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ひちわゆかさんは、ベテランながらそう作品数の多い作家さんではないが、
今まで読んだものは、どれも面白かった。
だから……と思って読んでみたのだけれど、これはぶっ飛びましたね。
攻めがまさかの小学生!
そして対する受けはいい大人の25歳!!
実は密かに親友♂を思っている運のない男千紘は、
勤めていた会社が突然倒産し、アパートを焼け出され、親友の部屋に居候することに。
その親友から父一人子一人の従弟・一矢(小学生)の家庭教師を紹介され……
別に条例云々とか、常識的なことを言おうとか
倫理的なことを言おうとか思っている訳じゃないのです。
ただね、どうなんだろう?
こんな性悪ガキンチョに二十歳過ぎた大人が欲情するものなんだろうか?
同じく一回り以上違うにしても、11と25っていうのと
21と35とか31と45とかって違うと思うんですよね。
しかも、口先で丸め込まれてヤラレちゃっているって何?
更には、確かに何年か経てば魅力的なティーンになるかもしれないけれど、
この11歳、喫煙ドラッグはまだ本人の問題だから勝手にせよ、としても
裏切り者への制裁で爪を剥ぎ、放火をする。
これは被害者のいる犯罪以外のなにものでもないだろうし、25歳のいい大人が
そんな彼を許して惹かれていくというのは、全く解せない。
それを除けば、ひちわさんらしく面白く、魅力的な部分は沢山ある。
でも根本的なところで冷めてしまうため、
評価は「趣味じゃない」以外考えられませんでした。
面白くなくはないんだけど、というか、さすがひちわさん、面白いんだけど、やっぱ、なんとも、どうにも、こうにも、無理…;
ひちわさんらしいユーモアや面白さが、今回はどう頑張っても超えられない壁の向こう側にありました><
あ~、この壁を超えることが出来ればあっち側は楽しそうだなぁ~…と思いながら遠目に見てた感じ。
小学生の攻めってだけでまったく触手が動かんのに、さらに24歳が強姦されるとか、そりゃいくらなんでも無茶でしょ;
つうか、小学生に強姦される24歳とか絶対嫌だ!
ガキもちょっとは可愛げがあればいいんだけどなぁ。
悪い子の顔もホントの顔だけど、実はちょっとくらいは可愛いところがあったり、受けのことはちゃんと好きだったり、ミジンコくらいは良心が痛んでたり、…なんでもイイから一個でもまともな部分があるとよかった気がするんですが。
ホントにもう、根っからの悪党でどうしようもないんだもんなぁ。受けに対してもこれと言って愛情があるわけでもないし。
子供が「レイプ」「リンチ」「ドラッグ」に手を出したり、無法地帯で殺人すら「別に良いんじゃね~の」って顔して気にしなかったりするのが、個人的には耐えがたかったです。
それにズルズル付き合う受けも馬鹿としか…。
「大人として!」って立ち向かうならもうちょっと大人気があって欲しいし、ないんだったらもうさっさと警察に電話しろって感じです。
グダグダ引きずられて逃げるに逃げられず強姦されて感じて…ってのも、「人が良い」ってよりも単なる「だらしないアホの子」としか思えなかった><
これは、個人の許容量と妄想力が試される作品でした。
これを「ドリーム」と思えれば楽しめそうでしたが、私にはちょっと無理でした;
そもそも小学生に萌えがないので、妄想で小悪魔に補完することも出来ず…><
残念っ!
最初は萌評価にしたんですがやはり中立で。
面白いんですけど、地雷というか萎部分が大きすぎる(多いんじゃなくて大きいのですね)
はっきりきっぱりショタ攻です、なんたって小学生!!
これはショタ攻めも好きなショタスキーとしては好き設定。
一矢[攻]は11歳小学生で、素直な良い子の顔してるけど実は腹黒俺様エロ少年。
これがかなりぶっとんだというかタバコ・ドラック・暴力としたたかで罪悪感も無く頭も良いので大人や世間を斜め見てます。
腹黒といってもホントにとことん腹黒で行動も半端じゃないので抵抗ある方もいるかも。
失業失家と不幸続きの千紘[受]25歳は親友西崎の親戚である一矢の家庭教師兼家政婦としてバイトする事になります。
千紘はというとお人好しで面倒見の良い性格で、西崎を密かに影でずっと想っています。
家庭教師になった当初の一矢は絵に描いた様な良い子で千紘も母親を失っていると聞いて泣いたり、おやつにホットケーキを作って欲しいと強請ったりする凄く良い子……だった筈がーー!!
千紘を強姦しタバコをふかしてオレの女扱い、けれど親や西崎の前では天使の笑顔で腹黒さは微塵もみせないという徹底っぷり。
面白いにはかなり面白いんですけど、冒頭で亡くなってる女の子に対して同情の欠片も見せなかったり、ゲームと称したリンチをやったり、あと最後の犬とか…せめて犬は冗談だと言ってくれんかー!!!
上記のシーンはやり過ぎだった様に思います、ここまでやらなくても~~とドン引きました。
そこまで心底に悪いヤツにしなくても充分面白い作品になったと思うけどなあ。
許せる悪と許せない悪ってあるじゃないですか、許せる悪の範囲内での悪でやって欲しかった。
神要素は持ってるんですが、そういう点を差し引いていって更に「女の子・リンチ・犬」はどうにも受け入れられない悪。
挿絵は二宮さんのネコ目で小悪魔っぽい一矢が良い感じ。挿絵的にはかなり好き。
犯罪スレスレというか……コメディーだと思わなきゃ読めなかった(-ω-;)
こんな小学生いねぇよ! と突っ込まずにはいられなかったです……
というか居て欲しくない、こんなことが現実でありませんように……
小学生攻めと聞いてどんな物かと思っていましたがまさかこんな極悪だとは夢にも、露程にも思っていませんでしたよ(笑)
せめてショタな外見にかまけて実は鬼畜で襲われちゃって……くらいかと思っていたのに、まさかまさかここまでの極悪人だとは
チョコ(危ないお薬)だとか暴力だとか……笑えないです、でも文体は軽いので何とか読めましたが……
でもなんだかんだでサラッと読めてしまったのが不思議、ここまで悪気無く極悪人だと途中で投げてしまうのが普通だと思ったのですが
最後まで読めちゃったのはひちわさんパワーなのでしょうか……そう考えると作者さん流石としか言いようが……
現実的に考えて読んじゃ駄目な作品だと思います、ファンタジーだと思って読みましょう←
ただコメディー作品として読むのなら面白いのかもしれません
びびった。アンモラルの極致です。
コミカルタッチなんだけど、中身はエグい。
とりあえずこれを読むときは、「一般的な価値観」を全部捨ててください。でないと読めないかも。
攻が小六、受が25歳です。
しかもこの小六が極悪です。犯罪スレスレどころか犯罪そのものを良心の呵責などなくやる。真面目なイイ子の仮面の裏で。
なのにこの小六を憎めなかった。もうなんか、ぶっとんでるのと、さくさく読めるユーモアたっぷりの文体に「ま、いいか」と思ってしまう──どころかたまに声出して笑いつつ「もっとヤレ!」みたいな。最後には「カッコイイ!」と思ってしまった。
私、ショタ趣味ないのに…マイ価値観ガラガラ大崩壊。
ひちわゆか、おそろしや…。