fiona0109
あとがきによると、灰谷コウ(ヨネダコウ)さんの初のカカイル本だそうです。(「言葉にできない」と同じ出版日になっているので、2冊同時に出たのかな?この辺は詳しくないんですが・・・)
こちらも切ないカカイル本になっています。
カカシ、イルカ、両方の視点から書かれているので、二人どちらも切ない想いをしているのですが、私はどちらかというとイルカの方が切なかったです。
イルカが先にカカシを好きになって自覚するのですが、先に好きになってる分、切ない気持ちの時期が長く、その分イルカに思い入れが強くなった感じです。
私は健気で奥ゆかしい(高望みしない)受けが好きなのですが、イルカの性格がこれにドップリハマって、大好きですね。
挿絵も2ページあるので、ちょっと前のヨネダさんの絵も楽しめます^-^。