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tenshi wa ai de ochiteiku
気難しいイケメン人気作家と天使のように可憐で泣き虫な
新人編集者とのラブストーリー。
2005年にノベルで発売された文庫版になりますね。
今回も泣かされちゃいましたよ。
まぁ、二十歳も過ぎてまわりに天使みたいに純真だなんて
言わしめる編集なんてありえないんですけど。
だからこその、心に染み入るような内容になっておりましたね。
いかに、このように傲岸不遜の嫌な男になったのかは、
ありがちなんですけど、売れ過ぎて邁進&人でなし行為、
挙句の自業自得スランプですからね。
でも本気の小説は書けなくなっても薄い売れる本は書ける設定。
そんな事は分かるはずもない新人編集!とあるキッカケで大ファンに。
攻め様の代表作小説の続編を願ってやまない受け様に後半誤解から
手ひどい事しちゃう攻め様。それでも受け様は純真なのですよ。
後半は思わずほろりとさせられるシーンが何度もありました。
おまけショートは・・・ありえないと思いつつ受け様が電話で悲鳴!
さぁ~続きは是非本編をお読みください。
読み始めたときは傲岸不遜な態度の君嶋のどこに惹かれるんだろ?
って思いながら読んでました。実際あまり共感はできかねるのですが。
(君嶋が安藤に惹かれるのは分かるのですが)
安藤が続編を望んだ理由のところに
だめだ私、こういう話に弱いなんだよな・・・。
分かっていてもつい涙が勝手に落ちてきてしまいました。
終わりには君嶋が安藤にベタぼれな感じが好みでした。
いつもだったらイラストの受がかわいすぎて自分的には無いはずだったのに
なぜか買ってしまったんです。苦手でも読んでみると意外と大丈夫だったなぁ。
でも、今後も積極的には選ばないかな。
どうでもいいのですが、こんなにかわいい安藤が童貞ではないのが
ものすごく違和感でした。肉食女子にでも襲われたのか?
傲岸なイケメン作家と泣き虫で可愛らしい新人編集者。
とても可愛らしい一作でした。
表紙のイラストも可愛らしい感じなので、
BLを全然知らない人ならそういう本と気づかないかも、
とリアルでも買い易いような気がします。
一応萌×2ですが神との間くらいかな。
BL的要素だけだと萌×2ですが、
君嶋の隠された過去や作家としての苦悩、
安藤の秘めたエピソードやそれを知った君島の想い、
という普通の小説的要素を含めると★半分足したいです。
以前とても評判の良かった作品の続編を書いて欲しい、
と切望する編集と書かないと言い切る作家。
けれどそこにはわがまま以外の理由も含まれていて……
その理由を溶かしたのが安藤の健気でひたむきな愛ですが、
君嶋は安藤の為だけでなくある少女の為にも書いた、
という気がします。
あと何だかんだ言って君嶋は優しい性格です。
傲岸な態度に出るのもそもそもが優しく繊細な人だから。
そんな所もなかなか泣かせる話でした。
安藤を女性にして普通に恋愛小説にしてもいけそうなくらい、
BL的要素以外のエピソードがいろいろ良かったし感動できました。
でも、嫉妬心から飲んだ勢いで抱いたなんて、
やっぱりBL以外じゃアウトですね(苦笑)
ちょっと実験的?書き方で進むんですが、
個人的には安藤版と君嶋版にして書いてくれた方が好きです。