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byakko no hanayomeningyou
旧家の一族にかけられた呪いに翻弄される攻め様と受け様の切なくも
甘い一途なストーリーでした。
二人のご先祖は弓の名手で一代で要職に付き財を築いた人物だったが
神域にうっかり入ってしまい、そこで神使の白虎を殺めてしまう。
神の怒りに触れ子孫を根絶やしにすると告げられ、逃げ帰った先祖は
急死、その子供も亡くなり、次は孫の代というときに神の怒りを
解いてもらう為に殺めてしまった白虎を祀る神社を奉納し、
そして、神からのお告げに従うことになる。
そのお告げは、次期当主になるものは、二十歳の誕生日を迎える半年間
異性の伴侶を迎えその身を持って神の怒りを鎮めよ、という内容。
簡単に言ったら本家の次期当主が二十歳になる半年間に同い年の
従姉妹で異性の者を伴侶にして番えって事なんです。
でも、その異性の従姉妹は子供の時亡くなってるんですよね。
それも不幸な連鎖的憎しみの犠牲となって・・・
それが仲の良かった受け様と攻め様を引き離すきっかけになってます。
それから年月がたって大学生になった二人ですが子供の頃は
非情に仲良しだったのに今では攻め様が受け様を毛嫌いしているかの
ような態度なんですよね。
受け様はなんでこうなってしまったんだろう?っていつも思ってるんです。
ホントは大好きで好きすぎて離れる事しかできなかった攻め様。
だけど、呪いの儀式の為に受け様が亡くなった従姉妹の替わりに
なる事が決まってしまうのです。
初めは困惑していた受け様ですが儀式を受け入れ攻め様に抱かれる
そして紆余曲折あって互いに相思相愛だと心を通わせるが
ここで問題なのが異性なんですよ!神の怒りを解くためには・・・
そして運命の誕生日、攻め様の呪いは・・・解けないんです。
その呪いは20才を過ぎると白虎に変化したままの状態なんです。
王道的だと呪いは解けるんでしょうが甘くなかったです(笑)
そしてさらに獣のまま7年が過ぎる・・・いやぁ~あんまりです。
その間受け様は毎日白虎を祀る社にお参りしてるんですよ、健気です。
そこで不自然な感じの和装の青年と出会う受け様、熱心にお参りする
理由を聞かれて告げるんですが、その青年にもし自分が身代わりに
なれたとして相手に降りかかった困難を受け入れられるかと聞かれ
出来ると即答する受け様。
そして攻め様の家に行って攻め様が人の姿になっている姿を見る・・・
ってところで終わるんですけど・・・
いやぁ~ダメでしょう?あの和服青年は神ですか?神使ですか?
そしてその青年受け様の自分が代わりになるって事を確かめたく
なったって言ってましたよね?
かなり気になる感じで終わってしまったんですよね。
これ以上になるとBLからラノベ風味になってしまうからでしょうかね。
でも面白かったのでこんなんもアリですね。
もう、勿体ない!って思わされる1冊でした。
面白いネタが振りまいてあったので、
是非そこをもっと突いてほしかったです。
白虎と聞いて、問答無用で、読む態勢になった1冊です。
本家と分家の立場にある従兄弟で、大学生である頼経と瀬名。
本家の血筋を絶やさないために、神を鎮める儀式として、
本家の跡取りは、20歳までの半年間で、
分家から同年齢の異性を娶り、儀式として体の関係を持たなければなりません。
そんなことをいきなり知らされた、分家の瀬名ですが、
子供のから気になっていた頼経と関係を持ちます。
でも、頼経は、瀬名の気持ちが他にあると勘違いし続け、
心を伴わない関係を持ち続けます。
最後は、心を通わせるのですが、呪いは解けず・・・。
というものです。
呪いというものは、白虎の姿になってしまうというものでした。
呪いということで、避けるべき事態なのですが、
白虎の姿が、何ともかわいい・・・。モフモフだ!!
と全くストーリーとは別な感情で盛り上がってしまいました。
ラストは、直接確かめていただきたいのですが、ハッピーエンドです。