になりました。

くさくさしていた心が、読み進めていくうちに受け様と共に前向きな気持ちに変わっていきました。

ちなみに、Hシーンは大変濃くて、美しいです。

0

芸人を思い出してダメでした

鳥谷さんの作品なのに、まったく萌えられなかったです。
なにがだめだったのか…わかっているんです、わたし。
だってだって…!
攻めキャラの口調、ス○ちゃんなんだもーーん!!
終始攻めは、甘々な言葉を吐いていています。
本来、そういう攻めは大大好きなはずだからよけい悔しいですー。


受けの恵は女顔なところ(他にも仕事のこととかも)にコンプレックスをいだく、ネガティブさん。
親戚の司法書士事務所を受け継ぐこととなり、越してきました。

攻めは花屋さんでお隣さんの海棠。
こちら、イタリアかおフランスの方ですか?というような、舌に油でも塗ってあるかのごとく、出るわ出るわ褒め言葉が!という男性、


四角四面な恵は独自の価値観があるため、商店街仲間や周りとうまくいきません。
そんな恵のかったい蕾を見事に咲かせたのが海棠でした。

しかし、とちゅう、ひじょーうに嫌な男が登場してくるのです。
彼のような男の行動はわたしは無理!
もしかしたら地雷がある方もいらっしゃるかなあとも思うのですが…
そして一応の解決を見た後の海棠のとった行動がまた!変態入ってんの?この人、大分。
まあ、鳥谷さんの書かれるキャラがノーマルなわけないよね…(苦笑

見た目も良い。
性格も男前。
そんな海棠なんですが、わたしは『ワイルドだぜい』なんて言っちゃう方がどうしても頭から離れず…
なーんで鳥谷さんも攻めの口調を「○○だぜ」とかにしちゃったのでしょうか。
このお陰でまったく一度も集中出来ずじまいでした。

1

こんな攻は嫌だ!(笑)

ごくごく個人的な感想なんですけどね。
こんな攻は嫌です(注:褒めてます)
愛の言葉が甘すぎて糖尿病になりそうですよ!
なんだろう。
でも、砂糖系の甘さじゃない感じというか。
甘いというか、花屋のせいなのかいろいろと花にたとえがちなんですよね。
それが、「こんなヤツいるかー!?」レベルにクサイ。
まぁ、受がそれを嬉しがるタイプではなく、ばっさり切ってくれたりするリアリストなので少しは甘さが軽減されてる気がしないでもないのですが。
それに、この攻、甘いだけじゃないんですよね。
甘いだけならまだ我慢できるんですが、もう、ちょっとした変態さんなんですよね。
本人認めてませんが。
表題作読んでる時点ではそんなに思わなかったんですが、書き下ろしがひどい(注:褒めてます)
受をかわいがりたい性分なのはわかるんですが、陰毛専用トリートメントで受の陰毛のお手入れとか、もうついてけないです。
挙句、自称エロオヤジな攻は「俺の暴れん棒が」とか言い出すんですよ(笑)
あれ、これ、笑う小説でしたっけ?と一瞬止まりました。
雰囲気がわりとイケメン風なだけに数々のエピソードにやられました。
そして、受。
最初の方はもうガッチガチにコンプレックスの塊で「全世界敵!!」みたくなってたのが、攻に愛されることでこうも変われるのか!?というくらい柔らかくなった気がします。
でも、個人的にはやりすぎ感のある攻をいつまでもバッサリできる人であってほしいです(笑)
あとは、えちシーンでの部位的単語が結構、直接表現みたいなのが多くてこの作者さんすごいなぁと思いました。

1

超絶美形受け!

超絶美形なんだけれども、気持ちの悪い女顔のオカマだと自分を卑下し、弁護士になれず司法書士となった(それでも十分ご立派)自分に深いコンプレックスを抱いており、感情表現が下手で人間付き合いも上手くいかない、どうしようもない悪い男を好きになって…そんな負のループに陥っている〈受け〉南雲。

大阪で大手の司法書士法人に勤めていた南雲は、親戚の司法書士が不慮の事故で亡くなったことにより、その事務所を継ぐことになり東京で個人事務所を開業することに…というところからお話は始まります。その事務所のビルの隣に〈攻め〉海棠が経営する花屋さんが
あり、その海棠は商店街の相談役で頼れるいい男。
南雲は超現実主義者で、「お金がなくて相談できない人の話を聞いてあげて」と頼む従業員にも『無償の相談や案件は受けない』と一点張りで従業員ともソリが合わず…
商店街でも孤立してしまう南雲。
しかし攻め・海棠と出会い、最初は心を開けない南雲ですが、海棠に助けられたり好意を
伝えられるたびに海棠に心を開き、人間的にも成長し、いい方向へいい方向へ変わっていく姿、また変わろうと自分自身と向き合っていく南雲の姿が丁寧に描かれていて、そして
なんと言っても海棠の甘い甘い台詞は、ちょっと思わずフッと噴いてしまうほどの甘さで!
それがいい味出しているのですが、この作品ぜひとも音声化をー!!(笑)
あっまあまの海棠の台詞をぜひともいい声で聴いてみたいものです!

帯にも砂原先生の推薦文が載っていますが、目を惹きますね!
『ツン成分多めな先生が、ツンツンからデレデレに!落差にたまらず胸キュンしました』
という砂原先生のコメント。確かに確かに~!
孤立して1人で壁を作りまくっていた南雲が海棠というベストパートナーに出会えて
いい方向へ変わることができて、その海棠も南雲にメロメロ一直線!
あまあまな海棠の数々の台詞は読んでいてもかなり楽しめました。

3

イタリア男のような甘い言葉と官能小説のような言葉責め♪

子供の頃「きしょいオカマ」と苛められたのが根深いトラウマとなり、女性をも凌ぐほどの美貌でありながらコンプレックスの固まりとなり心を固く閉ざした主人公が、誰も自分の知らないところへ行きたいと逃げるようにやってきた土地で、一人の男性と出会い、彼によってその凝り固まったコンプレックスを解かれ、そして一番欲しかった愛も手に入れるというストーリー。

冒頭からこの主人公の描写にすごく引き込まれました!
あまりに根深い!
最初はほんの子供の軽い意地悪だったのが、本当は彼のその綺麗な顔に対してからかいでしか対応できなかったものを、真剣に受け取ってしまった為にそれがどんどん膨らんで、女性が苦手になってしまってとうとう本物のゲイになってしまったという過去。
しかも、初めて自分を愛してくれると信じた男に最初はセフレでも了解していたはずなのに、のめり込んでしまった為に彼に裏切られて徹底的に傷付いて、
それで、司法書士の叔父が亡くなったのをきっかけに、彼の事務所を引き継ぐ形で関東にやって来たのです。
彼の辛さ、苦しさ、そんなものがひしひしと伝わって、嫌な奴と思うより先に何故か同情とも共感とも呼べる感情を呼び起こされてしまったのですよ。

そんな主人公・恵の傲慢な態度にも腹をたてることなく、商店街の世話役とはいえなにくれと声をかけて花を届けてくれる隣の花屋の店主・海棠。
一体どうやって彼と主人公は接近していくのかと思いましたら、恵の元カレが出張ついでに彼の元を訪れて道具持参で、最後にヤラセロと襲っているところへ海棠がやってきてしまう。
そして、無理矢理犯られても快感に負けている彼をなじるでも嫌悪するでもなく、元カレを撃退してそしていきなり好きだと告白してくるのです。
彼の発する言葉に、今まで自分が周囲に目を全く向けていなかったことに思い当った恵はそれから、少しずつ周りに目を向けて、海棠と一週間のエッチ抜きのお試し期間を過ごす中でだんだんと、周囲に少し優しくなれるようになっていくのです。

実はこの海棠が結構ぶっとび攻め様設定で中々に愉快だったのです。
元カレがでてくるまで一体どうなるんだろう?な存在だったのが、お試し期間が始まった途端!お前はイタリアのジゴロか!?と思うような甘い言葉を吐くw
その後エッチの時はまるで官能小説のような表現を(文章もそうであるが)使ってエロオヤジ化して、エロモード炸裂の絶倫男だしw
しかも、元職業にびっくり!!
彼が恵に惹かれたのも、昔の自分を見るようだったと言うのは、あまりピンとはこないのですが、恵の外見に一目惚れは間違いないとは思います。

恵の酷い頑ななコンプレックスぶりとそれによる冷酷な人柄が、あっという間に変わっていって何気に甘い雰囲気が出るのはこれもまた少し唐突な感じもしないでもないですが、それでも、彼が元カレに騙された過去を思えば、彼は彼を認めて受け入れて、心から自分だけを愛してくれる唯一の人を求めていたんだと考えれば、そして余り恋愛に免疫がなさそうだということを考えれば、これもありなのかな?w
それにしても、元カレが海棠に撃退されてそのまま出てきませんでしたがあれで大丈夫だったんだろうか?ちょっと心配・・・

そして『ラ・ヴィアン・ローズ』は本編エッチがラスト1回だけだった分、デロアマエロエロで大変にごちそうさまでございました♪
ちょっとした恵への嫌がらせがトラブルとして登場するのですが、これは恵への嫉妬でしょうか?彼女はひょっとしてツンデレなのか!?
と思ったり、そんなことも愛し合う二人には問題ない、なあま~いお話でございました。

2

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