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シリーズ2作目になる今回は、受け様がまたもや夏目家のしきたりに翻弄されます。
夏目家で管理する神刀・阿修羅を欲する者は紫天童子の受け様に気に入れられ
入り婿として認めてもらう事が条件なんですが、前回はその候補者の攻め様を
桃の花が枯れる間に選びきれず、でもはっきり拒絶も出来ずに1週間の延長に
なってしまったのですが、未だモヤモヤした気持ちの受け様は本家からの
一方的なしきたりに怒り心頭なんです。
入り婿候補を受け入れるための儀式なんですが三々九度があるので結婚式みたい。
でも、受け様は攻め様が嫌いではないんですが、代々阿修羅の管理者が男で
相手も男だと初めから決まっているしきたりを呪いだと憤慨してるある意味
男としてまっとうな感性の持ち主なんですが、それ故に攻め様に気持ちが
傾くのを自分でも混乱して意地をはるしかない状況に・・・
そして1番受け様の心を悩ませているのが攻め様が欲しいのは阿修羅だと言うこと
攻め様が何故それほど阿修羅を求めるのか、詳しい理由はいずれ話すと言われ
攻め様の身内が悪霊玉に殺されている事から敵討ちだとも感じるがなにやら
それだけではない様子なんです。
そしていよいよはっきりさせなければならない時期が来て受け様は苦肉の策で
攻め様を選ぶ事に決めるのですが、それは阿修羅を渡すが、入り婿としての
性的関係は一切せずに、友人として阿修羅を親族を欺き攻め様に託すことで
ただし、執事の千早と従兄弟にだけは秘密を打ち明けて協力してもらう事に
でも執事に考える時間をと言われ・・・見通しは暗いかも?
前回は怨霊玉に取りつかれた受け様のストーカーが出てきましたが今回も
怨霊玉に憑かれた人物が登場します。
今回は明智殿以外に織田信長も登場して更に大変な展開になります。
そして1番は前作で経歴詐称が執事にバレたがストーカーの事もあり
執事と攻め様は一時休戦をして協定を結んだのですがラストで思いもしない
展開になります。
今後の二人と執事が大変気になるストーリーです。