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自国で異母兄の企みで長らく地下牢に幽閉されていた
受け様は、ある日敵国の襲撃を受け地下牢から
連れ出され、敵国の捕虜となってしまいます。
自分の味方の家臣たちの進言で身分を隠して
敵国の王子の慰み者として凌辱されます。
でも、身分は既に知られていて・・・
それもまた異母兄の出まかせのせいでしたが
受け様の家臣を思う気持ちに偽りの無い事を
悟り、扱いが少しずつ良くなっていきます。
攻め様もまた複雑な生い立ちで、母の身分が低く
王から嫌われていて跡継ぎとして認められていない。
どんなに懸命に戦いで成果を挙げてもだめで
まして、跡継ぎにしたくないからとの陰謀で
常に、味方のはずの大臣たちから暗殺の機会を
狙われていて、張り詰めるばかりの攻め様。
でも、受け様を慰み者として傍に置くように
なってから攻め様の心に変化が起こります。
そして凌辱され辱めを受けたのに受け様も
攻め様に対して・・・・
今回のお話は受け様の視点からのお話なのですが
ちょっと面白いのは、受け様の家系では自分に
得になったり助けになる人が分かる能力です。
それは光の柱で彩漂と言うもので攻め様の背後に
見えるものなのですが、初めは闇色に輝いていたのが
感情の変化や心の変化でだんだん黄金色になってくる。
それは、攻め様が心から色々な事を満足してる
様子が一目で分かるのですが、受け様のおかげ
なんですよね、受け様は自覚ないけれど。
ラストでは攻め様が王家の柵から解放されて
受け様と生きていくことを決断するのです。
後半は甘エロ展開で、受け様が攻め様に見る
彩漂がピンクに輝いてるところで終わります。
未来はエロ甘なんだろうと思えるお話でした。