marun
原作のその後が書かれた作品です。
仮原がお年寄りのお見舞いに行くと聞いて一緒に病院へ行った藤野、
藤野は、やっぱり仮原を優しいとあらためて思ってるのですが
仮原はお年寄りをカモにするつもりだったので藤野を欺いてる気がして
落ち着かない時間を過ごしてます。
病院を後にしながら藤野にお年寄りとの経緯を話す仮原。
その話を聞いてもやっぱり優しい人と・・・
原作の言ノ葉ノ世界や言ノ葉ノ光に何だかとても味のある脇役の
ホームレス(占い師)の行方をなんとなく探してる仮原。
原作のエピローグで占い師が10年も音信不通だった彼との
再開シーンがありましたが、そうなった裏話が後半部分でわかります。
たぶん、自分と同じよう心の声が聞こえてたと言う占い師の事を
自分では気づかないうちに心配して気にしていたであろう仮原。
仮原ってまだまだ本人が思ってる以上に子供ですね。
それでもきっと藤野のまっすぐで純粋な心で愛されて、
心に刺さった棘を溶かして二人で歩いていけるんだろうな。
それにしても、占い師の10年が気になります。