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damasaretai
大っっ好きな作品です。
何もかもツボ(笑)
歳の差、つんでれ、溺愛・・・何回BLを卒業しようとしてもこの作品が読みたくなってまた戻ってきてしまう作品。
本ももちろん持ってるし、電子書籍でケータイにも入ってていつでも読めるようにしてます。
深里のつんでれもツンしきれてなくて可愛いですし、片瀬の優しいイジワル具合も最高です。
もっと色々書きたい事はあるのですがまとまらない・・・とりあえず読んでみて損はないのでぜひ読んでみてください!笑
たぶん、きたざわさんでいちばん長いシリーズ。
1作目のこちらは、もう10年以上前になるんですね。20世紀(1990年代)なんだ・・・
正しくは『いとしさは罪じゃない』のスピンオフになりますが、本編が1冊限りなのに(メインキャラクターは、こちらのシリーズにも脇として結構登場しますが)『スピンオフ』のハズのこちらが10冊という・・・
きたざわさんは本編よりスピンオフが長くなるのがパターンではあるんですが、その中でもこれは別格ですね。
正直、メインキャラクターは2人とも好きではないんです。
片瀬(攻)は『詐欺師』(これもかなりのダメ要素)であるというのを別にしても私のかなりキライなタイプだし、深里(受)はなんとも考えなしでアホすぎる。
設定やストーリーもこれというほどのものはありません。
その上異母兄弟。ガチ兄弟ものって、絶対ダメではないもののあんまり好みじゃないんですよ。
それにしても、この作品には所謂『近親相姦の禁忌』がほぼ感じられないんです。作中でも(禁忌については)あえて触れられてない感じだし。まあ、だからこそ逆にあまり気にせず読めるのかもしれませんが。
でも、それならわざわざ『兄弟』にしなくてもいいのに、と言っちゃあオシマイか!?
それにしても、片瀬は深里が15歳の時から自分は服も脱がずに一方的に深里の躰を弄んでたんです。でも決して最後まではしない。
これは・・・どう捉えればいいんだろう。忍耐強いというには『だったらそもそも手を出すな!』って話だし、第一深里は『愛情』だなんて思ってなかったわけですからね。おもちゃにされてるとしか。
これだけとっても、片瀬はどうにも許容不能なキャラクターです。
一応『年の差(年上攻)もの』でもあるんですが、片瀬に大人の包容力が感じられないので(違う方向の余裕はあるけど)『年の差』の醍醐味はないに等しかったです。
『年の差もの』大好きなので、それは残念ですね。
それでも『いとしさは罪じゃない』よりはこちらの方がまだ(かろうじて)マシかなあ。まあ正直なところどっちも別に好みじゃないんですが。
『いとしさ~』は普通すぎるというか、良くも悪くも引っかりがなくてするっと読めるけどそれだけって感じなんですよね。
きたざわさんの作品では、このシリーズは個人的には好みではないんですけどね。
『絶対ダメ』とまでは行きませんが、好きかと言えば考えるまでもなく『ダメ』の方に近いです。
そういうわけで、特別思い入れもないはずなのにそれでも(なんだかんだ言いつつ)シリーズを何度も読み返してしまうんですよ。いったいなぜだろう・・・キャラクターはかなり苦手なのに、しかも別に面白いとも思ってないのに。
これはホントに自分でも位置付けに悩むシリーズなんです。いったいなんなんでしょうね、これは。←自分でわからないものは誰にもわからないって。
ただ、イラストがすごくいいです。もうこのシリーズは赤坂さんのイラスト抜きには語れません。読まないでいるうちに自分の中で記憶の改竄があって(?)、イラストの好印象だけが残っちゃってるのかも・・・ああ、きっとそうだ!やっと腑に落ちた気がするよ。
このころのきたざわさん作品のイラストは、私のものすごく苦手(いやもうハッキリ言って見るのも苦痛なくらい大キライ)な方が『専属か!?』というほど多かったので『別の方のイラスト』というだけで嬉しかった覚えがあります、そういえば。