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『銀月と云ふ男』の続編です。
時代は大正。
もう、めちゃくちゃ面白かったです。
秋月さんって富士見シリーズばかりが有名だけど、絶対にそれだけじゃない。本当に、どんな設定の話も上手いです。スゴイです。
主人公の小太郎が、ついに恋愛面に絡んできました。
優しくて前向きで働き者の小太郎は、ひねくれてねじ曲がった周りの男たちに、いい意味で影響を与えまくってる、それがじんわりとあたたかいんです。いいなァと思う。
でも、恋を知り、嫉妬という感情を覚え、小太郎ははじめて自分の醜い心と向き合うことになる。
相手役は銀月です。
唐突とは思わなかったです。前巻から伏線が散りばめられてて、『ついにキター』と思いました。
ちゅーか続きは?
続きが読みたくて頭がへんになりそうなんですが、で、出てない…。
『平成11年発行』という文字を、絶望的な気分で眺めつつ、続きが出ることを祈ってます。