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katagi no bunzai
初読み作家さんです。
裏社会モノを探していた時に小山田さんの表紙が目に留まりました。
タイトルと表紙から主人公2人がヤクザ者と花屋さんというのは予想していたのですが、いや~なかなかいないタイプの人達じゃないでしょうか。
評価は萌にしていますが、萌x2に近い萌です。
その位楽しませて頂きました。
主人公2人と桐生の部下の元木とのやり取りが面白くて終始笑いが漏れてしまいました。
なんといってもこのお話で特徴的なのは花屋で働いている上條君だと思うのですが、お人好しの上に怖いもの知らず、外見や立場で人を判断しない真っ直ぐな所がいいなと思います。
ちょっと度が過ぎている所はあるのですが、個人的には嫌いじゃないです。
切れ者の桐生は組の若手幹部ですが、彼も根は曲がってないんですよね。
というかむしろ卑怯な事や汚い事が大嫌いなタイプです。
基本的に「いい人」の2人が主人公なので、裏社会モノではありますが、ほのぼのしていて心温まるシーンが多いです。
裏社会モノが苦手な方も少し耐性あれば大丈夫かもしれません。
年下の天然ワンコぶりと年上美人のツンデレぶりのバランスがいい作品だと思います。
ずっとくすくすと笑いながら読んでいたような気がします。
ヤクザ物が好きでいろんなヤクザを読んでますが、男らしいのに、こんなに可愛らしいヤクザも珍しいですw
ヤクザの幹部桐生とカタギの花屋バイト上條のお話。
お人好しの上條が通りがかりの妊婦を助けたくて桐生の車を土下座して止めたことで二人は出会う。
上條はその人柄の良さから桐生だけでなく側近や部下、ホステスまでも魅了し人を寄せる。
お客さんに配っているというスペアミントを桐生に渡すが、ヤクザがこんな物育てられるかと言いながらも上手く育ててしまって、緑の手と言われたり、夕飯の買い出しに付き合ったり、子供のようになだめられてキッチンで手伝いをさせられたり、ミントティーの入れ方を覚えさせられたりと上條に翻弄される。
それを嫌だといいながらもちゃんと付き合って言う事をきいてしまうのだから可愛い。
そんな桐生を同じく可愛いと思っている上條は好き好きオーラを出し始めますが…
お互い意識しているものの訳あって桐生が受け入れないのでぜんぜん進展しないのですが、組の事情や上條の隠された素性が組内部の事件へとつながり、二人の関係も一気に変わります。
でもいざ受け入れようと思ったら、まさか自分が『受』なんて!
ってことで、ワタシもびっくり。ちるちるで情報も入れてなかったし。いえ、普通は予想出来るんでしょうけれど(笑)
やられちゃってます桐生。
ヤダヤダと言いながらも結局何でも受け入れてしまう程上條が可愛いのでしょうね。
なんかCPと言うよりは良いコンビって感じです。
最期に花屋のバイトだった上條は本職の弁護士に戻ったのですが、「上條は組弁護士として桐生と双璧となりふたりは末永く幸せに暮らしました」ってところまで見えました!
初めて読む作家さんでしたが、文章も読みやすくてとてもおもしろかったです(^^)
特に受け様はクールなインテリヤクザなのかと思いきや、まさかの超天然さんなんですね!
オマケでもらったハーブを無意識に手間暇かけて、真冬にも関わらずワッサワサに育て上げました(笑)そりゃ、元木も苦笑いしちゃうよね(^_^;)
愛情のかけ方がまた、可愛いです。想像して、ニヤニヤしちゃいます(≧∇≦)クールにヤクザぶってる受け様が鉢植えもってウロウロする姿とか…可愛い(笑)
攻め様についてはちょっと思うところもあったのですが、まぁ気にならない程度だったので、流します(^_^;)
ヤクザものなのに、ほのぼのしていてサラッと読めるのでヤクザが苦手な方でも安心して読めると思います。
わかりやすいツンデレ。おもくそツンデレ。
というか、デレの部分がダダ漏れてて可愛い受をおもくそ堪能させて頂きました。
加えて、マイペースでそのツンデレを思うがままに翻弄し、
あまつさえ読み手をホクホクさせてくれる(〃ノ∀`〃)まさにドツボな作品でした。
文章も読みやすく、テーマがヤクザではあるものの
別段なにかしら危なげもなく。サラっと読むのにちょうどいい。
何より、キャラクターがツボだったもんで、楽しく読めました。
後半はわりとドドっとまとめた感があるので、どちらかといえば前半が好きかな。
跡継ぎ問題の話。
これは、だれがそうであるか。
どういう展開になっていくのか。わりと先読みが出来てしまうのが
少し残念ではありますが、最初からそういう軽目のと思っていれば問題ないのかな。
日常がホッコリそんな作品でした。
まぁ、あがいてはいますが攻守は逆転しないだろうな
そんな部分も微笑ましく。
エロは相変わらずコユくて汁だく。
もちろんおいしく頂きましたヨ。(´▽`o人)
「お前、カタギの分際でオレに突っ込む気か?」
「え?はい、だめでしたか?」
「だってお前、オレだぞ?ヤクザだし、年上だし・・・」
基本ヤクザものは避けているのですが、帯の煽りでズキューン!ときました。
本屋で笑いをこらえきれず、ニヤニヤしちゃいました。
ヤクザもの苦手でも楽しく読めると思います。
そして小山田あみさんのイラストが素敵です。
特にエロのイラスト良すぎです。(特にカラー)
表情がいいんです!
最初から最後まで楽しく読めました。
正直、ヤクザものはあまり積極的には読まない私ですが
コチラは読んでいて心がフッと温まるような読後感にさせてくれました。
ヤクザの桐生が、花屋の青年・上條と知り合い、「俺はヤクザだ!」なんてことを
上條にことあるごとに言いながらも、そんなことはお構いなしに、ドンドンと踏み込んでいくいく上條。
一見穏やかそうな中に、こうと決めたらひかない強さももっている上條のペースにいつしか引き込まれ、振り回されていく桐生の変化が楽しかったです。
花屋のアルバイトとヤクザの幹部とのラブロマンスです。
花屋と言っても弁護士でもある攻め様、親弁護士とのトラブルで弁護士として
続けて行くことに疑問と迷いを感じている。
受け様は、ヤクザの若き幹部で2年前に亡くなった前組長を敬愛しているのです。
そんな二人の出会いは、妊婦さんを助けた事から始まるのです。
まるで自分の妻かと言う勢いで受け様の車を止めて救済を願い出る攻め様
その後、組事務所に花のメンテナンスに来た攻め様と再会して、妊婦は他人と知り
なんてお人よしなんだと呆れる受け様。
ヤクザ相手に怖がりもしない笑顔で応じる攻め様に何故か亡き組長の面影が・・・
まぁ、初めの数ページで何となくお話の設定が分かってしまうのですが
それはそれで安心して読めるタイプのストーリーです。
一途で庶民系のワンコの攻め様と、ヤクザの幹部なのに箱入りの雰囲気があって
結構可愛いくて、でも素直じゃないツンデレ系の受け様との相手を思う気持ちが
二人の間に壁を作るようなお話で、それを強引に打ち破るワンコ攻め様。
萌えどころは初めての二人のHシーンでしょうかねぇ~
どっちが抱く側か話し合ってる様子がかなり微笑ましい、可愛いと言われて
嬉しい方が抱かれるほうだなんて・・・(笑)
でも結局は年下ワンコの甘えたおねだりで決まっちゃうのですよ~
ヤクザテイストはかなりぬるい感じですがハードが苦手な人には読みやすい
極道系のラブストーリーになっているお話です。
櫛野さん、6冊目の単行本はヤクザが主人公。
基本、この作家さんの作品はライトで明るくてまっすぐな印象を受ける登場人物が何かしら登場しているような気がして、読後感もすがすがしいものが多い気がします。
この作品も、攻めのカタギ青年があまりに素直で人の心に知らないうちに入り込む術にたけており人好きのする性格、
片や受けとなるヤクザが、一見クールなのかと思いきやこの年下青年にペースを狂わされてツンが微妙に可愛らしく変化するのが楽しい。
何せ、ヤクザが受け!しかも攻めがカタギっていうのが珍しい設定かも?と思うのですが・・・
お話は、組の幹部である桐生が乗る車の前に産気づいた妊婦を助けてほしいと飛び出してきた青年・上條との出会いから始まります。
上條は、ほんとうは弁護士なのに、独立するために今は花屋でバイトをしていて、という異色の設定。
妊婦を助けてくれたお礼にミントの鉢植えをプレゼントしたのがきっかけで桐生の生活に胃袋落としで近づいていくのですが。
そこに組の亡き元組長に孫がいたという事実が絡んで、実に人情派なヤクザもの(?)に仕上がっておりました。
この桐生が上條のペースに巻き込まれる姿が楽しいです。
本当にヤクザなの?組の稼ぎ頭としてかなりキれ者な感じの設定なんだけど、上條が絡むと何だか子供みたいに可愛らしくなるのです。
上條も、ワンコでありながらオカンみたいだったり、健気であり男前であり、スーパーヒーローというわけではないですが、ものすごく気持ちのよい好青年でした。
元組長の人柄の話、上條の人柄、孫の話が出た段階でははは~ん、、という憶測はできるのですが、そこまで持って行くのに作られるふた波乱が、この話をもりあげていると思います。
末長くお幸せにwww
櫛野さん、リブレ専属なんですかね?もう5年目になるし、ぼちぼち他のレーベルで色々なタイプにチャレンジしてほしいなと思う作家さんです。
爽やかが特徴の作家さんですが、もっと違う面も見てみたいしチャレンジも見てみたい気がします。
悪くはないけど、ものすごく特別イイ!というものもないので(お上手ではありますが)ここらで違った顔を是非見せてほしいです。