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見て。うんといやらしい顔をするから――。
snow white
大学生の雪弥は、シーズンになると雪山でアルバイトをしながら、休憩時間に滑るスノーボーダー。
そんな雪弥の目を釘付けにする滑りをする男がいた。
プロ並みにダイナミックな滑りを披露した彼は、実は雪弥が幼い頃に一緒に遊んだことのある翔だった。
かつて、親子で雪山に遊びに来ていた雪弥は、近くでロッジを経営する夫婦の子である由紀と、その従兄弟である翔と三人でよく遊んでいたのだった。
いつしかその習慣は、雪弥の両親が忙しくなり、雪山にこれなくなってしまったことでなくなってしまい、雪弥の中では思い出になっていた。
雪弥は翔との再会を喜ぶけれど、翔は素っ気ない返事。
それどころか、拒絶するような言葉を投げつけられて、雪弥はショックを受ける。
二年前のもう一人の幼馴染を事故で失った事件、それが翔の心を頑なにしているんだ、
ということを知った雪弥は、何とか翔との距離を縮めたいと願うけれど……
という話でした。
雪山で出会った幼馴染を癒やしてあげたくて必死に頑張る話。
王道と言えば、王道なのかしら?
心に傷を持つスノーボーダー×健気な大学生、という感じです。
最後少し悲しかったんですが、これはこれで、二人に必要なことだったんだと思います。
スノボは全くやった事ないのですが、とても雰囲気があるので
やった気になれる!?作品でした。
雪哉と翔がバックカントリーという山の上のほうまで歩いていって帰りはスノボで滑って帰ってくる所があるのですが、その時の雪哉が楽しんでいる様が目に浮かぶようでよかった!
恋愛の方は雪哉が献身的で、翔にそっけない態度を取られたり無視されたりしても
彼が抱えているトラウマを理解しようとして支える献身愛でした。
最後の終わり方がちょっと残念な気がしました。
今まで辛い思いをしてきたのだから、一つくらい願いを叶えさせてあげたかった。
明るさのない再会です。とにかく、翔(攻)の背景が暗いし重い。当然、翔のキャラクターも暗い。
それなのに、読んでてイヤな気にならないんです。ストーリーは明るくも優しくもない、切なさや痛さのオンパレードなのに、それに完全に引き摺られることなく、なぜか読み手にも微かにでも希望が見えていました。
とにかく、雪弥(受)が健気です。嫌味のない健気、というのもヘンですが、なんというか押しつけがましくもないし、冷たく当たられる不幸に酔ってもいない。
翔の過去からして、ラブが成就してもあまあまにはなりにくいのがちょっと残念でしたが、幸せになって欲しいと思いましたね。
前作でも思いましたが、はなさんの作品は意外にシビアな設定が多いです。病気や事故で、メインキャラクターでこそないものの、人が亡くなったり大怪我したり。かなり痛いエピソードが多いのに、読後感が悪くない。そこが上手さだと感じました。
上手さというともうひとつ、スノーボードの描写がすごく丁寧で、まったく経験のない私にも、そのシーンのスピード感までもなんとなくイメージできるんです。すごく楽しんで滑っている様子が伝わって来ました。
『萌』と迷ったんですが、トータルでは期待を裏切らずに読ませてくれたので、『萌×2』で。
初読みの『黄昏~』はすごくよかったんですが、そのあと読んだデビュー作(『カムフラージュ』)がどうも合わなくて、こちらを読んで決めようと思ってたんです。結果、これからも作家買いを続けようという気になりましたから。
スノボ興味ないケド、楽しく読めました!知らなくても大丈夫です。
過去作とはノリが全然違って、そこもヨカッタかな。
前作のレビューで、この作者は化けるカモって書いてた方がいましたが、同感です。
これまでどれも話の雰囲気が違うから先が楽しみ(*´∇`*)次はどんなかなって。
好きな人は攻めの関西弁いいカモ。。。。心の中まで真っ白やんな、にはキュンときました!
雪とスノボの描写がうまかったです、スノボまったく知らないですがwww
全体的に暗いけど、嫌な気分にはならない匙加減でした。読後はほほえましい気分で終了。そういうトコ安心の作家さんですネ。
再会、トラウマ好き♪
あと雪弥がケナゲでヨカッタです♪♪
てゆーか、ハッキリ言って、この人のHシーンが好きだッ(*´ェ`*)
今回も萌えました!献身的なHがカワイイッ!
あともう一回H入れてくれたら評価萌×2にしたのになー(笑)
個人的には一作目のH度がスキだったから、またあの路線で書いて欲しいです!
著者の商業誌3作目の本は罪の意識に苛まれるスノーボーダーの
攻め様と幼い時に毎年のように冬山で遊んだ受け様との再会です。
二人は子供の時に毎年シーズンに一緒に遊んだ仲で
そこに、もう一人攻め様の従姉妹で受け様と名前が似てる
「ユキちゃん」がいて、でも受け様の家庭の事情で遊ぶ事も
出来なくなりいつしか思い出になっていた時に
一目で心を惹かれるような滑りをするボーダーに出会う。
大学生になりシーズンの雪山でバイトをしていた受け様は
そのボーダーが気になっていたのだが、同じバイトとして
同室になったのがそのボーダーだと気が付き、更にそれが
10年前に共に遊んだ攻め様だと気が付き再会を喜ぶ受け様
しかし、攻め様は露骨に迷惑な素振りで距離を取られる。
実は従姉妹のユキちゃんは攻め様の運転する車で事故に遭い
帰らぬ人になっていたのです。
それも3日間も車中に閉じ込められ攻め様は自分のせいだと
罪に苛まれ、閉じ込められた為に暗闇に恐怖するトラウマまで
おっていて、精神的にかなりボロボロ状態なんです。
そして身体も事故の後遺症でボロボロなんですが亡くなった
従姉妹がボーダーのプロを目指していて自分が代わりにプロに
なる事に・・・でも身体は既に限界で・・・
受け様は何も知らなかった故に攻め様の態度に切なさを持つ
いつの間にか好きになっていたんですよね。
そして攻め様の背負っている苦しみを知り攻め様を支えたいと
そしてユキちゃんの命日で弱っていた攻め様にユキちゃんの
身代わりでいいからと抱き合うのです。
誤解とすれ違い、トラウマを抱えてのちょっと重めの作品です。
かなり傲慢な感じの攻め様と健気な受け様って感じでしたね。
攻め様が過去に囚われ苦悩する姿は切なかったですね。