掠奪のメソッド

ryakudatsu no method

掠奪のメソッド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
12
評価数
4
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高峰顕 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344824454

あらすじ

既婚者と恋愛はしないと決めている水鳥は、紆余曲折を経て、既婚者だった会社社長・柘植とめでたく付き合うことになったが…。

表題作掠奪のメソッド

柘植グループ社長,39才
柘植社長の秘書,27才

同時収録作品掠奪のメソッド

作家
柘植フードサービス社員

その他の収録作品

  • 休日のメソッド
  • あとがき

レビュー投稿数3

過保護な溺愛ブリに磨きがかかってます。

前作の「掠奪のルール」の続編になるストーリーです。
前作で既婚者である柘植にダメだと思いながらも惹かれてしまう舜、そして自分自身に
誓っていた既婚者や恋人がいる相手との恋愛はしないと決めていた舜が
結局好きな気持ちが止められなくて・・・恋人同士になる話でした。
まぁ、でも柘植は結婚してると言っても偽装結婚だった訳なので、結構イジワルです。
大人なんだけど何処か掴みどころもなくて、優しいけど強引そうに見せない態度で
瞬を絡め取って恋人にしてしまうしたたかで腹黒い所もある男の色気がある男です。
そんな二人は現在は社長と秘書として、プライベートでは過保護な柘植と同居する
恋人同士として幸せな感じなんです。

でも、今回は誰にも本気にならなかった柘植をも本気にさせ、過保護な溺愛をされてる
自分の魅力に無自覚な瞬が何やら至る所から秋波を受ける事になってます。
柘植に愛されるようになってからますます美貌も色気も増してる舜ですが
警戒心も自覚も無くて・・・
でも、鈍いわけではないので不快な思いをする事も多くなるんです。
柘植との事で脅迫されたり大学生に迫られたり裏で売春をしているような会社の
社長に目を付けられたりと今回はかなり大変な事になります。

でも基本的には甘々な二人の関係が更に甘くなってる雰囲気のお話になってます。
攻め様の優しい雰囲気に騙されちゃうけど、今回はかなりエロ行動が鬼畜系かも(笑)
お仕置きの仕方が後に策略に飛んでるなぁ~って感心させられる内容でした。

ショートは今回の様々な事件の前の二人のお正月のベタベタのある日です。
何気に本編で最終的に攻め様の思惑通りの事が運んでいる事に気が付くお話。
1作目よりもかなり個人的には好みの作品になっていました。

1

掠奪のルールの続編!

前作で身も心も晴れて恋人同士となり、同じ職場で働くことにもなった2人。

今回も攻め、柘植のデロッデロッに甘い溺愛の日々は健在でした( ◜ω◝ )♡

ですが、ただ溺愛するだけではお話が進みません。

なにせ、2012年の作品です。
令和の時代のBLではないので、そこはやっぱり受けちゃんを狙っていた男たちに、次々と攫われてしまいます。
しかも立て続けに。

行く先々で、大学生を始めとしたあらゆる男を知らぬ間に魅了していたのです。

それくらい柘植と付き合い始めてから、水鳥はフェロモンを撒き散らすようになってしまったようです。



そんな受けのピンチをギリッギリで助けに来てくれるのは、やはり攻め様。

未遂のまま救い出してくれる王子様ぶりには、拍手喝采です。
よくぞ傷モノになる前に、水鳥を救ってくれたわ!! と、歌舞伎の「よ! ○○屋!!」みたいに柘植の名前を叫びたくなりました。

最終的に、目隠しされていても自らの恋人が触れる感覚は分かる受け。

……ラブラブですね♡


水鳥に好意を寄せていた大学生は、いつか振り向かせる!! 的なことを最後の最後まで、水鳥に宣言していましたが、付け入る隙などどこにもないラブップルなお話が最高でした!!

0

う~ん・・・

『純愛のルール』のスピンオフである『掠奪のルール』の続編です。
本編『純愛~』は大好きなのになあ・・・

スピンオフの方が長くなるのはきたざわさんの基本パターンですが、私はこちらも含め本編の方が好きなケースが多いので、たいてい微妙な気分になります。

それにしても、やっぱりこう来るんですね?と言いたくなるくらい『きたざわさんの(シリーズものの)お決まりのエピソード・展開』でした。
きたざわさん作品をそれなりに読んでたら『あ~、またか』と思うくらいにありがちなお約束です。←受が男にモテモテだったり拉致されたりとかさ。

正直なところ、数十ページでだいたい脇キャラクターが出揃ったかな~というあたりで『・・・もうこれ読まなくていいんじゃないかな』という気がしてしまいましたが、それはもうお見事にやってくださいました。

あえて言うなら、水鳥(受)を狙う男どもがショボ過ぎる、というかやってることは完全に犯罪なんだけどあまりにも魅力がなさ過ぎて・・・
敵方なんだから魅力なんかいらないって割り切ってんのかなあ。それぐらい揃いも揃ってくだらない連中だった。

こちらのスピンオフ2作は、とにかく柘植(攻)のキャラクターがまったく好みじゃないのでメインCPのラブはもうどうでもよくて、途中からはもう読むのが苦痛なくらいでした。
せめて『秘密のバー』に集う仲間たちのあれこれが読みたかったですね。もうそれだけが潤いというか・・・

どこをどう楽しめばいいのかもわかんなかったよ。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う