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neko yori aishite
作家さんの新作発表
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【※BL注意】
部屋に落っこちてたから、拾って読んだ←
まあ、大体そんな感じで生きてます。
この本は、短編が3つ入ってる話です。
作者さんが「短編集」って言ってるから、それでいいのかな? というわけで、短編集です。
最初の話だけが主人公が違っていて、残りの二つが主人公が同じ、続きの作品です。
タイトルはどちらかというと2作品入ってる後の2つの作品よりのタイトルかなあ……と思います。
1つ目は、「温室育ちのテディボーイ」。
学生にして、会社を経営しているような男・竹内栄がクラブ活動必須の学校で、仕事の隠れ蓑として入っている園芸部の後輩をおいしく育てて食べちゃう話。
まあよくある純粋な子を一から染め上げる系ですね!
で、残りの2つが「キャット イン フォーカス」と「ネコとバイクと缶ビール」。
叔父と甥の関係である二人のお話ですね!
甥である里見翔平は、叔父である里見真午のことが好きで好きでしょうがないのだけれど、それはあくまでも身内の情である「親愛」や「憧れ」の域を出ないものだとしか思っていなかったけれど、いろいろあって、実はそれが「恋愛」であることに気づく話。
こちらもピュアな男の子が、年上の男性にやられちゃう系ですが、こちらはどちらかというと、突進系の純粋少年で、染めてく系というよりは、なんのかんの言いながら、年上の叔父さんが振り回されちゃいそうな話ですよね。
そんな感じで少しテイストの違う二つの話が読めて、なかなかお得な短編集だったのかなあ……と思います。
ただ、作者さんが後書きで書いているように、かなり初期の話なので、ちょっと文章の拙さはありますが、「読めない!」って程ではないので、ご安心を。
叔父と甥の歳の差カップルと先輩後輩の学生カップルの
2カップルの同時収録作品でした。
「温室育ちのテディボーイ 」は高校生ながら企業の御曹司で
既に自分で会社を運営している攻め様とちょっと恵まれない
環境にいる受け様とのクラブ活動でのお話です。
中高一貫の学園で攻め様は園芸部に所属してるが名前だけで
自分以外の部員はいない、そして財力で温室やプライベートな
空間を作りそこで仕事もしているので部活とは名ばかり。
そこへ新入生の受け様が入部してくる。
誰にも煩わされたくない攻め様が冗談で入部の条件をだしたのだが
それは部費のかわりに身体で払う事で・・・・
それから二人の関係が始まるのですが攻め様はクーデレですね。
態度も見た目ももはや学生ではありませんし、エロでは傲慢。
受け様は初心で清純で控え目、園芸が好きで真面目です。
受け様は控え目過ぎて自分言いたいことも言えないタイプ。
攻め様はそんな受け様を愛しく思っているのですが認めたくない。
ほんとに全てが上から目線の傲慢さんですが冷たいふりして
受け様の為に影から守ってたりもするんですよね。
SとM的な関係だと思えるお話でした。
キャット~とネコとバイクと缶ビールは若い叔父と受験生の
恋愛ストーリー、受け様が可愛くて好きな攻め様の苦悩と
年頃になり、懐いていた攻め様に恋愛としての気持ちが育ち
それ故に何故かそっけなくされることに落ち込み子猫にまで
嫉妬してしまい、ある日その子猫と入れ替わる事態になり
確かめたかった攻め様の気持ちを知り、受け様から最後は
告白&必死に誘いをかけて・・・・
お互いの気持ちが通じ合って間もなく、攻め様の仕事で
アメリカから誘いがあることを知った受け様と、決心のつかない
攻め様とのちょっとしたすれ違い&受け様が愛を知り少し
大人になった様子が描かれているお話。
愛する人の邪魔になりたくないって言う受け様の健気さと
待つのではなくて追いかけるからと言う男の子ならではの
ポジティブな内容でした。
短編集です。
水壬楓子さんのカワイイ系の王道ストーリー、かなりツボです。
表題作の「ネコと身体が入れ替わって好きな人の本心を聞いてしまう」というシチュエーション、今までも他の作家さんの作品で何作か読んだことがあるパターンだけど、はずれ作品と当たり作品の差の激しいパターンだなと思います。
この作品は当たり。とくにヒネリをきかせたお話ではないのですが、ストレートに描いたことによる萌えがたっぷりありました。
攻めの本心を知った主人公の受けが、人間に戻ったあと元気よく「セックスしにきた」と攻めの寝室に行く場面、笑いつつも萌えました。
いいねー、こういう直情っぷり大好き。
『ネコとバイクと缶ビール』は表題作の続編。
こっちはイマイチだったかな。いかにも出来上がったカップルの続編って感じで。
むしろ笹原×直也メインで読みたかったです。
『温室育ちのテディボーイ』
優等生くんがピュアな下級生にイタズラしてるうちに好きになってしまう話。
優等生くんの鬼畜なところと優しいところのギャップに萌えました。