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amai ai wo anata ga
タイトルと話の関連性は面白い
タイトルと表紙の雰囲気から甘々可愛いストーリーを想定して読み始めたら愕然とさせられる本です:(´◦ω◦｀):
攻め様のDVというかサイコというか思考回路についていけないと言うか……。
とりあえず攻め様がヤバイ人でした。
受けは高校を無事に卒業したら（大学進学して）何がなんでも本家長男のところに就職するのがベストだよっ！！！
専業主夫とかなったら何か色々ヤバイ気がしてならないよ！
というか最期まで読んで辻褄合わさった（攻めの言い訳聞いた）後でも｢受け様逃げてー！！！全力で逃げてー！！！！この人あかん人やっ！！！｣と思わされた攻めも珍しいよね。
妹ちゃんがたまたま他の人を好きになったから良いようなもの。
攻めの思惑通りに進んだら……妻(妹)と愛人(未希生)の3人暮らしする気だったのかよっ！！！(っ･д･)≡⊃)3ﾟ)∵
なんだこいつ。
受けが｢自分を必要としてくれるなら｣って戻るのにも｢いや、ちょっと待て冷静になれ｣と脳内ツッコミいれてしまった。
あとがきでのタイトル説明には｢(*´･∀･)ﾎｫﾎｫ♪｣となりました。
・『あまい愛をあなたが』奪った、与えた、壊した……etc.
・甘い甘い『お菓子の家』
・痛い痛い『犯しの家』
さすが、ですね。
感想を一言で言えば、しみず水都さんが好きな方は読むべきです！
これに尽きます。
結構イタい話です。表紙は甘々ですけど…。
わたし自身以前に何度かしみず水都さんの作品を読んでて、
けっこう好きなお話を書かれる方だったので
この作品もかなり楽しめました。
母の再婚によって新しく兄になった慎一と同居することになった未希生。
初日からキスされて甘やかされて幸せいっぱいと思いきや
慎一の真の思惑に絶句。
離れようとしたらものすごい執着でつなぎとめる慎一。
ひどいことをされているのに嫌いになれない未希生。
途中新キャラもでてきますが、ラストはハッピーエンドです！
中でも慎一サイドで、慎一が未希生の大きな愛に気づく時は必見です。
かなり切なくなります。
ひさしぶりになにこの攻め最低！な、作品に出会いました(笑)
冒頭でしみず水都さんファンの方は読むべきと書きましたが
イタいのが好きな方ならオススメします。
ただ、それが苦手な方はやめたいた方が…。
しみず水都さんの作品中でも一番好きな作品だったので
もう大大大満足でした！！
