交渉人、お前になら命をやるよ。お前と真実だけが俺を救ってくれる…

嘘と弾丸 ~真実と生贄 完結編~

嘘と弾丸 ~真実と生贄 完結編~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×28
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
69
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
15%
著者
バーバラ片桐 

作家さんの新作発表
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イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
シリーズ
真実と生贄
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784812445204

あらすじ

霞ヶ関・法務省で起こった立てこもり事件――。
死刑囚が無罪を訴え、数人の幹部を人質に立てこもっている。
警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は、犯人説得のすえ、自らも人質になり、事件現場に潜入することに成功した。
しかし、死刑を宣告されるほどの凶悪犯である悠木は、ひどく冷静で、駆け引きの主導権を握るため、鴻一に快楽の拷問を繰り返す。
そうして強制されるまま、鴻一は悠木の起こした殺人事件を調べ直すことになったのだが、そこに潜む残酷な陰謀は、鴻一の身も危険に晒し…。
壮絶な心理戦ののち、お互いが手に入れた真実とは…。
地下オークションを暴く番外編「悦楽の限界」大幅収録!
(出版社より)

表題作嘘と弾丸 ~真実と生贄 完結編~

冤罪を訴える立てこもり死刑囚,28歳
警視庁キャリア特殊捜査係交渉人

その他の収録作品

  • 悦楽の限界
  • あとがき

レビュー投稿数7

マイナーな尿道プレイが割りとちゃんと描かれてる貴重な作品。

犯罪者×交渉人という設定を利用して、いかに面白いエロスが読めるか、というエロス重視作品。
ストーリーよりもエロス。それを承知の方にのみオススメします。

タイトルの通り、『真実と生贄』の完結編にあたる作品です。

受けの交渉人の働きによって、攻めの冤罪が晴れます。
それによって、法務省立てこもり事件は解決し、無実を勝ち取った攻めと交渉人の受けが半同棲を始め、次なる事件が起こります。
それが、地下オークションを暴く番外編「悦楽の限界」です。

個人的には、この番外編の超濃厚エロスがツボでした。
めちゃくちゃエロいっす。

死刑の冤罪を晴らすために法務省で立てこもり事件を起こし、見事無罪を勝ち取った攻・悠木の力量に目をつけていたヤクザの組を潰すために、その組が行なっている違法の人身売買オークションを摘発しようと、交渉人が無茶な潜入捜査をしてあえなく捕まり、S奴隷として調教されるという話。

この交渉人は、一作目から薄々感じられますが、少々バカで無謀なところがあり、感情的になって自滅の道を選ぶ傾向があります。

今回も、半同棲してる悠木(攻)に対して恋愛感情を抱きつつあることを認められずにいるうちに、交渉人を巻き込まないために攻が自発的に姿を消したことを、「捨てられた」と勘違いして無謀な行動にでた結果、あっさり相手のヤクザに捕まってえらい目に合うのです。
そんな交渉人の軽率さに目を瞑りさえすれば、調教プレイはとても濃厚でエロエロなのでツボでした。
注射器でのローション注入とか、拘束具に固定されてのバイブ攻めとか、オークションでの公開プレイとか、小型カメラつきの異物挿入とかいろいろ。
とにかく執拗でエロい。
ま、なにより尿道攻めがあったのがツボだったんですがね。
シリコンスティックの尿道攻めと革バンドのタッグで射精制限されて無体を強いられるという。
すばらしい!ヾ(*≧∀≦*)ノ(変態)
マイナーな尿道プレイが割りとちゃんと描かれてる貴重な作品。

どS好きなので、甘いプレイが少ないのも魅力でした~。
こういうイジメ抜いた感じの濃厚エロスって少ないのでそういう意味でも貴重だった。

Sっ気の強いエロスが大丈夫な人にはオススメです。
甘いのが好きな人はやめた方がいいかも。

《個人的 好感度》
★★・・・ :ストーリー
★★★★★ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★★★ :設定/シチュ
★★★・・ :構成

5

表紙買い

「真実と生贄」の完結編に当たる今作品。死刑囚×ネゴシエーターというあらすじと表紙に釣られ購入してみました。内容は書いてくださっているので2巻まとめての感想を。

表紙が良いよねえ…。拳銃とか刀とか、そういうアイテムが好きなこともあるのですが、特に完結篇の悠木が弾丸を咥えてるところなんかすごく萌えました。

さて、悠木が冤罪だと主張していたり、もし冤罪なら真犯人は誰なのか、というところはまあ読んでいくうちになんとなくわかっちゃいます。ストーリー的にひねりがあるかといえばそれほどでもない。
この作品の一番のウリはやっぱり激しいエロでしょう。

悠木が「カンカン踊り」と称して初っ端から鴻一をレ○プするシーンはちょっと引きました…。愛のない行為はあまり好きではないので。悠木がなぜそんなことをしたのか、という理由はまあ許容できます。でもそれをだんだん受け入れていく鴻一の気持ちの変化がちょっと納得いかなかった。何をきっかけに悠木に惹かれていったのかがさっぱり分からなかったのが少し残念でした。

立てこもり事件はこの巻の初めのほうで早々に解決してしまうのでその後どういうストーリー展開になるのかと思ったらそちらの話もエロてんこ盛りでした。

鴻一がヤ○ザさんにつかまり激しく凌辱されるわけですが、凌辱するのは悠木で。「お前に触るのは俺だけ」と言い切る悠木に萌えMAXでした。暴力団の幹部を欺くために凌辱する、というより自分の趣味ってところがまた…w
それと激しい凌辱行為はありますが、ストーリー全体を通して行為をするのは悠木一人なので、そのあたりも安心して読めました。

自分の気持ちを素直に言えないツンデレちゃんの鴻一に、見えない尻尾をぶんぶん振ってる悠木。内容とは裏腹にとてもかわいらしいCPでした。

5

新たな事件!?

まぁなんですな。
好きになった理由なんてどーでもよいのです。
この受。なんだかんだで雌にされてしまったMちゃんだった!
という結論で頭の中片付けております。
事件も佳境。無実だという確信を得た受は・・・・!?
そして事件解決の後、あらたな事件が!?
というところです。
前回に引き続き~ですが、酷く犯されて陵辱された挙句に~な展開からどーやって好きになるのかというところがひとつ難でした。
なのですが、正直そのあと一緒に暮らし始めてから崩れ落ちるように惹かれれていく受と考えるとわりと悪くないかなとも思ってしまう。
「女」にされたという表記がありますが、そう理解するとあながち間違いでもないのかなと思ってしまう。
快楽になれたからだ。けれどそれは受に対してのみ~な心の変化も面白い。
離れよう、離れよう、離れたほうが・・と思っていたさなか、突然、攻が消えてしまうと寂しくもアリ、欲してしまう自分がいての葛藤。
自分に熱い視線を向けてくる攻を嬉しいと思ってしまうなど、女々しい部分も案外かわいかった。
攻は攻で、結論なんか大型犬?に見えなくもない。
暴力的な最初だったものの、後半につれての受に対しての態度、行動がワタシは好きでした。

濡れ場。
バーバラさんの濡れ場はかなりいつも楽しみにさせていただいているんですが、今回も絶品でしたね。
アマアマのラブHに加え、陵辱めいた調教。
そして複数の男たちに嘗め回されるような公開放置プレイwww
媚薬やバイブ、ローションもろもろのグッズの多用も萌えでした。
しかも、これがまた長っっがい!
しつこいまでの責めはお見事っ(* >ω<)
おなかイッパイです。
贅沢をいうなれば、気持ちを確かめ合ったラスト。
もう一回くらい甘いプレイがおがめれば嬉しかったかなと思います。
しりきれトンボ・・・・・このここまで焦らさなくてもorz
と・・おもったり思わなかったり。
萌えがなくはないんだけども、こぉ、どこかもうひとつあれば・・と思う作品でした。
とりあえずエロは絶品wオススメですwwくへへ

0

バイブにまさかの役割が……!(ノ∀`)ノ

「真実と生贄」完結編&続編の2話収録。

後編はずいぶん交渉人らしさが減ってしまったなーと。
冷静でいられず行動に出てしまうのは恋のせいなんですがね。
その点はチト残念でした。

さてさて。
恋が芽生えるのが全く想像出来なかった交渉人&犯人の関係。
ちゃんと芽生えましたヾ(*´∀`*)ノ
結局ストックホルム症候群?吊り橋効果?ってことなのか…?

でも心理戦のプロが”落ちた”という点が萌え。
交渉人を上回る駆け引き上手な攻め(元犯人)がかっこいいのですよー(*´艸`*)

事件の概要が明らかになり、真犯人を突き止めて。
攻めの冤罪を立証し、残るは爆弾処理。
爆発時間が迫る緊迫した空気の中で始まる取引。

攻め「愛してると言ってくれ」
(受け:抵抗)
副法務大臣「愛してると言ってやりなさい」
(受け:!?!?)

ネタバレすみません。
コレめちゃめちゃ笑ってツボでしたw
ラスト突然現れた副法務大臣の動じない発言はカッコよく最高です。
第三者立ち会いの下で行う告白(?)シーンは意外と萌えます。

促されて嫌々ながらも口にしたら最後。
甘さにしびれて意識せずにはいられない♡
キッカケがなんであれ、その後も愛情が育ってる様子が描かれていたのも良かったです。

続編の「快楽の限界」
個人的にバーバラさんのドロッドロに意識を溶かす快楽責めは好きなんですが、
このお話のは読むのがチト辛かった…(;ω;)

敵を欺くにはまず味方から。

攻めに裏切られたと勘違いしたままで始まる快楽漬け。
どうしてこんなことに…と悲壮感もあり、エロいんだけどなんか求めるエロとは違ったかな。
苦しむほどの快楽責めは双方に気持ちが入ってない方が読みやすいなと改めて思う…。

でも敵を欺くための演技と、素になる甘さの振れ幅にニヤニヤするー!!
もぉもぉぉぉギャップ良き良き(*´艸`*)
受けのツンデレ具合も面白かったです。

あと、バイブが隠しカメラになってて股間覗いてる奴らの写真を~の下りは神。+゚ *。
必死でシャッターきってる受けがエロスです……!!!

2冊通して、陵辱や快楽責め苦が満載だったので、
ラスト数ページにあるエロなしの甘さは格別でしたね。
キスだけなのが逆にめっちゃ萌えた…///

0

シュール

前巻より更にエロに振り切った内容。ツッコミどころは山ほどあるのですが、ぶっ飛びエロ作品として面白かったです。

前巻から引っ張った事件については、かなりぶん投げた展開でアッサリ解決。この内容なら一冊に纏めにして欲しかった。
しかしあまりにぶっ飛んでいるので展開自体は逆に気にならず、振り切れていて面白かったです(特に法務副大臣)。

その後の地下オークションの話も完全にエロの為に存在するストーリー。 ひたすらエロシーンなのですが、それがめちゃくちゃシュールで面白いです。
特にバイブの使い方が凄かった。笑いと共に関心してしまいました(こんなことで……)。

コメディ作品ではありませんが、エロと共に独特のシュールな笑いが付き纏う楽しい作品でした。

どうでもいいのですが、S奴隷はM奴隷の誤植ですかね???
前巻に比べると誤植は少ないと思いますが、誤植が原因で手を止めることがあって勿体ないなと思いました。

0

嘘と弾丸

「真実と生贄」の完結編のほうの黒幕は、途中でなんとなくわかった。悠木の容疑がたとえ冤罪だったとしても、立てこもり事件を起こちゃったら、罪に問われちゃうんじゃないかな・・・と思っていたら、副大臣のおかげで円満に解決。

「悦楽と限界」のほうは本当にハードだった。どのページ開いてもHなんじゃないかっていうくらい。もう少し二人の気持ちを書いて欲しかったかな。

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エロを読みたい時の一冊。

エロを求めて購入しましたが、期待以上のエロっぷりで買ってよかったですv

「真実と生贄」の完結編です。
ぶっちゃけ、事件とかどうでもいい!とにかくエロいのが読みたい!!という勢いなので、真犯人とかどうでもいい。(苦笑)
事件を経て二人の関係の変化とかも描かれているはずなのに、申し訳ないくらいエロしか記憶に残りませんでした。ごめんなさい。
「真実と生贄」は玩具はバイブのみでしたが、番外編の「快楽の限界」ではいろいろ使われています。鴻一を玩具等々で攻めまくる悠木が楽しそうなのが良かったです。
エロだけ読むなら「快楽の限界」だけで充分な気もしますが、「真実と生贄」を読まないと話が繋がらないか・・・
設定とか諸々ツッコミだしたら駄目な話かと思うので、エロいものが読みたい方にはオススメします。
ここまでエロ満載にやってもらえると、エロを求めて買った私としては大満足でしたv

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