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miss cast
学生の頃に読んでいたシリーズの一巻。本棚を整頓していたら出てきたので、久々に読み返してみました。
シリーズの一巻ということもあり、話しがゆっくり進んでいき、エロ要素はキスくらです。
攻めのカメラマン真木村はゲイ。受けの雑誌出版社の立花ノンケ(ホモビアのけ有)。
攻めが受けの事を一目惚れして、相手の事を考えて、嫌われたくない一心で行動に移せない。すぐ押し倒してしまう最近のBL(偏見)とは違い、紳士的な攻めの姿勢に好感は持てましたが、一目惚れした際の描写が薄く感じました。やはり受け視点だから攻めの感情が分かり辛いですね。
受けは、雑誌出版社の社員で、今回初の男のヌード写真集を出す事になり、今人気の俳優と女性しか撮らないと噂のカメラマンを起用したいという部長の言葉に乗る気でない。更には1度しか会ったことないカメラマンに写真集の俳優の相手役(被写体)になる事を条件に仕事を受けると言われ更に不満。男同士の絡みに対して嫌悪感を露わにしています。同僚がからかうので更に不機嫌。ゲイに免疫がなくてヘテロであれば当然の反応だと思いました。
物語の半分を過ぎても受けが、攻めの気持ちに気付いていない点がニンマリ。後半にゲイという事実を知って明らかに態度が変わるけど、意識し始めて自分の気持ちにも変化する。
私は俳優の深沢と立花がくっついて欲しかったですが主体が変わってしまうので何とも言えません。続編は残念ながら手放してしまったためすぐ読み返す事が出来ない。また集めてみようかな?でもこの一巻で完結しても良いかなとも思いました。