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jouzetsu ni yoru wo katare
かわい有美子先生の新刊を読んでから先生の作品にどハマりしてしまい、この週末読み漁ってます。
やっぱりこの警察もの、SATシリーズもSITシリーズも最高に面白いし萌えるし刺さる…!
先生のファンタジーものもこの前に一冊読んだんですが、自分にはやっぱり断然こっちが刺さります。
アサルトスーツで、文字通り命をかけて制圧に挑む姿が最っ高に格好いいし、そんな超絶格好よくて男前な橋埜が、犬伏に掻き出される際に羞恥で声を上げる…とか、夢のようなシチュで癖に刺さりまくりでした。。
絡み描写はものによっては流し読みしちゃうこともあるのですが、かわい先生のは毎回必ずじっくり読んじゃう。もう本当に心の底から萌える…
二人の関係性がぐっと近付くきっかけとなったハイジャック事件の突入描写も、ドラマか映画を見ているかのような臨場感。刑事もの・スパイもの・アクションもの大好きな自分にはたまらなかったです。
なにげに、こちらの作品に出てきた飯田が気になる。飯田メインの作品もあるのかな?まだまだシリーズ未読の作品がたくさんあるので、これから読み進めていくのが楽しみで仕方ありません。
かわい先生、最高のシリーズものをありがとうございます…!!
班長同士の橋埜と犬伏の物語かっこよくてときめいた…。この誰にも譲れない2人の信頼関係が良すぎる!! 緊迫した空港での作戦、怪我した橋埜を訪れる犬伏。関係が一気に変化するあの夜とか、逃げる橋埜を追う犬伏のくだりすっごく楽しかった。任務中あんなにかっこいい橋埜が…!!色気〜!!! 先生があとがきに書かれていたワ◯メのくだり良かったです
3部作の一作目。
SAT隊員同士のBLです。
主人公は対テロ部隊の精鋭、第二班班長の橋埜。
涼しげなイケメンで、厳しい規律の中でも息抜きでそこそこ遊びもこなす。
しかし、心の中では同期で第一班班長の犬伏への想いを秘めていた…
と言っても、明確な恋愛感情や性欲などよりも、リーダーとしての資質や頼り甲斐、素晴らしい身体能力と正確な判断力、といった犬伏の人となりに完全な信頼を寄せている…という感じの始まり?
橋埜本人も、はじめは別に犬伏と本当にどうこうなりたいわけでもなかったよう。
中盤まで、SAT隊員たちの訓練や寮での生活の様子などが描かれます。
しかし、オーストラリアで起きたフランス機のハイジャック事件が急に日本を巻き込む展開になって…
成田に飛来したハイジャック機に犬伏と橋埜の班が突入する事になり、犬伏はオレが死んだら…なんて言い出すし、SATとは命を賭ける業務だ、という部分が急にクローズアップしてくる感じ。
実際、突入時に橋埜が負傷し…
少しでも後遺症が有ればもうSATにはいられない、と仕事も犬伏も全てと決別する気になってる橋埜はやぶれかぶれ?で誘い受け。
犬伏はノンケだけど、橋埜なら、という気になったのか、SATに残れないかもしれない橋埜に同情の気持ちもあったのか。
ともかくも、誠実な犬伏はちゃんと橋埜の恋人になりましたよ。
橋埜はとっても気恥ずかしいみたいですけど、犬伏はデロ甘な攻めです。
全体に好きな感じでしたが、橋埜が遊んでた設定はいらないな…もっと犬伏に一途な方が良かった。
「萌」で。
ノンケで器の大きいSATの制圧班第一班班長×バイで美しい系男前なSATの制圧班第二班班長のお話です。
SATです!アサルトスーツです!できる班長同士の恋です!
クールな受け目線で進んでいくストーリーは攻の犬伏の人柄を細やかにたどっていきます。
あらゆるエピソードに受の橋埜の犬伏愛が散りばめられています。それだけ魅力的であり男前な人物が攻の犬伏なのです。
こういう人を世の中では人たらしというのだと思います。
そして読んでいるうちにあれ?これってもう付き合ってる??となるくらいに2人の距離は近いのです。
出動するいつかに向けて行われている訓練の中で確実に育まれている2人の信頼関係に萌えました。そして先輩後輩という揺るぎない上下関係。SATという集団がこんなに心躍る集まりだとは思いませんでした。
この作品の萌えポイントは受→攻だったのが受⇆攻に変わったところです。
攻が自分の気持ちに気づきそれを受け入れて受を追いかける姿は本当に私のツボでしてどんどん自分の気持ちを隠さなくなる攻に拍手をおくりたくなりました。
この作品はぜひ漫画でも読んでみたい!
あらゆる面で男前な犬伏とクールだけれど心の中に熱い部分のある橋埜の画像化を是非見てみたいです。
攻が受の気持ちを知ってその後の攻めのアプローチがもうたまらなくワンコで特別とはこういうことなのだと思えてきます。
エロは少ないですが濃厚です。
そして中盤まではブロマンスも楽しめます。
この先の2人をどんどん読みたくなります。
学園ものは苦手意識があって、どうしても刑事物やヤクザものに偏りつつあるんですが、表紙に惹かれて読んでみました。
いい!!!
設定自体はSITという特殊環境、男ばっかの職場なんで、すんなりBLの世界へ…(笑)
お互いにリーダを担っている犬伏と橋埜。脳みそ筋肉的な犬伏に心寄せるものの、表面上はクールな友人を装う橋埜。もう、ザ・クールビューティー。
事件が発生していく中で犬伏も橋埜の色気にやられちゃいます。こんな二人は羨ましい。
そしてもうイラストがねぇ、そりゃSITだし鍛えてるし、美少年でもか弱くもない、それでも犬伏が惹かれたのはやっぱり人間としての橋埜だったんだろうな。橋埜相手に欲情できてよかったw
甘いのは少なめですが、それでも読み込めるストーリーになっています。かわい有美子さんの作品はあまりみてなかったのですが、よく見ると大人系が多いんで、これから他の作品も読んでみようと思います!
SAT!アサルトスーツ!!
命も仲間も任せられる信頼関係…最強ですね。
犬伏限定で口も態度も冷静さも崩れる橋埜!
"黙れ、たわけ"ってそうそう聞かんよ。
それも全て甘えとか…どんだけ許されるか試してるって可愛すぎる。
受け止める犬伏のおおらかさ、押しかける強さ!バブルなみのまじわいに持ちこむ攻め力もすんごくて!
ワカメ酒のことは前々から要チェック項目で心に留めてたんですけど、1巻なのにもう出てきてニヤニヤ。
ビールかけたのが逃がさないためってことはイレギュラーな事態じゃないですか!そこからワカメビールに持ち込むって!!エロい…
そして、迷惑そうにして必死に抑えてる姿にときめくの分かるよ犬伏!!
なんやかんやとキスに応える橋埜は可愛いし…
対等だからこその2人にキュンキュンでした!!
かわい先生の作品はほとんど既読ですが、警察関係のモノは平河寮シリーズ読了後、しばらく手に取っていなかったのでかわい先生のこのジャンルの作品は久々でした。
今作は、事件やお仕事描写と恋愛の分量のバランスが非常に良かったです。個人的に、警察関係のBL作品はこのバランスが非常に重要だと思います。事件やお仕事描写が中心すぎてBLとして萌えられないのもよくないし、かといって逆に、この人たちちゃんと仕事してんの!?と思ってしまうほど恋愛中心すぎたり、事件がくだらなすぎたりして設定を生かしきれていないものも満足感は低くなってしまうので・・。警察モノに関わらず、お仕事BLってこういうところが非常に難しいジャンルだと思うのですが、そこはさすがのかわい先生という感じの完成度です。平河寮シリーズも好きでしたが(特に墨と雪)、このバランスという観点からすると、少し恋愛に重きを置きすぎなところもあったので、私は同じジャンルなら今作の方が読みごたえがあったなと感じました。
キャラクターに関しては、受けが任務に対する意志というかプライドをしっかりと持っていて、男らしいところがよかったです。恋愛面では少し臆病なところがあるのも、むしろ仕事に対する男らしい情熱があるからこそ、引き立っていたと思います。個人的に、女性が取って代われるような女々しい受けは、BL作品における存在意義がどうしてもわからなくて好きではないので(^_^;)攻めは、うまくいえませんが爽やかすぎないのがよかったです。快活で、周りをよく見ていて懐が深く、困っている人を自然にさらっと助けることができるので一見スパダリっぽいですが、自分に対して暑苦しく対抗心を燃やしてくる顎が割れている同僚のことは、裏でアゴと呼んで愚痴をもらしていたりもして(しかもその愚痴が結構笑えるw)、人間らしくて好感もてました。恋愛面の描写では下ネタ全開で爽やかさなど一切なくなり、完全にむっつりオヤジでしたw
先生の同人誌を先に読んで、本編であるこちらを購入したのですが、面白かった!激アマデロあまなお話が続いていたからか、警察ものに飢えていたのか、とにかく面白かった!コメディではなくてSAT真剣勝負ものなのですが、二人の色事面での掛け合いが面白くて面白くて、そのシーンは笑い通しです。いやーツンというか塩対応というか・・・橋埜も犬伏も最高。個人的ポイントは、ワカメ酒!と「てめぇ」といいつつ馬乗りになる受け♡です。本編250Pほど+ピロートークならぬ風呂トーク+犬伏のノロケSS 20P超+先生のあとがき でした。なんかあと一押しが足りず、神に近い萌2です。
お話は7月下旬、くそあっつい最中、陸自演習場内の山中で訓練に勤しむ風景から。SAT制圧第二班を率いる橋埜は部下たちに休憩を命じたところ、制圧第一班を率いる犬伏がめちゃ元気に様子を見にきて・・・と続きます。
登場人物は指揮班班長だの、技術支援班班長だの、部下だの男どもがわらわらわらわら・・・要は男くさい。関連作の「鮮烈に・・」のカプも登場します。
******以下は めっちゃ好きだった箇所
橋埜の塩対応というか口の悪い、さっぱりしたところがすんごく好きでした!別に人生投げてる訳ではないはずなんですけど、思い切りが良すぎるというかなんというか・・・「帰れ、ゴリラ」だの「うっとうしいよ、帰れ」だの言いたい放題なのに、もう最後だろ と思って、犬伏に自分から圧し掛かかる。そしてその後は全力で逃げ回るなんて、もう面白すぎる。
最後の短編もしっぽりトークかと思いきや「黙れ、たわけ」などと宣う。最高ですわ、このお二方。読んで本当に良かったです。ツンがお好きな方には最高にオススメしたいー。
あ、そうだ、ワカメ酒。お恥ずかしながらこの本で初めて知りました。担当さん曰く「ルチルで初めて」だったそうです(爆)。新たな知識、有難うございました~w
タイトルが命令形なのも面白いですね。同時収録の邪に膝を抱けも。
先に鮮烈に闇を裂けを読んでしまってたので、この二人にこんなやり取りがあったのかぁと思いました。
クールビューティーとはこういう人かあと開眼しました。
緊張感のあるお話でしたね。
訓練風景や事件解決などハラハラでした。
が、話の2/3までBL的展開がないよ、キス止まり?と思ったらなんといきなり橋埜の襲い受け!
あの時には警察を辞めるつもりで最後だからと乗っかったんですね。しかも経験があるふりして。
その後橋埜は犬伏から逃げ回ります。追いかける犬伏がいいですね。
犬伏に捕まって甘い時間を過ごします。そこは邪に膝を抱けに載ってます。
意地っ張りで自分から仕掛けたのに逃げ回って、同情で抱いてくれたと思ってたり、感じまくるのも可愛いですね。犬伏が捕まえてくれて良かったです!
犬伏は訓練中に後輩相手にノロケます。もうデレデレですね。
犬伏がとても好ましい人物です。おおらかでさりげない気遣いができて優秀で面倒見がよくて。
刑事物は既読ですがSATの鍛え上げた男×男は新鮮でした。カップルになるの?と思ったら橋埜は色っぽいし犬伏はメロメロだしちゃんと成立しました。ワカメ酒!
お仕事面もしっかり書き込まれてましたがついつい二人の関係ばかりレビューしてしまいました。
友情と信頼が愛情と欲望に変わるんですね!
エッチも朝チュンじゃなくしっかり書かれてますよ。
SATを舞台にした話です。
SATとは特殊急襲部隊(Special assault team)の事で、色んな作品に登場しますが、実際には内部事情は殆ど明らかにされてない部隊です。
普通に一般人がSATについて知っている事は、TVで放送された実弾訓練とテロ対策の映像の一部や、ニュースにもなった愛知長久手町立てこもり発砲事件でのSAT隊員の殉職などの「一部」の情報位だと思います。
作者さんがあとがきでも書いていましたが、「なんちゃってSAT」な展開がメインなのですが、この「なんちゃってSAT」とそこで班長を務める犬伏と橋埜、他のSAT隊員の動きは「なんちゃって」とは思えないくらいによかったです。
犬伏と橋埜は常に対等な立場であるからこそ、二人の会話は、ハイジャック犯制圧作戦直前の時までも言葉のキャッチボールが変化球なのに上手く掴めてそして投げられています。
この二人の対等な関係に、まず先に好きになりましたね。
そしてそのハイジャック犯制圧作戦で橋埜は跳弾で負傷してしまいます。
跳弾での負傷という所に、作者さんの橋埜に対する「SAT班長としての能力の高さ」を見た気がしました。
跳弾とはいえ負傷し、左手に麻痺が残ってしまい、橋埜はSATをやめると心の中で決めました。
このときから、犬伏と橋埜の相手への想いが変わってきたようにも思います。
と、SATやめると決めてからの橋埜の長期休暇で自宅でのんびり(?)している時に犬伏が訪ねてきます。待ってました。
ここで橋埜は最後だと犬伏を押し倒すんですよね。
橋埜は男性相手の経験は最後まではありません、けれども慣れたふりをして犬伏を押し倒すんですが、犬伏にはそれが全部見抜かれちゃっているんですよね。
見抜かれているからこその「こういうのは共同作業だからな」という犬伏の台詞と、その言葉に泣きそうになる橋埜が、可愛くて色っぽくてえろかったです!
表紙だけを見た感じではストイックな雰囲気がありますが、読んでみると以外にも二人は蜂蜜に砂糖溶かして漫才してるような、何とも言えない阿吽の呼吸なコンビなんですよね。
その後に犬伏が橋埜をホテルに連れ込んで、橋埜が全力疾走で逃走を企てたり、まさかの「わかめ酒」(わかめ知らない人は目の前の近代機器で検索しましょう)をしてみたり、バスルームでシャンパングラスを傾けながら「君の瞳に乾杯」って言ってみたり、もう萌えていいのか笑っていいのか!
この二人、どんな時でも本当に飽きなくて、そして可愛くて面白くてエロくて色っぽくて、そしてかっこよかったです!
しつこいようですが
「わかめ酒」と「君の瞳に乾杯」は、この本のなかでももっとも笑えr……印象的なシーンだと思いました。
男臭さ…もとい、逞しさの極致とも言えるSATという職業をモチーフとしたお話です。
恋愛だけでなく、お仕事に関する描写が緻密で面白くて読み応えがありました。何と言っても口絵が素敵でニヤニヤしました。緒田涼歌さんのイラスト作品は受が可愛らしいタイプのものしか読んだことがなかったので、ここまで性格も体格も男前な受は珍しくて新鮮でした。
余談も余談ですが、つい最近、某アニメ作品でSATが悲惨なことになるシーンを見たので、犬伏と橋埜には怪我に気をつけてほしいなと思ってしまいました。
SAT、第2制圧班班長の橋埜は、クールで知性派に見えて実は近接格闘技が得意でナイフを持たせれば10人くらいはまとめて相手にできる腕前だし、仲間思いで熱い男前。第1制圧班班長の犬伏は、体格腕力ともに優れていて、性格は豪快で懐が広く、細やかな気遣いができる根っからのリーダー気質。2人、互いに信頼し合い支え合う関係。
橋埜がハイジャック犯の制圧の際に負傷してSAT を辞める決意したことで、犬伏に恋情をぶつけ、2人の関係が変わるのですが、本気で逃げる橋埜と追いかける犬伏の様子が楽しいです。
作者は「なんちゃってSAT」とあとがきに書いていらっしゃいましたが、訓練の様子や脇をかためる人物など、主人公を取り巻く環境がよく書かれていて、作者が組み立てた舞台設定にすんなりとハマって読むことができました。
文句無しの神作品です。
まず、こういう設定の話がBLには少ない;もっと読みたいっ
強い男達が好きなので、私的にはこういう話は堪りません!
でも、わからなくはないんですよ。設定の難しさ、事件性のある話。普通に大学生が恋するような恋愛物じゃない。作者様は『なんちゃってSAT』とあとがきでは書かれてますけど、これだけ書くには、ある程度の知識と資料が必要な筈です。
屈強な男社会を飄々と生き抜くエリート達が、どうやって男を相手に恋愛を繰り広げていくのか。
何しろ受け様がハイスペック且つナイフの達人ですからねっ
めっさカッコイイッ
つまり、彼らがどうやって惹かれ合う事になるのか・・そこが読みたい訳です!
どんな風に、こいつらが恋に発展するのかと、もうそこにワクワクしながら読み進めるわけですが、勿論スリリングな事件も絡めつつ、彼らの仕事の内情にも触れ、やきもきもしますが、安定の文章力と、キャラが魅力的なので、間にエロを挟まなくてもサクサク楽しく読み進められます。
しかし、表紙の橋埜のアサルトスーツ姿はカッコイイですね。惚れ惚れ。
勿論、ハッピーエンドなので美味しいシーンも有り難く拝読致しました。
男とヤるの初めてのくせに、平気なフリして頑張ろうとしてる受けに、それを悟った攻めとの絡みのシーンが良かったです。
普段格好いい男が可愛いくなっちゃうのヤバい。
一冊でも大満足な作品ですが、是非、続刊も読んで頂きたい・・!
こっちでも、ハラハラしたけど、次もハラハラです;
SATを舞台にした班長同士のお話。
攻: 大らかで懐深いリーダー気質の男前
受: 冷静沈着参謀タイプの男前
のカプで、繰り返しますがもうとにかく二人共男前。
そしてこの二人の間にある絶対的な信頼というか、互いに背中を預けて戦う関係が本当に良い!
お互いへの愛情、信頼、甘えが言葉の端々に覗くのがまた溜まりません。相棒万歳!
いや正確には相棒じゃないですけど、でも相棒萌えのツボは全て揃っています。
バディ萌えの方には非常にお勧めです。
ストーリーに関してはお仕事描写が結構あって、これまた良かった。
事件的要素もありますが、事件そのものではなくそれを軸にした二人の関係に焦点が当たっているという感じです。
甘さは控えめですが、非常に良いBL小説でした。
この2人で是非もう2、3本書いて欲しいです。
かわいさんのお仕事ものです。
かわいさんには、やはり警察ものの『平河寮シリーズ』がありますが、リンクはしていません。
受けはSAT二班班長の橋埜。
クールビューティといった風な容貌。
攻めは同じくSAT一班班長の犬伏。
橋埜とは同期で、体育会系の面倒見の良い男。
橋埜は同期で同じく班長をつとめる犬伏へ、同僚以上の気持ちを抱いていることを薄々感じていました。
男臭ーい環境ですので、恋愛やえっちも甘さというよりも男前。
命を預け合う男たちといった感じですので、ハイジャック事件のおりに怪我を負いSATから引こうと考える橋埜を前に、やっと形になるんですよね。
かなりジリジリ。
舞台は警察の特殊班SATではありますが、あまりその部分はありません。
それこそ、大きなものはハイジャック事件くらい(充分?)。
なので、お仕事ものが苦手な方でも大丈夫ではないでしょうか。
そして、受けの橋埜はかわいさんの作品である『甘い水』の遠藤を彷彿とさせます。
キビキビした男前受けが好きな方には、ぜひオススメです。
あとがきにも書かれていましたが、SATについては極秘が多いということであくまでフィクションだそうです。
ただ、かわいさんの警察ものは他の作品もそうですが、読んでいて嘘臭っ!と冷めて見てしまうことがなく素晴らしいです。
こちらの作品に登場した飯田と高梁が主役の、『鮮烈に闇を裂け』も発売されております。
恋愛が絡まなくてもとても美味しい設定でした~(笑)
橋埜が超男前で惚れた。
襲い受も好みです(爆)
お相手の犬伏なんですが、お仕事しているときはあんなに格好いいのになんか惜しい。
いい人なんだけどなんか惜しい。
犬伏は橋埜の尻に敷かれるといいよ(笑)
別レーベルから出ている平河寮シリーズとこちらとどちらも警察のお話なのですがその中でも一番この作品が好きです。
私にとっては、文句なしのベストカップルでした。
脇を固めた方々も良かったです。
告白もせずに失恋してしまった高梁にはもう初期の時点で飯田がいるようなので安心しました。
警視庁特殊部隊内恋愛。
確かにメインキャラの二人の丁々発止の会話の応酬を楽しむ、みたいな感じはあるけど、饒舌に夜を騙るって、、、?
でも、気になるのはその位。
お仕事方面のお話が結構しっかりおもしろい。
訓練の話に始まって、実際の警備や、事件の話が、なかなかドキドキワクワク。
そんな真剣なお仕事の中でも、けっこうしれっと、素振りも見せずに秘密の交際が進展していたりするのが、やっぱりBL.
男ばかりの閉鎖空間でも、ちゃんとした恋愛関係を育んでハッピーエンドになるので、読後感はよかったです。
二人ともカッコイイです、特に受けの橋埜がっ!!
頭も良くて、容姿も良い、それにSATの二班班長で強くて、それに性格が男前で。
これは、惚れますね。犬伏が惚れるのも、当たり前です。
まぁ、最初は橋埜の片思いなんですが。
それでも、あんまりうじうじしてないのでかっこいいんですけどね。
イラストも、織田涼歌先生で綺麗でした。
あたしの好きな、対等カプで美人受けでストーリーもおもしろいので神評価です。
SATの同期である犬伏と橋埜。どっちもノンケだけど、クールビューティな橋埜は、体育会系で面倒見の良い犬伏に恋心を抱いている。
ツンツンしていて口の悪い橋埜にちょっかいを出しては、罵られる犬伏。そんな二人の掛け合いが楽しかったです。
懐が広くて兄貴タイプの犬伏は、すっごく好きな攻めでしたが、イラストがきれいすぎるというか線が細いというか、もっとごっつい男を想像してしまっておりました。
まあでも俊敏な動きを要求される仕事でしょうから、このぐらい引き締まった感じがリアルな体型なのかな。
朴念仁っぽいようで人の心の機微に敏い犬伏。清潔でエロくさいことにはそれほどでも、みたいな人かと思ってたら、わかめ酒(芋酒?)なんてやっちゃって(笑)こういうギャップは、かわいさんらしいなと。
そうなんです。なにがかわいさんらしくなかったかと言うと受け!かわい作品の受けは、上品でしとかやかで純情そうで夜は別の顔。みたいな人が多いのに、橋埜にそんな面が全然なかったんですよねえ。
で、気になっていたのが、犬伏に思いを寄せていた可愛い後輩アキラ。彼こそが正しいかわい作品の受け君では。
ムッツリスケベな飯田とのスピンオフが是非読みたいです。きっと出るはず。
自分がどれだけ対等カプ好きか、お仕事すきーか再認識しました。
勢いでこの評価です。
SATです。野外訓練です。暑苦しい合宿生活です。そして事件です!
殺伐として、厳格で、暑苦しくて、汗臭い世界
でもそこを覗くのが大好き!(笑) 困ったもんです。
この二人はふたりとも好みでした。
命を張った最前線で互いに背中を預けられると無条件に信じている同期。
攻めは隊のだれからも信頼されている懐の深い男。犬伏。
男が惚れる男タイプ。ちゃめっけもあり、細やかな気遣いもできるひと。
受けはクールビューティ。橋埜。
黙って犬伏の動きをフォローする参謀タイプ。
沈着なのに犬伏限定で怒鳴りあうのがわかりやすくてかわいいです。
熱血過ぎて自ら怒りを納めるために写経なんかします。(お寺の息子です。)
そうそう実家のお寺シーンが良かったですよ~
この二人や隊員たちとのやりとりがおもしろく、けして甘甘ではないのですが、
言葉や態度の端々からこぼれるラブを拾って読むのが楽しいのです。
かわい先生なのでそこまで殺伐としてないし、どんぱち苦手さんでもダイジョブ。
ああ ますます対等カプ、お神酒徳利すき~になりそ。(最近少なくて…)
ひとつだけ…、なんでこんなすぐ忘れちゃいそうなタイトルにしたのかな?
もちろん、個人差は十分承知しておりますがっ!!
と~っても面白かったです。
受け、攻め、双方SATの隊長ですもの、鍛え方がハンパ無いしょ。
今回の攻め様は、恋愛ごとに若干堅物入ってるが懐の広く深い男。
見た目の大柄なイメージに似合わない気を使ったり、太陽のイメージ。
それに対する受け様は、冷静沈着、クールな面立ちながらハートは熱い!
って言う感じですかね、受け様は密かに攻め様に好意を
抱いているのですが、それもよくありがちな女々しさを感じさせない
内容でした。双方がほんと男気あふれる男前なんです♪
傍にいる事が当たり前、信頼と責任、ほんと設定が最高です。
後、気になる脇役が2名ほどおりましたねぇ~
天涯孤独の可愛い系の隊員と寡黙な隊員、この二人でのお話も
是非読んでみたいなと密かに思っております。
ショート書下ろしの方はエロ度高めでサービス内容かな(笑)
そして攻め様の、鳥肌ものの甘い台詞に思わず笑いが・・・