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真面目な社長×年下小悪魔の恋v
owaranai koi no yakusoku
ちょっと小悪魔で奔放なバーの店長が、本当に愛する人と出会って変わっていく成長(?)ラブストーリーです。
そんな智也は、誘惑したりされたりを楽しむタイプで。今回も、営業に来た相手を、気に入ったからと自分から誘います。
そのお相手は、会社を経営する柏原です。柏原は、智也が最初からタイプだったけど、そろそろ真剣な恋愛がしたいと思っていたから、このタイプはダメだとストップをかけます。だけど、智也の魅力には抗えなくて…。
結局、2人は一晩を共に過ごすんだけど、エッチの相性も抜群で…。
だからか、柏原の恋人ができるまでと、期間限定で2人は付き合いだします。でも、いつしかお互いに相手が大事になって、真剣に付き合うようになります。
そんな中、子供の頃に愛情のない家庭で育った智也は、今までの相手とは違う柏原の愛情に、試すような行動を取るようになります。そして、朝帰りが増えて…。
1回離れた後で、本当にお互いが必要だと気付いた2人と、再び付き合うようになる過程に、キュンキュンします。
智也の、自分の中の昇華されていない子供時代の思いを、柏原にゆっくりと癒されていくのも良かったです。智也や柏原が、小さい男の子に話しかける様子に、胸が温かくなります。
とにかく、大人の包囲力を見せる柏原がカッコ良くて、読んでる間中、萌えました。
どんな子悪魔かと思ってたけど
なにがなにが、相手の事を思い、
ちゃんと気遣いもできる青年ではないか。
確かにエッチに至っては奔放だけど
相手の嫌な事は無理にしないし、素直な子悪魔??
柏原も一生の相手を決める為に、智也以外の…
と思うのですが気になってしょうがない。
思い切っての「僕だけにする気はない?」告白です。
智也の方もなんだかんだで、柏原と出会ってからは
他の人とは寝てないし。
お互いに凄く惹かれてた訳です。
柏原、好きになると一緒に暮らしたくなるタイプで
智也がとりえずの荷物を持って行っての同棲です。
そしてこの辺りから智也の心に潜んでるモノが見えてきます。
実は智也、家族の愛情に凄く飢えてて、
愛情を試す行動を何度も何度も取るんだけれど、
そのせいで柏原が1度離れていったのは凄く痛かった。
でもその智也の心ごと受け止めようと
新たな気持ちで迎えに行った時は安心しました。
後半もお互いがこれからも一緒にいるために
頑張ってるのが良かった。
智也の過去の男なんかも出てきて、
ちょっと失敗な行動もとったけど、
柏原の包容力は本当に凄いと思う!!
確実に智也を成長させてる。
これからも大きなキモチで包みこんであげてください。
吉田ナツさん、本当にいい。もっともっと評価されますように。
主人公は「真面目に付き合う相手が欲しい」と望む攻めです。
でも心惹かれる男は軽く遊ぶ男ばかりで、新しく出会った受けもまた、そのタイプで。
やっぱり攻めも男、誘惑され、後腐れがないなら一回ぐらい…と寝てしまう。これきりだということも伝える。
受けのほうは本当にさっぱりしてます。最初のほうは、本当にセックスを楽しめる相手が欲しかっただけ。別に不誠実なわけではなく、優しくて思いやりもあるんだけど、セックスに対する考え方がシンプルに違うんです。
こんなに価値観の違う二人が、互いを無二のパートナーとして認めていく。その過程が実に丁寧に描かれてました。
別に受けだけが歩み寄ったわけではないというのがポイントです。攻めもまた、自分の性格的欠点を認め、頑固な理想を曲げて歩み寄るんですよ。
下手な作家さんが書けば「本気で恋をしたので、恋人一筋になりました。めでたしめでたし」という単純な構造のお話になるところですが、吉田ナツさんはそれだけではない更に深い部分を描いてくれている。
とくに、攻めが受けの内面の欠落を見抜いて、まるごとそれを包容していく様に、なんか涙が出そうになっちゃいました。
しかもその欠落は、辛抱強く付き合えばいつか埋まるものだというのを、攻めはちゃんと知っている。
受けは受けで、きちんと自分の欠落を自覚していて、内なる「男の子」と話し合い、攻めの揺らがない愛情に包まれ、それを少しずつ克服しようとしていく。
対人コミュニケーション能力は人並み以上にありながら、「恋人に甘えるべき場所と甘えるべきでない場所」についてまったく判別がつかなかった受け。生育環境を知ると説得力が増します。「トラウマを抱えたキャラ」があまりに安易に蔓延ってるBLにはよくウンザリさせられてるんですが、こういう説得力ある描写でもって描いてくれるトラウマは大歓迎です。
本当に良かったです。
吉田ナツさんにハズレなし。
柏原が大人の男って感じでうっとりでした…。
今までのように、誘い上手で浮気を繰り返すタイプとは寝ないと誓いながら
屈託ない明るさ、ビジネスとプライベートの切り替えがうまい智也に惹かれます。
惹かれてはいけないと思いながら、気になってしまう描写が
ナツさんはとてもお上手だと思います。
智也は遊び慣れているようなのに、
ちゃんと気遣いや距離の取り方を心得ていて
わがままを決して通さず
一緒にいても居心地が良い男。
体の相性がすごく良いというところもポイントです♪
ところが、そんな智也の悪癖が少しずつ露呈してきて、
柏原のイライラが手に取るようにわかりましたw
両親が健在ながら、小さい頃から愛情を注がれないでいた為
心配される事に喜びを感じて
わざと連絡せず遅く帰ったり…。
好きな人に心配させないのが普通だし
嘘がいけない事なのは当たり前ですけど
智也の意外な一面が愛おしくなりました。
普通の幸せな家庭に育っていたら、きっとこんな感覚はわからない。
柏原の家族を羨ましがり、一度しか会っていないのに
とても慕っていましたから…。
繰り返される智也の言動に耐えかね、一度は別れてしまいますが
柏原が迎えに行くとか、想いが抑えきれず愛し合ってしまうだとかが
きゅんきゅんですよ!!!
柏原に優しくされるだけ、智也の中の心配させたがる気持ちは溶けていく。
小細工なんかしなくても、柏原はずっと愛してくれる。…いいわ…。
柏原の飼っている犬のラガーが、また良い仲裁役というか。
最初、犬派苦手だった智也が懐き懐かれるのが微笑ましいんです☆
『繰り返す恋の約束』
智也の初めての男が金を要求しに店へ来るようになり、
出張中の柏原を心配させまいと「何もないよ」と電話で言いますが…。
声の感じで何かあったと思い、予定より一日早く帰ってくる柏原と
自分で解決しようと出来るだけ努力した智也、二人とも素敵だ!
お互い、相手を思いやればいつまでだって一緒にいられるし
例え何かがきっかけで喧嘩をしても
きちんと本音をぶつけ合えば、なんだって乗り越えられる。
ナツさん、この度のHシーンはエロかったー!!
毎回毎回柏原におねだりせずにいられない智也が可愛かったです!
それを喜び、適度な焦らし塩梅の柏原もまた良かった…。
誘い上手な智也…スイッチが入ると妖艶で、
誰だって落ちてしまうんじゃないかなw
甘いお話、楽しかった~♪
受けがエロくてエロエロなんですが、全体にはどちらかというとさわやかな恋ものがたりという雰囲気でした。なかなか読み応えがありました。
受けは、あまりきちんと人間関係を築かないタイプで、カラダの関係は奔放。バーの雇われ店長でなかなか仕事はできる。一方攻めは仕入れ先の酒店オーナー。硬派で好感の持てるタイプ。
ゲイ同士、カラダから入るのですが、実はトラウマがありなかなか人間関係をまじめに築けなかった受けがだんだんと攻めの優しさ、誠実さにほだされ。。という展開。
カラダから入ってしまったこと、受けのトラウマ、お金を無心する当て馬的な存在など、2人の恋路を邪魔することもありますが、ひとつひとつ丁寧に乗り越えて、本当の恋人同士になる課程が描かれます。
中だるみもなく、大きなこじつけもなく、苦しいときを乗り越えて結ばれるストーリーは感動的です。
受けがあれこれうじうじ悩むけど解決!みたいなテンプレは苦手なのですが、この作品では、受けがなよなよしてない男前な淫乱受けで、なかなか見せなかった心の奥底の弱さを温かく包むお話しなので、ヒューマンものとして楽しめました。
この作家さんは初読でしたが、他の作品も読んでみようという気になりました。
しっかりとした標(しるし)が欲しい・・
誰だってそうなんだろうけど、この話の受けは恋愛にソレを求めていないのです。
刹那の快楽で良い、重いのは苦手って。
攻めの方は年上で純粋に恋を求めているから、受けのそういう考えに反発しながらも好みだからしょうがない。
なので、お試しで?条件付きで恋人同士になります。
でも、大人同士の割り切った恋になるはずが・・そうは問屋が卸さないのさ♪だって恋だもんね♪^^b
吉田先生の中では、キャラがウジウジしていない方だと思います。
だけど、やっぱり相手の言動が気になってしまう。
前半は攻めが受けについつい口出ししちゃうし、後半は受けが攻めの日常のもの(愛犬や植物や煙草)に思いを馳せてしまう。
奔放な受けが悶々しているのがメインなんで、美人贔屓な自分には堪りませんでした。
大人な年齢も今までの経験も関係なく、今の恋に素直になりましょう!ってことなんですねぇ?吉田先生♪
表紙絵を見て、苦手な少女マンガっぽいの?と危惧してましたが、中のイラストの方が好みでした。
佳作です、楽しめました^^♪
わざと怒らせたり心配させるようなことを繰り返す智也。
確かに柏原の方からすると頭にきますよね。本気で心配してるのにも関わらず、相手は態度を改めるどころか更に怒らせるようなことをして。
それに柏原は過去に奔放な恋人に振り回されているという心の傷もありますし。
でも智也のこの行動は彼なりの精一杯の甘えなんですよね。
実家を尋ねてきた柏原に心の内を明かしていく様子がいじらしくて…!
こんなこと言われたらもう受け止めるしかないでしょう。でも柏原はその話を聞く前から覚悟を決めて迎えに来たんですよね。
これだから包容力のある年上攻めは良い!安定感が半端ないです。
あとラガーが智也のことを大好きなのが可愛い。いなくなった時にはストレスで痩せてしまったり。この手の描写に弱いんですよー。
本編後の短編は智也視点です。智也がだんだん変わっていくのが素敵ですね。
「僕の中の小さな男の子」っていう表現が好きです。
柏原がまた良いこと言うんですよ。何回智也に惚れ直させれば気が済むの!
甘さと切なさが良いバランスですごく読みやすい作品でした。
久しぶりに、ゲイ×ゲイを読んだのではないかと思います。
結果的にえっち特化作品でない限り、やっぱり片方はノンケが良いかなあと思った次第です。
ゲイであることを開き直っていたり、悩んでいないのが苦手なのかなと。
攻めの柏原は31歳のゲイで、酒類販売会社を経営。
次こそは、長くつきあえる相手を求めています。
受けの智也は26歳だが、学生のように見える可愛い容姿。
バーの雇われ店長で、こちらもゲイです。
智也が任された店のオーナーと柏原は、父の代からのつきあい。
新しい店の仕入れについての商談で顔を合わせ、すぐ寝てしまいます。
まあ、いわゆる体からのというやつです。
柏原は昔から智也のような、奔放でありながコケティッシュなタイプが好みですが、次こそ長続きする相手をと考えていたので、最初は一夜限りのつもりでした。
が、行きつけのお店で会ってしまい、なんだかズルズル体の関係だけ続けていきます。
なんだかこの辺りが、ちょっと苦手でした。
最初から、軽く誘ってはいますが智也はかなり柏原に好意を持っているように感じましたが、その時点では柏原目線なので、智也を信じていませんし自分の物差しで相手を判断している感じで、ふだんは攻め目線大好きなのにも関わらず乗り切れませんでした。
表題作は攻め目線、書き下ろしは受け目線となっています。
くっつくまでと、正式に同居を始めてからにわかれています。
表題作は雑誌掲載なので、やたら速足。
表題作と書き下ろしが、同ページ数くらいなので、いかに短いかおわかり頂けると思います。
体からなので、えっちは多めかなと思いますが、内容はあっさりした感じかな。
オーケストラとかに例えられたり、独特な感じでした(笑